東京ゲームショウ2011 レポート

 9月13日〜16日(13,14日はビジネスデー)に、幕張メッセの1〜8ホールを使って東京ゲームショウ2011が開催されました。今年は12月発売予定のPSPの次世代機PlayStationVita体験できる事もあって注目はそっちに行くかと思いましたが、マスコミ的にはGREEゲームショウ初参加の方ばかり話題にしてしまった為、なんか地味なお披露目になった感じです。それ以外については話題に乏しく、震災後の自粛(縮小)モードもあって過去に参加した中で一番寂しいイベントになりました。

 今回は15日に同日開催アミューズメントマシンショーがあり、そっちに行っていた為にゲームショウ1日だけ行ってきました。参加企業が少なかったので、1日あれば何とか回れるかと思いましたが、思った以上に入場者が多く人混みで時間を割かれて十分に見て回る事ができませんでした。試遊台も多くなく何十分数時間待ちなんてゲームもあって試遊もほとんどできず、会場の雰囲気やステージイベントを遠巻きに楽しむのがメインとなってしまいましたが、自分の感じが事を色々と書いてみようと思います。


 今回は一般2日目の参加で、ホテルを7時半に出て会場へ着いたのが朝7時50分。

 去年とほぼ似た様な所に並ばされた感じです。入場できたのは10時10分くらいでしたが、今回もサポーターズチケットが発売された事で入場した段階で整理券絡みは全て終了モンスターハンター3Gや、ProjectDIVAの声優イベントも整理券は食い尽くされた後…今回もサポーターズチケットの効果が絶大となりました。次回は1日だけ使って見ようかな…。


PSVitaお披露目ソニーコンピュータエンタテインメントあとはソフト次第

 今回最大の目的は、PlayStationVitaに触れる事。しかし、入場直後の整理券配布が無かったので、一体どうやって試遊待ちを形成するんだろ…と思いつつ、朝二でとりあえずブースまで行ってみると…既に入場制限がかかっていて、ブース内にいる人だけ並ばせてそれ以上は並ばせない様にしていました。どうやらブース近くでの整理券の配布も無く、列がある程度消化した段階で並ばせる方法をとった模様。そんな訳で、一体いつここに来れば並ばせてくれるの?と謎なまま他のブースを回ってみる。

 しばらくすると、ブース内の列が少なくなっているのを見つける。列を整理しているスタッフが集まって少し話を始めたのを見て「これはもうすぐ入れるフラグか?」とブース内の様子を見るフリをしつつ列の入口近くに近づいてみると…私の後ろにスタッフが張った境界線ができ、いつの間にか列の一部になってました。これはラッキー!

 列に並ぶ前に試遊できるゲームが5つほどあって選択を迫られた訳ですが、とりあえず無難にリッジレーサーかな?という事で並んでみる。20分くらいすると、ゲームをプレイする前にPSV自体の操作方法について実機を使ってコンパニオンに色々と教わる。8人が2人4組に分かれ、4台のPSVを交代しながら操作方法をミニゲームを使って体験。

 最初は、表の画面のタッチスクリーンを使い表示された数字を順番に押していくゲーム。最初は単純に1〜5が1個ずつ表示されているのが、面が進むにつれ同じ数字が2個になる時があって、その時は同時に押せばOK。つまり、今のスマホ同様2つ同時押しの認識ができるという事。
 次に、背面のタッチスクリーンを使った数字押しゲーム。今度も画面にある1〜5の数字を押していく訳ですが、今度は背面のタッチスクリーンで順番に押していく。この感覚が今までにない背面押しで何とも不思議な感じでした。背面も同時押しOKです。

 この後、再び列に並ばされて20分くらいでリッジレーサーをプレイ。5分限定の試遊でしたが、初めてPSVの実機に触れて気持ち的に舞い上がってた所もあり、何か折角の初PSVなのに普通にプレイしてました…何か色々といじってみれば良かったのに、3周を無難に走って完走…後で考えてちょっと勿体ない感じもしましたね。

