東京ゲームショウ2007 レポートです

 9月20日から23日(20,21日はビジネスデー)、幕張メッセの1〜8ホールを利用して東京ゲームショウ2007が開催されました。前回はPS3発売があって注目されてましたが、あれから1年。予想どおりPS3普及の広がりは鈍く、DSWiiの独壇場となりました。しかし、今年の末にPS3デビル・メイ・クライ4メタルギアソリッド4といった目玉ソフトを出してきて攻勢をかけられるか注目。これでコケたら、後の頼みはFF13しかなくなってしまうので、ここでどれだけ追い上げを見せるか、年末商戦が楽しみです。

 今回も、実際にプレイしたり体験したものは詳しく、そうじゃない物は見た目何となくで色々と書きまくろうと思います。写真は前回同様サムネイルになっていて、クリックすると別窓で大きな写真が出てくる様になっているので、見たい写真があったらクリックしてみて下さいな。

 入場待機列は、いつも通り会場の周りに出来てました。1日目は、会場に朝8時30分頃に着いて会場の8ホールの所まで列が出来ていて、2日目は会場に朝7時50分頃に着いて5ホール付近まで列が出来てました。

 1日目は晴れで日射しが暑くなるかと思いましたが、会場横に建っている東京ベイ幕張というホテルが日陰を作ってくれて、これの中に入ったお陰で思ったより快適に待つ事ができました。2日目は朝から厚い雲に覆われて雨の心配もありましたが、待機中は降ることなく2日目も快適に待つ事ができました。

 ちなみに、会場内の雰囲気はこんな感じです。


何もできませんでしたセガまるでテーマパーク

 ブースの作りが本当に凝っててすごかったセガ。出展していたゲームも数が半端じゃなく、ゲームショウのガイドブックを見ると、1ページあたり16タイトルが紹介されてますが、見開き2ページでセガが占拠。さらに別ページに17本のゲームが紹介されていたので、全部で49本ものゲームが出展されていた事に。中には映像のみってのもありましたが、それは6本のみで残り43本は試遊できたという大所帯。その分、1ゲームあたりの試遊台数が少なめになってしまったせいか、人気どころのゲームは全て数時間待ちという列が出来まくってました。

 昔、セガサターンナイツというゲームが出ました。ソニックは地面を高速で走りまくってリングを集めたりしましたが、ナイツはのんびりと空を飛んでリングをくぐるゲーム。空を飛ぶ爽快感が当時たまらなかったゲームで、それが今度Wiiで遊べるという事で試遊しようと思いましたが…3時間待ちってどんだけ…

 今回のサクラ大戦DSでダンジョンRPGになってました。ここでも数時間の待機列が出来てましたが、試遊すると特製ブロマイドがもらえたみたいです。一般2日目には、横山智佐さんと日高のり子さん、小林沙苗さんの3人がセガのイベントステージでトークイベントがあったみたいです。見に行ってみたかったなぁ…知ったのがこのレポートを作成している時だなんて…。

 戦場のヴァルキュリアはシミュレーションRPG。PS3でポリゴンを使っているのですが、見た感じポリゴンを思わせない様な色遣いになっていて、機械的な色という感じじゃなかった。さすがに動いている所はポリゴンが抜けてなかったけど、何かがんばってるなーって感じがした。ブースの作りも凝ってて良い感じだったけど、やっぱり列が…。

 定番のダンジョンRPG風来のシレン3が今度Wiiで発売されます。でも、2時間半待ちの列の前で撃沈…。

 他には、渋い大人向けのゲーム龍が如くの最新版がPS3で発売されますが、今回も声優が思いっきり豪華になってます。松田翔太さん、寺島進さん、加藤雅也さん、塚本高史さん、竹中直人さん、松方弘樹さんといったテレビで有名な俳優が勢揃い。またもやお金のかかるゲームに仕上がってます。今回は、舞台が江戸時代初期の京都で時代劇もので、ますます渋い世界が広がりそうですが、その中で謎の少女役として釘宮さんが…何か色んな所に出てるなぁ。やっぱりツンデレなんかな。


やっぱり版権物強しバンダイナムコ遂にハルヒまで!

 今回もバンダイナムコは定番テイルズから版権物まで幅広く色々と出展してました。前回に引き続き、ブースには3画面の大型スクリーンが色々なゲームを紹介していて、行く人の足を止めさせて視線を釘付けにしてました。やっぱり大画面で紹介するのってインパクトありますよね。こういう演出は見ていても面白いし宣伝効果も良いと思うので、これからも続けてほしいですね。

 今回、一般1日目の朝11時から、東京ゲームショウが設置したイベントステージでPSP涼宮ハルヒの約束スペシャルイベントが開催されて、ステージにハルヒ役の平野さんとキョン役の杉田さんが出るという事でステージ前は超絶大盛況。アニメ版も第二期が決まった様で、まだまだ人気は衰えてないな〜と思いつつ、私は遠巻きにステージを見てみたら。

 もう、こんなになっちゃう程の人だらけ〜。何か2000人くらいいたって話だけど、このステージ前に行けなかった人たちが通路にまではみ出ちゃってたから、たぶん+1000人くらいはいたんじゃないかと。あの中に行ったら行ったで、もみくちゃにされて大変だったろうなぁ…。
 このステージ、前もって平野さんと杉田さんが来るのは公表されてましたが、もう1人スペシャルゲストが来るという事で誰なのか気になってました。この2人をさしおいてスペシャルって付いちゃうゲストなんだから、かなり大物が来るんだろうな〜。もしかしたら、いとうのいぢさんが来ちゃったりして〜なんて考えていたら、知り合いが「スペシャルはみのるだったよ」とあっさり一言。「みくる、じゃなくて、みのる?」と聞き返すと「みのるんるん、だったよ」だって。

