東京ゲームショウ2005

 9月16日〜18日(16日はビジネスデー)に、千葉県の幕張メッセで東京ゲームショウ2005が開催されました。今回は年末から来年にかけて新機種が相次いで発売される事もあって、注目する所は色々あったと思います。予定では、まず先にマイクロソフトのXBOX360が発売され、その後にPS3と任天堂新機種が続く形となります。今回はその点をふまえて、気になった事や思った事をずらずらと書いていこうと思います。先日行われたAMショー同様、体験してきたゲームは詳しく、そうでないゲームは見た目感覚で参ります。

 今回も、写真をクリックすると別窓で大きな写真を見られる様にしてあるので、興味のある人は見てみてくださいな。


XBOX360発売決定マイクロソフト今度は先行逃切?

 ソニー・任天堂・マイクロソフトで立て続けに発売になる次世代ゲーム機。今回のゲームショウで実際に体験できたのはXBOX360のみでした。しかも、開催数日前になって、発売日が今年の12月10日で、価格が39700円になると発表して、前回PS2に大敗をしただけに雪辱に燃えている意気込みを感じます。マイクロソフトブースでは、スクリーンにXBOX360の性能・コンセプト・ソフトラインナップを紹介して、回りに体験コーナーを設けるレイアウトになっていました。

 さて、その気になるXBOX360の性能ですが、カタログをもらったのでそこからいくつか抜粋してみます。
 CPUには「IBM PowerPC カスタムCPU」を採用しています。これはパソコンのマッキントッシュと同類のCPUですね。しかし、コアが3つとあり各コアに2スレッドとあるので、もしかするとPentium4で言う所のトリプルコア(Pen4にはありませんが)ハイパースレッディングって感じなのでしょうか。クロックは3.2GHzなので、CPUだけ見てもかなりの高性能だと思います。ビデオは、今回ATIのチップを使うみたいです。パソコンで言うところの「RADEON」系列になるのかな。具体的なチップ名は載ってません。他にも、メモリが512MBのGDDR3を載せていて700Mhz駆動とか、20GBのHDDが標準装備とか、USB2.0端子があるとか、何かパソコンみたいなゲーム機になっている印象を受けました。

 ゲームは基本的にワイド画面のハイビジョン対応になっていて、テレビのD3端子やD4端子で接続します。その為のケーブルは標準で添付されてきます。そんな最先端のテレビなんて無いやい!って人でも標準ビデオ映像も使えるので安心してください。他にも、別売りでS端子とかVGAとかコンポーネントのケーブルも別売りであるので、自分の持ってるテレビやモニタに合わせて使う事ができます。LANは100BASE-Tが標準で付いていて、そこからインターネットに接続する事も可能で、ゲームをやりながらとか映画を見ながら別売りのヘッドセットでボイスチャットもできます。HDDが標準で付いているという事で、XBOX360単体で音楽CDの取り込みが出来、それを普通に再生するだけではなく、LAN内に接続されているWindowsXP搭載のパソコンに入っている音楽データも再生できるそうです。さらに、ゲーム中の音楽を自分で取り込んだ曲に変更する事も可能になるみたいです。

 ブースのスクリーンで見られたゲームの動画ですが、印象に残ったのが「N3 NINETY-NINE NIGHTS」という、おそらく三国無双タイプの大軍勢アクションゲーム。舞台がファンタジーになり、剣で切りまくるだけじゃなくて、魔法を使って殲滅も出来たりするみたいです。その自キャラの動きとかがきれいだけじゃなくて、その大軍勢も瞬殺されるからといって手を抜かず綺麗に表現されていた事。あと、大魔法の演出もかなり綺麗に見えました。あと、新機種が出ると注目されるテクモの「デッドオアアライブ」も4作目となり動画を見ることができましたが、かなり細かい所まできれいに表現されていて、たぶんゲーム中の人は気づかないだろうな〜なんて所も色々と作り込みが細かくされてました。どこぞの山奥の寺院が舞台で戦う場面なんかもありましたが、そこに出てくる背景の猿なんか別になくてもいいじゃん!しかも、ちゃんとキャラクターが近づくと逃げるし!しかも、その猿自体の動きも妙にリアルだし!って思うくらい、何かゲームとは全く関係の無い所までリアルに再現されてるのが見てて面白かったです。何と、ハドソンからも「天外魔境 ZIRIA」がXBOX360で発売が決定。今度はハイビジョンで天外が楽しめます!が、何か思いっきりオーバースペックな感じがするなぁ…。

 で、他にも色々とゲームの動画を見る事ができましたが、気になった事があります。それは、ゲームによってポリゴンの処理速度にばらつきがあった事。これは性能の問題ではなく作り込みの問題だと思いますが、動画を見てコマ落ちなくきれいに見えたのが「N3」「ランブルローズXX」「リッジレーサー6」「デッドオアアライブ4」くらいで、それ以外のポリゴンゲームはどこかしらでコマ落ちが発生。「FF11」もXBOX360用に作られますが、大魔法とかポリゴンの多い所ではコマ落ちが見られたし、「TESTDRIVE」ってレースゲームはコマ落ちがかなり激しくとても高性能な新機種には見えませんでした。まだこれから出るという事で荒削りな所はいっぱいあると思いますが、性能をしっかりと引き出せるメーカーとそうでない所の差がかなり激しくなるのかな〜って思いました。発売まであと3ヶ月。ハードがこれだけ高性能になってくると、あと売れるかどうかの分かれ目はソフトに委ねられます。何かゲーム業界では負けてるって印象を受けるXBOXですが、どこまで巻き返しができるか楽しみです。


PS3は来年発売SCEI名前で売れそう…?