 さて、実機に触れてみた感想です。比較するのは、普段使ってるPSP-2000
・本体は一回り大きい&ちょい重?
 画面がPSPより大きく感じました。その割に、本体の大きさはPSPより一回り大きい程度に感じました。重さはPSPより重め?ボタンの配置はPSP同じですが、ボタン自体が小さくなって少し間隔が狭くなってるかも。画面が大きくなったのに本体がそれほど大きくなく収まってるのは、ボタンの間隔を詰めたせいかも。
・画面は本当にきれいだった
 解像度が上がり大きくなった画面。それだけでもすごいのに、今度の液晶は有機EL。ゲームだけじゃなく、映像や写真を見るのも良いんじゃないかな。
・タッチスクリーンの強弱について
 タッチスクリーンには強弱の判定が付いています。しかし、ベラボースイッチの様に触れた時の強さを検知する仕組みではなく、押した時の接地面積を瞬時に判断して強弱を表現しているそうです。指を軽く触れると設置面積は小さくなり、強くすると大きくなる…その広さで強弱をつけます。その為、もともと指先の細い女性だと誤判断される事があるとか。

・3G通信はドコモ回線でプリペイドと定額プランを用意
 PSPWiFiが付いて無線LANでインターネット接続できましたが、今回もWiFiは付きます。それ以外に、携帯電話の3G通信もできるグレードも用意。WiFiのみとWiFi+3Gの2機種が出るという事。3Gはドコモの回線を使う事になり、プリペイドは基本128k通信で20時間980円と、100時間+ハイスピード3時間4980円。
 ヘビーユーザーの為の定額制も用意されていて、スタンダードが1000円〜5985円のダブル定額と、5460円の完全定額制の2つ。料金設定は、スマホ同じ扱いになっているみたいですね。定額制については速度がハイスピード固定で14Mbpsになっています。
 3Gモデルの初回限定版?は、プリペイド100時間が付いているらしい。128kbpsはネトゲやる分には何とかなるレベルだけど、応答速度の方が問題だったりするんですよね…大丈夫かな?
・メモリーカードはPSV専用?
 PSPメモリースティックProDuoが使えました。これはデジカメ等の家電機器でも使える規格もので、中にはmicroSDを中に入れて使える変換アダプターも発売され、メモリの選択肢はかなり広かったですが、PSV独自規格のメモリーカードになってしまう模様。何故独自規格に走ったんだ…。

 本体価格は、WiFiのみが24980円、WiFi+3Gが29800円。初回は3Gモデルに100時間のプリペイドプランが付いてきます。私は…とりあえず様子見かなぁ。


今度のミクはセガ3DSです

 前日のAMショー同様、大きな小間を取って盛大に展開していたセガ。今回も色々なゲームを試遊させていましたが、どれも何十分や何時間待ちという長蛇の列…そんな中、整理券配布でプレイできたゲームが2つあるので、その感想を。

 PSPの初音ミクを使った音ゲーProject DIVAが、Project miraiと名前を変え(まだ仮称ですが)3DSに登場です。これはPSP版の移植ではなく3DS用にシステムや視覚効果が変わっています。

 まずは譜面。PSPは画面全体にマークが現れて、それをリズミカルに押していくのに対し、3DSは画面に大きな円が出てきて、その円に沿ってマークが現れるところを曲に合わせてボタンを押していきます。プレイ中はその譜面の背景でミクが動いていますが、今回は頭身が低いねんどろいどのミクがチマチマと動きます。これがまたPSPには無かった可愛さで、これを見ているだけでも和みそうです。あと、3D効果でミクが飛び出して見えるので、これもまた新鮮に感じました。試遊では2曲しか選べませんでしたが、製品版では数多くの曲が収録されるので、ミク好きの人はチェックしておくといいかも。

 PSPProject DIVAは、extendで前作のシステムを引き継ぎ曲を入れ替えたゲームを出展。プレイ自体の基本的な仕組みは変わってなくて、ゲーム以外の所で改良が細かくされている模様。ここでも4,5曲が試遊できましたが、前作をやってる人ならすぐに入れる内容。同時押しで矢印側を先に押しっぱなしにしてボタンを押しても同時押し判定になるバグ?もそのまま残ってました。

 セガのステージイベントでは、F1 2011というF1レースゲームの紹介ステージで鈴木亜久里さんと井口卓人さんを見てきました。実際にゲームをプレイしてましたが、井口さんは現役なだけあってゲームでも上手かったですね。亜久里さんは現役を退いてだいぶ経っているものの、それでも無難にコースを走ってました。ゲームなんだけど、コースはかなりリアルに出来ているので、コースを覚える為に練習の一つでプレイしている、なんて話をしていました。

