自作マシン(ネット専用)

ケース Windy ALTIUM 108  
電源 Seasonic SS-700HM 700W
ケースファン Windy SS120 1000rpm 前面吸気
5インチベイHDDクーラー搭載8cmファン 1600rpm 前面吸気
XINRUILIAN RDL1223SL 1200rpm 側面吸気
Windy SS92 + Windy SS80 1600rpm 背面排気
マザーボード GIGABYTE GA-P35-DS4 Rev1.0 チップセット P35+ICH9R
CPU Core2Quad Q6600 (Kentsfield) 2.4Ghz FSB1066 2.88GhzOC
CPUファン Scythe SI-120 + XINRUILIAN RDL1225B(17SP) 1700rpm
メモリ UMAX Pulsar PC6400 1GB x 4 CL5 5-5-5-15
ハードディスク HDT725032VLA360 x 6 320GB 16MB SATAII
インターフェース オンボード RAID(ICH9R) 4台をRAID10
2台をRAID1で稼働中
フロッピードライブ SONY MPF920-1V1S 2モード
工学ドライブ PIONEER DVR-112 ハイパーマルチドライブ
ビデオカード GALAXY GF P79GS-SP/256D3 GeForce7900GS
GALAXY GF P76GS-A/256D2 GeForce7600GS
ビデオチップクーラー Zalman VF-900Cu 2400rpm 7900GSに装着
サウンド オンボード Realtek ALC889A 7.1ch
LAN Intel PRO/1000 XT Server Adapter 1000BASE-T PCI
OS WindowsXP Professional SP2適用済
モニター DELL 2405FPW 24インチWUXGA DVI接続
アイオーデータ LCD-AD202GW 20.1インチUXGA DVI接続
ナナオ Flexscan L565-A 17インチSXGA DVI接続
ファンコン Scythe iGUARD 4chファンコン
3.5インチベイ拡張 Owltech PC-0302SV USBポート
プレステコントローラ接続
5インチベイ拡張 ainex HDC-501SV HDD増設(最大3台)
<3月20日 追加>

 ちょっと間を開けて更新。と言うのは、当初組んだ時と現在では少し構成が変わっているから。そこを書いてみます。

 まずはビデオカードで、これは換装じゃなくて追加です。マザーボードに2つ付いているPCIe X16のうち、1つは既にGeForce7900GSで使われていますが、もう1つの空き状態になっている所にGeForce7600GSを取り付けました。理由は、3画面のマルチモニタをする為で、前のPentium4マシンでもAGPとPCIの2枚刺しによる3画面をやっていましたが、今回はPCIeで2枚刺しになりました。

 PCIe X16が2つあると言っても、CPUに近い方のコネクタはx16駆動するのに対して、遠い方はx4でしか動きません。これはマザーボードの仕様なのでどうする事もできない。それならそんなに高性能のビデオカードを2枚目で使っても性能を発揮できないんだな〜って事で、今回もGeForce7000系で良いやつないかな〜と探して、どうせなら同じメーカーの方がいいよね、って思いGALAXYのやつを探したものの、やっぱり8000系ばかりでだいぶ選択肢が少ない。

 でも、7600系が結構充実していたので、その中から発熱が少ないと思われる7600GSをチョイス。ファンレスという事もあって、騒音の心配も無くほぼ即決って感じでした。7600GTでも良かったけど、ファン付きだし性能も引き出せないと思ったので。

 3画面とも解像度がバラバラという特異な環境になってしまってますが、しっかりとトリプル画面になっています。前のPCではAGP+PCIって事で、PCIのビデオカードが結構処理が重たかった(ブラウザ等のウィンドウをドラッグすると、残像を残しながらカクカク移動する…等)けど、今回はPCIe X16(x4駆動)って事でかなり快適です。

 しかも、今回追加したビデオカードは、デジタルとアナログで2系統の端子が付いています。これはつまり…4画面の誘惑ですよ。

 …やりませんけどね。モニタの置く場所が無いので。

 

 

 

 で、このビデオカード追加に伴い、LANカードも変わりました。

 旧:Intel Pro/1000 PT Desktop Adapter (PCIe X1)
 新:Intel Pro/1000 XT Server Adapter (PCI)

 オンボードでもMarvellのギガビットLANが付いているんだけど、Intelの方が安定するかな〜と勝手な解釈でオンボードLANを停止してPCIe x1でIntelのLANカードを使っていました。しかし、今回ビデオカードを追加したx4駆動のPCIe X16と他のPCIe X1は悲しい事に排他利用という事で、PCIe x1のLANカードが使えなくなりました。

 そんな訳で、選択肢はPCIのLANカードのみになった訳で、素直にIntelのPCIバスLANカードを探す事になった訳ですが、ふと見つけてしまったのが今使ってる「Intel Pro/1000 XT Server Adapter」。何か「Server」って言葉に高級そうというか、性能よさそうというか、何か普通のとは違う何かを感じがしませんか?しかも、価格が5千円を切ってて「Intel PRO/1000 GT Desktop Adapter」とそんなに大差ないんですよ。

 「これ、パチもんじゃない?」という不安はあったものの、「Intel Pro/1000 MT Desktop Adapter」で偽物が出回ってるって話は知ってるもののXTでは聞かなかったので、大丈夫かな…って事で購入してみました。とりあえずドライバもIntelから落としてきたやつがそのまま使えて、無事にネットも出来る状態なので大丈夫だと思います。

