15年程前に建設され、森林公団から群馬県片品村と栃木県栗山村に移管された林道ですが |
積雪によりこわれたガードレール | 東俣沢橋付近の視察風景 |
狭い林道へ観光バスの進入 (待避所は近くにない) |
林道脇の無名の滝 |
至るところガードレールが 積雪によってこわれている。 |
県境の奥鬼怒トンネル (対面通行は出来ない) |
現植生の紅葉の様子 | |
土捨場跡植生復旧 ニホンシカの角研ぎの跡 |
土捨場に植栽されたヤシャブシ (人との比較)植栽時は高さ1m、 直径1cm位のヤシャブシも 15年の時を経た成長の様子 |
奥鬼怒林道の通行に関する質問状 群馬県利根郡片品村 村長 千明 金造 様 平成17年11月30日 高崎市江木町610-10 協栄ビル 寒冷の候、貴村益々ご健勝のこととご推察申し上げます。また日頃より自然保護に対しご理解ご協力を頂き、深く感謝申し上げます。 記
以上 私達は平成3年(1993年)6月に完成開通した、奥鬼怒林道影響調査の継続視察を毎年行ってきました。完成開通以降については、両村に移管された奥鬼怒林道の維持管理については、メンテナンスの重要さを認識され、その並々ならぬご苦労に敬意を表しております。 1〜4の項目に関して日本森林公団は約束を履行していただきました。しかしながら平成17年10月16日(日)に群馬県自然保護連盟の自然保護対策委員10名で現地視察を行ったところ、大清水口から湘南観光の観光バス1台の通行に遭遇しました。日本森林公団との約束では5〜6の項で観光等には使用しないことになっていたので驚愕した次第です。両村に移管された現在にあっては、観光を認めて利用させているのか、また利用したい意向があるのか、その経緯等についてお尋ねいたします。 昭和56年11月の鯨岡裁定によって、尾瀬周辺の「観光を目的とするスーパー林道の建設は自然破壊を招く事になり認められない」とされました。その結果、奥鬼怒林道は「林業専用道路」として昭和58年秋に工事が開始された経緯があります。貴村におかれてはどうお考えなのかご質問致します。 以上 |
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群馬県自然保護連盟 平成18年3月17日 栃木県塩谷郡栗山村 村長 山越 梯一 |
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群馬県自然保護連盟 平成18年3月22日 群馬県利根郡片品村 村長 千明 金造 奥鬼怒林道の通行に関する質問状について 春暖の候、益々ご健勝のこととご推察申し上げます。又、日頃より自然保護に対してご指導を賜り深く感謝申し上げます。 |