 PS3に関しては、発売日とか価格は今回公表しませんでした。あと、実機での体験も出来なくて、動画だけを見る事ができました。こっちもXBOX360に負けずとてもきれいなポリゴンになっていて、「メタルギアソリッド4」は本当に映画を見ているかの様な映像になっていました。

 

 PS3は体験できませんでしたが、本体は見る事ができました。写真を見れば分かる通り、初代PS2並かな。かなりの高性能を謳っているだけに、初代PS2以上の大きさを考えていましたが、思ったより小さめだった感じがします。想像以上にコンパクト。XBOX360がビデオデッキを思わせる大きさなので、さらに小さく見えてしまったのかもしれませんね。
 ここで気になるのが「排熱」。うちの自作マシンにはPentium4 3.2GとかGeForce6600GTとか載せてますが、とにかく熱を持ちやすく排熱がしっかりしていないとCPU温度が60度とかを超えて安定稼働が厳しい状況になります。特にビデオカードに関しては、現在のエアフローを改善した状態でもベンチマークを走らせれば70度とか80度になってかなりの高熱になります(100度を超えなければとりあえず動く)。一説によれば、PS3のビデオ性能はGeForce7800よりも高性能という話を聞きましたが、そうなると発熱も結構厳しいんじゃないかと思います。それに加えてCPUも高性能で発熱が心配。それじゃファンを思いっきり回転させて涼しくすれば…と言っても限界があるし、それ以上に騒音がすごい事になりそうです。その辺りの対策はどうなってるのかな〜ってのが気になりますね。

 PS2のゲームも数多く出展されていましたが、中でも気になったのが「Tourist Trophy」というバイクレースのゲーム。「グランツーリスモ」を制作したポリフォニー・デジタルが手がけただけあって、表現が本当にきれいでした。「グランツーリスモ」では色々な車が選べて車のファンにも注目され、東京モーターショーでもゲームが展示される程の人気ぶりでしたが、今回も負けずに色々なバイクが選べる様になってます。町乗りのバイクとかスクーターもあり、レーサーレプリカもありで、バイクファンにはたまらないゲームかもしれません。しかも、今回も東京モーターショーでこのバイクゲームが出展される予定という事で、また注目を浴びそうです。…町乗りバイクもあるって事は、スーパーカブとかもあるんだろうな、きっと。時速30キロで鈴鹿のコースとか走ったら、えらく時間がかかりそうだ…。

 実際に体験できたのは、PSPの「ロコロコ」ってゲーム。このゲームはLRボタンでフィールドを傾けて、柔らかいミカンみたいな物体を転がせてゴールまで目指すゲーム。途中に仲間がいて助けると自分の身体に吸収して一回り大きくなっていき、動きもそれだけ鈍くなる。狭い管みたいな所は、○ボタンで分離して小さくなる事で中をくぐって進める、そして○長押しでまた1つにもどる。そうやって色々なステージを進んでいく、シンプルだけど案外難しいゲームでした。動きが鈍くなってくると、LRで傾けるだけじゃなくて自分まで身体が動いて傾いてしまう…コンパニオンさんに怪しいと思われちゃったかな…。

 そういえば、展示の中で「バイトヘル2000」っていうミニゲーム集なゲームもあったんだけど、それにある「薪割り」の2人同時版、キャラクターがスー○ーマ○オの○リオとルイー○に激似なんですが…これって大丈夫なんかな…。


ここも1つにナムコバンダイここは仲よさそう

 ナムコとバンダイは事実上の合併という事で、ブースも1つにまとまってました。ナムコの技術力とバンダイの版権力がくっついて、かなり面白い事になりそうなこのメーカー。まだ合併したてって事でゲームはそれぞれ出展する様な感じになってました。

 ナムコ側では、定番のテイルズシリーズである「テイルズ・オブ・ジ・アビス」と「テイルズ・オブ・エターニア オンライン」を展示。アビスに関しては、激長蛇の列が出来ていて、日曜日には150分待ちという異常なまでの列が出来てました。今回はキャラデザに藤島さんが戻ってきたので、それだけでも話題性は高いかもしれないですね。

 ここでは「アーバンレイン」というアクションゲームとレースゲーム「リッジレーサー6」と「MotoGP4」をプレイしてきました。
 「リッジレーサー6」は、本当に久しぶりのリッジレーサーで、あのドリフトがXBOX360で帰ってきました。確か、PS2でリッジとは別系列のレースゲームを出してドリフトが別物になってしまい悲しい思いをしたけど、またリッジが出来ると思うと嬉しくて嬉しくて…でも次世代ハードなんですよね。やってみたいけど、またハードを買わないとダメなんか〜って思うと、ちょっと考えたり。試遊台では、車種は1つだけでコースも1つだけでしたが、十分体験する事ができました。ハンドル感覚、ドリフト感覚、挙動はまさにリッジで、これなら楽しくできそうだな〜って思った。画面もハイビジョンでとてもきれいだし、初代リッジから随分と進歩したな〜ってプレイしながら思いました。
 「MotoGP4」は、PS2だけど処理落ちも無く画面もきれいでさすがはナムコだと思わせる出来でした。が、バイクゲームを普段やり慣れてない私はクラッシュの連続。操作がかなりシビアになってるな〜って印象を受けました。コースアウトしてバイクを傾けすぎるとクラッシュ、バイクを傾けたままコースアウトでクラッシュ、カーブでバイクを倒したままアクセル全開でクラッシュ…このアクセル感覚が何とも難しいゲームでした。
 「アーバンレイン」は、3Dの格闘アクションゲームで、各ステージ毎にミッションが指示されてそれを遂行していくゲーム。ぶっちゃけ、内容はセガの「スパイクアウト」と思ってくれればOKです。自キャラ360度から敵がやってきて、それに立ち向かって倒していく感じなので、スパイクアウトが出来る人はすんなりと出来るんじゃないかな。そうじゃない人でも、敵に近づいてボタンを押せば意外と簡単に敵を倒せるので、なかなかとっつきやすいと思います。私の知り合いいわく「360度からやってくるファイナルファイト」。それも間違ってないけど、なかなかマニアックな回答だ…。

