東京ゲームショウ2006 レポートっ!

 9月22日から24日(22日はビジネスデー)、幕張メッセの1〜8ホールを利用して東京ゲームショウ2006が開催されました。今年の目玉は、何といってもPS3WiiXBOX360の次世代ハード三つ巴勝負。久しぶりのハード対決という事で、今回は会場内も盛り上がり&人混みまくりで大変な2日間でした。今回も、激闘の2日間で行ったブースやプレイしたゲームのレポートを書いていこうと思います。興味のある方は、最後まで付き合って下さいな。

 幕張メッセで開催されると、一般の入場待ちは会場のまわりに列を並ばせます。今回は、前回とほぼ同じ時間帯に出発、家を朝5時に出て熊谷から電車に乗り、会場に着いたのが8時30分頃。この状態で、何と列は会場の裏の手前!横に最後尾が来ていました。去年は、同じ時間帯で最後尾は会場の裏だった事を考えると、あきらかに人が多くなっている事が分かります。やっぱり次世代ハードが体験できるとあって、大勢の人がやって来たんでしょうね。

 2日目、会場の裏に出来た待機列


やっぱり気になるよねっ! SCEI やっぱり大混雑

 今回の目玉の一つ、PS3があるソニーコンピュータエンタテインメント。やっぱり気になってる人が多かったせいで、ブース周辺は大混雑。試遊台も結構置いてあったものの、それ以上の混雑でまともに試遊する事ができませんでした…。実はグランツーリスモHDとかフォーミュラー1とかやってみたかったんだけど、常時30分待ち以上だったため諦めました。

 そんな中、奇跡的にプレイできたのがPSPエースコンバットXリッジレーサーズ2…両方ナムコじゃん…。

 エースコンバットXは、これが携帯ゲーム機!?って思わせる程の画面の綺麗さ。動きも60fps出ていると思われる程スムーズな動き。操作性も良い感じで、私が家でPS2版をやってた時の記憶が蘇る程の出来でした。しかも、ヘッドホンを付けての試遊だったため、音楽もいいし英語を話してくるのもビックリ。何か、携帯ゲーム機って思えない程の出来にちょっと感動。

 リッジレーサーズ2は既に発売済のソフトでしたが、たまたま通りがかった時に誰もやってなかったので、ちょっと試遊してみた。これもまた出来が良くてビックリ。何かPS2版をやってるんじゃないか?って思わせる程の綺麗さ&動きにまたまた感動。何か、PSPが欲しくなってきちゃったよ…。

 PS3の話。正直な話をすると、少しなめてかかってました。どうせまたポリゴンがメインでしょ?そんな飛躍的に向上する訳でもないし、ハードの性能が良くなったってソフトが付いてこなきゃ意味が無いんだし、PS3の性能を引き出すにはまだ数年はかかるんじゃないかなぁ…それ以前に、ハードだけで6万を超えてるってどうよ?そんな高いの買えないよ〜、ってね。ところが、ゲームショウ初日に社長の鶴の一声「PS3を値下げして、下位の方は49980円にして、HDMI端子を付けます」。それでも約5万だよね…やっぱり高いよな。

 PS3の本体とコントローラー

 ところが、実際に動いている所を見て衝撃を受ける。確かにPS3は性能が向上しただろうけど、高解像度でなめらかな動きは簡単には出来んだろう…って思っていたら、そんな事はあっけなく覆された。リッジレーサ7が、フルHD(1080i 1920x1080)&60fpsで動いていました!これには正直ビックリというか感動しましたね。所詮ポリゴンが細かくなっただけ…程度にしか思ってなかったけど、ここまで画質が向上するとは思いませんでした。あと、アーケードで稼働中のバーチャファイター5も、アーケードと遜色無いレベルで完全移植。これにもビックリ!バーチャ自体やってないので操作性とかレスポンスとかは分かりませんが、画面に関してはアーケードそのままでした。ここまで来ると、家庭用ゲーム機って感じじゃなかったですね。

 このSCEIブースでリッジレーサー7を試遊しましたが、いや本当にすごかった。言葉で表すのが難しいんだけど、とにかく綺麗だった。これだけの性能が出せて5万を切った(と言っても20円だけど)価格で買えるなんて、実はお得なんじゃ…ってちょっとソニーの策略にはまりそうになりました。が!初版ってのが怖いので、少し様子を見るかな。PS2みたく価格改定でも入って39800円とかになったら買ってもいいかな〜なんて思ったり。

 しかし、気になる所がいくつかあります。ちょっと列挙してみると…

1.止まってた、固まってた…
 まだ発売前だし、ソフトも開発途中だとは思うんだけど、なかなかの頻度でゲームが止まってました。私が見ただけでも2回は止まってました。これがソフト側に問題があるのか、ハード的な所なのかは不明ですが、結構PS3って熱を持つらしいので、それが原因ではないかと思ってます。だって、ハードは誰も触れない様にケースの中に入っていて、そこからコントローラーが出てた感じなので、ケースの中の換気がしっかりしてないと熱暴走は必至。一般家庭ではそのまま置いておくだろうから大丈夫だと思うけど、夏が心配だね…。

2.出来具合がバラバラ
 これもまだ開発途中だからだと思うけど、ソフトによって出来が全然違いすぎた。PS3で私を唸らせる程の出来だったのは、上でも書いたリッジレーサ7バーチャファイター5の2つだけ。それ以外は、正直言って食指が全然動かなかった。特に、リッジ7の隣にあったアーマードコア4に関しては、処理が全然安定してませんでした。自機だけでいれば動きはスムーズだけど、敵がやって来たりミサイルを撃ったり撃たれたりするとコマ落ちが発生。爆風の中に突っ込もうものなら、何かパラパラマンガを見てるかの様な動きになってました。これじゃ、うちのパソコンでポリゴンゲームやってるのと同じじゃん…って思う程酷かった。

3.HDMIの恩恵
 HDMIというのは、テレビと周辺機器を接続する線の種類で、簡単に言えば「1本で映像と音声両方の接続が出来る線」。映像はデジタル信号でやりとりを行う為、非常にシャープな映像を映す事が出来ます。音声もS/PDIF規格のデジタル接続でクリアな音。これでPS3をプレイする為の最強の環境が整う訳ですが、問題はこのHDMIに対応したテレビでないと画面の綺麗さが十分に発揮されない事。
 ブースではテレビが同社のBRAVIAに接続されていた為、とても画面は綺麗でした。リッジ7も1080iで映し出され、これぞフルHDだ!と思わせる程の美しさでしたが、果たしてこの美しさを見られる環境を持つ家庭が、この世界で何世帯あるんだろうか…と思うと、この恩恵を受けるのはごく一部なんだろうなぁ…ってちょっと寂しい思いをしました。一応、AVマルチ端子を持っているので、そこからD4端子ケーブルとか発売されれば、HDMI端子が無いテレビでもD4端子があれば1080iでゲームは出来ると思います。それでも、HDMIとかD4といったフルHD対応テレビはまだ普及しきれてない事を考えると、普通のビデオ端子とかS端子とかではあの綺麗さは体験できずに悔しい思いをする人が続出するんだろうなぁ…って思った。ビデオ端子に接続して「何だよ!PS3って画面が綺麗って言う割にはPS2と変わらないじゃん!」とか思う人がいたりして…。

 PS3で盛り上がっているだけかと思ったら、PS2PSPでも不思議な本体を展示していました。何と、迷彩色のPSPとかピンク色のPS2とか…。迷彩色は地味だったけど、ピンク色はめっちゃ派手だったなぁ〜。

 ピンク、派手すぎ!