 ブース内の大型スクリーンに映し出されたテイルズのキャラクター。やっぱりインパクトあるな〜。前回は、この3画面がくっついたり離れたりしてましたが、今回はくっつきっぱなしでした。


ゲームよりブースアイレムコードレス電話機・・・

 「未来の開発室 体験展示中!」と登りを出して、小さいながらもがんばったアイレムブース。個人的には、一番はじけちゃったブースとして評価は高めなんですよ。中に入ると、開発室の風景って感じでモニタが並んでゲームの開発途中の作業を表示させてました。説明では、右画面でポリゴンのテクスチャーを作り、真ん中の画面で実際に作成、左の画面でゲームを動かしてチェックする、そんな感じらしい。ここまではまじめだったのですが…。

 未来の開発室に置いてある物で「開発食 絶体絶命メシ ちょっと贅沢なつぶつぶ入り ひつまぶし味」とか「電話機(コードレス) 精悍で格調高いピアノブラックカラーのコードレスフォン」とか書いてあったりで、見事なまでのはじけっぷり。この発想を思いつくのもすごいけど、これをゲームショウのブースに置こうっていうこの行動力というか思いっきりの良さ。アイレムにしか出来ない芸当ですね。

 しかし、私が注目したのはこの液晶モニタ。今年の末に発売予定の、ナナオ30インチWQXGA液晶モニタで、予価30万円台だとか。左隣に24インチWUXGA液晶モニタが置いてありましたが、これが小さく見える程の大画面。これほし〜って思ったけど、30万という金額と置き場の関係で絶対にムリなんだけどね。既にDELLで3007WFP-HCという同じ大きさ&解像度のモニタを14万円弱で出ているけど、こっちはパネルがイマイチで目が疲れるやつだった。秋葉原で実機を見て、白の表示にギラツブ感があって目に悪いと思ったけど、このモニタは本当に見やすかった。さすがナナオといったところです。
 でも、何でアイレムブースにナナオのモニタが?って思ったら、ナナオの傘下にアイレムがいたんですね。全然知らなかった…。


はじめてのWiiテクモDoAなかったな…

 今回、テクモに行って初めてWiiをプレイしてきました。それは、スイングゴルフパンヤ2ndショット。家でネトゲのパンヤをやっているので、Wii版ってどんな感じなんだろうな〜って思ったのと、2ndになって声が入ったって事なので気になったから。ちょうどブースに行った時、10人くらいしか列ができてなかったので、少し待てばできるかな、と並んでみた。

 10分くらいで番が来た。初めてWiiのコントローラーを握った訳だけど、思ったより重量感がありました。やっぱり十字ボタンやABボタン以外に位置把握の制御もやる訳だから、それなりに中身も詰まってるよね。

 ゲームは、一番簡単な設定になってました。テイクバックで強さを決めて、ここだ!って所でBボタンを押すとパワーが固定されます。そのボタンを押したままスイングすれば無条件でパンヤショットが打てました。つまり、強さだけ注意してあとは自動って感じ。ゲージに合わせてタイミングよくボタンを押したりスイングしたりはやらなくてOKなので、だいぶお気楽にプレイできました。いちおWii初体験なのでコンパニオンさんに色々と教わりながらプレイしましたが、これなら初心者でも簡単に出来そうで面白かったです。コースも3つほど選べる様になっていたけど、製品版はもう少しコースが増えるんじゃないかな。

 で、気になった声は…全然聞こえませんでしたっ。周りがうるさくて全然聞こえなかったよ…しかも、マイキャラのクーが選べなかった…。釘宮さんの声で何をしゃべるのか気になったんだけど…これは製品版までお預けって事で。って、うちWiiまだ無いんだけど…。


PS3渾身の一本カプコン画面きれいすぎ!

 カプコンと言えば、今ではバイオハザードってイメージがありますが、今回の一本はデビルメイクライ4。とは言うものの、待ち時間60分強でプレイは断念しましたけど…。

 という訳で、大型スクリーンに映し出された映像と配布されたDVDを家で見た感想ですが、画面ほんとにきれいだった。前にも話したかもしれませんが、PS2ってオープニングムービーでポリゴンはすごくきれいなのに、いざプレイ画面になると粗くなっちゃったりでガッカリしていましたが、PS3プレイ画面も超きれい!動きもスムーズだし、さすが次世代機って感じでした。炎をまとったボスらしき敵も出てきましたが、その大きさもすごかったけど処理落ちがあまり見られなかったのもさすがカプコンPS3以外にはXBOX360パソコン版で出るみたいなので、興味ある人はやってみましょう。うちはパソコン版になるけど…GeForce7900GSで動くかしら。

 先日のAMショーでは対戦格闘ゲームだった戦国BASARAが、東京ゲームショウは家庭用ゲームを引き継いで三国無双型のアクションゲームで出展されてましたが、やっぱり列が長くて断念しました。他にも、PS2版アルカナハートもやろうと思って並んだんだけど、人数はそれほどいないものの回転率が激悪でおかしいなぁ…って思ったら、普通に1プレイさせてました。順番が来ればじっくりできるけど、来るまでが長くなりそうなので、途中で列を抜け出しました。せめて5分交代とかだったら出来たかもしれないんだけどな…。


史上初のROM配布レベルファイブそして史上初?の中止

 今回、前評判が一番大きかったと思うのがレベルファイブだったと思う。任天堂DSレイトン教授イナズマイレブン体験版ソフトをROMで配布するという大勝負に出たから。しかも、ゲームショウ業者1日目の夜にテレビ東京WBSって番組でゲームショウの特集が組まれ、その中でレベルファイブが取り上げられてゲームショウDSの体験版を配るって言っちゃったのと、ファミ通で見開き2ページを使って配るって広告を出しちゃったとかで、それはもう大変な混雑になりました。