 バンダイは今回も版権物を中心に展開していました。ステージにある大型スクリーンには、ドラゴンボールやガンダムSEED、ケロロ軍曹などの映像が流れ、特にガンダムSEEDでは人が集まり映像に見入ってる人が多かったです。気になる「.hack//」の最新版がありましたが、映像のみで体験はできませんでした。残念。しかし、もらったカタログには興味がわく内容が書かれていました。
 オンラインゲームでリリース予定の「.hack// fragment」は、マッチングサーバ(たぶんバンダイで用意)を通して最大3人のメンバーを募って冒険に出る訳ですが、その冒険に出る舞台を自分のパソコンで作れるみたいです。自分のパソコンに舞台を作るソフトをインストールする事により、そのパソコンがゲームサーバの役目をする様になり、そこで作った舞台をみんなで冒険します。カタログによれば、Windows2000かXPが搭載してあって、celeronの1Ghzがあれば動くって書いてあるので、一昔前のパソコンでもゲームサーバが立ち上げられる模様。自分で舞台を作れれば、初心者用に簡単なものから、こんなのありえねー!と思わせる程ややこしいダンジョンとかも作れそうです。これって、もし稼働する様になれば、みんなが好き勝手に作った舞台で冒険が出来る訳だから、毎日の様に新しい舞台が作り続けられ、それをひたすら攻略していく事も可能ですよね。そうだとすると、かなり面白そうな反面、はまったら絶対に抜けられそうにないゲームになりそうです…。だって、今まで冒険した事の無い舞台が常に提供され続ける訳ですからね。終わりが無い感じです。これはちょっとチェックですね。

 バンダイが前面に出していたのが「ドラゴンボールZ Sparking!」と「ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T.」で、ガンダムに関しては声優の古谷さんがステージに出て盛り上がってました。「ドラゴンボールZ Sparking!」は、シリーズで色々と出てきたキャラクターで戦う事ができる対戦格闘ゲームで、主人公以外にも敵とか脇役まで色々出てました。初代から劇場版オリジナルキャラまで色々出ているという事で、ファンにはたまらないゲームになっていると思います。ガンダムの方は既にアーケードで稼働しているゲームのPS2移植版+アーケードでは使えなかった筐体とキャラが追加されている様で、完成度はさすがにすごかったです。私はやった事が無くて、たまにいくゲーセンで他の人のプレイを見てますが、それに遜色なくきれいに移植されてる様に見えました。
 他にも版権物は充実していて、「ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ」「金色のガッシュベル!!ゴー!ゴー!魔物ファイト!!」「機動警察パトレイバー かむばっくミニパト」「エウレカセブン TR1:NEW WAVE」「ONE PIECE パイレーツカーニバル」が出展されていました。

 両者が初めてくっついた状態で迎えた東京ゲームショウ。お互いに持ってる得意分野を出し合ったブースになっていました。今度のイベントでは、その得意分野を出し合って協力して、すごいゲームを出すことを期待しましょう。


格闘ゲームいっぱいSNKプレイモア懐かしのキャラ再び

 今でも続編を中心にがんばってるSNKプレイモア。今回もKOFやサムスピ等の続編を数多く出してました。

 KOFは何か色々ありましたね。ありすぎて覚えきれてなかったのでパンフを見ましたが、「KOF マキシマムインパクト2」「KOF オロチ編」「KOF ネオウェイブ」「KOFマキシマムインパクト マニアックス」「KOF2003」何か色々出てました。他にも、月華シリーズ2作をまとめた「幕末浪漫 月華の剣士1・2」とか、サムライスピリッツの最新作「サムライスピリッツ 天下一剣客伝」がアーケードから早くも移植されたりとかで、移植中心という感じを受けました。

 実際にプレイしたのは、「ティンクルスタースプライツ La Petite Princess」。シューティングで対戦が出来るという不思議なシステムで盛り上がっていたアーケードゲームで、それの続編がコンシューマで既に発売中でしたが出展されていました。キャラクターも前作から引き継がれつつ新たなキャラも混ざって、絵柄は変わってしまったものの可愛さは相変わらずで、なかなか良い雰囲気でした。雰囲気的には、前作よりも「萌え」路線がはっきりしてるかも…?
 体験したのは1人プレイの他に、KDDIブースにも同じゲームがあって通信で対戦する事もできて、こっちでも体験してみました。1人プレイは前作そのままって感じで何の違和感も無くすんなりとプレイする事が出来ましたが、やや難易度が高めかも。問題なのは通信対戦で、入力のラグが思った以上に酷く、シューティングとしては致命的だった事。ボタンを押してから0.2〜0.3秒くらいたってから動くので、見て飛んできたのが分かって方向ボタンを押しても少しの間反応しなくて当たってしまう事が多数ありました。ま、自分はA級シューターでは無いので先読みして動かすタイプでは無いので、この反応の鈍さには参りました。これが回線の問題なのかシステム的な問題なのかは分かりませんが、改善しないとゲームにならないかも。既に発売されちゃってるので、1人プレイ専用ゲームとして楽しむのがいいかもしれないです。

 他には携帯電話でも頑張っていたこのメーカー。これからも続編中心で出していくのか、また新しい何かを出すのか。一時期の格闘ゲームの火付け役の一員だったメーカーなだけに、これからもがんばって欲しいです。


やっぱりメソだねコナミ一世風靡したあのゲームも…

 最近のコナミというと、音ゲーというより「メタルギアソリッド」って感じを受ける今日この頃。今回もPS2でメタルギアソリッド3が、発売予定のXBOX360では4が出展されていました。

 「メタルギアソリッド3 SUBSISTENCE」は、今回オンラインに対応しました。通信で何をするかというと、普通に生き残りをかけて戦ったり、1人の主人公が任務を遂行するのを複数の敵プレーヤーが阻止するモードがあったり、2チームに分かれて対戦してみたりと、なかなか楽しそうでした。「メタルギアソリッド4」はPS3という事で今回は動画のみでしたが、相変わらず動きとか映像は素晴らしいものがあり、これで映画を作ってもいいんじゃないかな?って思う程のできばえでした。まだ正式稼働していない状況なのに、既にこれだけの動きを見せられてしまうと、実際に発売されたら一体どんなゲームになるのか、ちょっと楽しみになってきました。