 今回はセガで何も試遊できないかと思ってましたが、整理券が残ってくれていたお陰で2つのミクが楽しめて良かったです。他のゲームについても整理券にすれば良かったのに…。


今度のモンハンはカプコン3DS

 カプコンといえばモンハン。今年も出展しまいたが、今度は3DSという事で話題性抜群。今年も試遊は整理券配布になりましたが、入場時で既に終了。今年もモンハン試遊は狭き門となってしまいました。

 他にも色々とゲームは出展していました。戦国BASARA3マーヴルvsカプコンバイオハザードといった安定している続編ものが中心。個人的には、ストリートファイターX鉄拳が気になりました。過去にもマーヴルSNKタツノコと色んな作品と組んできましたが、今度は鉄拳です。連続コンボが魅力鉄拳が2Dの世界でどう動くのか興味があります。


ゲームよりもスクウェア・エニックス剣に感動

 今回のスクエニブースはシンプルにステージと試遊コーナーのみ。クローズドメガシアターは無く、プロモ動画はステージにある大型画面で流していました。

 ブース内には、縦型の大きな看板がいくつかあり、ゲームを目立つ様に紹介していました。これは今まで使われてなかった方法ですが、遠目からでも比較的よく見えるので意外と宣伝効果はあったと思います。

 しかし、今回のスクエニで一番感動したのは、天空の剣と王者の剣(ロトの剣)が展示してあった事。ゲームの世界では剣の形が見られず、パッケージや攻略本・設定資料集などの絵でしかで見る事ができなかったあの剣が、実際に形として見られるというのは本当に良かった。私以外にも沢山の人が写真を撮ってました。


TGS初参戦グリーでもアウェー?

 今や携帯アプリやスマホなどでゲームを提供して大きな企業となったグリー。今まで携帯アプリ関連で各キャリアがブースを展開して試遊させていた時がありましたが、メーカー側が出展したのは珍しくグリーとして参加したのは初めてじゃないかな。しかも、SCEセガに負けない位の大きな小間を取り、白を基調とした明るく見やすいブースとなっていました。

 ここでは、CMでも有名なドリランドドラゴンコレクションといったグリーの代表作を試遊させているのと同時に、そのゲーム内で使えるアイテムのシリアル番号が記されている限定カードを配布していました。中でもドラゴンコレクションメガドラゴンレアで結構強いキャラという事で、配布が始まると同時に長蛇の列ができました。あれだけ配布してしまったらレアじゃなくなっちゃう気もしなくはないですが…。

 TGSの基調講演で田中社長が登場してソーシャルゲームについて語った様ですが、「若干アウェー感ある気がしますね」と登場したらしい。大手メーカーは何億という莫大な資金をかけて大作を作っている一方で、数千万円でゲームを作り業績を伸ばしているグリー異端に思われてる…と感じているのでしょうか。その辺りは、ゲーム機のゲームと携帯アプリのゲームは別ものと考えていいと思いますけどね。携帯アプリで気軽にプレイしたいという人と、ゲーム機でゲームを買ってじっくりプレイする人の客層ってそんなにかぶっていないと思うし…。

 ただ、気になるのが…携帯会社でスマホの通信量が多くなってきて、このまま普及し続けてしまうと3G回線がパンクしてしまう恐れが出てきたとかで、現在のパケ放題といった定額制サービスを見直す可能性が出てきたとか。もし従量制になってしまった場合、通信がメインの携帯アプリを続けてくれる人が残ってくれるかどうか…。高いパケ代を払い、アイテム課金を払い…そこまでしてプレイし続けてくれるヘビーユーザーがどれくらいいるか。この動きについては、グリーに限らずモバゲーといった携帯アプリをメインに取り扱っているメーカーにとっては気になっているハズ。今後の動向に注目です。


ゲームショウ初コナミ光るバッグ配布

 今回は細かく色々なゲームを試遊させていたコナミアイレムファルコムブロッコリーサイバーフロントのゲームも置いてあったりでゲームの数は多かったです。コナミといえば音ゲーですが、今回はPSPポップンミュージックポータブルくらいしかなかったかな。DDRIIDX見当たりませんでした。

