Tab(タブ)キーを使った技

キーボードのすみっこについている「Tab(タブ)」キー。

このキーを押すことってありますか?

実は「Tab」キーには,すばらしい力があるのです。それは,いったいどんな力なのでしょう。


「Tab」キーの力(その1):文字のインデントを設定する。

 ワープロソフトなどで文字入力できる状態で「Tab」キーを押すと,一定の間隔を空けてくれます。表を使わないで文字の頭をそろえたいときには,大変重宝します。

(例)

 りんご    1個  130円 
 オレンジ   1個  150円 
 ブルーベリー 1kg 700円

※これはイメージです。このソフトでは,Tabキーのこの働きはありませんので・・・。

※ついでに価格は適当につけました。(^^ゞ


「Tab」キーの力(その2):表のセルを移動する。

 表計算ソフトを使っているときに「Tab」キーを押すと,標準の設定では,カーソルは右のセルに移動します。

 ※Shiftキーを押したままTabキーを押すと,左のセルに移動します。

 ※標準設定では,Enterキーを押すと下に移動するようになっています。

     
Shift+Tab← ここから →Tab
  ↓Enter  

「Tab」キーの力(その3):表の行を増やす。

 ワープロソフトなどで作った表の一番下の行の一番右のセルで「Tab」キーを押すと,その行の下に新しい行が追加されます。

     
     
    ここでTab

     
     
    ここでTab
  行がふえた  

「Tab」キーの力(その4):ボタンやタブの選択場所を移動させる。

 例えば,ファイルを開くときにファイルの場所を指定して,フォルダを指定して,ファイルを指定して,「開く」をクリックしますよね。そういう場面で,アクティブになっているボタンやタブなどには点線が表示されます。点線が表示されているものは,「Enter」キーで実行することができます。

 その点線を動かすには,「Tab」キーを使います。何らかの理由でマウスが使えなくなってしまったときにも,使える方法です。逆に進めるには,「Shift」+「Tab」キーを使います。こんな方法もあるのですよ。