 音ゲーは、「ポップンミュージック12 いろは」「ビートマニアII DX 10th」等の定番ゲーム以外に、DDRも出展されていました。アーケードではもう新しいのは出なそうですが、家庭用では細々ですが出し続けているみたいです。で、このDDRで気になる曲を発見しました。曲名は忘れてしまいましたが、作曲者が古代祐三さんって曲が混ざってました。すごく気になるので、曲だけでも是非聴いてみたいですね〜。イースとか聴いてた年代の人にとっては、すごく気になるんだけどな〜、って思うのは私だけかな?ちなみに、最近はナムコの「湾岸ミッドナイト」でも曲を提供しているんですね。知り合いにサントラ聴かせてもらいましたが、ジャンルがトランスに近い曲だったので、イースの頃の雰囲気は全然ありませんでした。このDDRはどんな曲だったんだろ…。「まさか、古代さんの曲を前にして選ばなかったとか言わないだろうな〜」って言われそうですが、ちゃんと選曲はしましたよ!マニアックを選んでクリアしましたよ!でも周りがうるさすぎて全然聞こえなかったんです…。クリアしたと言っても、ほとんど目押し感覚で踏んでたし…。

 ブース内には大型スクリーンでゲームの紹介が見られるコーナーがあり、整理券をもらい、それに書いてある時間に行けば見る事ができるという便利な仕組みで、私も1回見る事ができました。内容は、PS3の「メタルギアソリッド4」や「ランブルローズXX」「プロ野球スピリッツ」「実況パワフルプロ野球」を見る事ができました。「ランブルローズXX」は女子プロレスが舞台のゲームなんだけど、これって18禁にならないかな〜って思った。と言うのは、着ているコスチュームの中でかなりきわどいのがあって、全身網タイツってのがあった。さすがにこれはやばいんじゃないかなぁ…。確かテクモの「デッドオアアライブ エクストリームビーチバレー」ってゲームは、着せ替えができる水着の中にかなりきわどいのがあった為にCEROで12禁だか15禁指定を喰らってた気がするんだけど、これも何らかの指定を受ける可能性があるかもしれないな…。

 実は、この大型スクリーンで見る為の整理券ですが、2回もらいました。と言うのは、1回目もらった時、ちょっとタイトーで並んでいて指定の時間に2分間に合わなかったんだけど、その2分がオーバーという事で見せてくれなかった。確かに遅れた私が悪いけどさ、この回の入場だってまだ待機状態だったし、列もまだ余裕があるんだから、少しは遅れたって合流させてくれる位の寛大さを出してくれても良かったんじゃないかな〜って思った。


ラグナII始動GRAVITYラグナIも新エピソード

 ラグナロクオンラインで一躍MMORPGの代表格になったGRAVITY。そのラグナの続編にあたる「ラグナロクオンラインII」が発表されました。私も長年ラグナをやってるだけに、あまり期待はしてないものの気にはなってるので、実際にプレイして関係者のトークをよく聞いてきました。

 まずトークの内容ですが、現在稼働しているラグナと何が違うかが説明されました。私の独断を混ぜて説明してみます。
○ 転職が好きにできる
 ラグナでは、転職はノービスの時に好きな一次職へ転職できますが、その後の二次職といわれる上位職には、決まった職業にしかなれません(ノービスからアコライトになった後、その先はプリーストかモンクにしか成れない)が、ラグナIIでは好き勝手に転職ができるそうです。つまり、アコライトやった後にマジシャンやってみたり、ソードマンの後にマーチャントやってみたり…なんて事も可能だそうです。
○ 一度覚えたスキルは忘れない
 がんばって育てた職業で覚えたスキルは保持され、別の職業になってもそのスキルは消えません。再びその職業に戻った時には、当時覚えていたスキルが戻ってくる仕組みです。アコやってヒール10覚えた=>その後にソードマンに転職=>またアコに戻った時、ヒール10は残ってる。こんな感じかも。
○ 職業が変わっても、過去に覚えた他の職業のスキルを少しだけ使える
 ここが一番の違いで、過去に覚えたスキルを他の職業でも使えるとの事。だから、マジシャンなのにヒール使えたり、アコライトなのにバッシュが使えたり、そんな事が可能になるそうですが、さすがに何でも使えるって訳じゃなくて、かなりの制限を設けるみたいです。その辺りの詳細は分かりませんが、確かに制限かけないとウィザードで速度10ブレス10ヒール10キリエ5とかのプリースト支援魔法が全て使えたら鬼ですよね。

 とりあえず私が聞いてきて覚えてるのはこれくらい。で、実際にプレイしてみてどうだったかというと…「プレイ後数分でクライアントが強制終了しました」…ま、ベータにもなってない状態なので、何らかの不具合はいくらでもあるから気にはしませんけどね。ただ、キャラクターから背景から敵から全てが3Dポリゴンになってしまったため、ラグナロクという名前の別のゲームって感じがしましたね。確かにうさみみとか付けてたりポリンがいたりとかでキャラクターはラグナロクなんだけど、全てがポリゴンなので違和感がありました。ラグナの最大の魅力というのは、他のMMORPGが3Dポリゴンを使いたがるなか、2Dキャラを使っている所だと個人的には思うんですよね。それがポリゴンになってしまうと、他のFF11とかPSOと同じ土俵に上がる事になり、あえてラグナIIを選ぶ理由ってのが無くなってしまいます。BOTの取り締まりは後手後手で、RMTも放置に近く、管理の甘さが指摘されてるガンホーがまた管理するとなれば、たぶん私はラグナIIには移行しないと思います。ま、今のギルド仲間が移行するなら考えるけど、今の状態では考えられないですね。とりあえずベータがこの冬に始まるという事なので、ラグナしつつ様子を見る事にします。ちなみに、ポリゴンで描かれてるキャラはまだ荒削りな所があって、まだ同じポリゴンでもガンホーの「エミル・クロニクル・オンライン」とか「ヨーグルティング」の方が断然きれいですね。その点も気にしながら情勢をつかんでいきましょう。
 唯一評価できる所は、多くの人に楽しめる様にするため、パソコンの要求スペックをかなり下げている事。CPUはPentium3 1Ghz以上で出来る様に作るそうです。今のラグナでもPen3 800Mhzで動かしているギルド仲間もいますが、やっぱりウィザードの大魔法でエフェクトが大きくなるとコマ落ちとかが激しくなって動きが重くなる現象は起きてます。今回は正式にPen3 1Ghz以上と謳ってしまったので、そこには期待というか注目すると良いかも。フルポリゴンで大魔法が放たれた時、1Ghz程度のCPUで処理しきれるか見物です。


