最終更新日 03/12/07 22:35:52

荷造りテープで作った物体が,ふわふわと空中に浮かびます。静電気の実験です。

荷造り用のテープってどんなもの?

 古新聞・古雑誌をしばったり,運動会でボンボンを作ったりするときに使うポリエチレンのひものことです。

 商品名は書きませんが,コンビニエンスストアでも売ってますね。

 幅5cmくらいのテープですが,手で簡単にさくことができます。縦にはさけるけど,横には無理ですよね。

どうやって作るの?

 空中に浮かぶ物体は,このポリエチレンテープを使います。

たったこれだけです。大きなものを作るときには,少し細めにしてやると軽くなると思います。

どうやって浮かべるの?

水道管などに使われている塩化ビニールの管か,細長い風船を使います。

よく乾いた布(ウールがいいかな?)やティッシュペーパーで,塩化ビニールの管や細長い風船をこすります。

セーターでこすってもいいですね。(摩擦でだめになってしまうかもしれないので注意!)

パチパチ音がするほどこすります。

同じように,ポリエチレンテープで作った浮遊物体もよくこすります。

両方ともよくこすったら,浮遊物体の足(ひらひら)がうまく開くように,上に放り投げます。

浮遊物体の下に,塩化ビニールの管や細長い風船を入れると・・・。

あら不思議,ふわふわと空中に浮かんでいるではありませんか。

どうして浮かんでいるの?

塩化ビニールの管や風船,ポリエチレンテープなどをこすると,静電気が発生します。

電気は磁石と同じように,違う極同士は引き合い,同じ極同士は反発し合うので,飛んでいる浮遊物体は落ちてこないのです。

では,棒の代わりに人間が入ったらどうなるでしょう。

人間は電気を帯びていないので,謎の浮遊物体にとりつかれてしまうのです。(ギャ〜〜〜〜!)


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