AOU2009アミューズメントエキスポ レポート

 

 2008年2月20日(招待日)と21日(一般公開日)に、千葉県の幕張メッセ4〜6ホールを使用してAOU2009 アミューズメントエキスポが開催されました。前回は格ゲーで盛り上がりを見せていましたが、今年はそのカプコンビデオゲームの出展ゼロという寂しさと、恐らく今回でAOUAMショーで最後となるアトラス…何かあまり良いニュースがありませんが、がんばってレポートを書いてみようと思います。

 今回もプレイしたゲームに関しては詳しく、やってないゲームは見た感じの印象で思った事をダラダラと書いてみようと思います。サムネイルの写真をクリックすると大きい写真が別窓で出てくる仕様は今回も仕込んでおきましたので、気になる写真があったらクリックしてみて下さいね。

 年に2回の業務用ゲーム展示会、気合いをいれて朝5時に家を出て、会場に着いたのは8時半ちょっと前。この時点で300人ほど列が出来ていました。まぁ、例年どおりの人出かな…といったところ。

 会場10分前になると、その列は会場の端に到着し、折り返しになっていました。さすがに混んできたな〜って感じです。列の後半になると家族連れが多くなってきて、小さな子供たちが元気に走り回ってました。


ガンシュー3つタイトー農耕NO考ゲームは今回もあり

 インスト(説明書)が無くてもすぐに分かる単純で簡単なゲーム「NO考(ノウコウ)ゲーム」ブランドを前回のAMショーで紹介しましたが、それが今回も引き続き出典されていました。ホッピングロードと、セニョ〜ルニッポンの2以外に…

 ミュージックガンガン!は、音楽に合わせて敵をガンコンで撃つという、音ゲーとガンシューを混ぜたゲーム。最初に好きな曲を選択してゲームを始めると、画面に敵が現れます。それに丸い印が付いていくので、その順番に敵を倒していけばいいのですが、その時ただ単純に倒したのではダメで、曲のリズムに合わせてタイミングよく倒さないとダメなのが音ゲーな所。その丸い印には円に沿ってゲージというかグラフが時計回りに減っていって、それが無くなったタイミングで倒せばPerfectだけど、そのタイミングが曲のリズムな訳。だから、目押しの必要は無くて曲に合わせれば自然にPerfectが出てくれます。クリア条件は、コナミBM2DXみたくタイミングよく倒してゲージを貯めて、それが一定量を超えて曲が終わればクリアとなります。

 私は最初にLOVE2000って曲でやってみましたが、正直アニソン以外ってほとんど知らないので曲がどんなのか分かりませんでした。でも、リズムだけはとれたので、それを信じてプレイしたら無事にクリア。やっぱり知ってる曲でないと難しいな…って事で、次は経験値上昇中☆という、みなみけ第一期OPを選んでみましたが…今度は譜面が難し過ぎてクリアできず。

 他の音ゲーもそうですが、簡単な曲なら初見でも何とかなりますが、難しくなってくるとある程度どこに敵がやってきてどのタイミングで撃てばいいか覚えないとダメかも。みなみけOPは結構知ってる曲なので、リズム通りに撃てば良いと思ってましたが、まずそのリズムのどこで撃てばいいかが分かってなかったので、難易度が上がるとただ曲に合わせて撃ったのではダメみたいです。ちょっとだけ、やり込み要素があるかも?

 タイトーといえばエレベーターアクション。昔は2D画面で屋上からエレベーターで下に下りつつ敵を撃ったりジャンプ攻撃で倒して重要書類を集めて地下から逃げるという、当時としてはなかなかアイディアが良かったゲーム。以降、何度かリメイクして出ていましたが、今回は3Dのガンシューになって続編が出ていました。

 写真を見ると分かりますが、今回はワイド画面を縦にしてのゲーム展開。エレベーターに乗ってるところから始まり、扉が開いて敵が現れたら撃って倒していきます。エレベーターに乗ってる時はこのワイド画面の手前に扉があって閉まってる状態になりますが、エレベーターの外の様子は筐体上部にある小さいモニタで確認ができます。エレベーターが開いて画面が見える状態になると戦闘開始、その階を移動(自動)して敵を倒しつつ先に進み、資料(証拠?)を取ったらエレベーターに戻り、また違う階へ移動…というゲーム内容です。