今回は単体でしたセガパッドでスペハリは辛かった…

 今回はサミーがくっつかずセガ単体で出展していました。定番のソニックとかファンタシースター、ぷよぷよ以外にも、版権物もあったりで賑やかな感じになってました。

 体験コーナーの待機列が一番長かったのは、やはり「ファンタシースターユニバース」。確か80分待ちまで確認できた様な覚えが…。もともとファンタシースターは1987年にセガマークIIIで発売されたRPGで、その後メガドライブで続編が出たりしてセガ独自路線を突き進んできて、ドリームキャストではオンラインゲームとなり、今回もオンラインゲームとして出展されてました。しかも、今回はオフラインモードもあって、一人でもOKだし最大6人でも楽しめる様になっている模様。
 次に長かったと思われるのは、版権ものの「BLEACH」を題材にしたゲーム2つ。1つは最大4人まで同時対戦ができる2ラインの純粋な対戦格闘ゲームで、もう一つも格闘ゲームだけどストーリー展開も楽しめる様になっていて、アニメのストーリーに沿った物語と、このゲームの為に作られた完全オリジナルストーリーが収録されているという事で、ファンなら気になってしまうゲームに仕上がってます。
 「頭文字D STREET STAGE」がPSPで展示されていました。今回はPSPの機能にある無線LANを使い、アドホック接続(本体間接続)で通信対戦が出来る様になってます。無線LANなら通信の遅延も少なくて熱いバトルが出来そうですが、人のプレイを見た感じでは処理速度が思ったよりスムーズじゃなかった気がしました。まだ開発途中という事ですが、その点が改良されていればかなり遊べそうなゲームになりそうです。

 個人的に興味を持ったのが「赤ちゃんはどこからくるの?」という何とも怪しいタイトルのゲーム。以前「きみのためなら死ねる」というタイトルで出ていたゲームのシリーズで、内容は数多くのミニゲームをクリアしていくというシンプルなもの。だけど、途中の演出とかが本当に楽しくて、ストーリーが「ある日出会った素敵なカノジョに、12人同時にヒトメボレ!?」とスタートからあり得ないシチュエーションから始まり、そのカノジョをゲットするべくミニゲームを攻略していく、といった内容だと思います。その彼氏と彼女の仕草が、何ともバカップルって感じで拍子抜けする感じなのが、また何とも良い味出してて面白そうなゲームに思えました。ただ、機種がニンテンドーDSなんで、持ってない私は本体から買わないとダメなのが悩みどころなんだけどね…。

 実際に体験してきたのが、SEGA AGESシリーズの「スペースハリアーII 〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜」と「SDI&カルテット」の2つ。「スペースハリアーII」の方は、アーケードの初代と、マークIIIの移植版、スペハリ3D、メガドラ版スペハリIIを完全収録。あの頃、ムービング筐体で乗り物酔いした世代にとっては、本当に懐かしいゲームで、私もアーケード版をやってみました。しかし、パッドでスペハリって本当にやりづらかったですね…。やっぱりアナログジョイスティックを握って飛行機を操るかの様に操縦できないと、思うように操れない自分がちと寂しく思えちゃいました…。でも、雰囲気は当時そのまんまなので、あの頃の燃えっぷりを思い出したい人は買ってみるといいかも。 
 「SDI&カルテット」は、カルテットをやってみましたが、これも移植は完璧でした。この時、残念に思えたのが曲が全然聞こえなかった事。カルテットもSDIもセガの雰囲気が出てて良い曲ばかりなんですよね。でも会場があまりにも賑やかすぎて曲が全然聞き取れなかった…コナミのDDRの時と同じ感じで…。後でCDかカセットを探して聞いてみるかな…。


ちっちゃなブーススクウェアエニックス自社のイベント後だし

 実は、7月下旬に自社で「スクウェアエニックス パーティー」というイベントを開いて、ゲームショウよりもいち早くゲームの展示・体験・発表を行ったため、ここで改めて大々的にやらなくてもいっか〜、みたいな感じで小さめなブースで色々と展示していたスクエニ。基本的には、その自社イベントで行われてた事を再びやってたって感じで、行った人にとってはかなり物足りないブースになっていたかもしれません。そんな訳で、私は今回ここのブースには足を運びませんでした。

 でも、それでは寂しいので自社イベントに行った時の事を少しだけ話してみます。
 会場は幕張メッセの9〜11を借り切って、かなり広々とした状態で開催されました。中では幾つかの部屋があって、それぞれゲームの映像を見る事ができました。私はFF7関連の動画を見ましたが、その時PS3を使ってFF7のオープニングが再現されていて、あのお人形さんの様な動きだった(それでも当時は感動ものでしたけどね)初代PSのクラウドやエアリスが、FF10みたくすごくきれいなキャラクターに生まれ変わっていて、何かすごく時代を感じました。最近、FF7のポリゴン動画がDVDとUMDで発売されましたよね。あれはPS3ではないと思いますが、動きは本当にきれいですよね。このイベントでも紹介ムービーを見ましたが、何かキャラクターが本当に生き生きとしていて、見てて「全編見てみたい!」って思いましたよ。特に、ティファが戦ってるシーンなんかは迫力ありましたから。「ティファって、こんなに強かったんだ・・・」って関心する程。昔、ファイナルファンタジーという名ばかりの全く別っぽいフルCG映画が出ましたが、あまりパッとしないまま時代に流されてしまいました。でも、今回は良い感じかもしれません。しかし、このFF7のDVDは特別限定版が2万円以上するのねん・・・確かに、アニメDVDとかグッズとか色々付いてる豪華仕様だから高いのかもしれないけど、ちょっと行き過ぎな気がするなぁ・・・。
 そういえば、FF7というとヴィンセントが主役のガンシューが出ていたり、タークスの一員になってミッションを進むゲームとか出てますね。今年はFF7の当たり年なのかな?


