T's LOG  10.07.2000〜10.09.2000 西伊豆 雲見2泊3日

 仕事の予定が8〜9日と空いていた所、雲見に出掛けないかという誘いを頂き
7日の土曜日は仕事の予定が入っていたが、仕事の終わった夜に出発するという
事だったので、都合もピッタリだった事もあり急遽雲見行きを決定しました。

イソギンチャクカクレエビ シマスズメダイ チョウチョウウオ オキゴンベ


10.08 牛着岩 1本目

 <Ent.10:45  Ex.11:26  水温24.3  透明度15>

 牛着岩の左側よりEnt.(沖に向かい)岩の手前にブイがあり、船はここ迄ダイバー運ぶパターン
をとるようだった。今回の我々は現地の漁師さんの船をチャーターしてるので一般のダイバーとは
まったく別に自由に空いてる所からEnt.し、フリー潜行というパターン。
ブイのあたりはダイバーがかなり入っている様子でした。あえて避けた方が正解かも?
地形をまったく把握して
いない為、1本目はガイドの後を付いて行ってしっかり把握する事にする。

 透明度はイマイチだったが、魚もかなり居るようだ。1本目はこの迫力ある地形を楽しむ事にする。
かなり大きな根でクレパス、穴があり結構面白いポイントです。
時間をかけて牛着岩を1周し、その後岩の間に入って行く。
岩の周りにはキンギョハナダイ、ソラスズメダイ、ルリスズメダイ等が群れている。
しかし、この岩をライトで丹念に見て行くと意外に魚が多いのに気付く、地形だけ
見ていると見落とすかも知れない。よ〜く見るとイザリウオも見つけられます。


10.08 牛着岩 2本目

 <Ent.13:55  Ex.14:28  水温24.7  透明度15>

 今回は牛着岩の右側手前よりEnt.し牛着岩の回りにある小さな根を見るパターンをとる。
結構、回りには根も点在しておりこれも面白い。
岩の下でウツボが大きな口を空けて威嚇する瞬間に顔を出してしまい、もうビックリ!
思わず声を出してしまった(^^ゞ
ここではヘビギンポとシマキツネベラを初めて見ました。

10.09 牛着岩 3本目

 <Ent.10:16  Ex.10:56  水温24.5  透明度20>

 今回は牛着岩の外洋側よりEnt.流れが牛着岩に向かってるので集合して即、潜行出来る様に
ボートからは同じ側から揃ってEnt.を行い、ボートの船首で集合。
4人が直ぐに揃ったが牛着岩へ流されている。泳いで離れるのも面倒なのでそのまま潜行して
しまい根の棚で集合する事にした。
潜行していく時は若干の透明度の悪さを感じたが14m付近で集合すると、下の方ではまあまあの
透明度だった。

 牛着岩を少し離れて大回りで回る。一つのポイントも色々な見方をすると面白いという事に気付いた。
途中で同行者が呼吸が乱れている様だった。ガイドはノートタイプのスレートを落としてしまった
様なので私のスレートを手渡して状態の確認を行う。
どうやら呼吸の状態が、吐く事は出来るが吸い込む時に問題があるとの事。すこし様子を見たが
安定してきた様なのでガイドと二人で浮上する事になった。浅めの水深だったのでそのまま回りを
見ながら待機する事にした。

 今回、これで3本目のダイブだったので自分の位置は大体は把握出来る様になって来ている。
やはり昨日の1本目で地形の把握を意識していたので頭に入っている様だ。多分この先が現地の
ダイビングサービスが利用するブイのあたりだと考えていた。少し移動すると上からどんどん人が
降ってくるので正解だったようだ(爆)
今日は2日目なのでウェイトは1Kg落として3Kgにしておいた。上から降ってくるダイバーを見て
いると女性でも4Kgは付けている人が多い。不思議だ・・・

 ガイドが戻ってきたので少し遊んでいたが、一度浮上してから先ほどの人を船に乗せてから
再度潜行して来て、我々を探すのに動き回ってたらしく残圧が残り少ないとの事なので浮上する
事にする。我々は現地サービスの船を利用してないのでそこから離れた所で浮上してピックアップ
して貰う。海面に出ると船が発見してくれたようだが、船を近づき易くする為に少し移動する。
後は船が近づく迄は海面で待つ。勝手にこちらが近づくのよりは船に任せた方が安心である。
その方が船も安心して近づけるようだ。

10.09 石部境 4本目(牛着岩の右外側の岬を越えたポイント)

 <Ent.12:59  Ex.13:36  水温24.5  透明度30>

 今回はガイドと我々2人でのダイビングとなる。我々2人はカメラを持っているので勝手に自由に
撮影したいという希望を出したので、ガイドは上から見ているというパターンという事になった。
これはかなり気が楽だ、複数の場合ではそうそう勝手にはしていられなので(^^ゞ
基本的にはこういうダイビングが好きなようだ。

 あまり動かないで、じっくり見ていたので色々な魚を見る事が出来た。
クマノミ、ハマクマノミ、カクレクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、コショウダイ、シマスズメダイ、
アオリイカ、ナガサキスズメダイ、カゴカキダイ、チョウチョウウオ、オキゴンベ、シマウミスズメ等々

じっくり見ていると浮上のサインが・・・?
どうやらガイドのタンクは1本だけ充填が少ないタンクがあったのでそれを使っていたらしい。
私はあまり動いていなかったので1時間以上は問題無く居られたようだったが仕方ないですね。
潜水時間は40分弱だったけども、今回の中では一番のダイビングになった。


雲見では毎年10月の第二日曜日は「海賊料理祭り」というイベントを地元漁協が開催しており、
観光客に色々な料理を無料で振舞ってくれます。
150Kgのマグロを刺身で配ったり、伊勢エビの味噌汁や色々な浜鍋、当然、とれたての魚も
浜焼きにしてます。これは結構イイかも?

但し、朝6時半頃からお客さんが集まり始めるので案内放送がウルサイんです。泊まる場合は
海から少し離れた宿を選んだ方がイイかも(^^ゞ