2018/02/16

dBfsについて
 SDR#の微弱信号の感度ですが、SDR#の表示スケール(dBfs)と実際の感度(dBm)について、以下で解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=cloJihBSR40
 W9RANさんはSDR#の開発グループ、デバイスはAirspyですがSDR#(アプリ)の話しですのでRTL-SDRでも同様です。
実際に-100dBmは十分見える(感度の)範囲です。
ちなみにAirspy(デバイス)は概ねRTL-SDRの帯域を10倍広くしたもの、価格も++10dB。16bit仕様。

遅延について   [改善の方法]
 SDR#はPC処理なのでやはり遅延の宿命があります。
 以下に遅延の実験と測定のレポートがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=MLknnhTLvcU
音声ではサウンドブラスターの遅れが大きく300ms〜400ms程度 あるようです。
この実験では、190mS 、さらに48mSに改善できた、と報告しています。
今回の目的は、音でなく画面表示なのでより短いのではないかと思われます。
 また、SDR#は、直前に受信した相対的な信号強度をウオーターフォールに記録しています。
この記録により、信号強度の表示に遅延があってビームのピーク点を通りすぎても
最高点の記録を確認して、ANT角度を再度調整することができます。
 MiniTiounerのPwのデジタル(数字)表示でも対応できます(これまでしていました)が、やはり遅延があります。
SDR#は視覚的ですし、Sメーターのプラグインもあります。遅延が実用範囲なら格安、簡単、簡易ですね。
遅延は、CPUの速度やSDR#の表示窓数や表示帯域幅などCUP負荷も影響すると思われます。
MiniTiounerプラスワン、脇役になればよいと思われます。
de ja1syk/松本