リッジすごすぎでした バンダイナムコ 版権ものもすごかった

 両者とも、それぞれ強みをもっているメーカー同士。それぞれの個性を出したゲームを色々と出展していました。
 ナムコと言えばテイルズシリーズ。PSPテイルズ オブ ファンタジア フルボイスエディションや、PS2テイルズ オブ デスティニーDSテイルズ オブ ザ テンペスト携帯電話向けのテイルズ オブ ヴァールハイトと、今回も色々と出展していました。他にもPS2太鼓の達人とかXBOX360アイドルマスターとか出展していましたが、目立っていたのはバンダイの版権物でしたね。

 一番推していたのがPS2機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.II PLUSアーケード版の移植ですが、PS2版のオリジナルモードとか追加モビルスーツもあったりする模様。今でも根強い人気があるゲームなだけに、期待している人も多いハズ。ブースにある巨大モニタにも、ゲームの内容やキャラの紹介をムービーで流していて、多くの人がそれを見ていました。

 PS2ドラゴンボールZ Sparking! NEOは、前作の続編みたいな位置づけって感じで、使えるキャラクターがメインからサブから映画でしか出てこないキャラとかが出てくるのは変わらず、今度は戦闘中に変身できたり通常とは違う攻撃が出来たりする追加が施されている模様。

 しかし、個人的には、PS2ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッドが気になりましたね。ジョジョと言っても初代ですからね、だいぶ古い物を引っ張り出してきたなぁ〜ってのが第一印象。で、内容は当然アクションなんだけど、画面に飛び交う「ゴゴゴゴゴ」とか「バアァーン」って文字。しかも、ポージングでキメる!とか解説で言ってたのがすごく怪しく思えた。一体どんなゲームになるんだろうか…。

 バンダイナムコでプレイしたのは…実は1つもありません。さっきソニーの所で書いたエースコンバットXリッジレーサーズ2SCEIブースで試遊したし、PS3リッジレーサー7も実はSCEIブースで試遊してきた。そんな訳で、ナムコのゲームは試遊したけどバンダイナムコブースでは何もプレイしませんでした。

 しかし、今回のブースは大混雑だったなぁ…。ステージ前なんて、何か芋を洗うかの様な大変な混雑でした。何かステージイベントとかやってたのかな。あと、上の写真の三連大型スクリーン、実は両端の2つは可動式です!横に動いて、それぞれ違うゲームの紹介ムービーが流れていました。随分と凝った演出だねぇ。

 人、多すぎですから!


サミーいなかった セガ Wiiブン回し

 今回はサミーの出展は無く、セガのみになってました。話によれば、サミーはAM事業を撤退したとか何とか…。とりあえずセガが引き継ぐ感じになるのかな?そうしないと、ギルティとか出なくなっちゃうしね。

 セガといえば、バーチャファイター。遂にアーケード版も5になって、それが次世代ゲーム機のPS3に移植される事になりました。既に完成度は高く、実際にプレイする事が可能でした。私自身、バーチャってやってないので詳細は分かりませんが、見た目はアーケードそのまま。PS3をアーケード筐体に入れてゲーセンに置いても、誰も気付かないんじゃないか?って思う程の移植度。開発者の方も、完璧に移植が出来たって言ってた気がする。

 他にPS3で何が出てるかな〜と思うと、パワースマッシュ3とかセガ ゴルフクラブソニック・ザ・ヘッジホッグがありました。パワースマッシュ3はポリゴンのテニスゲーム、セガ ゴルフクラブはプレイヤーがプロゴルファーの宮里三兄弟になっているゴルフゲーム、ソニックセガの定番ゲーム。

 その中で、私はソニックをプレイしてきました。リッジ7もきれいだったけど、ソニックもあの高速な動きをしっかりと表現できていて、それでいて画面もきれいだったのはビックリでした。このブースではテレビがパイオニアだったかな?たぶんデジタル接続だからきれいだったんでしょうね。ただ、私がよく知ってるソニックってメガドライブで、横から見た画面のソニックだったのがPS3は3Dポリゴン。正直いって、どこに行っていいか分からなかったです…。一応ゲーム内でアシスト的に説明はあるんだけど、その説明だけではどこに進めばいいかが分からない。で、隣にいたコンパニオンさんに色々と教えてもらいながら少しずつ進んだものの、それでも謎だらけで結局1面もクリアできなかった。思ったのが、どこに何があって、何をすればどうなるか、ってのが全然見えてこないのが困りもの。せめて画面上に矢印とかでも出てくれれば良いんだけど、それすら無かったからね。その辺りを改良すれば良いと思った。

 今回、Wiiを一番身近で見られたのがセガ。ところが、実際にプレイは出来なくて、コンパニオンさんがプレイしている所を見る事しかできませんでした。Wii版は3つソフトが出展されていて、定番のソニック、人気マンガBLEACH Wii、ミニゲームいっぱいスーパーモンキーボール

 ソニックPS3版と似た様な3Dポリゴンで、コントローラーを水平に持ち左右に傾ける事でソニックを操っていました。時にはコントローラーを上下に動かしてジャンプをしてみたり、連続して上下させて上に登ってみたり…。何か、今までに無い操作方法で操ってるのを見て、実際に試遊してみたかった…ってガッカリしてました。

 BLEACH Wiiは、マンガのBLEACHのキャラを使っての剣術対戦アクション。見た感じ、スクウェアエニックスが子供向けに出した、剣を振って敵を倒していく剣神ドラゴンクエストを思い出しました。ちょうど甥っ子と姪っ子がやってる所を見ていたので、頭がそっちに連想された感じ。コントローラーを振れば画面のキャラも振るんだけど、コンパニオンさんが半分やる気のないような感じでプレイしていたため、コントローラを適当に横へ振ってるだけでいまいちプレイの感じが伝わってこなかった。でも、画面ではバッサバッサと敵を斬っていて、時には必殺技も出てました…謎。

 スーパーモンキーボールは、ミニゲームをみんなでプレイして対戦する内容で、私が見た時はダーツとバッティングをやってました。ダーツの時は、コントローラーを矢に見立てて横に持ち、本当に放つかの様に画面に向かって動かすと、ゲーム内の矢が飛んでいってダーツに刺さってました。バッティングは、コントローラーをバットに見立てて構え、ボールが飛んできたら素振りをする様に振ると画面でもバットが振られ、ボールが当たれば飛んでいきました。その飛距離を競う内容になっていて、本当に色々とコントローラーをブン回すゲームだな〜って思った。でも、それが今までに無い操作方法で、かなり新鮮に見て思いました。個人的には、このコントローラーを使ったボウリングなんて出てくれればいいな〜って思いました。好きなんですよ、ボウリング…。

 実際に試遊したかった・・・

 ここセガで試遊したゲームは、PS3ソニック以外にPS2アウトラン2SP。このアウトラン2SPに関しては完全にノーチェックで、1日目の終わりに会場から出る時に乗ったエスカレーターからセガブースが見えて、そこに見慣れたアウトラン2SPのロゴ。お〜遂にSPも移植か〜、でも前作がXBOXだったから今回も360とかなんだろうな…でも、明日確認してみよう。って事で2日目に行ってみた。

 2日目に足を運んでみると、そこにはPS2で動くアウトラン2SPが!!!遂に、PS2でプレイする事ができるんです!これには正直ビックリしました。おそらく、今回のゲームショウで一番ビックリしたと思う。今、ゲーセンでやってるゲームってDDRアウトラン2SPくらいしか無くて、これが家で出来ればいいな〜って思っていた所に初代アウトラン2がXBOXで出た。この時には正直悔しかったけど、SPPS2で出て本当に嬉しかった!