 私は1日目の最大目的が、ここで体験版をもらう事だったので、入場と同時にこのブースへ来た。そうしたら、既に列は出来ていたものの許容範囲。さすがに朝一なだけあって逆に思ったより列が無くて一安心。これなら30分くらいでもらえるかな〜と思っていたけど、これがまた列が全然進まないんですよ。少し進んだ〜と思うとすぐ止まって、また進んで〜また止まって、を繰り返してなかなか先に進まない。でもこれが本日最大の目的だから、もう引くに引けないぜ!と思いつつ、隣のマイクロソフトブースにある大型スクリーンを見ながら待つ事に。

 並んでから1時間10分後、ようやく私の番が来た。列の捌けが悪かったのは、約70人くらいをブース内に入れてゲーム紹介ムービーを見せて、それが終わってから体験版配布という効率が悪い方法をとっていたから。このムービーがだいたい15分くらいで、コンパニオンさんの説明を含めると20分くらい。これではそんなに列が長くなくても進まないよね…と思いつつ体験版をもらってブースの外へ。そこには、待機列がブースの周りを2周するくらいの長さで出来ていて、何と270分待ちになっていました…恐ろしや。

 この日の目的は達成されたので、後は他のブースをフラフラして色々見てましたが、再びレベルファイブブースの側を通りかかった時、何か一部の照明が消えてて暗くなってる所がありました。

 さっきまでブースの上に回って宣伝していた看板が止まり、ブース内全ての照明が消え、モニタに文字が出ているだけの寂しいレベルファイブブースが…。何があったんだろう?って思ったら、混乱を避ける為に中止するとか書いてあった。東京ゲームショウ初と思われる、開催中に中止するブース、こんな前代未聞な事が目の前で起きていました。

 しかし、諦めきれない人たちがブースの周りで待機列を作り続けてました。再開の予定はたってないと書いてあるけど、再開の予定が無くなった訳ではないので、何としてでももらいたい人たちが並んでいたんでしょうね。その甲斐あって、午後4時50分から配布のみ再開されましたが、ブースの周りには1500人くらいの人たちがブースの周りを3周するくらい列が出来ていて、これ絶対に全員配りきれない…って思いつつ、事の顛末がどうなるかを見届けようと配布している所へ行ってみたら…。

 ブース内に12人刻みで入れて、中に入った人に体験版を配布。中の在庫を確認してから次の12人に…って感じで配布していたので、これもまた効率が悪い配り方をしているので、これじゃ並んでる人全員には絶対にムリ!って思っていたら午後5時で終了。のハズが、まだ配ってた。一応、午後5時がゲームショウ終了の時間なんだけど、お構いなしで配り続けました。さすがにまずいので、5時10分までは様子を見てましたが、その場を後にして退場しました。ファミ通.comによると、5時15分までは配布していたものの約1000人には行き届かなかったとか。あの配り方じゃ絶対ダメだと思ったけど、4桁の人がもらえなかったのか…長い時間並んで貰えなかった人はショックだったろうなぁ…。

 で、翌一般2日目はどうなったかというと…整理券を配ってました。でもこの整理券も30分をもたず配布終了したという瞬殺ぶり。数は十分用意したとは言うけど、たった30分しか配らなかったってどうなんだろう…。

 一番解せなかったのが、ブースの構造。ゲームの試遊コーナーがブース内にあって、その中に入る為に一般1日目は長蛇の列に並び、一般2日目は30分の瞬殺整理券をもらわないとダメなんですよ。つまり、体験版はもらえなさそうだけどゲームはやってみたいな〜って人が全く試遊できない状態になってました。この構造は全く一般入場者の事を考えてない仕組みですよね。しかも、ブース内に入ると基本的にはムービーを見させられる訳ですが、それを無視して試遊台に行くことは出来る。でも、入った人全てにムービーを見る前に紙と鉛筆を渡され「これから見るムービーに関するクイズをこの後に出すので、じっくり見て下さいね」なんて言われたら、誰も体験版なんかやりに行かないってば。このメーカーは本当にゲームを体験させる為に出展したのか?実は売名行為だったんじゃないか?って思った。


開放的なブースSCEIPSP欲しくなりそ…

 

 前回はブース内がゴチャゴチャしててわかりにくかったSCEIブースでしたが、今回は非常に開放的で見渡しやすかったのが印象に残ってます。試遊台もそこそこあって何か出来るかな〜って思いましたが、それ以上に人が多かったので結局何も出来ませんでした。個人的には白騎士物語が気になってたのですが…。

 そんな中、唯一じっくり見てきたのが新型PSPワンセグチューナー。ワンセグといえば、今や携帯電話で見られる程お手軽になったテレビですが、それが新型PSPで別売りという形だけど見られる様になります。見てきた印象は大画面のおかげで迫力があった事。やっぱりあのワイド大画面でテレビが見られるのって良い感じですよ。携帯で見るのも気軽で良いんだけど、あの小さい画面に見慣れた人がPSPのワンセグを見ると、たぶん大きさに感心すると思います。受信状況は、建物の中という悪条件ながらも何とか動いてるって雰囲気で、コマ落ちが随所で見られたものの、受信状況が良ければ意外と使えそうな印象を受けました。

 最近、PSPもようやく良ソフトが色々と出る様になってきたし、ワンセグも見られる様になったし、新型PSPならテレビにつないでゲームが出来るという事なので、そろそろ買い時期かな…なんて思い始めました。DS持ってて色々とゲームやってますが、DSとはまた違うゲームがPSPにはありますからね。冬あたりにでも検討してみようかな。


こちらも大画面マイクロソフトでも日本縮小の噂!?

