PlutoSDRによる10.225GHz DATV信号の送信

2017年12月27日 Facebookより

こんばんは
前項の3次高調波の件です。
mw-mlでも話題にしていただきました。
結論は、420MHzのDATV信号の高調波(逓倍波)ではなく、
DATV-ExpressのLoの高調波がDATV変調された信号(付録信号)である、と落ち着きました。
このような信号は、PlutoSDRでも、isdb-t変調器でも出力されてます。
PlutoSDRの3倍付録信号 10225MHz を観測してみました。
なお、PlutoSDRは2月になって発送と情報が流れています。
de ja1syk/松本

2018年03月14日 Facebookより

3倍波が強く出ますね。
 例えば基本波(1.25GHz)の3倍の位置にある信号は、基本波(キャリア)の3倍波がDATV変調された信号であり、
基本波と帯域も波形も同じです。したがって、受像すると見事に同じ画が映り(復調され)ます。
 しかし、PlutoSDRの出力信号を3逓倍した信号は、帯域が3倍となり画は映り(復調され)ません。
 #確認実験は、430MHzを基本波とし、3倍の1290MHzを受像するのが簡単です。
  PlutoSDRでは、3.408333GHzに設定すると、3倍波の10.225GHzでDATVが受像できます。
#Express基板は、上限が2.5GHzなのでNG、しかし1915MHzの3倍で5745MHzが受像できます。
 PlutoSDRは10GHz帯のDATV信号も、Mixなしで送信できることになります。
de ja1syk