こだわりの店、「がんじい」がお届けするキーマカレー、がんじいは、とことん素材と味にこだわったキーマカレーです。野菜は倉渕の有機野菜を使い、とれたものを使い、豚は吉井町のこだわりの農家から買い取っています。食べてみると、確かに深みがあり、おいしい。
このカレーを作っているのは箱崎さん。
通称「がんじい」。
この人をしてこのカレー有りというこだわりの人。
箱崎さんにお話しをうかがいました。
もともと東京でサラリーマンをしていた箱崎さんは、調査会社でレポートを作成していたといいます。しかし、そこには人と人のふれあいが感じられなくて、次第に日々の暮らしに疑問を抱くようになりました。そして始めたのが「本物」を売る商売、有機農産物の販売を手がけるようになりました。
倉渕は実は、全国的に有名な有機農業の場所です。その野菜に惹かれてこの地でカレーを作っているのです。
使っている野菜は、倉渕の有機農法で作られたものの「はねもの」といわれる出荷できない野菜です。形が悪くて出荷できない野菜も、味や栄養は変わりません。がんじいは、その野菜を有効利用しているのです。どんな形でもおいしいものは捨てられません。
使っている豚は、吉井町の農家で作っている黒豚とミックスされた豚で、その豚にほれ込んだ箱崎さんは「この豚を私がどうにかしましょう!」とその場で言ってしまったそうです。キーマカレーを作るようになったのはそれからとのことです。
そして、こだわりはこれだけではありません。パッケージの方法にも一工夫しています。通常のカレーはレトルト処理がされています。レトルト処理は非常に高温で処理するため、肉のアミノ酸が分解してしまい、どれも似たような味になってしまうといいます。それを防ぐため、やや低温で処理しているので、要冷蔵で2ヶ月と、賞味期限は短いですが、こだわりの素材の風味は生きています。
そして、がんじいは最後にこう言いました。この商品は季節の野菜や冷蔵庫のあまりものと一緒に調理してほしい。「できるだけいっぱい野菜をたくさん食べろよな」という意味をこめていると。
本当によい物を、よい形で食べて欲しい。そんな気持ちがこもっているからこそ、深みのある、おいしいカレーになるのでしょう。
このカレーが県内で買えるのは、仲居団地と筑縄の四季菜館。前橋の愛菜館。花木センター近くのブランド野菜。玉村。ファームドゥー、はまゆう山荘の7箇所。588円で販売しています。
こだわりのカレーを季節の野菜と食べる。これはとっても贅沢なことではないでしょうか。
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〒370-3405 高崎市倉渕村川浦625−1