 東京ゲームショウ開催中に飛び込んできたニュースで、マイクロソフトゲーム事業をヨーロッパ地域にウェイトを置いて、日本は縮小していくという情報が入ってきました。家庭用次世代ゲーム機でソニー任天堂でしのぎを削ってきましたが、PS3がコケて期待度アップがWiiの独壇場になって一気に窮地へ追い込まれてしまいましたからね…。でも、ここ最近はPS3が売れなくてソフトを出してもコストが回収できそうにないって事で、PS3のソフト開発を縮小して他の機種への開発に重点を置くメーカーもあったりするので、もう少しふんばればもう少しシェアが伸びそうな感じもしていますが…でもWiiの勢いには立ち向かえないのかな…。

 今回ブースは全てオープンになっていて、見た目も明るくブース内のステージ上には大型スクリーンが設置してあって、色んなゲームの紹介をしていました。ナムコ3画面連結大型スクリーン同様、迫力あるポリゴンゲームの映像を流していたので、道行く人達の足を止めて画面に見入る人達がたくさんいました。私は、ここの隣にあったレベルファイブブースに1時間以上並んでいる間、ずーっとXBOX360の動画を見続けていたお陰で、危うく洗脳されそうになりましたよ…。


歩く広告バッグサイカンしてやったり

 今回の東京ゲームショウで、数少ないパソコン用オンラインゲームが置いてあったサイカンブース。ペーパーマンというFPSゲームを出展していました。FPSと言っても、ハーフライフといったごっついポリゴンキャラではなく、イラストタッチのコミカルなキャラクターが出てくるゲームで、そのキャラクターが超うすいペラペラ状態。昔、PSパラッパラッパーって音ゲーが出てましたが、それに出てくるキャラクターみたいな感じ、と思ってくれれば良いです。そんなキャラクターたちが色んな銃を持って撃ち合うゲームです。

 今までゲームショウが開催されると、結構色んなブースで肩にかける大きな紙バッグを配る所が多かったんですよね。これがギャルゲーで可愛い女の子の絵だったりすると、会場内はいいとしてこれを持って電車に乗って帰るのがちょっと勇気が必要だったりするのですが、その紙袋を配ったのが今回ここサイカンのみだった。他は全く配る事が無かった為、道行く人このバッグを持って歩く人でいっぱい。いつもなら色んなメーカーのバッグを見かけていたのが、どこを見てもサイカンばかり。宣伝効果は抜群だったと思いますよ。

 …このバッグも、ほんの少しだけ勇気が必要でした…


ステージイベント豪華マーベラスエンターテイメントミニライブも盛り上がり

 ゲームよりも、ステージイベントの方が盛り上がったブース。私も2,3回ほど見させてもらいましたが、どの回も人がいっぱいで盛り上がりまくりました。

 まず1回目は一般1日目のルーンファクトリー2小清水亜美さん目当てで見ようとしたものの、その前にレベルファイブに並んでいて思いっきり足止めを食らってしまった為、最後の最後の挨拶をチラッと見た程度で終了。

 2回目はゼロの使い魔。今回も小清水さん目当てで若干早めに行ってみたら既に人だらけになってて、後ろの方から見る事に。でも、実際に見られたからOKですよ。あと、ICHIKOさんの歌がめっちゃ盛り上がりまくり。第二期のオープニングゲーム第一期のオープニングと3曲を歌ってくれましたが、普段アニメでしか聴けなかった歌が生で聴けたのは結構感動しました。

 3回目は2日目のルミナスアーク2ウィル加藤英美里さん目当てで行ってみました。1日目は時間が合わず断念、2日目は同時刻にあった別ブースのステージを見ていた為、最後の数分しか見られませんでしたが、とりあえず遠目でも良いから雰囲気が味わえればいいかな行ってみた。やっぱり人すごかったけど、遠目ながらも見る事ができたし、大型スクリーンにもステージ内容が映し出されていたのでOKかな。やっぱり1日目に見ておくべきだったな…。


メタルギアいっぱいコナミ音ゲーは無かった?

 コナミと言えばメタルギアパワプロと音ゲー。でも、今回は音ゲーの出展は見あたらずメタルギア関連が色々と目立っていました。

 鉄格子の向こうに試遊台があるメタルギアソリッド4コーナー。雰囲気が良い感じだったけど、待機列も長く2時間待ちとかも…。今回、メタルギア関連はPS3PSPで4つのゲームを出していました。

 テレビで紹介されていたのが、どこでもヨガというゲーム…というか、レクチャービデオ。DSの画面にヨガの格好をしたポリゴンの人が現れて、それを真似て自分でもヨガを楽しむソフト。実際に見てきましたが、ちゃんと音声の解説が付いていて、さらに色んな格好をしてくれる人の見える角度が変えられるので、複雑な格好でも分かりやすくなっています。最近、DSって脳トレとか体に良いゲームが大人気につながっているので、これも一般客層を狙った感じなんだと思います。他にも美肌に関するレクチャーソフトも出ていたので、今までとは全く違う客層が食らいつきそうですよ。


DSでがんばったタイトー画面の切れ目がライバル

 今回、タイトーDSのソフトのみ出展。インベーダーとか影の伝説とか懐かしいタイトルがある中、個人的にはアルカノイドDSが面白かったです。ゲーム内容は2画面ぶちぬきで使うブロック崩しで、時々出てくるアイテムを拾いつつひたすらブロックを壊していく単調なゲームなんだけど、面によってブロック配置が違っていたりして、やり込み度は十分。今回、専用コントローラーも開発されて、このコントローラーがものすごく出来が良かったんですよ。

