ハセガワ製作所(DRAGON)
OH-6D DEFENDER 海上自衛隊 練習機 1/35を製作開始!

模型屋さんで、衝動買いしてしまった
“OH-D6 海上自衛隊 練習機 1/35”キットです。さすがに1/35スケール、大きい!パーツ数は、それ程でもないんですが・・・やはりキットが、油っぽい! 離型剤たっぷり残っているな〜感じですし、覚悟は決めていましたが、国産より材質が、粗雑な感じです。
作業始めの、仮組み開始!
全体に、凸リベットのモールドが有りです、仕上げまでが手がかかりそうです、残った離型剤を塗装前に洗浄しないといけません、(仮組に使うマスキングテープが張り付きづらい)中性洗剤でよーく洗います。今回の作業方針は、「 削らず触らず 」で行こうかな? でもキットの合いが悪そうです。
コクピットの塗装を開始です、今回はサーフェイサ−を使わず直接、グンゼ・グレー・FS36231・317番を塗装してみました。 左側画像と同じくフサ無しで、グンゼ・カーキ・55番を塗装しその後同色に少量のブラックを調合して影を吹き込みました。
02/01/30日のUPでした。
02/02/02日の更新です、材質の薄さに泣かされる日々!
操縦席が完成です手を加えずにオリジナルのままです。計器類は、全て付属のデカール。
機首部?コクピットで良いのかな?これで黄色く塗装したら、ほんとに愛称の「レモン」ですね。
エンジン・ハッチの部分です、組み図どうりだと、ここは操縦席を組み込んでから接着、何ですけどゆがみが多いので、先にマスキングテープで仮押さえして、修正しながらタミヤ・セメント流し込みタイプと瞬間接着剤で接着していきます。
接着完了です、ぺキリと割れそう、スゴ〜ク弱い感じ。
壊さないように、そ〜とヤスリとサンド・ペーパーで仕上げます、ハッチの接合部が消えてノッペリした感じです、この後補強してからスジ彫りを加えないといけません。
前の作業で機体下部は、接着していますので、コクピットの中に操縦席が入るかを確かめるために、仮組み込みしている所です。無事に入りました。
内部より補強のパテ盛り、白い部分がパテです、アルテコSSP−HG(瞬間接着パテ)食い付きがとても良くて、硬化も早い、そしてひけない、のでよく使います。(盛りつけて20〜30分位たつと加工に入れると思います)難点は硬化が、早すぎて油断していると盛りつけのヘラまで固まります。(セロハンテープをヘラに巻き付けて作業すると良いみたい)
02/02/02日のUPでした。おおお、ぞろ目だ!
02/02/03日の更新です、掲示板でX−15やまもと氏よりシートの色・構造に付いての
ご意見をいただきましたが、もう接着してしまったのでこのまま続行です。
( 材質に粘りが無いので外すと“ぺキリ”と割れそうで。)
内部の補強のパテが硬化したので、操縦席内部の引けや、金型の跡をパテで埋めていきます。
パテの硬化後、前の作業で、サンド・ペーパーで仕上げたので、ハッチの接合部が消えてしまった場所をカッターで当たりを付けてから、Pカッターでスジ彫りしました。裏側にパテの補強が有るので、少し深めに入れました。(見えずらいのでレッドで墨入れしてみました)
機体後部ローターへの接合が、弱そうで心配なので補強します。
補強前は、こんな状態。
内部にランナーを接着して、その周りにパテ(アルテコ)で補強してみました、接着面が多くなりランナーが、芯になるのでるので、だいぶ強くなるでしょう。
キャノピー類のクリアーパーツの切り出しも開始していきます、金型のラインが、おもいっきり出ているので、磨きこみが必要です。
02/02/03日のUPでした・・・クリアーパーツには泣かされそう。
02/02/07日の更新です。
