T's
LOG 2000.11.16〜11.19 セブ・マクタン島3泊4日
今回は初めてのマクタン島、利用ホテルはペランテーション・ベイ。
現地サービスは某HPの掲示板でやり取りした事のあるAQUARIUS DIVERSさん
でした。出掛ける前のセブでのダイビングイメージは、あのバンカーボートでの
殿様ダイブという程度の知識で出掛けました(笑)
最近はタンク運びから何まで、全てを自分でやるダイビングに慣れているので
ちょっと楽しみだったんです・・・(^^ゞ
一番重要な海のイメージは少し悪かったかも知れません。しかし出掛けて見て
ビックリ、ワイドからマクロまで幅広く楽しめる海でした。
う〜ん、セブの海は奥が深かった。侮っておりました。
11.17 タンブリ・セスナ
<Ent.09:53
Ex.10:30 水温29.4 透明度20〜25m>
最初の1本目は今回バディのリフレッシュという事で浅い場所でのダイビングという事
になりました。ポイントまでの移動はバンカーボート、期待した通りの良い雰囲気の
ボートです。想像していた以上に大きな船体でトイレも付いていました。
快適なボートです。
最初の様子を見て、エアーが残っていれば水深20m位に沈んでいるセスナを見に
行く予定との事前ブリーフィングを受けてエントリーした。
このポイントはマクタン島では餌付けポイントらしく、オヤビッチャ・チョウチョウウオの
群れに囲まれます。29℃の水温でカラフルな魚に囲まれるダイビングは久しぶりで
心地良さを感じながら、リフレッシュ中のバディの周りでぼぉ〜っとしていた。
サンゴや海底の岩の下を覗き込むと結構色々な魚が居てこれも楽しませてくれました。
このポイントからやや水深を下げて行くとセスナが沈んでいて中に入って記念撮影
も行ないました(^^ゞ
オヤビッチャ・チョウチョウウオ・カスミチョウチョウ・ヒレナガスズメダイ・デバスズメダイ・
ハナミノカサゴ・フリソデエビ・ツユベラ・他ベラ多数
11.17 ホワイトサンド(秘密のポイント)
<Ent.11:56
Ex.12:46 水温29.4 透明度25〜30m>
1本目は久々のアルミタンクという事でウェイトを1Kg追加していたので、少しだけ
ウェイトの重さを感じていました。2本目はすかさず外す事にしました。
このポイントはダイビング雑誌でもよく広告を出しているサービスのながぁ〜い
桟橋(笑)からボートに乗る所を通り、そこからすぐ近く。
名前通りの白い海底(あたりまえか)のポイントです。海底から1m位を移動しながら
魚を見つけるダイビングスタイルです。
結構、砂の中にも色々ひそんでいますからジックリ観察しないと見落としがちです。
これはマクロ好きな方には好きなポイントかな?
私は殆ど目的を持っていなかったので、AQUARIUSさん任せで教えて頂きました。
自分では殆ど見落とす所でしたね(^^ゞ
Max..22m,Ave。10m位でやはりのぉ〜んびりダイビング、結構ハゼ系も多く
楽しませてくれました。初めてハゼをじっくり観察したのですがクセになりそうです。
カクレクマノミ・トウアカクマノミ・ミツボシクロスズメダイ・ハタタテハゼ・アカハチハゼ・
イソギンチャクカクレエビ・レッドマージンシュリンプゴビー・コショウフグ
ルリスズメダイ等々 それと謎の黄色いハゼ!
11.17 アクエリウス
<Ent.14:36
Ex.15:30 水温29.6 透明度25〜30m>
3本目はもう少しウェイトを減らせる様な気がしたので更に1Kg外しました。
今回のポイントはボート乗り場からほんの20〜30m位のポイント。
ビーチからでもOKですがボートで移動(^^ゞ
ここでの目的はニチリンダテハゼの撮影という事にしました。人懐っこいのか
かなり近づいても逃げません。これは撮影しやすい(笑)
ボート乗り場の直ぐ目の前なのに、ウミテングまで見られて大満足!
