農業経営のいろは

雄大な大地で育てる野菜。都会では味わえない、 スローな生活を発信する人たちが倉渕にいます。

取扱品目数は約70アイテム。野菜・卵・キノコ・加工品(コンニャク・味噌など)中
にはコールラビなど西洋野菜も取り扱っています。


設立当初は800万だった売り上げも、今では全体の売上は2億円を超えるまでになり
ました
。加入者数も現在では32世帯で、このうち14世帯が有機JAS認証※を取得。
2005 年現在
また、県内ではじめて環境保全型農業推進コンクール大賞(関東ブロック
)を受賞しました。

※農林水産大臣から認可を受けた認証機関が生産工程を検査し、合格したもののみ表示が認められる。

草の会という名前には、そんな佐藤さんたちの「雑草みたいにへこたれないで頑張ろう
」という想いがこめられています。






くらぶち草の会

「くらぶち草の会」は、化学肥料を使わない安全でおいし
い野菜作りに取り組む生産者団体です。

昭和63年に会長の佐藤茂さんが結成したときには、メンバ
ーが3人だけの小さな会でした。
家畜の糞やキノコの菌床、落ち葉やワラなど地元で入手で
きる資源を活用した無農薬野菜づくりは、「安全」な作物
を消費者に届けるためのこだわりです。無農薬ゆえに害虫
や病気に悩まされることもありますが、「生産者が食べる
ものと同じものを自信を持って届けたい」と佐藤さんたち
は真摯に語ります。