 で、今年の冬に発売予定で開発率50%の状態で試遊できました。私自身、アウトラン2SPは全コース制覇していて、15面コースも完走できる程やりこんでます。そんな私がPS2版をプレイした感想です。画面は、さすがにアーケード版完全移植って感じではなく、少しポリゴンが粗く見えました。でも、60fpsで動いている所を見ると、あまり気にはならなかった。スタート前のコース選択は、SPコースと無印コース両方選択でき、曲はアウトラン2以外に元祖アウトランターボアウトランの曲も選択可で、BGM重視とかエンジン音重視の選択まで可能。車種もアーケードそのまま、コースはアーケードそのまま、車の出てくるパターンも同じ、ライバルカーの出現パターンも同じ。ゲーム内容は、アーケードそのままって感じでした。これにプラスして、ハートアタックモードで好成績を出すと追加で車が増えたり曲が増えたりするらしい。

 実際にプレイした感想は「パッドやりづらい…」。今まで、PS2でレースゲームというと本体と同時購入したリッジレーサー5で、しかもネジコンでクリアした。今まで、標準コントローラーでレースゲームってやった事の無い私にとって、微妙なハンドリングがコントローラーでは表現できないのが辛かった…。私って、アナログ操作って右利きなんですよ…マウスも右だし、フライト系のジョイスティックを握るのも右。スペースハリアーも右で、アルカノイドキャメルトライも操作は右。サイバリオンのトラックボールも右で操作してました。左でPS2のアナログを操作するのは非常に辛い。設定でアナログの右でも操作できる様に出来れば何とかなりそうなんだけど…。

 と、何だかんだ言っても個人的に期待度ナンバーワンのアウトラン2SP。発売日が具体的に決まったら予約してこようかな。何か予約特典とかつくらしいし。


FF13すごい スクウェアエニックス カメラチェックもすごかった…

 とにかく、写真撮影に一番ナーバスになっていたのが、ここスクウェアエニックス。ブースに向かってカメラを構えようものなら、係員さんが飛んできて「撮影はご遠慮ください」って止められる。話を聞くと、ブース内の大型スクリーンにゲームの説明が映し出されるんだけど、それの撮影が厳禁らしい。そんな訳で、事情を説明してスクリーンが入らない様にして撮影したのがこの2枚。本当はもっとブース全景を撮りたかったんだけど、これはこれで構図的に面白いのが撮れて結果オーライって感じかな。

 さて、皆さんも気になって仕方ないと思うFF13。今回は残念ながら試遊はできませんでしたが、紹介ムービーは見る事ができました。

 素直な感想は「動きスゲー!でもFFじゃねぇー!」。

 さすがはスクウェアエニックス、ポリゴンの技術は本当にすごかった。見てて鳥肌が立ちましたね、あまりにもきれいな動きで…。これが普段のプレイ画面だったら、本当にPS3の威力がすごい事になりますね。PS2とか初代PSって、ムービーはきれいなんだけど、プレイ画面になるとポリゴンが粗くなったりしてたから、その境目が無く常にきれいな動きをしてくれれば、本当にすごいゲームになると思った。けど、それと同時にもはやFFじゃなくなってる感じもしましたね。もともとFFスーファミで4が初プレイで、その後は5,6とやってPS版で7をやったのを最後に、8,9は買ったもののクリアには至らず、10以降は買ってません。何か、あまりにも進化が早すぎてFFってイメージが連想できないんですよね…。チョコボがいたり、魔法がケアルだったり、ポーションがあったりするのはFFって感じがするんだけど、画面は既に別ゲームって感じ。でも、あの画面を見させられたら、久しぶりに買ってでもやってみたいな〜って少し思いました。

 で、ここでちょっと納得できなかった点を。

 FF13のムービーを見る為には、ブース内のクローズドシアターで見ないといけなかった訳ですが、この列の捌け具合がかなり悪かった。部屋に入るとFF13以外にも色んなゲームの紹介を見る事になるので、1回あたり30分くらいはかかります。そんな訳で、1回で大量の人数が入れたとしても、その後の待ち行列が次の回待ちで結構待たされる。その待たされてる間にどんどん人がやって来て、結局次の回も一杯になる、仕方なく次の次の回待ち、また集まる…の繰り返しで、最大で1時間以上待たされてた時もあったと思います。

 どういう意図かは分かりませんが、折角クローズドシアター以外にも自由に見られる大型スクリーンがあるんだから、そっちでも流せば良かったのになぁ…って思った。そうすれば、こんなに長時間拘束されなくても、自分のお目当てのゲームが好きな時に見られれば、それはそれで良いと思うんですけどね。ちなみに、私は2日目の朝一でここに来た為、待ち時間ゼロですぐに見る事が出来ました。終わった時には、既に長蛇の列が出来てたのにはビックリしたけどね…。


音ゲー揃い踏み コナミ DDRも遂に…

 コナミといえば、やっぱりメタルギアソリッド。とりあえず、試遊はできず動画だけ見る事はできました。しかもSCEIブースでも大型スクリーンで流れていたので、結構見る機会が多かった気がする。しかし、こっちもスクエニのFF13みたく本当に綺麗だったな〜。何か映画を見ているかの様…って言うとちょっと言い過ぎなんだけど、臨場感がひしひしと伝わってくる感じは素直にすごいと思った。実際にゲームになったら、一体どんな感じになるのか気になりましたね。

 最近、アーケードで色々とネットを介して色々なゲームを出してますが、その中で麻雀格闘倶楽部が家庭用でオンライン対戦可で出展されてました。家でもネットを通じて世界中の人たちと対戦できるのは、このゲームにはまってる人にとっては嬉しい事だと思いますね。DS版でもWi-Fi通信を使ってネット対戦が出来るので、これは欲しいかもしれない…。私もDS持っててテトリスとかマリオカートとかWi-Fiで対戦した事があるので、かなり気になるソフトでした。

 音ゲーは、久しぶりにIIDXポップンDDRギタードラムと揃い踏み状態。人気のあるポップンIIDXは数十分の待ち時間が出来る程の大盛況。私がやってるDDRノヴァは…そこそこの待ち行列だった。少し待てば出来そうだったので、一踊りしてきました。mixiで新曲があるって情報を入手していたので、それを選択してゲームスタート。そこで私は衝撃を受けた!背景が見事なまでのアニメーション…いや、アニメってだけならDoLLとかもアニメだし、それは別に何でもないんだけど、そのアニメの内容がスカイガールズだったんです。

 その新曲ってやつが、小坂りゆさんが歌っているBaby's Tearsって曲で、それが新曲でPS2DDRノヴァに追加されて、その曲がスカイガールズのオープニングで使われていた、そんな流れ。スカイガールズでググってみれば、公式サイトがすぐ見つかると思いますが、それを見ると分かる通り今までのDDRではあり得ない程かわいい女の子が出てきた…。今までってポリゴンでキャラクターが踊るか、背景で絵があるくらいだったのが、ノヴァでさっきも出たDoLLみたいなアニメでちょっと衝撃を受けた。おぉ!DDRも遂に動画の時代か!って思ったら、今度は完全にアニメが背景で流れる…。正直なところ、絵柄的に人前で選曲するのはちょっと恥ずかしいかも…何か人生見切られそうで…。

 しかし、周りも音ゲーで他のブースも大音量で音を出していたせいで、全く音が聞こえてこなかったのはダメでしたね。音ゲーなのに、音が聞こえないんじゃゲームにならないです…マニアックで緑足7程度の曲だったのに、音が聞こえなくて全然リズムが取れず全くゲームにならないまま終了。ゲージを見れば、見事にスッカラカン。これは納得できねー!って事で、是非ゲーセン版に配信を希望!リベンジしてやるー!

 べ…別に背景のアニメが見たいから…とかじゃないんだからねっ!リベンジのためなんだからねっ!


