AOU2010アミューズメントエキスポ レポート

 2010年2月19日(招待日)と21日(一般公開日)に、千葉県の幕張メッセ2〜3ホールでAOU2010 アミューズメントエキスポが開催されました。今回は事前に「セガでPSP版ProjectDIVAアーケード版が出る」という話や「コナミで音ゲーの最新版が色々出る」という情報があり、いつもと違って結構混むんじゃないかな〜なんて思ってました。特に今回は、ニコニコ動画YouTubeで人気のある初音ミクを使った音ゲーをセガで出すという事で、ここの混み具合が心配に…。

 そこで、今回は久しぶりに始発電車で行こう!と、朝4時に家を出て熊谷駅の始発に乗る事にしました。5時12分発、普通列車上野行です。その前に、5時6分の急行が到着。

 普通列車の始発前に1本、急行能登です。金沢と上野を新潟周りでつなぐ深夜に走る急行。今ではすっかり珍しい「ボンネット型特急電車」ですが、残念ながら2010年3月のダイヤ改正で廃止が決まっているそうです。これにより、東京・上野発の定期急行列車が消滅、そしてJRでのボンネット型特急電車の定期運行も消滅。時代の流れとはいえ、ファンには寂しいですね…。 終わりまであと1ヶ月を切っているので、ホームには写真に撮ろうと鉄道ファンの人が数人カメラを構えて撮っていました。この朝早い時間にご苦労様です。

 さて、5時12分の電車に乗って、浦和・南浦和・南船橋と武蔵野線で回って海浜幕張へ。駅に着いたのが7時12分で、会場へ着いたのが7時半前。そうしたら…

 朝早すぎて、まだ会場自体が開いてませんでした。その為、会場に入る為の待機列が出来てました。しかし、時間はまだ7時半前…なのに、早くもこれだけの人が並んでるんですよ。ざっと数えて、約200人くらい…この人数は、去年なら朝8時半頃に着いた時の人数ですよ。それが、こんな朝早くで既に並んでるなんて…今年のAOUいつもと違う…って思いました。

 7時半を回り、寒い外から少し暖かい会場内の通路に並びました。この状態で2時間半、朝の10時まで待機です。東京ゲームショウと違い、混んできたから30分繰り上げて開場…って事はありません。


PSPのDIVAがアーケードでセガそういえば体感ゲーム無かった様な…

 今回最大の目的、Project DIVA Arcadeを朝一でプレイしてきました。頑張って早起きして行った結果、私の前に30人ほど列が出来ていて30分くらい待たされました。熊谷の始発で来てこの位置…やっぱり初音ミクの人気ってすごいんだなぁ〜と改めて関心。その後、列で待機中10分くらいして、あまりにも混雑しすぎた為に入場規制が入り、最後には時間の書いてある整理券を配るに至り、その整理券も瞬殺だったとか。

 Project DIVA Arcadeは、同タイトルで去年発売されたゲームのアーケード移植版。このゲームはニコニコ動画YouTubeで見られる初音ミクの歌の中からセガで選ばれた曲を使い、画面上に出てくる○×△□に合わせて同じボタンをリズムよく押す音ゲーで、私も買ってボタンが壊れるんじゃないか?って思う程はまりまくりました。

 スタート時にカードの有無を聞いてきます。ICカードを使いプレイデータを保存する様なので、自分のハイスコアが記録されるんでしょうね。ただ、PSP版ではミクの衣装を色々と変えられたり出来たので、Arcade版でもプレイに応じてポイントがもらえて、それにより衣装が追加できそうな予感。その為にカードを使わせるんでしょうし。
 その後に曲選択ですが、難易度が4つあってそれぞれプレイできる曲が決まっています。どの難易度でもプレイできる曲もあれば、特定の難易度でないとプレイできない曲もありました。一番多かったのはHARDだったかな。曲選択後、プレイ自体はPSPと同じです。