 DSの下画面の下にアドバンスのソフトを入れる所がありますが、そこにコントローラーを差してダイヤルで操作出来る様になる訳ですが、このダイヤルがまた絶妙な回り具合。ただ回るだけの簡単な構造じゃなくて、ある程度の抵抗というか重みが入っているんですよ。ダイヤルを思いっきり回して手を離すと、ピタッと止まるんじゃなくて慣性が働いて少し回ってから止まる。この適度な重さが操作しててすごく扱いやすかった。この出来具合は、ちょっと感動しました。

 ゲームの難易度は、万人向けって感じで低めに抑えてありました。同じ面で苦戦していると、弾のスピードが段々速くなってきて最後は追えなくなる程の激速度になってミスをするのがアーケード版でしたが、DS版は確かに速くなるけど激速ってところまではいかず、落ち着けば返し続けられる感じ。そうなると、あとは集中力がいつまで続くかが勝負ですね。2画面使って縦に長くなっていますが、横幅が画面いっぱいじゃなくて2/3程度の幅だったので、狭い分弾を返しやすくなっていて、さらに難易度が下がっている感じがしました。でも、逆に上下画面の切れ目が慣れるまで違和感あるかな。切れ目の分も考慮されてボールが行き来するけど、その間は弾が見えませんからね。

 ちなみに、ダイヤルコントローラーが無くても十字キーとスタイラスペンでも操作できる様になってました。でも、やっぱりブロック崩しはダイヤルでやってみたいですね〜。そのうち、ミニトラックボールとか作ってサイバリオン、なんてのも出ちゃったりして。タイトーならやりかねんな。


携帯会社その1NTTドコモリッジは辛かった…

 先日、直感iアプリという事で、携帯を振ったり傾けたり搭載されたカメラを使ったりして遊ぶiアプリに対応した携帯が色々と発売され、それに合わせてゲームも充実してきました。そんなゲームを含め、NTTドコモのiアプリゲームを色々と展示していました。

 前からやってみたかった直感ボウリング。試しでやってみましたが…正直、微妙でした。ます、投球位置を左右ボタンで決めて決定ボタンを押しっぱなしにして、そのまま後ろにふりかぶって投げるタイミングでボタンを離すと画面上でボールが転がるんだけど…全然転がらない。説明どおりにやってるんだけど、何か空振りしまくり。かなり操作が難しく、コツがつかめるまで大変そうなゲームだと思った。

 次にメガゲームのリッジレーサーズをプレイ。以前、リッジレーサー(ズがつかないやつ)をやって「携帯も進化したな〜」って思ってましたが、このリッジレーサーズも本当にすごい!画面が本当に進化してて、あの小さい携帯電話でポリゴンがきれいに動いてました。数年前、携帯でドラスピが出来たのを見て感動したけど、それに匹敵する感動。ほんとすごい!と思ったのも束の間、実際にプレイしてガッカリした事があって、携帯のボタンで車の操作が全然できなかった…。試遊するのに、携帯を手で持たせてくれなかったんですよ…テーブルの上に固定された状態で試遊させられたので、親指でボタン操作が出来なくてやりづらさこの上なかった。コントローラー感覚で持たせてくれれば、多少は操作しやすいと思ったんだけど…。

 あと、ひぐらしのなく頃にのミニゲームでれなぱんがあるんだけど、これとカメラを使ったゲームがあったのでやってみた。携帯を机の上に置き、内蔵カメラで自分が写る様に配置。そのカメラの前で左右に体を動かし、レナのパンチを避けるという体感ゲーム。ものすごく単純なんだけど、これが結構やり始めると白熱してくるんですよね。30発中、22回避でコンパニオンさんに「今のところの最高記録ですよ、上手ですね〜」って言われた。ま、本来のゲームは一発死になので8発食らってる時点で全然甘チャンなんですけどね…。


携帯会社その2ソフトバングブース内に執事喫茶

 携帯事業者別純増契約者数が4ヶ月連続ナンバーワンとCMで宣伝しているソフトバンク。今回はブース内にスターウォーズとかパイレーツオブカリビアンの人形を置いてあったり、執事喫茶みたいな区画が出来てたり、ステージにガチャピン&ムックがいたりと不思議空間を展開していました。

 ゲームショウでは何かお約束になりつつあるスターウォーズ御一行様。前もどこかのブースにいましたが、今回はソフトバンクブースに。何でここにいたのかは分かりませんが、関連するゲームか何か出てたのかな。

 ブース内には何やら執事喫茶みたいな所が。何やら、恋愛育成シミュレーションゲームのSweet*Guardian〜お嬢様の恋愛レッスン〜が体験できる所だったみたい。試遊する人はソファーに腰掛け、そこに跪いてゲームの説明をする執事たち。まさに執事喫茶そのものって感じで面白い雰囲気でした。ゲームがゲームなだけに、さすがに試遊するのは避けましたが、この執事たちは実際に執事喫茶で働いている男装の麗人だったのを後で知って、話のタネでやっとくべきだったかと微妙に後悔。


携帯会社その3KDDI携帯ゲームも次世代機

 NTTドコモでポリゴンのリッジレーサーズがすごくきれいに動いていて、それが携帯で出来てしまう程、技術の進歩はすさまじい今日この頃、auでも負けじとポリゴンゲームを出展していました。今度、そのゲームを動かすのに新しいチップを載せた携帯を開発中とか。調べてみたら、何と携帯なのにデュアルコア&グラフィックプロセッサを搭載したMSM7500というチップで、冬モデルの一部に採用されるらしい。

