トラブル情報（００２５）
不具合：タイミングベルト切れ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 不具合内容 |
タイミングベルト式ディーゼル車の場合、通常、１０万ｋｍ前後でベルト交換と なるが、DISCOVERYやDEFENDERの300Tdiエンジンに限っては、早期（30,000kmで 切れた、、という事例もある）に切れてしまうという問題がある。 以下、英国の専門誌LROに掲載された情報をもとに構成。 国内でも、ランドローバー乗りの中では周知の問題となっている。 リコールではないが、メーカでは対策品を用意している。 ＜対策キット＞ Kit1: front cover, timing belt, cranfshaft gear, tensioner, idler, FIE pump bracket, side cover, gaskets, dowels and fastners. Kit2: timing belt, cranfshaft gear, tensioner, idler, gaskets, dowels and fastners. ＜対象となる車体番号＞ Kit1: Discovery: MA081991 to TA200000, MA500000 to VA542370,TA700000 to VA711273 Defender : MA939976 to VA 101256 Range Rover:MA647645 to MA664120 Kit2: Discovery: VA542371 to VA558898, VA711274 to WA748935 Defender : VA101257 to VA129096 Kit2+crankshaft seal Discovery: VA548520 to VA558898, VA716697 to WA748935 Defender : VA107351 to VA129096 |
| 対象車種 |
300Tdiエンジン共通 |
| 構成区分 |
Engine |
| 処置／対策方法 |
上記該当車種は、早めに交換／対策。 上記該当車以外でも、３００Ｔｄｉは早めの交換が必要のようである。 |
| 必要部品 |
前記、 参照。 ＜Example 300Tdi From(V)VA117354〜PARTS No.LIST＞ 
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| 技術料目安 |
およそ６万円から１０万円前後。 |
| 前兆の有無 |
エンジン下部にあるウェイディングプラグホールより、タイミングベルトの 切屑が出てくるらしい。 または、針金等でこじると出てくるらしい。 
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| 予防点検／予防策 |
予防はなし。点検は上記のとおり。 |
| 備考 |
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