T's LOG 05.14.99〜05.16.99 サイパン2泊3日

 今回は急遽1日予定が入らない金曜日がある事に気付き、休みがとれ
そうなので土日に絡め2泊3日で慌てて予定を立てました。
僕の仕事以外での海外はいつもこんな感じで始まります。今回は
ミクロネシア方面に強い、HITツアーズさんで3泊4日のパッケージを
変更し2泊3日にアレンジして貰いました。DSは僕の一番信頼する
Yasi Diveさんにお願いしました。暫くぶりであり、新しく購入した器材
での始めてのDivingなのでとても楽しみにしておりました。サイパンでは
第一サイパンビーチ、ハファダイをよく利用しますがガラパン地区にあり
とても便利です。それとススペのダイアモンドも利用した事がありますが
観光客は少なくて結構お勧めかも?今回は第一サイパンビーチホテルを
指定しました。本当はホテルの施設などは殆ど利用しないのですが、
やはりリゾートでは海辺のホテルはそれらしい雰囲気にさせてくれます。

05.15.99 ラウラウビーチ

 <Ent.10:10‐Ex.10:50 水温29.7℃ 透明度25m 最大深度12.5m 平均5.7m>

 サイパンでのOW講習を受けたラウラウビーチ、今回は同行者のリフレッシュ
も兼ねてラウラウを選択(実際は僕もリフレッシュの様な物だった)
ビーチエントリーは目の悪い僕にとっては苦手な事がある。眼鏡を外して歩く
際に、足元に石があると慎重に歩かなくてならない。これが結構疲れるんだなぁ、
足元に注意しながら40m位歩くとエントリーポイントへ着く、マスク・フィン
を付けて準備。膝位の水深がここから一気に5〜6mの水深になる。
波を見ながらタイミングを測ってエントリー!

 チョット前迄はラウラウにはクマザサハナムロの幼魚の大群が発生していた
らしいが、日に日に減少してしまい。この日は大分少なくなっており、残念!
自然界の厳しい生存競争を実感した。今回はいつものアジ玉も見られなかった、
小さな魚は沢山いたが名前が解らない。しっかり勉強しておく必要があると
実感した。魚やさんで売っている魚以外は殆どわからない・・・(^^ゞ
それでもエントリーした近くの大きな岩にはカクレクマノミが僕を充分威嚇
してくれる、そんなに怪しい者ではありませんと言ってもちっとも聞き入れて
くれない。いつもの配水管の所を回りロープを伝わりエキジット。今回は下
から波の様子を見て確認しながらエキジットできました。(^^ゞ

 

05.15.99 オブジャンビーチ

 <Ent.12:12‐Ex.12:48 水温29.5℃ 透明度30m 最大深度15.6m 平均8.0m>

 今回どうしても潜りたかったオブジャン、ここはこのHPのイメージカラーと
なったポイントでブルーと白のコントラストを自分の目でどうしても確かめたかった。
写真では何度も見ているが実際に自分で潜ってみたかったのでリクエストしました。
エントリーはラウラウと同様に暫く歩きます。潜行ロープを使いエントリーしますが、
BCにエアーを入れロープを掴まずにエントリーした為、流され焦ってしまい潜行
出来ず下からの冷たい視線を感じさらに焦る、BCのエアーを抜く為ジタバタして
しまうが・・・なかなか抜けない・・・(T_T) 何とかジタバタしたがやっと潜行
すると下でまってるヤシさんがさっそく一言、「言った事を守れ!」あり難いお言葉が
書かれておりました・・・今回はまたまた勉強になりました。言われた事はしっかり
守る!これって大事ですね。(^^ゞ

 オブジャンは僕のイメージ通りで潜っているだけで日頃のストレスが解消される
気がしました。潜っていてもニコニコしてしまい、レギをくわえているのに「ホーッ」
とか「いいねぇ〜」とかついつい言葉が出てしまいました。ガーデンイールも見られま
したが、僕はこの居心地の良い海の中に居るだけで満足でした。かえって動き廻らず
に青と白のコントラストの中でじっとしていたいと感じました。

 

05.15.99 ウィングビーチ

 

 <Ent.15:20‐Ex.16:00 水温29.3℃ 透明度40m 最大深度18.5m 平均7.1m>

 チョット遅い昼食を済ませ、この時期安定しているウィングへ!僕の足がツリそうな
予感がする為に休憩とストレッチをしながら波打ちぎわでしばし雑談。ここは行った様子
でエントリー出来るか判断するとの事でしたが、上の写真のようにベタナギで多少流れ
はあるが初心者の僕でもエントリー出来た。一組先行していましたがアメリカ人の
ダイバーらしい。あまり日本人向けのDSはビーチエントリーしないらしいとの事。
写真右の半島の途切れて、白く泡立っている所からエントリーするがリーフの外側からの
流れが激しいのは潜ってみると理解できた。エントリーすると白人のおじいさんダイバー
がカメラを持ってオイデオイデをしているので行ってみると。岩の窪みにオトヒメエビと
ミノカサゴが仲良く同居していた。どうやらこれを見せたかったらしい。とっても親切な
おじいさんさんでした。ヤシさんはタコにチョッカイを出しておりました。穴の中から目
だけをだしてこちらをうかがっている。僕はタコを安心させる為にちょっと下がったり
してフェイントをかけたりしてますが、今回ヤシさんは捕まえるつもりはなかったようでした。

リーフからドロップオフ、クレパスここではダイナミックな地形とそこでの浮遊感は
感動物でした。クレパスの所でヤシさんに呼ばれのんびり近づくと最初に聞いていた
人の顔に似た岩がありこれを教えてくれていたのかと思い、またまたのんびり眺めて
いるとBCの肩を持たれクレパスへ押し込まれました。こいつ乱暴なヤツだと思って
いると、前方に60〜70cmのバラフエダイが近付いてくる、結構迫力がありました。