平成14年度の幕開けは、初練習で高橋徹(80期)が、アキレス腱完全断裂する
という、重いスタートでした。
翠巒クラブは、若手の参入がなく、部員が年齢的、体力的限界を感じていた頃
でしたからクラブの存続自体が危ぶまれました。
そんな中、大会直前の高高現役生との練習にて、福島県から福島広巳(89期)
が参戦してくれ、彼の熱血かつ明るいキャラクターに助けられ、出場ができ、
また、クラブも存続することができました。前述の高橋徹が自分の怪我を気に
せず、絶対出場してくれとの言葉も強かったです。
さて、大会ですが、一回戦シードとなり二回戦から出場した翠巒クラブは、桐
生商業OBを中心とし、サンコー電子、東京電力等の混成チームであるフェニッ
クスと対戦しました。
1セット目、相手の強打を予想していた作戦を立てていた我々は、フェイント
を多用する作戦に裏をかかれ、レシーブを信条とする翠巒のバレーが全くでき
ず、19-25と落としてしまいました。
2セット目、17点くらいまでほとんど1〜2点常にリードをしながら試合を進
めていたが、20点を境に相手の高いブロックに阻まれ、21-25でこのセットも
落とし、試合も負けてしまいました。
ちなみに、我々に勝ったフェニックスが優勝し、全国大会に駒を進めることと
なりました。我々の試合以降は、対戦相手の得点は15〜16点であったことか
ら、翠巒クラブもまだまだ行けるとの感触を得ております。7月7日には国体県
予選があるので、今回足りなかった部分を全員で反省し、再挑戦します。
今回出場した選手は以下の通りです。
(78期)菊地俊哉、高橋浩生(79期)高橋孝治(80期)掛川洋一、櫻井克裕
(81期)林孝彦(82期)岩丸高明(89期)福島広巳。(80期)高橋徹はギブス
で固めた足を引きずりながら応援に駆けつけてくれました。
平成14年新春若手OB会 (平成14年1月3日)
高崎高校体育館において若手OBと現役生による交流試合が行われました。
OB約30名が集まり、寒い中熱い戦いをするとともに、OBと現役生また塚本先生・宮川先生との交流と親睦がなされました。
平成14年度で明治大学4年生となる岡村(99期)は、明大バレー部の新主将となりました。現在昨年の秋の大会で2部リーグへ転落してしまいましたが、彼の代で昇格すれば、高高バレー部創部以来初の1部リーグの主将となります。また、岡村は日本リーグかV1リーグの企業へ就職希望としており、もし実現すれば、初の日本リーガー誕生となるかもしれません。OB会としても今後の彼の活躍に期待するとともに全面バックアップしましょう。