次はスクエニと?タイトーシミュレーションはいい感じ

 ゲームショウ前に、スクウェアエニックスの子会社化となる事が報道されたタイトー。でも、スクエニ側は「あくまでタイトーはタイトーとして残す」という方針みたいなので、しばらくは今まで通りの活動をしていくと思います。でも、あまりにも不振が続けば切り捨てられる可能性もある訳で、ここらで踏ん張って欲しいと思う今日この頃。今回も電車とか飛行機とかあって楽しませてもらいました。

 今回の電車でGO!は、PSPで山手線一周できます。普通にやれば1時間以上かかってしまう代物なので、4駅ほどやって止めました。ここで気になる点が1つあります。それは処理速度が安定してなかった事。これがPSPの性能限界だと言われてしまえばそれで終わりですが、ポリゴンの表示量によって処理速度が変わってくるのは、やってて辛かったですね。私の場合、ホームに電車を止める時は計器を見るより背景の進み具合でブレーキを強弱しているので、この処理速度が変わられてしまうと本当に痛い。「だいぶゆっくりになってきたから、そろそろブレーキを緩めて微調整かな〜」って計器を見ると、まだ20キロ以上速度が出ていたりとかが何度もありました。PSで初代の電GO!をやった時も、山手線恵比寿駅で処理落ちがあって、ここの駅だけはうまく止まれなかった記憶が、ここでよみがえった感じ。その点は改良して欲しいですね。
 あと、XBOX360で「ワールドエアフォース」という戦闘機のドッグファイトを体験できるゲームも試遊する事ができました。過去にもPS2等でこの手のゲームを出しているだけあって、グラフィックや挙動などが本当にリアルに再現されていて、ナムコの「エースコンバット」とはまた違う雰囲気で遊べるゲームでした。あの状態でまだ開発途中という事なので、完成した時はどれだけの完成度になるか楽しみです。挙動があまりにもリアルすぎて、見事に墜落しちまったよ・・・。

 そういえば、このブース内に「魔探偵ロキRAGNAROK 魔妖画 〜失われた微笑〜」というADVが展示されてました。個人的にロキは好きなので気にはなったのですが、「何故にタイトーで月刊コミックブレイドのマンガがゲーム化?」って思った。これもスクエニとくっついた効果なのかもしれないですね。全編フルボイスという事なので、ファンは期待してもいいかな。


ラグナだけじゃないガンホーオンラインエンターテイメント社名長いな…

 ガンホーといえば、グラビティと手を組んでラグナロクオンラインを運営している会社。ただ、管理に関してはかなりダメっぷりを体験している私にとって、そこだけ改めてくれればいい会社だと思ってるんですけどね。そんなガンホーですが、最近はラグナ以外でも色々なオンラインゲームでがんばってます。

 「エミル・クロニクル・オンライン」は、ブロッコリーも手がけているオンラインRPGで、キャラクターのイラストがかなり「萌え」なゲームになってます。ゲーム自体はフルポリゴンですが、これが意外とイラストの雰囲気が良い感じで表現されているので、キャラに釣られてやってみる人とか多そうです。その辺りはさすがはブロッコリー、しっかりとツボを得てますな。
 エミルに負けず萌え路線を走っているのが「ヨーグルティング」という学園が舞台のオンラインゲーム。今なら、エミルと一緒にベータテスト中という事で無料にてプレイする事ができます。将来、課金された時の具体的な金額とか時期は分かってませんが、それまでの間だけでも雰囲気を味わってみるといいかもしれませんね。ちなみに、私の知り合いはPentium3 800MhzにGeForce2MX400という環境でありながら、両方とも無事にプレイできています。さすがにコマ落ちは仕方ないですが、ゲームにならない程酷くはないので、一昔前のパソコンでも動くかもしれません。それよりもISDNでパッチ当てる方がしんどいそうな…。

 今回、気合いが入っていたのが「TANTRA」というオンラインRPGで、これはいつでも無料で楽しめます。ゲームの雰囲気は、ヒンドゥー神話の世界観になっているため、さっきのエミルとかヨーグルティングとは違って萌え要素はかなり少ないです。このゲームのイメージソングを2人組の歌手が歌っているみたいですが、その作詞だか作曲でゴダイゴのタケカワユキヒデさんが絡んでいる様で、TANTRAのステージで歌の紹介をしていました。それと同時に、銀河鉄道999とガンダーラまで熱唱してくれて、私と同じ世代の人にとっては懐かしさ炸裂なイベントになっていました。個人的には、モンキーマジックも歌って欲しかったな〜って思った。


ここからはすごく簡単な解説になります。混んでいて行かなかったとか、あまり興味なくて行ってなかった…等。さらっといきましょう。

 コーエーは「三国無双」「信長の野望」といった定番ゲームの続編から、「遙かなる時の中で」「金色のコルダ」といった女性向けゲームまで無難に展開していました。XBOX360でも「三国無双」を出すという事で、本体発売と同時に並ぶラインナップの一つになる可能性が高いゲームになると思います。


 ブロッコリーは、さきほどのガンホーでもあった「エミル・クロニクル・オンライン」の他に、「クロスワールド 見知らぬ空のエターティア」と「ギャラクシーエンジェルII」のゲーム紹介をやってました。あと、新たなカードゲーム「ディメンジョン・ゼロ」の体験会もやっていて、コアな層を引きつけてました。ここではカードゲームに関するアンケートをやっていて、協力してくれた人にギャラクシーエンジェルに出てくるミントかランファンの絵が描いてある下敷きをプレゼントしてました。とりあえずランファンの方をゲットしておきましたが、一般初日の午後にはミントの下敷きが全て配りきってしまった模様。2日目ではランファンのみ配布してました…ミント人気恐るべし。

 トミーは、「NARUTO」と「ゾイド」の2本柱がメインでした。「NARUTO」に関しては、パンフを見ただけでも5つのゲームが紹介されていて、「ゾイド」は7つものゲームが載っていました。そういえば、トミーでもコミックブレイドの「エレメンタルジェレイド」のゲーム化をやってます。タイトーの魔探偵ロキの例もあり、最近は関連企業以外でも版権ものを出す様になってきたのでしょうかね。それとも、スクエニが人員不足でやってられない…とか…?