切り出したクリアーパーツの磨きこみが終わり、中性洗剤で洗浄後乾燥させた状態です、金型のラインも消えてクリアーなかんじになりました。
コクピットの内側塗装を終了です、前の作業同様に、今回もサーフェイサ−を使わず直接、グンゼ・グレー・FS36231・317番を塗装しています、 (サーフェイサ−を使うか迷いましたが、塗膜を厚くすると、これからのクリアーパーツ接着時に接着不良の原因になりそうなので、今回もやめました。)クリアーパーツ接着部分は、シンナーでふいて塗装を除去してあります。
先に製作の完了している、操縦席をコクピットに入れてみます、この時は機体を壊さないように慎重に進めます。
上手く予定の置に収まりました。ホットする瞬間です、でもクリアーパーツがとても付けずらそうです、当たりは、見てあるのですが微調整が、大変そう。
ここまで来たら、作業中断中は、ホコリ避けに、チャック付きポリ袋に入れておきます。
02/02/07日のUPでした。
02/02/10日の更新です、少し画像のクォリティを上げました。
キャノピー類の機内側を塗装するためのマスキングです、両側の4枚は、マスキングテープを使用して、機首部の卵型の部分は、マスキングテープとマスキングゾル(GSI・クレオス Mr.マスキング・ゾル)を使いました、形状が曲面なのでテープを貼るのは、無理だと判断したからです。
キャノピー・機内側を塗装は、GSI・クレオス/グレー・FS36231・317番を塗装しました。
マスキングをはがしたところ塗装の段差面は、綿棒にモデラーズ・トップコンパウンド2000を少し付けて境目を擦ると自然な感じになります。
サイド・ドアの部分にやっぱり、すき間ができました(赤線の部分)、タミヤ・セメント流し込みタイプと瞬間接着剤で接着していきます。
先ほどのすき間に、ポリパテを使い修正、この時は、凸モールドが周りにあるので、注意しましょう! (アルテコは、クリアーパーツを白化させるので使いません)
02/02/10日のUPでした。
02/02/11日の更新です、細部の製作調整で、ジタバタする日々です。
はみ出たパテをサンドペーパーで、おおまかな処理を終了です、凸モールドを削らないよう細心の注意で、作業します。
細かい傷の付いたクリアーパーツをもう一度、磨きこみます、たっぷりモデラーズ・トップコンパウンド2000を付けた、バフ・ルーターで、磨き上げていきます、回転を上げすないよう、押え過ぎないように注意します。
キャノピー部分のライトの裏側の塗装を忘れていたので、もう一度マスキングをやり直して、機内色をはがします。
ここに、GSI・クレオス/シルバー・8番を塗装しました。
機首部に、有るアンテナを資料画像から発見したのでプラバンから作製してみました。
02/02/11日のUPでした。
02/02/17日の更新です、ローター部分の修正
ローター部分です、全部で5枚あり、Aが一番ゆがみの有るパーツ、Bが一番ゆがみの少ないパーツです、赤色の線と比べるとよく分かると思いますが、最悪なのは、ご覧になってお分かりのように上向きそっているのです。矯正しながら暖めたりしましたが、直りませんでした。
検討の結果、中心にシンチュウ線(0.8mm)を入れる事にしました、作業しやすいように、板の上に弱粘着の両面テープで固定します。
スチール製の定規をあてローター部分の中心にPカッターで、溝を掘ります。
溝の深さは、2/3位の所まで掘り込みます。
その溝を電動ルーターで、シンチュウ線(0.8mm)が入るくらいに、広げていきます。
シンチュウ線を溝に入れて、瞬間接着剤で、接着します。
溝から、はみ出た部分のシンチュウ線を金ヤスリで、削ります。
それに、パテ(アルテコ)を盛り付けます。上記の工程を5枚分繰り返します。
