| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 不具合内容 |
イグニッションキーがオフ位置まで戻らなくなり抜けなくなる。 もしくはATセレクターレバーが動かなくなる。 原因は想像ですが、ATセレクターレバーを頻繁に動かすことによる不具合。 |
| 対象車種 |
DEFENDER90NAS 他の車種(DISCOのシリーズ1 AT車)でも起きる可能性あり。 |
| 構成区分 |
Gearbox & Transfer Box |
| 処置/対策方法 |
ATセレクターレバー上部の蓋をマイナスドライバー等でこじ開ける。 中にはセレクターレバーボタンの横方向の動きを縦方向に変える変換機構 (三角形のプラスチックパーツにレバーのロックを解除する金属棒が貫通しており、 四角形に穴の開いたクリップで連結されている。)がみられます。 上記のクリップが外れかかっているか、もしくは外れている場合に このトラブルが起こるようです。 対処としては、この三角形パーツとクリップをもとに戻して金属棒に連結してやる。 しかしクリップ再生に不安がある、もしくはトラブルが再現した場合は下記参照。 |
| 必要部品 |
クリップ再生使用に不安がある場合、4ミリ径のEクリップに変えるとよい。 (Eクリップもステンレス製にすれば強度があると思います。) Eクリップはホームセンターなどに売っています。安いものです。 |
| 技術料目安 |
自分で交換した。 〜情報をご提供頂いた方より〜 |
| 前兆の有無 |
ATセレクターボタンが押しにくくなる。もしくは普段より軽く押せるようになる。 |
| 予防点検/予防策 |
上記三角形プラスチックパーツ部に潤滑剤などを塗ってすべりをよくしておくと クリップがはずれにくくなるのでは。 あと普段からボタン操作をやさしくおこなう。 |
| 備考 |
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