 ハムスターというあまり聞き慣れないメーカーですが、出すゲームはどれも聞いた事のある物ばかり。「オレたちゲーセン族」シリーズの第2弾として、今回は「バーガータイム」「イーアルカンフー」「テラクレスタ」「スーパーバレーボール」が私有できました。この4作品を使ってハイスコアゲーム大会もやっていて、私はスーパーバレーボールをやってきました。見事に稲妻サーブのやり方を忘れて普通にやってしまったせいで、最後のソ連に負けてしまいました。でも、あまりにもマニアックなゲームのせいか、あまりやり込んだ人も少なかったお陰で、私のスコアが2日目のトップになりました(公式サイトの特設コーナーで確認)。で、このゲーム大会に参加した人に早い者勝ちで「過去の名作?」なソフトをプレゼントしていて、私がもらったのは「ブルーブレーカーバースト」という格闘ゲームでした…「過去の名作?」。一角には、「冬のソナタ」のタイピングゲームもありましたが、人はまばらでした・・・客層が違うからかな。



 クライマックスというメーカーは、最近の人にとっては聞いたことの無い知名度の低い会社だと思いますが、個人的には懐かしいメーカーで、過去にメガドライブで「ランドストーカー」という疑似3Dのパズル要素を含んだアクションゲームを出しています。私もこのゲームには相当はまった記憶があります。その「ランドストーカー」がPSPに移植されます。独特の斜め視点(ダイヤモンドディメンジョンシステムって言うんだっけ?)と斜め入力で、今の人たちも悩んでもらいましょう。

 テクモといえば「デッドオアアライブ」。今度はXBOX360で出る予定です。マイクロソフトブースで動画を見られたので、ここでは「TECMO CLASSICS ARCADE」という、昔のアーケードゲーム11本が収録されているゲームが気になりました。「スイマー」とか「スターフォース」なんて懐かしいタイトルもあって、タイトーの「タイトーメモリーズ」みたく面白そうなんだけど、いかんせん機種がXBOX…うち無いし…。

 NTTドコモは、携帯のiアプリを使ったゲームを色々と展示していました。最近はiアプリ自体もどんどんと進化していて、かなり複雑なものもきれいに動く様になりました。以前、ナムコの「ドラゴンスピリット」がiアプリで出来てすごいと思っていたら、最近は「ワルキューレの伝説」とか「ローリングサンダー」とか出来るんですね〜。次は是非「マーベルランド」を移植して欲しいなぁ。

 アトラスといえば「女神転生」。今回もPSPに「デビルサマナー」に移植されるみたいです。しかし、私は「くにおくん熱血コレクション」の方が気になったかな。ゲーム自体は知ってるだけでやった事はほとんど無いですが、確かこのゲームってテクノスジャパンってメーカーだったと思った。確かテクノスジャパンは既に倒産していたと思ったので、どこかが版権を引き継いで許可取ったのかな…?

 ディースリーパブリッシャーといえばシンプルシリーズが有名。今回もアクションありミニゲームありで色々と展示していました。気が付けば、PS2のシンプルシリーズもVol.92まで出ているんですね。他にも、DS版もいくつかありました。

 元気はXBOX360版の「首都高バトル」の映像を見る事ができました。もう定番になってきたレースゲームですが、動画をみた感じ画面はきれいだったけど処理落ちが結構あったので、その点はまだ発売まで時間もあるし改良されると思います。「必殺裏稼業」は、懐かしの「必殺仕事人」がベースのゲームですが、そもそも仕事人を知ってる人ってのが若年層切り捨てっぽい感じが・・・。藤田まこととか菅井きんとか、今の人じゃわからないだろうなぁ・・・。

 カプコンは、ここでも定番の「鬼武者」シリーズとか「モンスターハンター」の続編、「バイオハザード4」がありました。中には、「魔界村」の続編「極魔界村」なんてのもありました。無印から「大」「超」ときて今度は「極」、さて次は何が付くのかな・・・。


 最後のシメになりました・・・長文で申し訳ない

 公式サイトで、正確な入場者数が公表されました。土曜日が67791人で、日曜日は72197人で、去年のゲームショウに比べて入場者数は増えてました。やはり次世代ゲーム機の発売前という事で、気になった人が多かったんだと思います。でも、実際に出来たのはXBOX360のみで、PS3や任天堂の次世代機は体験できませんでした。もし初期みたいに年2回開催されていれば、来年の春はさぞかし次世代機で盛り上がっていたんだろうな〜って思いました。

 その次世代機がXBOX360のみだったので、あまり盛り上がらなかった感じもありましたが、PS3は紹介ビデオとかで性能の良さをアピールしてがんばっていました。PS3は来年発売という事で、まだ体験できるレベルまで達していないのかもしれませんが、折角1年に1度のイベントだし、多少バグがあっても体験できた方が良かったんじゃないかな〜って感じました。途中で止まっても「まだ開発途中ですから〜」って大目に見てもらえるだろうし・・・。それとも、XBOX360版の開発でPS3に手が回らないメーカーが多いのかな・・・なんて変な勘ぐりまで考えちゃったり。