XBOX360充実 マイクロソフト 鳥山キャラを見事に表現

 今回の目玉はブルードラゴン鳥山明さんx坂口博信さんx植松伸夫さんという豪華キャストのRPGゲーム。今回、クローズドシアターで紹介ムービーを見ましたが、本当に出来が良かった。あの鳥山さんの絵がポリゴンできれいに動いていたし、それが全く雰囲気を壊していない程しっかりと表現できているのが見ててすごいと思った。360やるじゃん、ってちょっと感動。で、このクローズドシアターを見た後にクジを引く事ができ、当たりが出たらブルードラゴンのTシャツがもらえました。が、私は引きが弱いので見事にハズレでした…ぁぅ…。

 ブルードラゴンのフィギュア、実は大きい…

 あと気になったゲームが、スクエニプロジェクト シルフィードシルフィードといえば、昔PC-8801mkIISRでやった事のある、クォータービューのシューティングゲーム。「ワタシハ、ウチュウノテイオウザガリテ。グロアールアルカギリ、キサマラゴトキニタオサレハセン」というセリフからスタートするのを今でもしっかり覚えています。当時、パソコンで喋る事自体が珍しかったしね。そのシルフィードが、現代になって蘇った?しかも、スクエニゲームアーツのコラボらしいじゃないの。発売日を見れば、9月28日…って既に発売済じゃん!後で見に行ってみるかな。

 ここのブースの一角に、JRのsuicaを使ったクジが引けました。何か白い自販機みたいな筐体にあるセンサーにsuicaを近づけると、モニタのスロットが動き出し、当たるとブルードラゴンのミニフィギュアが当たったんだけど、1日1回限定で2日間やって両方ともハズレ。やっぱり引きが悪いんだ…。しかも、私がハズレて次の人が当たってた…やっぱり引きが悪いんだ…。ちなみに、1日で2回目をやろうとすると、機械の方で弾かれました。なかなか良くできてたな…。


さて、ここで一休み…

 今回、東京ゲームショウ10周年という事で、テレビゲームミュージアムという、ゲームの歴史を紹介するブースが設けられました。以前、アミューズメントマシンショーでも古いゲームを紹介していた時がありました(第38回)。そんな感じで古いゲーム機の展示と体験コーナーがあって、私も寄ってみました。
 今までのテレビゲームが年表になって紹介され、ハードも展示されていました。ファミコンとかSG-1000とかの古い本体から、セガサターンゲームボーイなども一緒に展示されていて懐かしさ炸裂。あの頃のゲームを思い出して懐かしんでいました。体験コーナーにはスーパーマリオブラザーズとかソニック・ザ・ヘッジホッグが体験できたりして、結構人が集まってましたね。やっぱりみんな懐かしいって思ってたんでしょう。

 ただ、このブースにはちょっと納得できない点があります。

1.カセットビジョンわ!
 古いゲームが出来るという事で、実は密かに期待していたのが、カセットビジョンの体験。昔、近所の友達がこれを持っていて、よくきこりの与作とかやってた覚えがあります。ものすごくドットが粗い画面に木が2本立っていて、それを画面にいる人を操作して切り倒す、ただそれだけのゲーム。途中、鳥が飛んできてフンを落としたり、イノシシが突進してきたりするので、それをかわしつつ木を切るという、ものすごく単純なゲーム。でも、テレビゲームが家で出来る興奮ってのが凄かったんですよ。それが出来るかな〜って思ったけど、実機の展示すら無かった。これはちょっと納得できない。

2.スーパーカセットビジョンわ!
 これは家にありました。確か、ベースボールとかバルダーダッシュなんてのもありましたね。でも、引越の時に親が捨ててしまい、何故かカセットだけが残った…。そんなスーパーカセットビジョンも実機の展示すら無かった。エポック社から借りられなかったのかなぁ…。

3.もっと古いゲームを!
 レゲーの体験コーナーで、おそらく一番古かったのはドンキーコング。さっき上でも書いたけど、カセットビジョンとかぴゅう太といった、ファミコン並の古いゲーム機の試遊も出来れば良いな〜って思った。だって、昔ってカセットの入れ替えが出来なくてひたすら同じゲームしか出来ないテレビゲームだってあったんですよ。テニスとは名ばかりのドット跳ね返りゲームとか、ドットが粗いトップビューのレースゲームとか。こういったテレビゲームも体験コーナーにあればもっと盛り上がったのになぁ…。


もちっと一休み…

 1日目、あまりにも人が多くて、朝一でリッジ7をやった以外ってほとんど試遊ができませんでした。そこで、いつもと違う視点でイベントを見てみる事にしました。

 まずは、イベントステージで行われたトークショー。ゲームセンターCXってテレビ番組で一生懸命ゲームのクリアを目指して頑張るお笑い芸人のよゐこ有野さんと、日経エンタテイメント!品田編集長のトークショーで、内容は「ゲームの世界 この10年を大チェック!」。とは言うものの、ゲームの話ってほとんどしてませんでしたね…。有野さんは過去10年間のゲームのベスト5を話して、品田編集長は10年を2年ごとに区切り、その時に起きたニュースとか流行物を紹介。そんな訳で、ゲームの話ってすごく少なかったです。

 有野さんのベスト5は、バイオハザードとかあってなるほどな〜って思っていたら、第一位はスーパーマリオブラザーズ。「おいおい、この10年間の話じゃなかったんかい!スーパーマリオは10年以上前だってば!」ってツッコミを入れようかと思ったし、品田さんもゲームの話は一言二言程度で、メインは一般的な流行の話ばかり。どうせなら、内容を完全にゲームのみの話にすれば良かったかも…。

 しかも、隣がキッズスペースでステージイベントが開催されていたのか、時より雄叫びがあがっていて、これがかなり顰蹙ものでした。こっちのステージイベントは完全にトークショーで結構静かな雰囲気で進行していた所に、隣から雄叫び…。正直、主催側はこの状況を予測できなかったのか?もっと配置を考えても良かったのでわ?スケジュールとか調整できなかったのか?って思った。有野さんも、最後の挨拶で「隣の雄叫びは終わったんでしょうか…賑やかでしたね」みたいな事を言ってたくらいなので、有野さん自身も相当気になってたみたいです。

 

 その後は、D3パブリッシャーのブースに行って、今度は後藤邑子さんのトークショー。ハルヒを見て朝比奈みくるが何となくお気に入りになったので、ちょうどその声優さんが来るという事で、どんな人なんかな〜って事で何となく行ってみましたが、チェックが甘く見事に30分勘違いして遅刻。すでにステージ前は大混雑で、かなり離れた所から見る様になってました。とりあえず大型画面にも映し出されていたので、何となく分かった様な分からなかった様な…。

 

 で、そのイベントが終わりそうな頃かな、今度は隣のマーベラスインタラクティブああっ女神さまっの女神3人のトークショーがあったので、今度はそっちに流れました。3人とも仕事が長いせいか、何か仲が良い雰囲気でマッタリと進行していきました。漬け物の糠床の話なんかもしていたりして、何か思いっきり庶民的な話してるな〜ってちょっと意外な話も聞けたりして、なかなか面白かったです。

 

 普段、声優イベントとかステージイベントとかって全く見る事が無く、ただひたすら試遊しまくって、もらう物をもらって…みたいな感じで今まで参加してきましたが、こういったトークショー等も結構楽しいんだな〜って新たな発見が出来ました。次回も、ゲームだけじゃなくてステージイベントとかもチェックしてみる事にします。


携帯電話その1 NTTドコモ 遂に携帯で鉄拳2

 番号ポータビリティ制度がまもなく始まる携帯業界。顧客獲得に向けて、各社とも料金やら本体の性能やら機能とかで勝負している所、ゲームショウではやっぱりゲームで火花を散らしていました。

 3年前の東京ゲームショウで、携帯電話のiアプリでドラゴンスピリットが動いていたのを見て感動したのを今でも記憶に残ってますが、あれから3年が経過して、今では鉄拳2が携帯電話で出来るんですね…ほんと、技術の進歩はすさまじいです。他にもリッジレーサーとかフロントミッションとかのポリゴンゲームも携帯電話で出来るんだから、本当にすごい。サクラ大戦も携帯で出来て、なおかつ動画まで見られちゃうんだからビックリ。鉄拳2も動画を見る事が出来て、内容はPS版と同じオープニング動画でした。

 そんな中で、実際に試遊したのがひぐらしの鳴く頃に。もともとは同人ソフトだったのが、爆発的に人気が出てアニメ化され、それを元に携帯電話へゲーム化されました。最近の携帯って液晶の解像度が細かいから、見ていて本当に綺麗でしたね〜。今回は、実際のゲームではなくてゲーム風にゲーム内容を紹介するって感じでした。

 画面めっちゃ綺麗!