 時々エレベーターでイベントが発生して、乗ってる状態で外からロケットランチャーが撃たれると画面にミッションと表示され、筐体下にある緑のボタンを5秒以内にゲージが貯まるまで連打して扉を閉めろ!、といったノルマが出てきて、それを失敗してしまうとダメージを喰らう様になってます。他にも、人より大きい巨大生物から逃げる為に、ボタン連打で強制的に扉を閉じろ!とかもありました。ロケランが飛んできたらエレベーターごと吹っ飛ぶんじゃ?ってツッコミはここでは無しで。

 他にもガンシューで小さな部屋に入って大画面の中を撃ちまくるホーンテッドミュージアムもありましたが、1台しか無くて回転率が悪かったのでパス。外にあったライブモニタを見ていましたが、遺跡ステージや宇宙ステージといった何でもアリな感じでした。

 今回トラブルウィッチーズタイトーブースにありましたが、前回もどこぞのブースにあった時と同じく試遊台は1つのみ。結構シューティングの上手い人が集まっていたので回転率が非常に悪く、これもプレイを断念。一応、今春稼働予定になっているので、出回ったらやってみたいと思います。

 今回は大型筐体のガンシューをメインに盛り上がっていたタイトーブース。今後のNO考ゲームに注目かな。


大型筐体セガ設置場所に悩む

 今回、会場内の小間数がトップの広さを誇ったセガ10人vs10人のメカ対戦ゲームやテーブルゲーム、大型筐体もの、メダルと多種多様に出展していました。

 目玉でイチオシしていたのがボーダーブレイクという、最大で10人どうしのチームで戦えるネットワーク対戦ゲーム。戦闘内容は、自分がメカに乗り込んで銃を使い敵をやっつける対戦ゲームですが、ナムコ戦場の絆の様にコックピットに乗ってる視点ではなく、自分の操作するメカが中央に見えるタイプ。人数が最大で10人になる事から、操作メカに特性を持たせるのも結構興味を持たせてくれました(攻撃専門や、味方の修理能力がある、偵察能力がある…など)。

 台数は10台ほど準備していましたが、1回のプレイ時間が長かったのか、台数以上に人が押し寄せてしまったのか、私が行った時には既に2時間待ち入場規制が。仕方ないので今回は断念しましたが、解説を聞いて少し興味深い事がありました。課金システムが、1コインで何機といったストック制ではなく、ネトゲみたいな前払い時間制みたいな課金システムになっていた事。ゲームを始める前にGP(ゲームポイント)を購入して、それがゼロになるまではプレイが出来るという仕組みになっていました。

 そのGPが100円でどれくらい買えるかは分かりませんが、1秒で1GPの消費になっていました。それ以外に、メカや搭乗キャラのカスタマイズにもGPを使うとかで、ゲーセンでプレイするけど課金システムはネトゲって感じになっていました。確かにこれなら初心者でも残機を気にせずプレイできますが、この手のゲームはパソコンでも色々と出ているので、改めてゲーセンでプレイする人がいるかどうかが気になりますね。戦場の絆も似たようなゲームですが、あれは特殊な筐体に乗り込んでプレイする体感ゲーム的な要素があって人気が出ていると思いますが、ボーダーブレイクは小さなサテライトに画面があって、スティックとマウスを使う操作する為、迫力がイマイチ。その辺、どう差別化するかが鍵になりそうな感じがします。

 対戦もので、格闘ゲームのプロジェクトケルベロスが出展されていましたが、試遊台がものすごく微妙でした。対戦台が2台だけ置いてありましたが、交代が負けた人だけ交代する勝ち抜き制になっていました。2台しか無い為に待ち行列が少ない割に回転率が悪く、勝ち残る人っていうのは格闘ゲームに慣れてる人なので、そんな人と私が対戦すれば一方的に私がボコられるのは必至。事実、1回目は相手が7連勝もしていた人で、なおかつその相手が容赦ない人だった為に、こっちは1本も取れずにフルボッコされて完敗。ゲームを味わえるどころか、技もろくに出せないまま終了…これはひどかった。

 それでは納得できん!という事で、時間をおいて2回目に挑戦。今度は私と同じ感じで慣れてない人だったらしく、お互いで技が出せず四苦八苦しながらも、時々でる必殺技がたまぁに当たる感じで、フルセットの末に私が勝利。そのまま残って次の人と対戦しましたが、この時も同じ感じでお互いに技の不発の応酬で、またフルセットまでもつれて僅差で私の負け。1回目に比べればゲームは味わえたけど、技が出なくてそれどころじゃなかったかも。前回のカプコンストIVFATEみたいな感じで総入れ替え制でやってくれれば、回転率も良く対戦相手も強い人に当たる可能性が少ないから、その方が良かったな…。