 という事で、ゲームショウ的には次世代ゲーム機の競演は来年に持ち越された事になるのかな。その頃には次世代機のシェアも固まりつつあって、ゲームも色々と出ていると思うので、次回は次世代機をを見に行くのではなく次世代機の機能をフルに使ったすごいゲームを体験しに行く気分で足を運んでみようと思います。来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、来年も暇があればまたゲームショウに行ってみようと思います。その時にはまたレポートを載せてみるので、興味があったらまた見に来て下さいね。


 さて、今回も1泊2日で出かけた訳ですが、いつもは近くのカプセルホテルに泊まって(前回は西船橋だった)休んでいた所を、知り合いも一緒に行くという事で、イベント泊まりでは初めてホテルに泊まってみました。結構珍しいホテルだったので、少し紹介してみようと思います。ちょっとだけ参考になれば良いかな。

 泊まったのは「東横イン 千葉幕張」というビジネスホテルです。このホテルを選んだ理由は色々ありまして…

○ 安い上に、現金以外でもOK
 1泊ツインルームで7560円でした。これは1部屋の料金なので、2人で泊まって割り勘にすれば3780円になります。私がよく行く上野のカプセルホテルは3600円、前回行った西船橋は3800円(次回300円引き券もらえる)だったのを考えると、少し高くなるけどそれ以上の快適さがあるので良いでしょう。しかも、この料金は現金以外にもカードでの支払いも出来ます。他にも、何と金券での支払いもできるのがすごく魅力的でした。よく新聞を勧誘する人が家にやってきて、新聞取ってくれたら・・・って金券をくれるんですよね・・・ビール券。私はアルコールを普段から全然飲まない為、ビール券もらっても全然使ってませんでした。金券ショップに持っていけば換金できるけど額面満額じゃないのが何か勿体ないからと残しておいたのが、ここで使えました。しかも、額面満額で支払えるのでかなりお得。他にもテレホンカード(同時に2枚まで)とか商品券でもOKなので、もし使ってなくて余ってる金券があったら使ってみてはどうでしょう?ただし、使えない金券もあるので、詳しくはホテル側に問い合わせてください。

○ インターネットで予約ができる
 全国に点在しているホテルが地図で確認する事ができ、ネット上で部屋の空室状況が分かって、その場ですぐに予約する事ができます。予約は2ヶ月先まで予約でき、予約を入れた日の前日までならネット上でキャンセルする事もできます。当日になってからはキャンセルする時は16時までに電話で取り消しできます。それを過ぎると手数料を取られます。私は水曜日にたまたま空室を1つだけ見つける事が出来たので、速攻で予約しました。

○ 無料送迎バスがある
 ホテルの場所は幕張メッセから少し離れた所にあり、移動するには結構不便な所。でも、海浜幕張駅前のプレナというお店の横から無料直通バスが走っているので、移動はとても便利です(約20分くらい)。しかも朝は7時半から送ってくれるので、早朝のイベントでも使えて便利です。運転手さんに「幕張メッセで降ろして下さい」って言っておけば、会場前のバス停で降ろしてくれるので、移動が本当に便利です。ただ、本当に朝早くから並ぶ人にとっては、7時半ってのは遅いかも・・・?

○ インターネット使い放題
 ホテルのロビーにはパソコンが2台置いてあって、ネットが使い放題になっています。しかもプリンターまで装備しているので、イベントのチェックをして印刷する事もできて結構便利。さらに、そのロビーはホットスポットになっていて、無線LANが装備してあるパソコンを持っていけば、その場ですぐにネット接続が出来ます。おまけに、各部屋にはイーサネットが標準装備されていて、そこにLANケーブルを接続すれば部屋でもネットに接続できます。LANケーブルを忘れてもフロントに言えば無料で貸してくれるので、ノートパソコンを持ってる人は是非持っていってください。使い慣れた自分の環境でネットが出来るのって本当に便利ですよ。

 そして、実際に行って泊まってみた感想です。
 建物は9階建てで、エレベータは2基。ロビー横には自動販売機があって、缶は100円で500mlペットボトルが130円という良心価格。自販機の横にはミネラルウォーター(?)が飲み放題になってました。ホテルの側にはファミリーマートがあるので、何か買い出しをしたい時には数分で行く事ができます。
 部屋の中は大きめのベッドが2つに、机とテレビがあって、ユニットバスになってました。ベッドどうしは50cmくらいしか空いてなくて思ったより広くなかったけど、カプセルホテルに比べれば寝床も広いしネットも出来るしエアコンも付いてるから快適でした。冷蔵庫もあるので買ってきた飲み物を冷やしておく事も可能で、ビジネスマン向けにズボンプレスまで付いてました。テレビは通常の地上波放送以外に、映画も見る事ができました(この時は洋画のキャットウーマンが流れてました)。
 ネットの公式サイトでは気づかなかった便利サービスは、朝ごはん無料サービスだけじゃなくて夕食の無料サービスも付いていた事。朝食はバイキング形式で、わかめご飯としょうゆご飯のおむすび、みそ汁、コーヒーが頂けました。やっぱり朝ご飯は一日の活動源ですからね、しっかり食べたい所でこのサービスはとても重宝します。この朝食サービスはネットでも紹介されてましたが、夕飯の無料サービスもありました。この時はカレーが食べ放題になっていて、このサービスを知らずに外で食べてきてしまい、ちょっと損した気分でした。
 あと残念だったのは、ネットは使い放題だったけどラグナロクは出来なかった事(室内とロビーのホットスポット両方)。パッチサーバには接続できたけど、ログインサーバに接続できませんでした。たぶんセキュリティ絡みで特別なポートは閉じていたんだと思います。ちょうどゲームショウでラグナIIの話を聞いてきたので、ギルドメンバーにその事を報告しようと思ったけど、出来なくてちょっと残念でした。
 新聞はロビーに無料で持っていける様になっているので、イベントの待ち時間に暇つぶしの為に持っていくのもいいかも。新聞は日経新聞でしたけど。

 何かと重宝させてもらったこのホテル、興味がある人は 東横イン のサイトに行ってみてくださいな。
 折角なので、ベランダから見えた風景でもどうぞ。


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