 PSP版からの移植という事で、そのまま移植するだけじゃなくて色々と変わった所があるので、気付いた所を色々と。
・画面がきれいになった
 まぁ、アーケードに移植して画質そのままじゃ誰もやってくれませんからね。PSP版より高解像度になった分、見た目のカクカク感がかなり減った感じです。それに合わせて、動きもなめらかになり、本当にぬるぬる動く。プレイ中はバックで踊るミクを見てる余裕なんて無いですが、待ち時間に他の人のプレイを見ていると、劇的に変わった画面に驚かされました。あと、PSPで丸だったエナジーゲージが横の棒グラフになって見やすくなってるのと、クリア条件の判断になる達成率も棒グラフで常時表示されているので分かりやすくなっています。
・同時押し&HOLDが追加
 Arcadeから同時押しが追加されました。譜面のアイコンで赤い色になった時は、それが同時押しという意味で、必ず2つ以上のアイコンが同時に来るので、そのボタンを同時に押せばOK。「2つ以上」というのは、4つ同時押しってのもあるので。あと、HOLDは押しっぱなしにしないとミスになる特殊アイコンで、DDRフリーズアローと思ってくれれば良いかな。これはアイコンの下に「HOLD」の文字が出てくるので、その時はそのボタンを押し続けないとダメ。ただ、どれくらい押し続ければいいかがこの時は分からなかったです。と言うのは、どれくらい押していればいいか譜面では全く分からないから。感覚的に、1秒か1拍子かそんなに長くなくなくてもOKだったかな…。
・点数システムの変更
 大幅に変わったのは、後半のチャンスタイムの点数が10点単位で増えていく点。PSP版は100点単位だった為、どんなにミスが少なくてもチャンスタイムで1つでもミスすると高い点数が出なかった。かなりチャンスタイムのウェイトが重かったけど、今回の改善で影響度は確実に下がったと思います。あと、エナジーゲージが満タンの状態でコンボがつながると+10点。あと、HOLDで押しっぱなしにすると走行ボーナスが+10点ずつ押してる間だけ加算。往年のセガを思い出させるボーナス点ですね。
・判定が改善されていた(と思う)
 PSP版で一番苦労したのがタイミングの判定基準。とにかく先走りに関しては辛かった…コンボをつなぎたいなら、意識してわざと遅めにボタンを押した方が良判定になるという理不尽な判定でしたが、Arcade版では見事に調整されていた様に思います。と言うのは、私が遅めのタイミングって事を全く意識しないで、いつも通りにプレイしてコンボがつながってたから。これは大歓迎です。
・クリア基準の変更?
 これはまだ未確認ですが、クリアの基準が点数じゃなくなってる感じでした。と言うのは、今回「達成率」というパーセンテージでクリア基準が設定されているんですよ。恐らく、ちゃんと譜面どおりにボタンが押せた数の割合でクリアの判定をしてるんじゃないかな…と。点数システムの変更でHOLD押しっぱなしでもらえる走行ボーナス、実は4つ同時押しでHOLDがあるんだけど、これを押し続けると爆発的にボーナスがもらえるんです。そうなると、点数を基準に判定していたらゲームとして成り立たなくなる(あまり正確に押してなくても他のボーナスで救済)気がする。まぁ、この辺りは製品版が出て検証しましょう。
・楽曲がネットワークで定期的に追加される
 インターネットで3ヶ月ごとに新曲が追加されていくそうです。全曲制覇しても、定期的に曲が追加されていくので気が抜けません。ただ、どれくらい増えるか、過去の曲は残るのか、インターネットにつながってないゲーセンではどうなるのか、その辺りは分かりませんでした。