<3月15日 初版>

 2007年の春から少しずつパーツを集め始め、同年の夏に本稼働させた、今のメインPC。今回は「組んだら向こう3年は使い続けられるパソコンを組む」という事で、パーツに少し独自性を持たせてみようかと思って構成を考えてみました。

 CPUは、前のPentium4を使っている頃から「次に組む時はマルチコア」と考えていたので、素直にCore2Duoでも良いかと思っていましたが、この時すでにCore2Quadが出ていて、どうせ組むならこっちがいいな〜と思ってました。そこに、7月の価格改定が入り、かなりお手頃価格帯に値下げされる事を知り、この時点でQuadを使う事が決まった感じでした。この時、さらにQuadのQ6600のリビジョンがB0からG0に変更され、TDPが105Wから95Wに下がり熱の問題もだいぶ緩和された事も決めてになりました。

 とはいえ、TDP95Wという事は、前に使ってたPentium4 3.2Ghz並なんですよね。でも、構造がPentium4とは全く別物なので似たTDPでも発熱は抑えられてるらしい。でも、95Wという数値に不安になり、リテールだと少し心配な感じがしてきたので、ここはCPUクーラーにも少しこだわってみよう!という事で、今まで2つ使ってきてかなり冷える事が分かっているScytheのSI-120を今回も使用、これにXINRUILIANの12cmファンを付けてみました。この状態で、室温18度2.88GHzにOCしている状態で、アイドル30度台後半で、シバキ50度弱。正直、Pentium4よりも温度が低くてビックリしました。この温度なら、通年OCのままでOKかも。

 ちょうど春少し前あたりからメモリの価格が暴落。1GBが1万円前後という当時としては破格になってきた事を受けて、今回は1GBを4枚購入。バルクじゃなくて、UMAXというメーカー品で永久保証付き、メモリにヒートシンクが付いてる事もあって決めました。OC耐性は低めらしいですが、メモリだけはOCさせないつもりでいたので無問題。

 HDDは昔から日立IBM信者だったので、今回もいつも通り日立で同じ320GBを6台でRAIDを組んでいます。本当は、6台を全て使ってRAID10にしたかったのですが、RAID10で同時に設定できる台数が4つという制限があり、泣く泣く4台をRAID10にして、残りの2台をRAID1にしました。ICH9RはRAID5もサポートするので興味あったのですが、結局パリティ演算にCPUが使われる事と速度があまり速くないという情報を見て、素直にRAID10にしました。

 このパソコンを組む頃、ちょうどビデオカードも新しいチップを使った物が出回り始めました。GeForce8000シリーズで、時期的に在庫が全て8000系に移行し始めた頃でした。最新チップという事で性能とか発熱とか結構良い感じらしく、素直にこれを買おうかと思いましたが、色々と調べてみると8000系ってDirectX10に最適化されている様で、XPとかのDirectX9で使うと性能をフルに発揮できないらしい。XPで使うなら素直に7000系が無難って事だったので、その7000系って今でもあるのかな〜と探してみると、これが見事に無いんですよ。

 今回、ビデオカードは前回のGeForce7600GTを使っていたので、これとはまた違うチップで7600GTよりも性能が良く、nVidiaでELSAのやつを使いたいと思っていましたが、ELSA製はもう全て8000系に移行して在庫なし。逆に、7000系で何があるかを探すという事態になってしまい、探すとGALAXYとASUSと玄人思考の3つくらいしか無かった。細かい所を調べてみると、GALAXYは少しOCしてあって性能が良い事を知り、値段も安い事もあってこれに決まりました。

 さらに、今回は初めてのビデオカードのファン交換にも挑戦。ZALMANのVF900-Cuという隣接スロット占有タイプの大型ファンに換装してみました。取り付けも難しくなく、CPUファンの取り付けよりも簡単でした。換装前と比べて、静かになったのと温度が下がったのは良い感じ、これで夏も問題なく使えそうです。

 そしてさらに、今回は初めてのファンコンにも挑戦。とは言うものの、ファンの速度は変えるつもりはありません。ファンの速度と温度が表示されればそれでOKだったので、できれば切り替えて温度を表示するんじゃなくて、一目で全ての温度が分かるやつが欲しいと思い調べてみると、ScytheのiGUARDとZALMANのZM-MFC2が4つ同時に表示できる事が分かりました。ZALMANの方は温度やファン速度だけじゃなくて消費電力まで表示できるという優れものだったので即決…と思ったら、この消費電力の所で不具合が多いらしく、パソコン事態が不安定になるという情報がチラホラ。不安定なのは困るな〜という事で、iGUARDに決まりました。

 こんな感じで、自分のこだわりパソコンが組みあがり、WindowsXP Professional SP2を入れて無事に稼働させる事ができました。今のところは不具合もなく、快適に使っています。マルチコアの威力は本当にすごく、何かをやりながら別の事をやっても、お互いで足を引っ張り合う事なく動くのは本当に感動しました。特に、ラグナロクオンラインをやりながら別の事ができるのは助かりますね。クエスト攻略でラグナとブラウザを同時に起動するにも、若干のモタツキはあるものの使う分には問題ないし、露点放置しながら動画見たり別のゲームやったりできるので、Quadすごいなーって思いました。

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