 ゲームショウといえば、出展メーカーのどこかしらで大きなバッグを配布してくれます。あれがあると、会場でもらったパンフやDVDなどを入れられて楽なんですよ。その大きな袋ですが、コナミでも英雄伝説 碧の軌跡のロゴが入ったものを配布していました。ところが、これがただのバッグではなかった。それは、LEDで光るバッグだったのです!
 白色LEDがバッグの外に2つ突起していて、そこがピカピカと点滅します。バッグ内部が二重になっていて、その間に配線と電池、基板が隠されていて、そこから外側のLEDに電気を供給していました。その基板にはちゃんとスイッチがあって、点滅のオンオフができる賢い設計!あまりの珍しさに配布時に欲しい人が殺到する程の大混雑になってまいた。残念ながら配布するタイミングが合わず私はもらう事ができませんでした。


テイルズ15周年バンダイナムコゲームズ版権物多い

 気が付けばテイルズシリーズが立ち上がって15周年となりました。初代はスーパーファミコンでオープニングに歌が流れたのにはほんと衝撃的でしたね。今ではそんなの当たり前になっていますが、当時ROMカセットだったスーファミで歌が流れるなんて、ナムコの技術力すげぇ!って思いました。そんな初代から15年、最新作はテイルズ オブ エクシリアという名前で出展されていました。ステージイベントでは声優陣とプロデューサーでゲーム紹介をしていて、ステージ前は大賑わいとなりました。

 バンダイナムコといえば版権物。マクロスFテイルズ同様声優陣とプロデューサーのスペシャルライブ。特に声優陣がすごく、ランカ・シェリル・アルト・オズマ役の4人が揃うというビッグステージ!人気も相まってステージ前には人があふれすぎて、隣のレベルファイブブースにまで浸食してしまうほどの超盛況。私も遠目ながら見て楽しませてもらいました。
 しかし、本当に版権物のラッシュがすごかった。ワンピースドラゴンボールは基本中の基本、ガンダム系も当然とばかりに並び、なのは俺の妹青の祓魔師バクマンNARUTO…ほんと色んなアニメやマンガのゲームがありました。中でも気になっていたのが魔法少女まどか☆マギカポータブルでしたが、残念ながら映像出展のみで試遊はできませんでした…残念。


休憩所?レベルファイブナムコの観客席?

 過去にDS体験版をROMで配ってみたり、200台以上DSiを用意して試遊させたりと話題を常に提供してきたレベルファイブでしたが、今回は違っていました。ブースにあるのは椅子と、その机の上に10月15・16日にプライベートショーを開催するパンフレットが置いてあるだけで、挙げ句の果てに「休憩、商談等にお使い下さい」とボードが貼ってあって、何か参加してるという雰囲気が全く無いブース。大型スクリーンとコンパニオンでゲームを紹介したり、ゲーム機を置いて試遊させたり、パンフレットや体験版を配ったり…そんな光景はこのブースには全く無く、一体何の為にゲームショウで小間を取って出展したんだ?と疑問に思いました。

 10月のレベルファイブワールド2011の告知の為なんだろう…と思ったとしても、過去でかなり大がかりな出展をしていただけに、余りにも質素というか手抜きというか…ものすごく寂しさを感じました。これもまた意表を突いて別の意味で印象に残りましたが、何とも微妙な感じでしたね…隣がナムコでステージイベントが始まると、レベルファイブまで人が押し寄せてそれを見ていたのを見ると、もはやナムコブースじゃね?って思いました。


PCゲーム色々ゲーミングワールド油没PC見てきた

 パソコンゲームを中心に、PC本体まで色々と展示しているコーナー。家庭用ゲーム機では味わえない高精細なゲームやマルチモニタを使って大画面を味わったり…毎回色々と楽しませてくれるエリアですが、今回もまた面白い物を見てきました。

 まずはワイドモニタを横3台縦2台の6台つないだ状態でTERAを実演。モニタ自体も23インチあり、それが6枚も目の前に置かれてしまうと、本当に視界が塞がれてしまう程の大迫力。2年前はワイドモニタ3画面を縦にしてつないだ状態のストIVを見て驚きましたが、こっちもかなりすごかったです。これならデイトレでも使えそう…。