 最近の携帯って、通話とかメール、ネット接続だけじゃなくて、こういったゲームも出来るし、写真も撮影できるし、音楽も聴けるし、テレビも見られるし、お金も払える時代。次に出来る事って一体何なんでしょうね…。


携帯電話その2 KDDI 24人の爆弾男

 KDDIは携帯電話auだけじゃなくて、マルチマッチングBBでオンラインゲームも扱っているので、携帯あり格闘ゲームありと色々な展示をしていました。
 特に力を入れていたのが往年のSNK格闘ゲームの復刻&オンライン対戦化。THE KING OF FIGHTERS XIだけではなく、餓狼伝説幕末浪漫 月華の剣士もオンラインで通信対戦が可能になってました。ここで気になるのが、去年の東京ゲームショウでプレイしたティンクルスタースプライツの通信対戦。動作にラグが発生してゲームとしては致命的な欠点が浮き彫りになっていましたが、今回はどうだったんでしょうね。もともと、格ゲーってストIIとか鉄拳2しかやってなかったので、SNKってやらなかったんです。それで、今回も通信対戦が出来るんだな〜程度でスルーしてしまいました…。

 しかし、ここのブースで唯一プレイしたのがボンバーマン24携帯で最大24人が同時に出来るという恐ろしいゲーム。どれくらい恐ろしいかというと、写真を見てもらえれば分かると思います。

 キャラが点の様だ…

 実際、携帯では自分の周辺数ブロックしか見えない状態ですが、フィールドはかなり広大になってます。こんな状態で24人が同時にボンバーマンできるんだから、本当に怖いです。全体が見渡せないので、どこから爆風が来るかも分かりません。かなりドキドキですね。しかし、ここでもあの「ラグ」がかなりの頻度で発生していました。全体的に処理速度が安定してなくて、常に何か引っかかりながら動いているって印象。それさえ改良すれば、かなり遊べるゲームだと思うのですが、携帯では技術的に厳しいのかな…。


携帯電話その3 ソフトバンク AQUOS携帯綺麗だねぇ

 ボーダフォンを乗っ取ったソフトバンク。インターネット業界では価格破壊で一躍有名になった所なだけに、携帯でも何をやってくれるのか楽しみな所。

 携帯ゲームでも他社に劣らず色々と出展していましたが、あまり興味が沸かなかったのでスルーしてしまいました。で、さっきネットでどんな感じなのかを調べてみましたが、こっちでも携帯でポリゴンゲームが出ていて、ドコモであったリッジレーサーとかがこっちでも出来たり、スターブレードなんかもあったりしてちょっとビックリ。

 セガでは往年のレゲーが結構あって、ファンタジーゾーンスペースハリアーアフターバーナーギャラクシーフォースIIと気になるゲームが沢山。ここまで来ると、もはや携帯でゲームやるならどこでもいいんじゃないか?って思った。

 あとは、通信のパケ代がもっと安くなるか、使い放題がもっと安価になってくれれば、私もやってみたいな〜って思うんですけどね…。ドコモ、movaじゃパケ放題使えないし、FOMAにしても4095円は高すぎだよ…しかもパソコン接続は別パケットだなんて…。


往年の名機が復活 D4エンタープライズ 実はレゲーコーナー?

 実をいうと、ここはノーチェックだったんですが、たまたま側を通りがかった時に懐かしい音楽に引かれてフラフラ〜ってよってみたら、そこにあったのは「1チップMSX」という、昔懐かしのMSX復刻版みたいなの?が展示してあって試遊できる様になっていました。

 FDDが現存していたとは!

 MSXっていうのは、かれこれ20年以上前の話。1983年にマイクロソフトアスキーによって立案された家庭用コンピュータで、安値で普通のテレビに接続できるパソコンとして有名になりました。私も松下電器キングコングってやつを持っていて、今の私がいるのもこのMSXがあったお陰だと思ってます。マイコンBASICマガジンという雑誌にプログラムが掲載されていて、それを入力してはゲームを楽しんだり、そこから今度は自分でプログラムを作成してみたりして、プログラミングという未知の世界を私に教えてくれたパソコンでした。そんなMSXも時代の流れに乗ってバージョンが上がっていき、MSX2MSX2+MSXturboRまで出た所で1995年に全てのMSX機器は生産終了になりましたが、今でも根強い固定ファンは残っていて、そんな人たちの声援で復刻した、そんな感じなのでしょう。

 私が知ってるMSXってもっと本体が大きくて、いかにもパソコンって感じだったのが、本体を見る限りでは何かファミコンを思わせる様な筐体になっていますが、内容はしっかりとしたMSXでした。しかも、今流にアレンジしてあって、データの保存が昔はカセットテープだったのがSDカードになっていたり、キーボードはWindowsのPS/2がそのまま使えたりと、今の機器が使える所にメリットがありますね。

 カートリッジスロットが2つあるのは、昔コナミが悪どい商売をしていた時があって、あるゲームを完全クリアする為には、別のゲームが必要だった事があったんですよ。確か、サラマンダの真のエンディングを見る為には、同時にグラディウス2がスロットに刺さってないとダメとかじゃなかったかな?そんな事で、そんなコアなファンの為に2つ付けたのかもしれないですね。あとは、写真の右側を見てもらうと分かりますが、外部記憶装置でSDを使わずにあえてFDDを使う場合、スロットが1つ消費されてしまうので、それを考慮して2つにしたって事も考えられますね。しかし、このFDD装置どこから持ってきたんだろ…今でも現存してるなんてすごいな〜。

 今回、このブースでは実際にこのMSXをゲームで試遊させているだけではなく、自分の持ってるMSXのカートリッジが完全に互換性を持たせて動いているかという実験も行っていて、家から持ってきた懐かしいゲームとかをここで使ってみて、動いているのを見て感動してた人を見かけました。私も探せばあったかもしれないなぁ…ソニーのペイロードとか。


声優熱すぎ! マーベラスインタラクティブ 女神さま3人降臨!

 今回、ゲームより声優イベントの方が熱かったと思われるブース。出展していたゲームも版権ものが多く、それに関連して声優さんを色々と呼んできた模様。ステージで声優さんが舞台に上がると、ブース周辺はすごい人で溢れかえってました。特にビックリしたのが、ああっ女神さまっに出てくる女神さま3人の声優さん、井上喜久子さんと冬馬由美さん、久川綾さんの3人が揃っていた事。この3人が同じステージに揃うなんて滅多にないですからね。これが見られただけでも実は大きな収穫だったかもしれないです。他には、プリンセス・プリンセス福山潤さんと柿原徹也さん、勝杏里さんの3人揃い踏みとか、最終イベントのネギま!?では何と7人の声優さんが揃ったっていうんだから、嫌でも盛り上がってしまいますよね。

 で、肝心のゲームは…やってなかったりする…。


唯一のDVD配布ブース カプコン デビル・メイ・クライで大泣き?

 今回の東京ゲームショウは、とにかく配布物がショボかった。ほとんどが紙物ばかりで、一時期の体験版とか紹介DVDといったメディア系の配布は、ここカプコンだけでした。しかも、そのカプコンですら午前中で配布が終了してしまうほどの数の少なさ。とりあえずもらえたから良かったけど、実はもらえなかった人も結構多かったのでわ?

