←↑↓→(矢印)キーを使った技

 カーソルを移動するときに使う矢印キー。日本語入力の時には,変換候補の中から希望のものを選んだり,文節を移動したりします。

 ここでは,矢印キーの変わった使い方をお教えしましょう。


「←↑↓→」キーの力(その1):「Shift」キーと力をあわせて範囲選択

 文書を編集していて,文書中のある部分を選択する必要があることがあるでしょう。

 ※例:文字列をコピー・移動する時,文字列を辞書に登録する時など・・・。

 そんなときに,マウスでドラッグして反転させますよね。これは,馴れないとなかなか難しいものです。

 そこで,マウスでドラッグする代わりに,「Shift」キーを押しながら矢印キーを押してカーソルを動かしてみましょう。すると,あれあれ不思議,文字列が反転して範囲選択ができてしまいます。

 マウスやトラックパットで一文字単位を合わせるのが難しい方は,ぜひお試しください。


「←↑↓→」キーの力(その2):Microsoft®Office限定?図・テキストボックスなどの移動

 Office系のソフトウエアを使っていて,ワードアートやオートシェイプを利用したり,テキストボックスや写真を貼り付けたりすることがあると思います。

 よりきれいな紙面にするために,それらの「貼り付け位置を微調整したい!」というときに,マウスで微妙にドラッグするのは大変です。慣れない人は,とんでもない位置に動いてしまうこともありますよね。

 そこで,ワードアートやオートシェイプなどを選択した状態にして矢印キーを押してみてください。無事に移動できましたね。

 ※テキストボックスでは,文字入力の状態では動きません。枠の上で一度クリックする必要があります。

 でも,この動き方では大きく動きすぎて微調整にならない!ですよね。もっと小さく動かすには,「Ctrl」キーを押しながら矢印キーを押します。こうすれば,1ピクセル単位での移動ができます。これで,図の移動もばっちりですね。