02/02/17日のUPでした。
02/02/19日の更新です、ローター部分の修正つづき
パテ(アルテコ)の余分な部分を削り取り、細かい傷が目立つのでGSI・クレオス/Mr・ホワイトサーフェイサー1000を塗装し耐水ペーパー1000番で仕上げていきます、ペーパーで対応できなければ気になるシンチュウ線部分を金ヤスリで削ります、面が均一になるまで、この作業を繰り返していきます。
上記の作業後に、GSI・クレオス/Mr・メタルプライマーをシンチュウ線面に塗装後、GSI・クレオス/Mr・サーフェイサー1200を塗装しました、逆反りもきれいに直り、少し翼端の方が下がり気味の良い感じになりました。(ローター面の下側にシンチュウ線を入れると、反りが上向きに入るので、作業は、大変ですけど上面・見える方に、入れましょう! )
02/02/19日のUPでした。
02/02/23日の更新です、ローター部分の塗装
左の画像は、先端部分の塗装色がイエローなので発色を考えて、GSI・クレオス/ホワイト・1番を先端部のに塗装します。その後にGSI・クレオス/イエローFS13538・329番を塗装していきます。
上記の作業より、先端部分に組み図の塗装指示より計算して、マスキングテープを貼りすき間には、マスキングゾルを塗ります、その後にGSI・クレオス/つや消しブラック・33番を全体に塗装します。
マスキングをはがして、5本のローターを組み合わせるとこんな感じです、中心の接合部は、接着面が少ないので接着面の塗装・サーフェイサーをできるだけ、シンナーでふき取ってから接着します、面倒ですけど強度不足で完成後に破損防止の対策です。
02/02/23日のUPでした。
02/02/28日の更新です、
これからの作業を考えて、胴体に支柱(6mmのアクリル棒)を取り付ける穴を開けました、胴体が丸いので作業時の安定を良くするためと、脚部が細いため完成後・・・多分折れてしまうのを防止するためです、座席の構成とデカールにからまない場所は、エンジンカバー少し前あたりなので、そこに6mmの穴を開けました。(黄色いエポ・パテは、最初にドリル径をかん違いして7mmで開けてしまったので、その補修あとです。)
その後に前の作業で4枚のクリアーパーツをはめ込んで有る機体胴体部分にコクピットに組み込みました。
コクピットと胴体部にすき間が少し空きますのでそこにパテ(アルテコ)入れて置きます、完成部品が近いので慎重にはみ出さないよう注意します。キャノピー前面部から少し見えてしまいますから、硬化後にサンドペーパーでならして、機内色を塗装します。
キャノピー前面部を取り付けてから、テールブーム取り付けへと移っていきます。
02/02/28日のUPでした。
02/03/04日の更新です、キャノピー前面部が合わない。
キャノピー前面部を何とか接着、ヤッパリ合いませんでした、前の段階でもう少し手を入れていれば良かったと、後悔しながらの作業です、上部・部分に最大で1.5mmのすき間が開きましたので、使いたくは無かったパテ(アルテコは、クリアーパーツを白化させるので使いたくありませんでした)が、硬化の速さ、接着力の魅力に負けて使ってしまいました、クリアーパーツ側へのはみ出しには、特に注意しながら盛り付けました。
赤矢印の所は、作業中にヒビが入りてしまいました、塗装位置の変更で何とかカバー出来そうです。
キャノピーと機体部の段差があまりにも気になるので、接着部分をサンドペーパーがけです、せっかく磨いたパーツが・・・またみがき直し、他の四枚は傷が付かないようにマスキングテープで保護し、各開口部分は、削りカスが操縦席内部に入らないように、マスキングテープで塞いで置きます。
02/03/04日のUPでした、やっと完成が見えてきた!