 PSPプレイヤーがArcade版をプレイして一番泣かされた点は「ボタンの配置」ですね。PSPでは、○×△□が十字に並んでいましたが、Arcade版では横一列に並んでいます。○×だけなら何とかなるけど、これに△□が混ざってくると、どこを押せばいいか混乱します。それにプラスして、Arcade初の同時押しもあったりで、私もどこを押すのかパニックになる事が多々ありました。
 他の人のプレイを見てみると、やっぱり押し間違いが多かったです。押すボタンが違っていても、タイミングが良いと赤字でCOOLの文字が出ますが、これを結構見かけたので、みんなタイミングは分かってるのにボタンで苦労してるんだな〜って見てて思いました。このゲームは、まずボタン配置から覚えないとダメですね。それに慣れれば、あとはPSPよりも調整された判定基準で意外と楽に進めるかも。しかし、最高難度のEXTREMEはすごかったな…同時押しとボタンの乱れ撃ちだった…同じボタンの連打が少なかったのが辛そうです。

 ちなみに、私が選曲したのはPSP版でもあったmoonって曲。個人的に好きなんですよ。テクノ調のメロディで何か80年代を思い出させるような雰囲気が何ともたまらない感じなのが。それと、新曲を選んでゲームオーバーになるのは寂しいので、ここはハードでも確実にクリアできる曲を…とヘタレ丸出しってのもありますけどね。私がギャラリーで見てて結構無茶してゲームオーバーになってる人って結構いたから。
 あと、曲リストの中にMagical Sound Showerって曲が…これは、どう見てもアウトランの曲ですよね。プレイしてないのでどんな曲だったか分かりませんが、セガが歌詞を付けてミクに歌わせたのかな…ちょっと気になるので、出回ったら確認してみましょう。

 そういえば、筐体にミニジャックのヘッドホン端子が付いてました。密かにこれは大歓迎ですね。音ゲー自体、結構ボリュームが大きい筐体が多いですが、やっぱり他の音が混ざって聞こえてくるので、時にはじっくり世界に浸るのもいいかな〜なんて。しかし、ゲーム筐体にヘッドホン端子なんて何か懐かしく感じちゃいますね。

 このコーナーの隣では、シアターっぽい部屋の中でプロモーションムービーを見る事ができました。そこでミクが踊る訳ですが、ビックリしたのは「ステージの上に立って踊ってる」事。
 仕組みは、透明な特殊ガラスに後ろからミクの映像を投影して表示させてたと思いますが、スクリーンに投影して映しているのと違い、透明なガラスという事でミクの後ろにある照明設備が見える為に、そのステージに立って踊ってるかの様に見えるのがすごかった。セガの技術力すげー!って驚きまくりました。

 他にも色々と出展していましたが、どれも混雑していてプレイはあきらめました。ボーダーブレイクシャイニングフォースクロスメルティブラッドアンサー×アンサー等のビデオゲームや、メダルゲーム・プライズもの、キッズゲームと本当に数多くのゲームを試遊させ、ステージではお笑いの鉄拳さんを交えてゲームの紹介をやっていたり、今回も楽しいブースでした。


音ゲーがいっぱいコナミでも台数が…

 AMショーでは参加自体してなかったので、1年ぶりのアーケード関連イベントでの参加です。この時期、音ゲーやQMA、の新作が色々と発表されるタイミングという事で、朝から大混雑…してなかったです。

 と言うのは、今回音ゲーに関しては始まったと同時に時間の書かれた整理券を配布、これを持ってる人だけ試遊できる仕組みだったので、朝一だけ局地的に混雑してた意外はマッタリとしてました。しかし、QMA7では整理券配布が無かったのと、ステージイベントで大会を開催してたので賑やかでした。