 こちらは油没パソコン。PCの冷却も、遂にここまで来てしまいました…HDDとCMOSバッテリー以外は全て油の中に入って、全てが油によって冷却されるというパソコンです。今までの水冷パソコンといえば、CPUやビデオカードといった熱を持ちやすい所だけ冷やすというのが主流ですが、これはマザーボードが完全に油の中に沈んだ状態。この油を車のラジエータみたいな大型フィンで冷却して循環させる、何とも大がかりな冷却システムを用いたパソコンになっています。ちなみに、密閉性を高める為に購入者が部品の交換をする事ができません。あと、本体が70kgとブラウン管テレビ以上の重量があり簡単に運ぶ事もできず、かなり人を選ぶ機種だと思います。


他のブースを色々とまとめて…

 今回のマイクロソフトは期待していた大型画面は無く、小間も小さくなって地味なブースになっていました。いつも大画面で色んなゲームを曲に合わせてテンポよく流しているのを見て楽しんでいたいのに…これまた残念。

 アクワイアは、ととモノこと剣と魔法と学園モノfinalを出展。トトものは今回が最後らしく、前作のセーブデータを引き継いでアイテムがゲットとか色々要素が仕込まれているらしい。

 アークシステムワークスは「おきらく」や「おてがる」といった単純な操作で楽しめるゲームを出展していました。3DSでダウンロード販売、価格も500円とお手軽。今後の展開次第ではD3パブリッシャーSIMPLEシリーズの様にメガヒットが出る可能性が…?

 ブシロードは回りに流される事なくカードゲームで頑張ってました。既に出来上がってるデッキを貸し出して試遊させていたり、初めての人の為に説明もしてくれたりしてました。

 ソニーのスマートフォンEXPERIA PLAYを実機で試遊させていました。コントローラーは本体をスライドさせる事で画面下に見慣れたボタンが出てくる仕組み。PlayStationStoreにも対応予定という事で、PSP感覚でゲームをダウンロードしてプレイできるのかな?

 コーエーテクモは、いつもの入場口前にブースが鎮座してなくて、6ホール奥に移動してました。2日目最後のステージイベントで小野坂さんと竹本さんのトークショーを見てましたが、男の私が見ても面白かったなぁ。

 恐らく初参加?のMAGIC The Gathering。ブース前では、構築済デッキを無料配布している大盤振る舞い。しかも、5種類がランダムでもらえてた模様。これをもらって始める人が出てくるかな…?

 スマホやSNSゲームを手がけるアールフォースエンターテインメントCoinFalls忍にちなんでなのか、くノ一の女性が何故かポールダンスを始めたりなステージイベントをやってました。写真は、この会社の社長らしい…。

 恐らくゲームショウの中で一番試遊した回数が多かったゲーム。海外パビリオン台湾ゲーム館にあったガンシューですが、モニタではなく大きなドットを使ってひたすら打ち続ける単純なもの。しかし、難易度が上がるにつれ的が早く表示されるので、次第に熱くなってきます。列がほとんど無く待ち時間無しでプレイできたので、気軽に何回か試遊できました。


感想です

 今回は1日をAMショーで行けなかった為に1日だけの参加となりましたが、とにかく人が多くて大変でした。コミケの人混みと違って、四方から人がやってくるだけじゃなく、参加者の中には子供やベビーカーを押している家族連れもいたりして、全く統率の取れてない人混みの中をかき分けながら移動する…それだけで疲れました。

 調べてみると、4日間で過去最高の約22万人の来場者だったとか。土日の一般入場日については、両日ともに8万人を超える人が来場しました。これだけの人が来ていると、試遊台がどこも長蛇の列だったり数時間待ちだったり整理券が終わっていたり…色々と納得できる所が多いです。数年前から不満だった試遊台不足は今回も解消されず、主催者とメーカーも解決策が見出せないまま人ばかりが増えていくという悩ましい状況が今後も続いてしまうのでしょうか…。

 来年は2012年9月20日〜9月23日までの4日間の開催を予定しているので、一般入場日は後半の2日間になると思います。AMショーの開催予定はまだ分かりませんが、来年は同日開催を避けてもらいたいですね…。


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