 カプコンといえば格ゲーってイメージですが、今回は格ゲーらしきゲームは見あたりませんでした。が、今やカプコンには逆転裁判とかデビル メイ クライモンスターハンターといった大ヒットゲームが出て、今回も新作でしっかりと出展していました。ビックリしたのは、デビル メイ クライ4の試遊待ちが常に60分以上あった事。しかも、その後ネットで調べたら最長270分ってのもあったらしい…それって4時間半って事かよっ!このゲームを試遊する為に、ゲームショウの半分を待ち時間で消費するなんて…なんかすごく勿体ない気もするけど、お目当ての人はこれが出来るだけでOK!って感じなのかな。前の週にあったAMショー機動戦士ガンダム 戦場の絆の待ち時間が180分とかあったけど、そんなのまだまだ甘かったですね…いやはや、すごいとしか言えないです。

 実は、縦5mくらいある大きな絵…でかっ!

 モンスターハンターの敵?なかなかカックイイ


あのゲームに続編が… テクモ CEROレーティングは「D」に…

 テクモといえば、今ではデッド オア アライブで有名なメーカー。その女性キャラばかりを使ってビーチバレーをするデッド オア アライブ エクストリームの続編がムービーで紹介されてました。今回はビーチバレーだけじゃなくて、ジェットスキーとかビーチフラッグといったマリンスポーツとか、どんけつゲームや水上綱引きみたいな水上運動会みたいな物まで出来る様になってるみたいで、ムービーでその内容が流れていました。しかし、ポリゴンで動くキャラクターとはいえ、本当にきれいに動いてましたね〜。お約束の乳揺れもすごかったし、着ている水着もすごかった…かなりきわどいのもあったりして、家庭用でそこまでやるか〜ってのもあったり…CEROレーティングで[D:17歳以上対象]って言うのも、何か頷ける感じでした。

 写真を見ると分かりますが、何故かパンヤの文字が。これって、ガマニアにもパンヤがあったけど、何でテクモ…?って思ったら、何とWiiでこのゲームが出るらしいです。それがテクモだった訳で、あのコントローラーをゴルフクラブに見立ててスイングしてプレイするみたい。これはなかなか楽しめそうな雰囲気です。Wiiって本当に今までのコントローラーの概念が全く無いゲーム機ですよね〜。スイングしたり傾けたり振ってみたり…これなら一般客にもインパクト充分で気にする人も多くなりそう…。


シンプルシリーズ満載 D3パブリッシャー 2000シリーズは遂に112まで

 シンプルシリーズで有名なメーカー、遂にPS2のシンプルシリーズも112まで出て長寿シリーズの仲間入り?最近では、DSのシンプルシリーズとかも出ていて、おそらくPS3でも出すんじゃないか?って思わせる勢いで色々なゲームを出しています。

 一番推していたのがXBOX360地球防衛軍3という3Dポリゴンのアクションゲーム。地球を侵略しようと迫り来る未知の生物から地球を守るストーリーで、自分は地球を守る部隊の1人になって、銃で侵略者を倒していく内容。何となくありふれたストーリーですが、画面はポリゴンを使ってなかなかリアルに表現できてました。その侵略者ってのも人と思わせておいて、10mはあろうかと思う程の巨大なアリみたいな敵だったり、時には巨大ロボットだったりで、敵が全て巨大!しかも、数が結構多い!そんな混戦の中、銃を放ちながら敵を倒していくあたりが何とも常識を大きく外れてて怪しさ炸裂でした。

 他にはお姉チャンバラ vorteXという剣術アクションも出展。何と、CEROレーティングが[Z:18歳以上]となっていて、試遊台はクローズドコーナー内に展示してあって、年齢が証明できる物(免許証とかパスポート等の公的な証明)が無いと入場出来ない徹底ぶり。ゲーム内容は、大量発生したゾンビを倒していくアクションゲームで、セガのハウス オブ ザ デッドが銃で敵を倒していくのに対し、このゲームは剣で切り倒していく感じ。ゾンビを倒していくのに、かなり血しぶきやら血痕やら、かなり残虐性が高いという事で、レーティングが最高のZになったんだと思います。名前はちょっとふざけている様な印象を受けましたが、内容はかなりハードコアみたいです。公式サイトでも、メインページからこのゲームのページに行こうとすると、年齢認証があります。何かいかがわしい18禁ページかと…。

 最近、DSでは脳を鍛える大人のDSトレーニングが大ヒットになり、大人からお年寄りまで脳を鍛えまくっています。このブースでは、脳だけではなく「目」も一緒に鍛えよう、というコンセプトのゲームをシンプルDSシリーズで展示。頭がよくなる THE 目のトレーニングで、目を鍛える事で脳も活性化するミニゲームが40種類ほど出来る様になっています。残念ながら、このゲームで視力が回復するかどうかは分かりませんが、目の運動能力を上げたり瞬間視を鍛えて集中力を養ったり…。大人のDSトレーニングとは違う方向で脳を鍛えるゲーム、最近の脳トレブームに乗っかって、このゲームもヒットするかな?


ここも版権物強し タカラトミー NARUTOの声優さん見かけたよ

 ここのブースだけ、一気に参加者の平均年齢が下がった感じを受けたタカラトミーブース。ここも版権物をメインに色んなゲームを出展していました。

 一押しだったのがDSナルトRPG3 霊獣vs木ノ葉小隊で、ステージイベントでは主人公ナルトの声を当てている竹内順子さんが登場してステージを盛り上げていました。たまたま通りがかった時にこのステージを見かけたのですが、最初「誰?この女の人?」って思っていたら、ナルトの声で叫んで「あぁ、声優さんだったのか〜」って思った。最近、声優さんと顔が全然一致しないのよね…。

 他には、ゾイドのステージもやってて、カードコロシアムのゲーム大会とかも行っていました。声優の伊藤静さんもいたりして、さぞかし盛り上がってたに違いない。と言うのは、この時にここのブース寄ってなかったので、どんな感じだったのかワカランのですよ…。でも、他のアニメにも色々出てる人みたいで、ツバサ・クロニクルとかネギま!にも出ているみたいだから、小さいお子様以外にも大きなお兄さんとかも結構いたんだろうなぁ…。Wikiで調べてみたら、.hack//Rootsにも出てるんじゃん。灼眼のシャナとかxxxHOLiCとかプリキュアとかにも。結構色々出てるんだね。


高橋名人を発見! ハドソン 今回は独立出展

 2年前の東京ゲームショウではコナミブースの一角にあったハドソンブース、今回は独立して出展していました。

 一番の目玉は、ハドソンキャラバン2006ボンバーマンカップ。予選を勝ち抜いてきた強者がハドソンブースに集結し、日本一を決める決勝大会が開催されていました。解説は高橋名人。寄ってみたら、ちょうど敗者復活戦をやっていた所でしたが、ほんとみんな上手だった。さすが予選を上がってきた人たちだけあって、見ててもう何が何だか分からない状況。そんな中、さすがは名人、状況を常に把握していてしっかりと解説しつつ、負けた人に「お疲れ様〜」って言ってました。私は一体いつ誰がやられたんだか、それすら気付かなかったのに…やっぱり名人はすごいです。

 で、肝心のゲームは桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!が試遊できた模様。キャラバンだけ見て、あとはスルーしてました…。


ネトゲいっぱい ガマニア 正式名称長すぎ

 正式名称はガマニアデジタルエンターテインメント。もともとは台湾のゲーム会社だったのが日本にやってきたって感じなのでしょうか、パソコン版のオンラインゲームを数種類展示してありました。

 全体的に気になったのが、「基本プレイ無料」。私がやってるラグナロクオンラインは月額1500円だけど、どうやらガマニアのゲームは普通にプレイする分には無料で出来るらしい。じゃ、無料で何でも出来るかというとそういう訳ではなくて、自分のキャラクターに違う服を着させたいとか、強い武器を装備させたい場合に課金される仕組みみたいです…つまり「アイテム課金」ってやつですね。ま、基本が無料な訳だしアイテム課金もありかな〜って思った。

 実は、ラグナロク以外にもトリックスターってネトゲも時々やってますが、これも実はガマニアだったんですね。公式サイトを見て初めて気づいたよ…。あと、パンヤもここだったんだね〜。公式サイトを見ると、実は結構色んなネットゲームを出してたんですね〜。しかも、ほとんどが基本プレイ無料。ネットゲームって事で、CPUやらビデオカードはちょっと高めの物が必要かもしれませんが、興味のある人はお試し感覚でちょっとやってみるのもいいかもしれませんよ。とりあえず、Pentium4以降のCPUがあればビデオカードはオンボードでも動くゲームが結構あるかも。


ここもネトゲ サイカンエンターテイメント まだ出来たて?