 一番人気だったと思うのはMETAL GEAR ARCADE。家庭用で大人気のゲームが、アーケードではFPSで登場です。雰囲気的には、タイトーHALF LIFE2 ARCADEが出てましたが、あれに似た様な感じです。しかし、メタルギアでは今まで無かったシステムがあります。
・3D立体モニタ
 最近、映画で3Dが流行り始めましたよね。特殊なメガネをかけると、映像が立体的に見えるという仕組み。あれがこのゲームで使われています。私はプレイできませんでしたが、3Dの立体画像を見るコーナーがあったのでそれを見てみましたが…これはすごい。仕組みは全く分かりませんが、本当に立体的に見えました。手前の壁、その奥にあるドラム缶、さらに向こうに見える建物・背景…それがちゃんと奥行きをもって見えるんですよ。その場にいる雰囲気がリアルに伝わってビックリしました。
・自分の視点がゲーム内で同じ動きをする
 先ほどの3Dを見る為のメガネですが、他にも頭を向けた方向に画面の視点も移動する仕組みが入っているそうです。今までは視点を変えるにもコントローラー操作が必要でしたが、これは向いてる方向を認識して画面も一緒に動く。3Dでもすごいのに、さらにこんな機能まで…本当にすごすぎです。
・ガンコントローラー
 これは過去にもガンコントローラーのゲームは沢山ありますが、FPSでこれを使ってるというのがシンプル。直感的に撃つという感覚が味わえます。上記の3D、視点移動が加わる事で、本当に臨場感がすごい事になりそうです。
 とにかく、今までありそうで無かった機能が色々と組み込まれているこのゲーム、色々とすごすぎる為に出回る数がどれくらいになるかが気になります。本体価格が結構高くなっちゃうんじゃないかなぁ…それが心配。

 さて、音ゲーに関してはギタードラムユービートDDRで新作が出展されていました。ドラムギターに関しては、DDRXの時みたく筐体が豪華になったバージョンが見られました。
 DDRX2は、基本的なシステムはDDRXと同じ。新しい曲が色々と追加されていましたが、その中に見た事のある絵が…。どう見ても御坂美琴白井黒子。曲名を見るとonly my railgunって書いてある…噂で聞いていましたが、とある科学の超電磁砲のOPが選曲リストに出てました。残念ながら、ゲーム中の画面はポリゴンのダンサーが踊ってるだけでしたが、製品版では是非グレンラガンみたくアニメ版の映像を流して欲しいですね。さもなくば、flipSideのPVでもいいですよ、マギー審司さん入りでw

 QMA7は今回ステージで大会を開催していましたが…ほんとトッププレイヤーってすごいね〜知識が広すぎるよ。
 ところで、QMA7のポップって過去のを思い出すと、必ず新しく増えるキャラ(先生)が入っているんですよね。大きく立ってるのがシャロンという事は…下にいる、みくるみたいなキャラが今回の新キャラなのかな?今回も記念e-amusementカードが発行されると思うけど、また期待しちゃいそうです。

 そういえば、QMA7麻雀格闘倶楽部の横に、天下一将棋界というオンライン対戦の将棋が置いてあったけど、思いっきり空気だったなぁ…。

 あと、メダルゲームでGI-Turf TVっていう競馬ゲームがあったんだけど、自分の応援したい馬に声援を送るのはいいとして、その言葉が思いっきりニコニコ動画のコメントだった…「差せ−!」や「そのままー!」って文字が右から左に流れていく…そのまんまでした。


こっちもレールガンタイトーイオシスのあの曲も…!?

