PlutoSDRとLNBを使った5745MHz DATVトランシーバーの製作
主要パーツは、以下の4点です。
送信:PlutoSDR + OFDM (Wifi)対応パワーアンプ
受信:5GHz帯LNB + MiniTiouner
1月23日
高崎でも雪が10cmほど積もりました。
さて、横山さんがご健在のころ、金子さんに10GHz帯のLNB(Low Noise Block
Converter)をお世話になり
10GHz帯のアマチュア衛星受信の設備などに挑戦しました。(江原さんは現用!)
LNBは高性能なLNAとLoが内蔵されており、安価で便利なダウンコンバータです。
同様な発想で、5GHz帯のLNB (セブロン電子
)を使って5.7GHzのDATVを受像してみました。
添付は、PlutoSDRが送信する5745MHzのDATV信号を、5GHz帯のLNBとMiniTiounerで受像しています。
使用したLNBのLoは4200MHzですので、IFは1545MHzになります。
金子さんや江原さんたちの実験のように、MER(S/N)10dBを得ればエラーフリー、画像は安定に映っています。
このレベルでもマージンは2-3dBはあります。
PlutoSDRは、5.7GHzのDATVを単体で送信します。受信にLNBを使えばLoやMIXを製作せずにDATVが受像できました。
今回の実験のパーツに、PA
AMPと同軸リレーなどを追加すれば、簡単にDATV送受信セットができそうです。
PA AMPは、江原さんや斎藤さんが使用している安価な中華製を使えば、S/N
30dB確保で1-2Wが得られそうです。
PlutoSDRはG4GUO氏の助言で回路を改良しており、各局さんを待たせています。
PlutoSDRが入手できるまでには、容易で安価な5.7GHz
DATVセットを試作し、
各局さんがPlutoSDRを使った製作に(PCのインストール方法も)参考となる資料を整理したいと考えています。
#近い将来、PlutoSDRやLimeSDRminiでDATVの受像ができるようになれば、LNBもMiniTiounerも不要です。
しかし、LNAは必要でしょうね。
de
ja1syk/松本
1月23日
ADALM-PLUTO(PlutoSDR)とLNBを使用した5745MHz帯のDATV(DVB-S
-S2)トランシーバーのパーツをケースに収納しています。
主要パーツは、以下の4点です。
送信:PlutoSDR + OFDM (Wifi)対応パワーアンプ
受信:5GHz帯LNB
+ MiniTiouner
製作簡単、繋げば動く調整なし、小さくで軽くオールインワン、PiPO(PC
Tabなど)とカメラとANTを外付けすれば、
5GでDVB-S,
-S2のQRVがOK、といった仕様を目指しています。
PlutoSDRはUSBを繋げば5GHz帯のDVB-S
-S2を送信する不思議な青い小箱、
LNBは5GHz帯をMiniTiounerに渡して映像を映す便利な小箱です。
実は、PlutoSDRのminiUSBコネクターは、抜き差しの耐久性が悪く、他のデバイスで壊したことがあり、
これまでにかなり抜き差ししているので不安なり、箱に鎮座させた次第です。
パワーアンプは中華製でJA1TJQ/斎藤さんがお使いのものと同型です。
先の
JA1QHQ/江原さんの報告の中華ブースターとは異なります。 江原さんの報告に倣い、
S/N
30db程度で1Wを超え、もう少しとやったところで昇天させてしまいました(泣)。
#もちろん放熱していました。
気になる高調波は確認できませんでした。
しかたなく手持ちのAMPを使うことにしています。
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ja1syk/松本