”萱の家”ご案内

設立の趣旨

農村の農村らしい景色が惜しげもなく破壊され,全国一律の規格風景が形成されております。そのこと事体は,農村に生活する人々の努力と、生活様式向上の結果であり、喜ぶべき事であります。

しかしながら,全国いたるところ便利さと快適さが追求され,これと引き換えに,子供のころの思い出,景色、そして憩いの風景,心の平安までも失いつつあります。

古里,郷里,田舎,生まれ故郷等の、言葉からの連想は子供のころの景色,幼児染みの顔ではないでしょうか。
小宿の景色に出会うとき,心の景色に再会できた時に人はなんとも云えない,落ち着き,安らぎ,和みを獲られるものであります。

日本の農村文化,とりわけ茅葺屋根の住居,その中で繰り広げられる食生活,囲炉裏を囲んだ団欒と会話,そんなものを取り戻しませんか。

ここ小宿においては,今まさにこれら継承すべき文化遺産が終焉を迎えようとしています。今ひとたび、ここの景色をを保存し,体験し食事と人生を改めて考えて観ようと思います。古き生活習慣の家族の役割,調理する人,火をたく人,風呂を沸す人,そして囲炉裏を囲んだ食事,家族の団欒を体験してください。

火を使う、という人類が最初に手にした文明を体験して観ましょう。

萱の家の概要

小宿集落は,現在戸数8戸茅葺家屋5戸の集落で茅葺屋根の空家のほとんどは10年以上の転出者がほとんどで,そんな環境の”ド真中”に位置しております。

”萱の家”は保存運動に賛同した仲間たちが設立した組織で,茅葺屋根の家を修復し,合わせて,農業体験、農山村生活体験を、通じて田舎の遊びの実践を行います。

 ”萱の家”;宅地敷地330坪 家屋は2階建 マンション的表現で5LDK 15人程度宿泊可能です(寝具設備あり)。

設備;長野原町町営上水道,下水道(水洗トイレ・汲み取り便所有り),電気、プロパンガス,五右衛門風呂

;1000平方メートル(300坪)です。

畑では、無農薬でジヤガイモ,トウモロコシ,大根,花豆、ねぎ等を中心に、各人の好きな作物を作ります。

山林;12、000平方メートル(3600坪)は山菜取り(タラの芽,うど,山椒等)と炭焼きの材料,椎茸の原木取りです。

住所;群馬県吾妻郡長野原町大字応桑字小宿462

交通機関;JR吾妻線万座鹿沢口駅(上野駅から直通特急で2時間40分
       下車徒歩
50

      万座鹿沢口駅からタクシーで15分
      小宿(こやど)と言えば大丈夫です)1200円程度

自動車関超自動車道利用 渋川伊香保インターから60
       (中之条経由)

       八場ダム構想で、ダム湖をまたぐ新しい国道が、出来ました。ダムが出来るかどうか休止中ですが道路は完成致しま
平成23年6月〜共用開始となりました23年7月4日

   上信越自動車道利用 碓氷軽井沢インターから50
   (長野県軽井沢町経由)

 

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