 そのチップで動くゲームでメタルギアソリッドモバイルバイオハザードアーマードコアモバイル4が展示してあって、携帯でここまでやるか!?と思うほどすごかった。でも、携帯の電池の持ち具合が気になってくるね…。


ギルティ三昧アークシステムーワークスまだまだ人気です

 ギルティを手がけているアークシステムーワークス、今回はXBOX360版のGUILTY GEAR 2 OVERTUREを出展していました。今までは2Dの対戦格闘ゲームだったのが、今回は3Dアクションっぽくなってました。でも、ただ戦うんじゃなくて、シミュレーション的要素?もあったりで、謎が多い内容に。終日、列が途切れる事無く試遊台には多くの人が並んでいたので、プレイは断念しました。

 他には式神の城IIIXBOX360Wiiで出るという事で出展されていました。見事なまでの弾幕…私には手に負えない内容でした。


クローズドとはスクウェアエニックス閉鎖的って意味

 今回も、チョコボとスライムが共存するスクウェアエニックス。数多くのゲームが出展される中、プレイできたのはDSFF4。それでも30分待ちでしたが、10分総入れ替え制なってたので安心して待つ事ができました。

 私が知ってるFF4スーパーファミコン。小さいドットキャラを操作して遊んでいましたが、それが今ではポリゴンで全キャラ起こされていました。ドットキャラとポリゴンキャラで違和感がありましたが、世界観はしっかりとFF4でした。しかし、久しぶりにFFをやったせいで、戦闘で混乱してました…今誰のターンなのか、全体魔法ってどうやってかけるんだっけ?とか久しぶりすぎて忘れてる事も色々。でも、少しずつ思い出してきて、雰囲気もつかみ始めて懐かしさを実感し始めた頃に、ちょうど10分で終了。終わった後、ポストカードをもらって試遊台を後にしました。

 今回も映像出展でオープンメガシアタークローズドメガシアターがあった訳ですが、前回クローズドの方で大混乱した経緯があったので、さすがに反省したのか今回は整理券配布の形になっていました。が、その整理券配布が開始13分で終わるって一体…。

 2日目、この日の目的はセガWiiナイツをやる事と、ここのクローズドメガシアターを見る事。そんな訳で、2日目は朝7時50分に会場到着で入場待ち。9時40分過ぎに入場してそのままスクエニブースに直行。すると、既に整理券を求める人たちで列が出来ていた。相変わらずすごい人気だな〜と思っていると、私の後ろ5mの所に係員がボードを持って列を遮り「今日の整理券配布は終了しました」と叫んでいた。よっしゃ!私の後ろで配布が終了した!と一安心。

 そして列が少しずつ進み、整理券がもうすぐもらえると思ったその時、さっきとは別の係員が私の前10mの所に立ち「今日の整理券配布は終了しました」と叫んでいた。「おい!ちょっとマテ!私の所までは大丈夫じゃなかったんか!それで私は並んでいるんだぞ!それを直前でダメって何なんだよ!」と不満をぶつけたかったんだが、そんな余裕が私には無く、すぐにセガブースに移動。ナイツやるんだ〜と行ってみたら…もう2時間待ちになってた。

 まさに「二兎追う者、一兎も得ず」。こんな事なら、セガに直行しておくべきだったと後悔。朝8時前に会場に着いて、朝一でブースに行ってもダメだったなんて、そんな超極一部の人だけに公開するこの姿勢、一般入場者を軽視しすぎ。何の為のゲームショウなのかと。色んな人に、私たちはこういうゲームを作っています、こんなゲームを近日発売します、って宣伝するのがゲームショウじゃないのか。そこをあえて限定するなんて、スクエニの趣旨が全く理解できない。

 たぶん、整理券が瞬殺された所をマスコミや雑誌社が取材、それが掲載される事で「うちのブースはこんなに人気があるんですよ」って宣伝したいんでしょうね。つまりネタ作り。その餌食にされたのが私って事だ。

 とりあえず、何らかの目的が無い限り、
 「もうクローズドには行かねーよ!!!」
 こんなネタ提供の為に、貴重な機会を逃すのはもう嫌ですから。


シンプルシリーズD3パブリッシャーWii版も登場!

 

 今やシンプルシリーズという看板ソフトを持つD3パブリッシャー。今度はWiiでも出し始めるという事で、どんなゲームが出るか気になるところ。

 そのWii版は2本あって、1つはカートレースで、もう1つはバス釣り。コントローラーの特性を使った、お約束ゲームが出展されてました。他にもDSで3万問もあるクイズゲームとか、PSPで敵との戦闘がパズルゲームという不思議なRPGとかもありました。

 シンプルシリーズ以外で、DSマジカル頭脳パワーというクイズゲームが出るみたいですが、何かすごく懐かしいタイトルを久しぶりに聞いたな〜って感じ。昔、日テレで放送していたクイズバラエティ番組がDSでゲーム化されてました。どんな内容なんだろう…マジカルバナナとかあるんかな。


やっぱり無双系?コーエーそれともネオロマ系?