02/03/09日の更新です、掲示板でX−15やまもと氏より、上部キャノピー色の貴重な情報をいただきました! 「 こんにちは、キャノピーの件ですが黒系です、車のフィルムに近いですね 」 このご意見を参考に色を作りました。
GSI・クレオス/クリアー・46番をベースに、クリアーブルー・40番をたしていき、少量のブラック・2番を混ぜて車のフィルムのようなクリアーブラックを作りました。マスキングは、少し大きめにはみ出させるように貼ります、これからの塗装作業で塗分けの塗装ジョイントが、ぶつからないようにするためです。
マスキングをはがして、こんな感じです、マスキングテープとの境目が少し高くなったので耐水ペーパー2000番でならして段差を無くして、こんな感じです、画像だと分かりづらいかも知れませんが、機内が少し透けて見えるクリアーな感じに仕上がりました。
テールブームを接着して赤色の上部分が接合ラインです、この部分をのペーパーがけして行きます、リベットの再現の凸部分が有りますので、これを消さないように作業を進めて行くために、右の画像、3mmの角プラ棒に瞬間接着剤で、600番〜1000番のサンドペイパーを各種貼り付けて細いヤスリを作りました。(ちなみに下に有るのが綿棒です)
接合ラインの処理も終わり、塗装しない部分にマスキングを終わらせたところです、丸いボール面にマスキングテープを貼っているような物ですから、柔軟性のある透明マスキングテープを始めに曲線に切り出しておき、これを縁から曲線を決めていきましたが、切りきれない部分は、貼ってからデザインナイフで切り出しました、上部キャノピーは、型紙を製作して左右対称に切り出してから張りました。これから下地にGSI・クレオス/Mr・サーフェイサー1200を塗装して行きます。
02/03/09日のUPでした、曲面のマスキングには、泣きました。
02/03/18日の更新です
全体に、GSI・クレオス/Mr・サーフェイサー1200を塗装しました、吹き過ぎてモールドを消さないように注意しましょう!
前の作業と同じく、塗装色がイエロー系なので発色を考えて、GSI・クレオス/ホワイト・1番を先端部のに塗装します、その後にGSI・クレオス/イエローFS13538・329番を塗装していきます。大きい面のイエローは、均一に塗装しづらいので時間をかけて慎重に塗装しました。
テールブームと垂直水平翼?は、GSI・クレオス/オレンジ・59番にレッドFS11136・327番を少し加えて赤みを出して塗装して見ました。
02/03/18日のUPでした、もう直ぐロールアウトです (^v^)
02/03/26日の更新です
全部マスキングをはがして、塗装完了で初の御目見えです、少し明るすぎるかな? 現状で細部の製作パーツアンテナ等は取り付け済みです、それと、前回のUPで、下記の件のご指摘をX-15やまもと氏よりご指摘をうけました、「OHはアッパーホリゾンタルスタビライザー(尾翼の上の翼)の左右にあるスタビライザーは写真のものとは逆向きについてます、」・・・ガ〜ン (O_O)!!
直ぐに、接着を無理やり外して(ぺキリと折りました)正しく直して、修正塗装を済ませた姿です。
輝く機体を汚していきます、タミア・エナメル塗料/フラットブラック・XF−1をタミヤ・シンナー/X−20で10倍以上に、希釈して凹凸の部分に塗ります、トラガラOHの完成!
一度、軽くふきあげて見たんですけど何だか、スミ入れした部分が、くっきりし過ぎて少しイメージと違うので、細い筆にタミヤ・シンナー/X−20を付けて丹念にブラックを洗い出して、少し残るぐらいにして見ました。組図の指示は機体No211−8775ですけど、サイドをオレンジ塗装をやめたので(レモンにこだわりました。)No211−8770で行きます。
02/03/26日のUPでした、いよいよデカール貼りです。
02/04/03日、ついにロールアウトです。
デカール貼りの作業の様子は、略させていただきましたが(撮影しませんでした)、デカール作業後に保護と艶だしのために、GSI・クレオス/Mr・スーパークリア光沢を塗装したのですが・・・やっぱり、キャノピーの透明感が落ちてしまい磨き出しに手間どってしまい、ロールアウトが遅れました。機体は211−8770で、まさにレモンて感じですね。 完成作品は、 完成模型の部屋 でご覧下さい。

ご意見・感想は、こちらで承ります。