本校の学区は、群馬県北西部、標高600m~2,300mに位置する中之条町の旧六合村地区です。学区域の大半は山林で、南北に白砂川が流れ、その谷あいに集落が点在するのどかな場所です。
地域内には、高山植物の宝庫である野反湖、湿原が点在する芳ヶ平、天然記念物のチャツボミゴケの群生地など、豊かな自然があり、これらの自然とともに育んできた伝統文化が、今も多く残されています。
↑芳ヶ平湿地群
↑チャツボミゴケ
↑野反湖
学区内には、こども園、小学校、中学校がそれぞれ一つずつあり、運動会、文化祭などの行事を合同で開催しています。PTA活動でも『六合地区PTA連絡協議会』という組織があり、職員の歓送迎会、夏・冬の情報交換会、講演会等を合同で開催しています。平成29年度、『六合地区連携・一貫教育推進協議会』が発足し、15年間の子どもの発達と学びを見通し、教育課程の接続や交流を積極的に進める取り組みが始まったところです。
↑ 六合こども園
↑ 六合小学校
↑ 六合中学校
地域との結び付きも強く、学区域の伝統・文化・自然等を調べる『ふるさと研究』、地域の方々から伝統工芸などについて体験的に学ぶ『ふれあい体験』、環境教育の一環として取り組んでいる『(野反湖への)シラネアオイの植栽活動』など、特色ある教育活動を長く続けています。
しかし,本地域でも少子高齢化に伴い人口減少が続いています。地域での体験的な学びをたくさん行ってきた中学生が、ふるさとの良さを知り、一人でも多くこの地域で生活することを選び、ふるさとの未来を考えてくれることを切に願っています。
<地域等の特色>
※中之条町観光協会(六合エリア)への外部リンク
<特色ある取組>
□シラネアオイの植栽活動
□ふるさと研究
□園・小・中の連携