 やっぱりメインは無双系。PS3XBOX360真・三国無双5があったり、Wii戦国無双KATANAがあったり、パソコンで真・三国無双BBというオンラインゲームがあったり、色んな機種で出展していました。女性向けで金色のコルダ2アンコールも出展。2のその後の話らしい。

 今回もブースを二階建てにして、上下階に試遊台を多く設置していました。私はあまり興味が無かったのでプレイはしませんでしたが、そんなに大混雑している様子は無くすぐに試遊できそうな雰囲気でした。今度行った時、混んでなかったら試しにやってみよう。


男性向けからプロトタイプ女性向けまで幅広く

 ゲームの出展数は多くないものの、AIRとかKanonといった男性向けや、アラビアンズ・ロストとかピヨたんといった女性向けと幅広く(?)ゲームを出展してたプロトタイプ。個人的には神曲奏界ポリフォニカが気になって行ってみました。

 ポリフォニカはゲームというよりデジタルノベルって感じで、絵付きの小説を読む様な展開。それにプラスして声が出てましたが、なかなかいい雰囲気でしたよ。と言っても、最初の10分程度で次の人にバトンタッチしてしまった為、じっくり味わえませんでしたが。

 ここのブースでアラビアンズ・ロストポリフォニカクラナドのポスターを1時間ごとに無料配布していて、どれか1つをプレゼントしてました。それにプラスして、プロトタイプで販売しているゲームの取説か、ドラマCDのブックレットを持って行くとスペシャルDVDがもらえるという事でしたが…一般2日目にはDVDも無条件でポスターと一緒に配布してました。さらに、ポスターは1人2枚という大盤振る舞い。というか、捌け具合が悪かったのか、見込み間違いだったのか…。

 ちなみに、ポスターはポリフォニカが先に品切れになり、その後はクラナド、最後までのこったのはアラビアンズ・ロストでした。順当?

 


格ゲーいっぱいSNKプレイモア懐かしのタイトルも

 SNKといえば格闘ゲーム。今回もKOFとかサムスピといったお約束ゲームから、ワールドヒーローズといった久しぶりに聞いた懐かしいタイトルまで色々と出展していました。

 KOFは98をリメイクしてキャラ追加、サムスピは過去6作品をまとめて収録、ワーヒーも含めてPS2オンライン対戦が出来るそうです。ブース裏では、飢狼伝説スペシャルメタルスラッグ3XBOX360Liveアーケード版もあったりして、90年代の格ゲーファンにはたまならいラインナップになってました。

 他にも、その格ゲーに出てくるキャラを使った恋愛ゲームDays of Memoriesも携帯のiアプリで出展していまいたが、中には男キャラを使った女性向けのシリーズも出てました。これはこれで需要がありそうだ。


版権ものからタカラトミー自社商品まで

 タカラといえば人生ゲーム、今回はWii版で出展されていました。他にはチョロQのゲームなんかもあったり。

 他には、版権ものとしてNARUTOのゲームがWiiDS、携帯アプリで出展されていたり、家庭教師ヒットマン REBORN!のゲームがDSと携帯アプリで出ていました。前回はNARUTOで声優さんが来てトークショーをやっていましたが、今回はリボーントークショーをやっていた模様。声優イベントってマーベラスエンターテイメントで大にぎわいだったので、こっちでも大盛況だったのかな。


携帯関連いろいろG-modeラグナもここでした

 携帯電話関連に特化した会社で、色んな携帯ゲームを出展しているだけじゃなくて、ラグナロクオンラインのプロモーションもやってた。何でだろ?って思ったら、ガンホーの関連会社だったのね。興味なかったから全然知らなかったよ…。

 確かに、ブース前にラグナの大きな看板があって、書いてあるQRコードにアクセスすると、ゲーム内で使えるリボン(朱)がGETできる、って書いてあったっけ。私もラグナやってるからもらっておこうかな…って思ったけど…

 リボン(朱)って、今年開催されたRJC2007でも配られた奴と同じじゃん…って事で貰うのを止めておいた。そんな使い回しをするんじゃなくて、もっと違う物を用意しておけばいいものを…誰も気づかないと思ったら大間違いだぜ

 そういえば、ここのブースでラグナは10日間、ラグナ2は14日間の無料チケット(新規アカウント限定)を配ってた。まだ新規顧客を集めるのに必死なんだなぁ…それよりBOTを何とかして欲しいのですが


今回はスポーツハドソン名人見られなかった

 Wiiのコントローラーを使ったスポーツゲームデカスポルタをメインに出展。Wiiでスポーツというと他の所でもいくつか出てましたが、ハドソンのは種目がちょっと意外な物だった。バトミントンとかモトクロスとかスノボとかバスケットとかアーチェリーとかフィギュアスケートとかカーリングとか…何かマニアックな種目が多かった。

 前回、ハドソンブースでは高橋名人がハドソンキャラバンでボンバーマンの解説をやってました。たまたま通りがかった時に見かけましたが、今回も見られるかな〜と思ってたものの見かける事はありませんでした。いつもゲームショウで何らかのキャラバンやってるんだけどなぁ…と舞台スケジュールを見てみたら…思いっきり他のステージイベントと重なりまくってた。だから見かけなかったのねん…。


8年ぶりのスーチーパイジャレコゲー天は携帯アプリで

 何か久しぶりにジャレコって名前を聞いた気がする今日この頃、PS2で久しぶりの完全新作アイドル雀士スーチーパイIVを出展。気が付けば8年ぶりスーチーパイらしいです。何だかんだ言って長続きしてますよね〜このシリーズ。私は昔、PCエンジンでやった覚えがありますが、イカサマ必殺技を使わないと全然勝てなかった記憶が…。このスーチーパイの声優イベントが開催された様で、清水愛さんと高橋美紀さんが来ていたらしい。こっちも混んでたんだろうなぁ。

 携帯アプリでゲーム天国がありましたが、携帯アプリでステージ4が再現できるのか!?あのカラオケ面が!?完全再現されているなら、かなりすごいんだけどな〜。携帯じゃ厳しいと思っていても、今やポリゴンで動く高性能な時代。意外とすんなり動いていたりして…。


