どんど焼きの制作
2010.1.2
倉渕体育館とすもう岳を望む(ようこそ倉渕村へ)
どんどん焼(ドウロク神焼)
 門松や、注連飾等を集め、子供の作った道拒神小屋と共に焼く。このどんどん焼は、十四日朝焼く所が大部分であるが、部落によっては十四日の夕方焼く所もある。小屋に火をつける時、子供達は大鼓をたたいて、口々に「道ロク神がもえますよう、猫も杓子もみんなおきろ」と声を高く呼んで歩き村人を集める。燃え始めると人々は用意していった繭玉を黒焼にして帰り、家の中で分けてた喰べ、一年の無病をまじなう。又この所、ヌルデの木の枝で作った木刀に、藤づるか、ヌルデの皮をまき、焼刀(ヤツトウ)をつくって魔除けにした。十三日の夜より十四日の朝にかけ子供たちは、甘酒、こんにやくの田楽等をつくってお祝をするところが多い。十三日の夜屋台(山車)を出す所もある。小屋の焼け穴あとがら松のもえのこりを家に待ち帰り、屋根にあげると、火事にならなしとも言われている。
厄落し
 どんどん焼の場所でその年が厄年(男二十五才、四十二才、女十九才、三十三才)になっ穴人が、みかん、菓子を子供にくばって、厄落しをす場所もある。又家の近くの三本辻で前記と同じような厄落しも行なわれる。
上記、倉渕村誌より
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