ハムスターの習性 |
◎野性的本能
野生のハムスターはシリヤのアポレト付近に住んでいます。
この地は昼夜の寒暖の差が激しいため、地面に巣穴を掘って生活し
います。
夜行性のハムスターは昼寝をし、夜になると外にでて活動します。
採ったエサはほお袋に入れて巣穴に運び蓄えておきます。
巣穴の中はエサ置き場、寝室、トイレなどに分かれていて、
きれい好きなハムスターは決まったところにオシッコをする習性が
あります。
◎しぐさ、行動
ハムスターのしぐさはどんな行動でも愛らしいものです。
しかし、それぞれのしぐさにも意味があるようです。
たとえば、元気よく動き回っていたハムスターが突然動かなくなる
ことがあります。
本来くらい巣穴で生活をしている為、視力が悪いので、高周波をとら
る聴覚を持って いるそうです。動かないでいるのはその音を聞き取る
からだとされています。
又、異常を感じると食事やオシッコの途中でも意識をそちらに
集中させます。
この事は小さな彼らが自分自身を危険から守るための習性です。
無心にエサを詰め込みほお袋をふくらませている顔は
愛らしいものです。
これも食料を巣穴に運ぶための特性です。
ハムスターがよく小屋やエサなどにお尻などをこすりつけているのを
見ることがあります。
これはマーキングと言って自分のなわばりを確保しているのです。
ハムスターの寿命は大体2〜3年、長くて4年です。
短く限られた期間に少しでも多くの子孫を残せるよう、性成熟も
きわめて早く、性周期のサイクルも短く、一度に出産する数も多い。