 セガといえば大型筐体もの、という事でAQUA RACE EXTREMEを30分待ちでプレイ。ゲーム内容は、水上を走る高速ボートのレースゲームで、ハンドルで左右+アクセル+ブレーキといった、一般的な車の操作方法と同じですが、この筐体は体感ゲームで動く様になっています。水上なので波によって上下に動いたり、左右のハンドル操作で傾いたり、なかなか動きが激しかったです。筐体自体は、現在も稼働中のアウトラン2SP SDXの可動筐体って感じですが、動きに関してはこっちの方が激しかったです。

 水上ものは地上とは違い、ハンドル操作してからの反応がかなり遅れてくるのは過去のゲームで覚えていたので、このゲームでもカーブの案内が出た直後からハンドルを切る様にして操作したらタイミングがちょうど良かった。そのお陰で3周を2位で完走。コンパニオンさんから「おめでとうございます〜このゲームで完走する人は珍しいですよ〜」って言われました。

 

 メダルゲームもプレイしてきましたが、その中でパズルゲームだったぷよぷよを使ったプッシャー系メダルゲームをプレイしてきたので紹介。このゲームは筐体の中にモニタがあり、そこがぷよぷよのゲーム画面になっていました。画面下にはメダルを転がす場所があって、その先が溝になってて分かれています。その溝にメダルが落ちると、溝の上にあるぷよが画面の中で落ちてきてゲームのぷよぷよと同じ感じで消えていきます。それが連鎖になるとメダルが払い出されるという感じになってました。

 今回のセガも色んなゲームを出していて楽しかったですが、格ゲーの対戦台はちょっと不満でした。


ひぐらしで麻雀AQインタラクティブほとんど○ー○ーパイ

 AQインタラクティブって会社、聞いた事が無い名前だったのでググってみたところ、家庭用ゲーム機で色々出している所みたいですね。PS2版すっごい!アルカナハート2は、アーケード版だとエクサムですが、PS2ではここの会社が出すみたい。業務用ではキャッチャーを1機種出してますね。

 そんな会社が今回出展していたのがポケモンバトリオという子供向けのエレメカ?と、ひぐらしのなく頃に、を使った麻雀ゲームひぐらし+麻雀って事で、一体どんな内容になるのか気になって、朝一でここに来てみました。ひぐらしって自体で結構名前が知られてるので混むかな〜って思ってましたが、列は全く無く既にプレイしている人の終了待ちで2,3分くらい待ってすぐ出来ました。

 ゲームはまず自分のキャラクターを選択しますが、まだ開発中という事で圭一・レナ・魅音の3人から選べる様になってました。その後に対戦相手を選びますが、ここでもやはり3人で自分が選んだ以外の2人から選ぶ事に。今回は自分がレナ、相手に魅音を選択してスタート。始まって早々、ツミコミするか聞いてきたので、まずは無しでやってみたけど、それでも配牌は異常なまでに良かった。既に三暗刻が出来ている状態で、これでも十分ツミコミしているのでは?と思わせる感じ。

 その後の引きも結構よく、気が付けば数牌引いただけでテンパイに。ここでさらにイカサマ(リーチ後に一発ツモできる)を使うかどうか聞いてきたけど、ちょっと様子を見ようと思いキャンセルしてダマテン状態に。ところが、このテンパイ状態ではツモの度にイカサマを使うか常に聞いてくる上に、デフォルトでイカサマにカーソルがあるんですよね。とりあえず様子を見たいと何度もキャンセルしていましたが、操作をミスってイカサマ発動…その後一発ツモに。

 AOUショーって事で設定が甘々なんだと思うけど、このツミコミといい一発ツモといい、何か見覚えがあるなぁ…と公式サイトを見てみると、開発に荒井正広さんが入っている事が判明。どう見てもス○チ○パ○です、本当に(ry

 まだ開発途中という事で3人しか選べませんでしたが、製品版になった時は主要メンバーが揃い、キャラ毎に特殊能力の特徴が分かれる様な感じになると思います。とりあえず出回って見かけたらやってみたいですが、この手のイカサマ麻雀は怖いんだよなぁ…自分もイカサマで強いけど、その分相手も強いからなぁ…100円入れて、1巡目で相手に天和とか上がられたら涙目なんだけど…。


音ゲーとQMA6は人いっぱいコナミメダルはネットを使って大々的に

 