 Cykan(サイカン)って聞いた事の無いメーカーでしたが、どうやら韓国のゲームメーカーみたいで、幾つかのオンラインゲームを出展、試遊させていました。あまりインパクトが無かったのでスルーしてましたが、公式サイトで情報を集めようと思ったら…ゲームの簡単な説明が書いてあるだけで、具体的な内容、ベータの時期、稼働時の課金については一切書かれていませんでした。履歴を見てみると、今年の3月にホームページが立ち上がったばかりで、まだ出来たてほやほやのメーカーなのかもしれません。韓国といえば、私のやっているラグナロクも韓国発なので、ちょっと気にしておくといいかもね。


ハンゲームが有名 NHNジャパン TOKIOの長瀬さんがCMだっけ?

 パソコンゲームのポータルサイトハンゲームを運営しているメーカー。確かハンゲームってTOKIOの長瀬さんがCMやってた気がする。私自身、まだプレイした事がないので試しに公式サイトいってみましたが、ここもプレイに関しては無料なんですね。ちょっとしたミニゲームから、本格RPGまで全て無料でプレイできます。麻雀パチンコパチスロといった大人向け?から、オセロUNOババヌキといった誰でも楽しめるミニゲームなど、全部で130種類以上あるみたいです。登録も無料なので、気になる人は公式サイトを覗いてみるのもいいかも。

 ナムコファミスタって野球ゲームを出してましたが、このハンゲームではそれをオンラインゲームにして稼働させているみたいです。野球好きな人は、ちょっとチェックしてみるといいかもしれません。このゲームも、基本プレイは無料ですよ。


ここもやっぱり基本無料 NeoWizJapan 音ゲー+レースゲーム=?

 オンラインゲームやSNSを展開している会社で、ここも基本プレイは無料になっています。パチンコ麻雀上海四川省などのよく見かけるゲームがいくつかある中、R2BEATっていう不思議なゲームを見つけたので試遊してきました。

 このゲームは音ゲーとレースゲームを混ぜた内容って事で、思いっきり私好みじゃん!って事でドキドキしながらプレイしましたが、とにかく難しい難しい。レースゲームというよりは、完全な音ゲーでしたね。

 内容は、直線トラックに置かれた障害物を、曲に合わせて避けながら走るという単純な内容なんですが、その障害物が色々あって避け方が違うんです。基本はキーボードの矢印キーを使いますが、単純に左右だけで避けられるものから、左+上とか右+下といった同時押しが必要な障害物まであって、まずは基本的な操作から慣れないと全然ダメですね。あと、障害物が見える距離が短いので、見てから反応するのもかなり難しい。鬼の反射神経か、覚えないとダメな所もあったりで、初心者には結構きつい内容だったかも。DDRで言うところの、SUDDENみたいな感じ。それとも、実はもっと簡単なモードとかがあって、それなら楽だったのかな…。係員さんとか近くにいなくてフリープレイ状態だったので適当にやったのですが、えらく難しくてゲームどころの騒ぎじゃなかったです…。

 キャラクターを見ると、ネコミミ付けた女の子がいたり何故かスク水の子がいたりと、いかにも狙ってるな〜って衣装が多かったなぁ…。

 

 障害物を避ける時、矢印もスクロールしてくれれば反応できそう。普段から矢印はよく見てるし。でも、それじゃ別ゲームだな。


巨大ブースにビックリ 大都技研 すごく賑やかだった

 今回、一番高さのあるブースを設置した大都技研。おそらく10m近くあろうかと思う巨大ブースでしたが、大都技研?何のメーカー?って思っていたら、パチスロ吉宗を生み出したメーカーでした。

 私自身パチンコには行っていない為、全く分かりませんでしたが、吉宗ってパチスロの名前だけは聞いた事があるので、それで何となく分かりました。が、何でパチスロのメーカーがゲームショウに?まぁ、サミーとかもパチスロやってるけど、あそこはギルティアーケードで出しているし家庭用にも移植してるから何となく分かるけど、ここは何でかな?って思ったら、PS2とかで吉宗のパチスロシミュレータを出しているので、それでブースを展開していた訳。

 なるほど、シミュレータかぁ…って思ったけど、それだけでこんなに大きなブースを作るなんて、ちょっと気合いはいりまくってるな〜って関心しました。しかも、最後のステージイベントではコンパニオンさんから係員さんまで一緒になって盛り上がりまくり。何かすごく賑やかな雰囲気になってました。なんだかんだいっても、パチスロ業界って結構儲かっているのかも。

 

 そういえば、以前格闘技の入場曲で吉宗の大当たり曲を使ってた選手がいたっけなぁ…あれには笑った。


餓狼伝説デラックスパック SNKプレイモア オンライン対戦も可

 カプコンが格ゲーに力を入れなくなった今日この頃、2Dもので残ったのはセガサミーとここSNKプレイモア。最近は完全新作はほとんど出さずに続編を色々と作っていますが、今回もアーケードの続編を家庭用に移植したゲームが多かったです。

 餓狼伝説バトルアーカイブスは、過去のシリーズをまとめたお得なゲームで、アーカイブス1餓狼伝説の初代〜4を、アーカイブス2リアルバウトシリーズ3作を1つにまとめてあり、通信対戦も可能。たぶん、KDDIマルチマッチングBBを使っての通信対戦だと思います。

 携帯電話系のゲームも数多く出していて、今までの格ゲーキャラを使った格ゲー以外のゲームが結構ありました。中には、SNKゲームのヒロインと恋愛シミュレーションが出来るDays of Memoriesや、麻宮アテナを一流アイドルに育て上げる育成ゲームATHENA ON STAGEなど、格ゲーとは全く別次元のゲームがあってSNKも色々と模索していて頑張ってるな〜って思った。模索というか、必死というか…。


入場口の目の前 コーエー 影山さんが熱唱!

 コーエーと言えば歴史物が多い所。今回も、三国志大航海時代三國無双信長の野望といった渋いゲームから、遙かなる時空の中でといった恋愛ものまで基本的な所を抑えた出展になってました。

 今回もこのブースでは試遊はしませんでしたが、気になるゲームが1つ。Fatal Ineritiaというレースもの。イメージ的には、映画スターウォーズ エピソード1で出てきたポッド・レース、そんな感じ。それがPS3できれいに動いてました。と言っても実機は無くてムービー紹介でしたが、コーエーといえばシミュレーションってイメージがだいぶ強いだけあって、コーエーがレースゲーム?って所にインパクトを感じました。調べてみると、海外のコーエーカナダが制作したみたいですね。

 このブースで一時期大にぎわいの時がありました。何で?ステージイベントか何か?って思ったら、ドラゴンボールで有名な影山ヒロノブさんがステージで熱唱していました。何でコーエー影山さん?バンダイじゃなくて?って思ったら、真・三國無双BBの主題歌「風雲無双伝」を影山さんが歌ってたんですね。それでコーエーに来てたのか〜って思いましたが、私が気付いた時には既に人!人!人!で大にぎわいでした。でも、歌声はしっかりと聞こえてきたのでOKかな。