 前回、音ゲーとガンシューを足したゲームのミュージックガンガンをレポートで書きましたが、それの続編が今回出展されていました。しかし、今回は選曲がカオスでした。
 まずはレールガン。コナミDDRX2でも収録されていましたが、こっちでもonly my railgunがしっかりと収録されてました。しかし、こっちはflipSideが歌ってないかも…声が違う気がします。あと、ハルヒの第二期OPのSuperDriverが収録されてました。これに関しては前作でもらき☆すたOPのもってけ!セーラーふくが収録されてたので、それほど驚きはしなかったかな。
 しかし、一番驚いたのは魔理沙は大変なものを盗んでいきましたかな。東方関連がゲームメーカーのゲームに使われたのって初めてじゃないかな?待機列の人の中でも知ってる人がいた様で、この曲を選曲した時に反応してました。
 とりあえず番が来たらこれプレイしてみようかな〜って思ったら…2台ある試遊台の隣でこの曲を選曲してしまったっ!2台とも同じ曲を選んでしまったら、ギャラリー的に微妙になってしまうではないか!という事で、レールガン(難易度むずかしい)を選びました。いちお前作もそれなりにプレイしていたので、初見だけどクリアできた。ESCAPEが20個もあってなかなか恥ずかしい結果ではありましたが。
 前作では初音ミクとコラボでオリジナル曲が1曲だけ収録されていましたが、今回は新たにオリジナル1曲と、ニコニコ動画などで見られる恋スルVOC@LOIDが追加されていました。
 このミュージックガンガン、公式サイトを覗いてみたら収録曲に水樹奈々さんの夢幻が入ってた。あと、ゲームミュージックからもナイトストライカーダライアス電車でGO!の曲も入っていて、往年のファンには涙ものの選曲になってますよ。前作からの引継でニンジャウォリアーズの曲もあって結構やってる人が多かったですが…難易度高すぎて全然曲になってなかった…なんてのはヒミツです。
 このカオスっぷり、地元のゲーセンで新バージョンに入れ替わったら是非やりに行ってみたいですね。

 ラジコンで、あらかじめ決まったコース上をグルグル走るやつ。自分が操作できるのはスピード調整だけのゲームですが、これが結構よくできてる。
 最大4人同時プレイで、まずスタート前に車のタイプを決めます。スピード重視とか、ハンドリングとか、平均型とか。スタートすると、自分で操れるのは自車のスピードのみ。だからといって、常にフルスロットルで走れば良いって訳じゃなくて、ちゃんとカーブ手前で減速しないと、オーバースピードで0.5秒くらい車が止まる。そういう状況にならない様、うまくスピードをコントロールして1位を目指す対戦ゲーム。
 ビデオゲームの様にゲームの中で走るのではなく、実際にラジコンカーがコース上を走ってるという所に斬新さがありました。


あまりパッとしなかったバンダイナムコゲームズガンダムvsシリーズは映像出展

 ナムコといえば、毎回ガンダム系のゲームで大混雑している記憶しかありませんが、今回はそのガンダム系が試遊台で無かった為にあまり混雑はしていませんでした。

 前面に出していたのがEye mixというプリクラ。これで撮った写真をプリントするだけじゃなく、そのままSNSのmixiフォトアルバムにアップできるという機能があるらしい。今までに無かった機能だけど、需要があるのかどうか…。

 他には、湾岸ミッドナイトのバージョンアップ版や、ターミネーターのガンシューが出ていた程度で、あとはお子様向けのエレメカ系くらいしかありませんでした。例年と違い、だいぶ落ち着いたというか、寂しいブースでした。


プライズ品いろいろ

 けんぷファー関連いろいろ。クッションやバスタオルなど色々ありましたが、個人的には小さい臓物アニマルのキーホルダーの出来に笑いましたw

 リトルバスターズの時計と人形。なかなかの出来だけど、人形の頭がでかすぎてキャッチャーで取るのは難易度高そうです。

 聖剣の刀鍛冶の扇子とマグカップ。扇子が良さそう。

 けいおん。等身が高い方はあずにゃんの写真しかありませんが、隣にりっちゃんのもありました。思いっきりピントが合ってなかったのです…orz

 化物語のタンブラー。キャラクターのアップが良い味だしてます。

 かのこん。やはりというか何というか、抱き枕やシーツがありました。

 うみねこのなく頃に。最近のプライズもののフィギュアって出来が良いわ〜。

 ねむねこ。下の畳を見てもらえれば分かると思いますが、一番大きい奴はマジで大きい!畳約半分の大きさ…景品で掴めるのか!?


