平成18年11月17日

東京電力株式会社

送変電建設センター所長殿

群馬県自然保護連盟

理事長 金井 賢一郎

質 問 状

  西上部幹線新設工事(箕郷西毛区間)事業、環境影響評価方法に対しての電磁波に

 対する研究及び対策について質問します。

 

1.電磁波による「人体に及ぼす健康への影響」

   

   表記に対し、東京電力鰍フ表記アセスメントに「環境への配慮」の項目で「50ガウ

 ス以下の5060ヘルツ磁界では有害な生物的影響は認められない」としているが、

 世界保健機構(WHO)が来春発表予定の「環境保健基準」案によると、34ミリガウス

 以上で小児白血病の発症率が増加するとの疫学研究を紹介している。その研究案が

  肯定された場合の対策は如何か。

   群馬県自然保護連盟は住宅地等ヒトが生活する上空区間にあっては、設備費が嵩ん

  だとしても裸電線から被覆電線に先行的に変更する配慮を希望するものである。

 

2.電磁波による奇形生物

 

   新聞等の報道のみならず一部会員から「高圧鉄塔下付近に植物の奇形が見られる」

  との情報がある。長野県伊那市では「奇形植物調査」の実施を始めたが、東京電力

  の見解は如何か。

 

3.高鉄塔の景観問題

 

   群馬県は自然に囲まれた自然美豊な地である。その自然環境の中で景観は今まで

お座成りとされてきた。既存の鉄塔をより高くするという安易な工法は、既成事実を

積み重ねることに他ならない。鉄塔や架線によって山岳の景観を損ねることと、文明

を推進させることとは別の次元のものである。地下配線することも選択肢の内である

ことも認識されたい。

 

以 上