DSが本に!? メディアワークス とりあえず3作から

 電撃文庫を出しているメディアワークス。何かゲームを出したのかな〜?って思ったら、DSを使った電子書籍を出していました。

 今回出展されていたのがアリソンいぬかみっ!イリヤの空 UFOの夏の3つ。DSを縦にして、いかにも本を開いているかの様な感じで持ち、画面に文章とキャラクターの絵が出る、いわばDSで本を読むソフト。アニメ化した物に関しては、セリフの部分がちゃんと喋るみたいです。読み物だけではなく、それぞれのソフトにはそのアニメにちなんだミニゲームまでありました。

 ブース付近でDSのお試しダウンロードプレイが可能で、アリソンのガンシューティングをやってみました。画面に出てくる標的をスタイラスで押していくだけの単純なゲームでしたが、その単純さがいい感じで結構はまってプレイしてました。ただ、ダウンロード完了まで4,5分くらいかかってたのは長かった気が…。

 あと気になったのが、ソフトの価格。アリソンイリヤの空は3360円で、いぬかみっ!は4725円。内容の詳細までは分かりませんが、読み物+ミニゲームでその値段はちょっと高い気もしますね。まぁ、紙の本と違って絵が出たりしゃべったりするから高くなるのは仕方ないのかな。個人的には、プレイやんみたくSDカードにデータを保存して、そこから文章&画像データを読み込む様にすれば、データ書き換えで1本あれば何巻も読めたりして面白そう…。でも、そうなるとSDカードにデータを保存する手段がDSのWi-Fiかパソコンからになるだろうし、SDに保存したらコピー問題もあるだろうから、簡単には出来ないのかも。


何ではなわ? 元気 松井の歌を熱唱

 今回、元気PS3湾岸ミッドナイトを映像出展。でも、タイミングが悪く見る事ができず…。ブース内では、ウィナーズサークル大戦略ポータブル2剣豪ZEROといったソフトを展示していた模様。実は、あまり興味が無くて中に入ってないんですよ…そんな訳で、詳細は不明。ゴメン。

 ところが、たまたま通りがかった所で何故かお笑い芸人のはなわさんがステージで熱唱してました。公式サイトを見ると、確かにステージイベントが組まれてた。何ではなわさんなんだろ?って所が気になります。違う日には、川村ひかるさんが来ていた模様。これも謎だったんだけど、調べてみたら川村さんがBSフジの番組「私をケイバに連れてって」に出演していて、競馬関連でウィナーズサークルがあるから呼んだのかもね。じゃ、はなわさんは一体…。


最後に…長かったよママン…

 今回は次世代ゲーム機が間近で見られるって事で、入場者数も大変な事になってました。公式サイトによると、一般日初日の土曜日に何と84,823人の入場者数と書かれていました。3日間トータルで約19万人、過去最多の入場者数になったそうです。ちなみに去年の入場者数は約17万人で、最大は3日目の72,197人。1万人以上も多い事になりますね。これも次世代機のゲームのお陰?

 その最多入場者数の影響か、会場内で大変な大混雑に見舞われた地域があります。第5〜6ホールの南側に陣取ったSCEIスクエニカプコンコナミのエリア。人気ソフトをいっぱい抱えているメーカーで、今回はPS3を見たい試遊したい人が数多く押し寄せるのは分かっていたと思うのに、この配置は無いだろ…って思った程、この付近は移動すらままならない混雑ぶり。しかも、その奥の第7〜8ホールにイベントステージがあって、それを見終わった人たちがこのエリアに押し寄せてきて、さながら山手線のラッシュ時を思わせるかの様な超混雑。私も毎回ゲームショウには来ていますが、ここまで混んでたのは初めてですね。せめて、人が集まりそうなブースは離すとかホールを一緒にしないとか、配置をもっと考えて欲しかったですね。

 これだけ人が来て、ゲーム業界もまだまだ大丈夫だね…って思ったものの、今回の配布物を見てやっぱり厳しいのかな…って思った。今回、DVDやCDといったメディアを配布していたのはカプコンとオンラインゲームを展示していた所だけ。それ以外は紙物ばかり。話によれば、SCEIワイルドアームズの体験版を配布していたらしいけど、私はそれに遭遇しなかったのでかなり数が少なかったと思われ。昔は結構メディア系ってあっちこっちで配布していたけど、これも業界が低迷している影響なのかな…って思った。実は、バンダイナムコ.hack//のDVDあたり配らないかな〜ってちょっと期待してたんですけどね…残念。

 次回の東京ゲームショウは、2007年9月21日〜23日の予定で開催するそうです。ところが、そんな開催予定に暗雲が立ちこめています。と言うのは、国のお偉いさんが余計な事を考えているらしく、何と「東京ゲームショウ」「東京国際映画祭」「東京国際アニメフェア」を統合して「国際コンテンツカーニバル」なるものを開催しようか?と二階俊博元経産相が打ち出したらしい。今は安倍内閣で違う人(甘利明さん)が大臣をやってますが、この件は一体どうするのか気になります。

 ちなみに、その時に出たニュース全文が、こんな感じでした。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0607/24/news067.html

 東京ゲームショウ東京国際映画祭、東京国際アニメフェアを統合して開催するのは、二階俊博経産相が打ち出した「国際コンテンツカーニバル」の構想によるもの。映画からアニメ、コミック、ゲームといったイベントを総合的に集め、マルチコンテンツのフェア&マーケットとして開催し、海外へのコンテンツ発信力を強化するのが目的となる。経産省によると、分野を横断的に開催し、一本化することで海外での注目度も高まるとともに、クリエイターへの還元効果も向上するとのこと。統合されたイベントについては、2007年秋からの開催を予定している。

 ただし、開催までにクリアしなければならない問題は山積している。まず問題となるのが開催場所。今年の東京ゲームショウは幕張メッセの1〜8ホールをすべて使い切る規模となっているほか、2006年3月に開催された東京国際アニメフェアも、東京ビッグサイトの東1〜3ホールを使うなど、いずれも大規模の展示会となっている。このほか「秋はイベントが集中することもあり、大がかりな施設を用意するのは困難が伴う。10月近辺でスペースを確保できるように交渉中」(経産省担当者)とのこと。

 また開催時期だが、9月に開催される東京ゲームショウと、10月に開催される東京国際映画祭は開催時期が近いため、連携しての開催は比較的容易かもしれないが、3月に開催されている東京国際アニメフェアを同時期に移すのも難しい。これについては、東京国際アニメフェアの運営母体である東京都や、そのほかの業界団体との調整も必要、と経産省担当者。東京国際アニメフェアは4月の番組改編期に合わせて開催されているほか、東京ゲームショウも年末商戦にターゲットを合わせて9月に開催しているため、時期をずらすのは難しそうだ。このため経産省としては、関係業界の意向をくみつつ、開催時期を検討していくことになる。

 今後経産省が描く青写真としては、上記の3イベントのほか、TVコンテンツやキャラクター関連のショーも統合したものへと、国際コンテンツカーニバルが発展していくことにある。「これまでTVコンテンツについては、海外の展示会に出向かないとアピールできなかった。今年からテレビ番組製作者連盟(ATP)が開催しているイベントも東京国際映画祭に合わせて開催されることもあり、今後は国内のTVコンテンツを海外にアピールできる場も設けたい。これだけでなく、東京キャラクターショーやキャラホビといったキャラクター関連のショーとも、うまく連携できればと考えている」(経産省担当者)。

 正直な話、一緒にしないで欲しい。これ以上の混雑はカンベンして下さい…。どうしてもって言うなら、会場を分けましょう。ゲームショウは幕張のままで、映画とアニメはビッグサイト、こんな感じでお願いします。全てを1カ所で開催なんて絶対にムリですから。ましてや、キャラクターショーとかキャラホビまで連携を考えてるって話じゃないですか…。お願いします、本当に一緒にしないで下さい。切に願います…。

 一日お疲れ様でした〜


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