その他見かけた物いろいろ

 海外企業コーナーにあった、レースゲームをする為のゲーミングチェア一式。これを見て、懐かしのTX-1を思い出した人も多いハズ。この筐体は、パイオニアワイド液晶モニタを3台使い、座る椅子も操作に合わせて動く仕組みになっています。ハンドルを切れば横に動くのは当然で、ブレーキとアクセルで動くのも当たり前。感動したのは、ギアチェンジの時の変速ショックまで忠実に再現されていたのには驚いた。これ、家でやるとなると相当場所を広くとらないとムリっぽいな〜と思いつつも、これ家にあったら毎日やっちゃうんだろうな…と少し羨ましく思ってたり…。

 今度は普通にハンドルのみです。が、このハンドルは何とポルシェ公認だったりするんですよ!ハンドル中央に、あのエンブレムが鎮座しているのが分かります。ゲームと言えどもハンドルにこだわりを持つ人には買いたいコントローラーかと。PS3とパソコンに対応していて、一番いいグレードのやつは5万円弱、下のグレードだと1万円後半くらいだそうです。お一つ、いかがです…?

 Wiiでコントローラーをスイングしてプレイするゴルフゲームといえば、テクモパンヤだったりカプコンWE LOVE GOLF!だったりする訳ですが、このゴルフゲームはかなり本格的。と言うのは、実際のゴルフクラブを使ってセンサーの付いたゴルフボールを打つから。ちゃんとクラブを変えれば飛距離や角度も変わったりで、かなり本格的です。本格的すぎて、素人が見よう見まねで打つと全然飛んでくれません。本当にゴルフやってる人で、コースを回ったり打ちっ放しで練習してる人でないと楽しめない程、難易度の高いゲームでした。

 魔女っ娘といえばホウキ!そんな夢を叶えてくれるゲームがこれ。実際にホウキに跨って画面内で空を飛ぶという、発想はあっても実際には形にしなかったこの魔法のホウキ。ホウキを左右に動かして旋回、ホウキの柄にあるボタンで加減速。これはアーケード版で台湾に今冬発売予定だとか…日本にも入ってくるかな?ホウキは付いてきませんが、ゲーム自体はオンラインゲームとしてサービスを開始するらしいです。台湾のメガ・ネット・アンド・テックという会社で、ゲーム名はパラセ・ロルンペ 空舞魔導陣だそうです。

 今までどんなゲームが発売されたのかを年表形式で展示してあった、テレビゲームミュージアム。東京ゲームショウ開催の歴史なんかも紹介してあったり、歴代のゲーム大賞受賞作品が試遊できたりと懐かしさ炸裂なブースになってました。
 …今回もやっぱりカセットビジョンの名前は無かった(Jrはあったけど)…あれって黒歴史だったんですか…。


最後に…

 最後はやっぱりこの方たち。H.のライブですよ。でも今回は少し違っていて、ソフトバンクブースでぷよぷよフィーバーのゲーム紹介をやってました。普段、色んな歌を歌ったり演奏したりで盛り上がるH.のライブですが、今回はそれにプラスしてゲーム紹介。H.のメンバーが携帯を持ってゲームをする姿、これはこれですごく珍しかったり。でも、ちゃんと演奏や歌はありましたので無問題。前週のAMショーに引き続き、今回のゲームショウH.のライブで締める事ができました。ちなみに、このライブがセガじゃなくてソフトバンクであるっていうのは、そのAMショーのライブで言っていたから。もしこれを聞いてなかったら、たぶんセガブースの前でまだかな〜と待ち続けていたに違いない。

 今回のゲームショウでサプライズはありませんでした。前回はPS3の発売で、SCE久多良木社長が値下げを断行した大きなサプライズがありました。それでもPS3の不振が続いているので、今回のゲームショウで再び値下げのサプライズがあるのでわ?という憶測も流れましたが、価格に関する発表は特に無く、あったのはPS3振動コントローラーを復活させる事くらいだった。そのせいで、ソニーの株価が下がったなんて話もちらほら…。

 今まで業者日が1日、一般日が2日の合計3日間だったのが、今回は業者日2日+一般2日の計4日間開催となりました。その甲斐あってか、総入場者数は前回を少し上回る193,040人の来場者がありました。でも、実は一般日だけ見ると減っていたりするんです…去年は一般2日間で152,766人だったのか、今回は130,867人。やっぱり去年はPS3の発売があって注目されていたから入場者数が多かったんだと思うけど、今回はそういった目玉が無かったから仕方ないですかね。個人的には、一般2日目より1日目の方が混んでた気がしましたが、実際は2日目の方が1,300人ほど多いんですよね。連休の中日で多かったのかな…と言っても千数百人程度の差だからそんな気にする程でもないか。

 前回Wiiのソフトは数本程度しか出展されてなくて少し寂しい感じがしましたが、あれから1年で色んなメーカーがWiiに着手してくれたお陰で充実してきました。PS3デビルメイクライ4メタルギアソリッド4が発売間近で期待度が上がってきて、これからが本当の勝負…と言っていいのかどうか微妙ですが、両者ともがんばってもらいたいです。XBOX360にも拡大の可能性は少しあって、PS3が不振でメーカーが第二の展開先として少しずつ注目され始めてます。その流れに乗れば、本当に三つ巴の対決に…1年後のゲームショウでは、3社とも拮抗していれば面白いけど、今のままではやっぱりWiiが主導権を握ってそうな気がしますね…。

 という訳で、次回は来年。既におおまかな開催日が発表されていて、次回は2008年10月第2週あたりに開催だそうです。何で10月にずれたか理由は分かりませんが、私的にはAMショーがおそらく9月中旬開催は変わらないと思うので、間があいてくれるのは助かります。2週連続でも別にいいんだけど、やっぱり下調べとか時間が欲しいので歓迎かな。

 それでは、今回のレポートはこれにて。やっぱり1週間かかってしまいました…ほんとごめんなさい。


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