DDRX2ができなかったので…加賀アミューズメントちょっと踊ってきた

 さて、最後をシメる加賀アミューズメント。過去のレポートでもほとんど顔を出さなかったメーカーですが、今回はなかなか面白いゲームを出展していたので紹介してみます。

 STOMPER DLXってゲームは、足下にプロジェクタを使ってゲーム画面を表示して、それを使って色々なゲームを楽しむ事ができます。上の写真では、2人でアイスホッケーをやっています。投影された赤いパックを足で踏む事で相手側に跳ね返す仕組み。今までは台の上で手を使ってパックを打っていたのが、このゲームは足を使って打つのでなかなか面白そうでした。

 他にも、もぐらたたきやリズムゲーム…!?なんてのもあったので、早速リズムゲームをプレイする事に。

 ルールはいたって簡単。5つのライン上を奥から手前に黄色のマークがスクロールしてくるので、曲に合わせて白い所で踏めばOK。時々、マークに緑のラインが付いてくるので、その時は踏みっぱなし(DDRフリーズアローと同じ)。特にライフゲージみたいなものは無く、どんなにミスをしても最後までプレイが出来る様になっていました。
 今までDDRといえば、踏む場所には矢印パネルが4つ固定であって、上にあるモニタに出てくる矢印に合わせて踏んでいくゲームですが、このゲームはその譜面が踏む場所に投影されているので、初心者でも分かりやすくプレイできそうな感じです。

 しかし、最大の欠点があって…足の動きを感知するセンサーがあまりにもお粗末。ちゃんと踏んでるのに反応しない時かなり多かった。私もDDRを初代からやっているから、ある程度は良い点数が出ると思ってたし、一緒に行った知り合いが私のプレイを見て「ちゃんと反応できてた」って言ってましたが、実際リザルトを見ると半分以上がミス扱い…これが改善されないと、ゲームとして致命的かなり惜しいゲームでした。

 ところで、このゲームって恐らく韓国だかどこかの海外版を強引に日本語にして持ってきたんだと思うんですよ。だって、ダンスゲームの難易度選択が…

 簡単困難狂気…ってどうよw
 狂気って難易度、初めてみたよwww
 でも、全然狂気って難易度じゃなかったけど。


最後はやっぱり…

 セガブースのステージイベント「H.」のライブです。ベヨネッタ版スペースハリアーや、愛が足りないぜを熱唱していました。今回、セガ初音ミクのゲームを出すので、それに関係した曲を何か弾いてくれるのかな〜と思っていたら、収録曲にあるアウトランMagical Sound Showerを演奏してくれました。ちょっと惜しいと思ったのが、Project DIVA Arcadeの曲なら、せめてバックのスクリーンにプレイ動画で良いから流して欲しかったな…ずーっと真っ暗画面だったのが少し寂しかったです。

 今回、帰りの電車でイベントの事を振り返ってましたが、何か物足りなさを感じました。熊谷始発の電車に乗り、朝早く開場に着いて、10時の開始数分後に入場して、最後17時までイベントを楽しんだのに、何か充実感がイマイチなんですよ。
 それって「あまりゲームが出来なかった」事なんだと思いました。朝一でセガ行ってProject DIVA Arcadeのゲームをやった以降は、ビデオゲームってミュージックガンガンSTOMPER DLXくらいしかやってないんですよ。それ以外でも、休憩がてらのメダルゲームやパチンコ・スロットもほとんどできなかった。とにかく、プレイしたくても長蛇の列ばかりだし、メダルゲームも常に満席…プレイできるゲームが無かった。そこが残念でしたね。

 でも、久しぶりに音ゲーが盛り上がったお陰でイベント自体は盛況だったと思います。私も今回体験したゲームでプレイしたいと思った機種があったし、DDRX2レールガンが気になったし、収穫は色々あったのは良かったと思いました。

 次回は秋のAMショーですね。また行った時はレポート書きますね。
 長い所を読んでくれてありがとうございました。


前のページに戻ります