 AMショーでは参加しなかったコナミ、年に一度のお披露目イベントという事で、セガに次いで2番目の広さを使って色んなゲームを出展していました。

 BEMANIブランドの音ゲーは1つのコーナーを形成して試遊台を集めましたが、正直言って台数が少なすぎます。DDRXBMIIDX16など、6種類の音ゲーを出展していましたが、どれも1台ずつという台数の少なさ。そこに人が集まってカオス状態。今回、このゲームの中から2つのゲームを試遊した後に出来る抽選で、ゲームにちなんだタンブラーがもらえるというスタンプラリーもあって、さらに人が集まって大変な事に。私もタンブラー欲しいから2回くらいは簡単に出来るかと思いましたが、この状態を見て諦めました。ここで2回試遊したら、恐らく他のブースでゲームが出来なくなる…と思って。

 

 BEMANI音ゲー以外で好評なゲームが、麻雀格闘倶楽部クイズマジックアカデミー。今回は麻雀がバージョン7.77QMA第6弾を出して大きく専用スペースを使って出展していました。しかし、試遊時間がほどんど無く、イベントでゲーム大会やらプロと対戦みたいな事をやってました。マジアカ6、今までマジアカ自体やった事が無かったので、今回初チャレンジという事でちょっとやってみたかったんだけどなぁ…。

 

 そのマジアカは、今までキャラクターのフィギュアをいくつか出していましたが、今回は新アイテムを展示。1つは、今まで出していた中で一番大きいと自負していたデラックスフィギュア。確か30cmくらい大きかった気がします。あと1つは、ねんどろいどぷち。こっちの出来は相変わらず可愛さ炸裂で、個人的にはこっちの方が欲しいと思ったり。マジアカは全くやった事がありませんが、アロエシャロンがいいなぁ…。

 ビデオゲーム以外にもメダルコーナーがあり、グランドクロスの新作や15個のリールを使った25ラインのスロット等、色々と試遊台を置いていましたが、今回はメダルゲーム史上初めてと思われる大がかりなジャックポットチャンスを紹介していました。

 それは、メダルゲームがネットワークで全て繋がっている状態で、ジャックポット専用端末を新たに設置。この端末では繋がってるゲームのプレイ状況でジャックポットの枚数が少しずつ増えていきますが、どのタイミングかは分からないけど突如ジャックポットチャンスが始まると、そのネットワークに繋がってる機種全てが今のゲームを中断してチャンスゲームに突入。画面に7つのリールが現れ、JACKPOTの7文字を一番早く完成させた人にそのジャックポットメダルが支払われるという仕組み。そのチャンスゲームは、機種に全く関係なくネットワークにつながっていればどの機種で誰でも参加できるのが今までに無かったシステム。今までは1つのゲーム内でジャックポットチャンスはありましたが、他のゲーム機も一緒に出来るというのがすごいと思いました。

 ただ、今回のAOUでは色んな機種が揃っていて全て繋がってたから派手に演出されましたが、実際にゲーセンに設置された時にどうなるか。それだけのメダルゲーム機を設置しないといけないし、それをネットワークで繋ぐ必要があるので、結構投資が必要になる感じがしますね。

 音ゲー、麻雀、クイズといった定番ゲームからメダルゲームまで色々と出展していたコナミ。試遊台をもっと増やして、沢山の人が体験できる様にしてくれると良いと思いました。DDR、初代を出展した時は3台設置してたのになぁ…。


ガンダム人すごいバンダイナムコ戦場の絆も人すごい

 やっぱりガンダムは強かった。今回はvsシリーズのガンダムvsガンダムNEXTと、戦場の絆のバージョンアップ版をメインに出展していました。

 そのガンダムNEXT180分待ちという異常事態に。試遊台は3,4台あったと思いましたが、並んだ人の数が凄すぎなんでしょうね。戦場の絆2時間待ちになっていましたが、それでも根気よく待ってた人たちがいました。本当にこのゲームが好きなんだな〜って頭が下がります。

 私は弐輪というバイクレースをプレイ。前回のAMショーでも出展されていましたが、あの時と比べてほとんど変わってなかったかな。コースが増えてた気がしますが、システム的な所は走りといった所はそのままって感じ。ただ、ブーストが発動する条件が変わってたかな。前回はブーストゲージが貯まっている状態でアクセルオンオフして発動だった気がしましたが、今回はゲージが貯まってる状態でバイクを垂直に起こす事で勝手に発動していました。