このポイントも見逃せない場所です。
11.18 ディンゴ1
<Ent.10:18
Ex.11:08 水温29.4 透明度35〜40m>
やや波があるので別の島への移動を諦めて、マクタン島のポイントへ向かって
いたが、移動中に何とか行けそうだという事で急遽変更し、向かいの島へ移動。
このポイントはEx.後は見通しの良い、芝生の様なイメージの海底が続き砂地に
変わると直ぐにドロップオフになる。穏やかな海底のイメージとダイナミックな地形
の両立したポイントです。今回のセブでは一番のお気に入りとなりました(^^)
見渡す限りの草原の様な海底を魚を撮影しながら移動、枝毛になってる巨大な
ハタタテダイを発見。どうやらこの島は魚がデカイようだ(笑)
撮影中にマグロが近くを通り過ぎたが、下ばかり見ていたので見逃してしまった。
残念・・・(T_T)
この草原を移動して行くとドロップオフになる。このドロップオフの下に「ニタリ」が
出るらしい。ボス(AQUARIUSさん、見た目は優しいオニイサン(^^ゞ)と二人で
24m付近でホバリングして暫らく海底を眺めていた。時折下から魚の群れが
ワァーっと上ってくるとニタリが下から来るのではと思ってしまう。何故か二人共
この場所をなかなか離れようとはしない。
名残惜しいが仕方無く移動を開始するが、ついつい後ろを振り返ってしまう(笑)
次回はこの棚にアンカリングして一気に下まで潜行しニタリ待ちのダイビングを
したいと思った!
砂地でチンアナゴとニシキアナゴを見て、ゆっくりとボートに戻る。ボスが魚を
見つけている間は海面に向かってリングを作って遊んで待つ。今回は結構良い
感じで奇麗なリングが作れるようになった。透明度の高い海ではリングが海面に
上がって行くのが最後まで見える。こういうのは気持ちが良いものです(^^ゞ
11.18 ホワイトサンド
<Ent.12:24
Ex.13:23 水温29.6 透明度25〜30m>
昨日に引き続きホワイトサンドへ、バンカーボートでの移動は快適その物
波があるので船首からの水飛沫があがるが気持ちが良い。ボスは寒いのか
ウェットを着ているが私は上半身は脱いでいる・・・これが体感温度の差なの
かも知れない。
今日はボスと二人なのでじっくり魚探し、例によって私はボス任せで遊んでいる(^^ゞ
どうやらボスが魚を見つけて私が撮影、その間ボスは次の魚を探しているという
なんとも申し訳ないパターンです。
ブルースポテッドスティングレイ・イッポンテグリ・チョウチョウコショウダイyg
ハゼ系多数
11.18 プランテーション前(ドリフト)
<Ent.15:37
Ex.16:34 水温29.9 透明度25m>
魚が多いというのでここを最終ダイブとする事に、自分の泊まっているホテル前
です。ホテルの上からEn.して流れに乗りながらのダイビング。魚を見つけると
寄り道するというパターン。ホテル前の海底にある吸水施設の周りには色々な
種類の魚がいました。ホテルのビーチで遊んでいる人には解らないんだろうな・・・
イエローフィンフラッシャー・ジャンズパイプフィッシュ・クチナガイシヨウジ・
ホホスジタルミyg・ニセクロホシフエダイ・パープルビューティー・メラネシアン
アンティス等々
最後に・・・
ダイビングは現地のガイドさんによりかなり左右される要素が大きいのを実感
しました。キメ細かいガイディングをして頂いたAQUARIUSさんには感謝致します。
ワイドからマクロまで、とにかく気持ちの良いダイビングが出来ました。
陸上でも気遣いして頂き、海以外でも楽しいセブも満喫する事が出来ました。
どうやらセブに通いたくなってしまうかも知れませんねぇ〜(^^)