 他には太鼓の達人12スウィートランド系のプライズ物をいくつか出展していた程度で、個人的にはあまりパッとしなかったブースでした。


今回で見納めアトラス最後の勇姿が豪血寺

 プリクラで一世を風靡したアトラスも、時代の流れで他社との競争で体力を削られ、遂に今年をもって業務用から撤退すると発表されたのが数週間前。事実上、今回のAOUAMショーを含め業務用展示イベントでは最後の参加と思われます。これからは家庭用で頑張っていくそうです。

 そんなアトラスが強烈なインパクトで出した豪血寺一族シリーズの格ゲー、これも業務用では最後となる訳ですが、懐かしいキャラが勢揃いでなかなか楽しそうでした。ゲーム自体は開発率30%って事でまだまだ荒削りな所はありましたが、何か20世紀を思い出させてくれるかの様なゲーム画面やシステムは、個人的に懐かしかった半面、新規客層は取り込みにくい気がしました。あと、こっちもセガと同じく2台の対戦台になっていて勝ち残り制になっていた為、強い相手に当たるとフルボッコでした。私の時は少し上手い人だったのでフルボッコにはなりませんでしたが、技を出すのが精一杯でゲームを味わうという感じはしませんでしたね…。

 これでアトラスは業務用は終了。お疲れ様でした。


他の細かい所を色々と

 今回のカプコンは、前回のストIVで賑わっていたのが嘘の様に静かでした。と言うのは、今回ビデオゲームの出展がゼロで、メダルゲームのみの出展だから。たまたまゲームが無かったとはいえ、前回がすごい大賑わいだったから、何か余計な心配をしてしまいそうです。

 ケイブは今回も弾幕シューティングのデススマイルズIIを出展、A級シューターが列を作ってました。キャラクターはかわいいんですけどね…弾幕避けられん

 AMIは格ゲーのKOF XIIデモンブライドを出展。アイドルパラダイスという実写のアイドルを使ったパズルゲームもありましたが、いつぞやのジャンケンゲームを思い出させる様なシュールさでした。

 どこのブースだったかは忘れてしまいましたが、握力測定器が展示してありました。私は右手42kg、左手41kgでした。厚労省のデータによると、私の歳では平均50kgを超えているんだとか…。


プライズフェアブースで見つけた気になるフィギュア

 毎回、プライズフェアというキャッチャー系の景品だけをメーカー共同で展示するブースがありますが、今回気になった物があったので紹介してみます。今まで紹介しなかったのは、撮影が禁止されていることが多かったから。今回、撮影禁止のマークが無かった地帯を見つけたので、写真付きで数点。

 マクロスFRONTIERクラン大尉何故か水着ですが、結構かわいいです。

  

 ひぐらし系。こっちも何故か水着が多いです。梨花黒スク水と、羽入白スク水…需要があるのかな。コナミマジアカデラックスフィギュアもスク水だったし。

 コードギアス紅月カレン。何で今回のフィギュアは露出度が高いのばかりなんだろ…しかもカレンは胸が大きい点がしっかり再現されてるし。


 

 最後は恒例のセガのステージで行われたH.のライブ。WCCFアフターバーナーヴァーミリオンといった曲を聴いて締めました。ボーカルの光吉猛修さん、普段はかけていないサングラスを付けての熱唱。どうしたのかな…と思っていたら、何と先日まで網膜剥離で入院していたんだとか。今回のイベント数日前に退院したばかりという事で、激しい動きは出来ないという事でしたが、あの歌声はちゃんと健在していたので一安心、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 今回は新規のゲームタイトルがほとんど無く、今まで出ていたゲームの続編が多かったのが特徴でした。アーケード業界も既存のプレイヤーを維持するべく、続編で縛るという感じになってしまうんだと思いますが、これも少子化で子供が減ってゲーム人口が減ってる現状を考えれば仕方ないのでしょうか。

 アトラスが業務用から撤退し、業務用に関しては他社も厳しい道を歩む事になると思いますが、家庭用では味わえないゲームを業務用で出来る付加価値をどう付けていくか、それが重要な気がします。戦場の絆が1プレイ料金が高いのに人気があるのは、あの特殊な筐体に乗り込んで、お椀型の大型スクリーンに映し出される戦場を大迫力で体感できるからだと思います。あの臨場感は家で味わいたくてもムリですからね。そういった家庭用との差別化を考える時期ではないでしょうか。

 という訳で、今回のレポートは終了。次回は…秋になりますね。AMショー東京ゲームショウの時にまたレポート書きますので、その時はまた見に来て下さいね。


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