Automator ワークフローを構成する要素です。
* Zap Resource Forks.action: Mac OS X 10.4 以降 (Snow Leopard対応)
システム条件 Mac OS X 10.5 以降 (Snow Leopard対応) * 言語 日本語, English ライセンス フリーウェア
アクションをインストールするには:
- 自動的に解凍されない時は、アーカイブファイル (.zip ファイル) をダブルクリックします。
- Automator のファイルメニューから「アクションの読み込み...」を選びアクション (〜.action) を読み込みます。Snow Leopard 以降なら、アクションをダブルクリックします。インストールするかどうか聞いてくるので「インストール」ボタンをクリックします。
アクションはフォルダ ~/Library/Automator にコピーされて使用できるようになります。
参考:〜.action は次のいずれかのフォルダ内にあればアクションとして認識されます。
/System/Library/Automator システム > ライブラリ > Automator Apple 純正のアクションが入っています /Library/Automator ライブラリ > Automator すべてのユーザが使用できます ~/Library/Automator ホーム > ライブラリ > Automator そのユーザだけが使用できます
上記フォルダからアクション (〜.action) を削除します。
アクション名 バージョン 概要 Get File Path.action 1.0 ファイル/フォルダのパスを取得 (Unix/HFS/URL) Touch Files.action 1.0 ファイル/フォルダの作成日・修正日を変更 Zap Resource Forks.action 1.2 リソースフォークを削除
Snow Leopard ではコンテキストメニュープラグインが廃止され、サービスの項目がコンテキストメニューに追加されるようになりました。Automator でサービスを作成できるようになりましたので、一部のコンテキストメニュープラグインの機能は Automator で作成したサービスで代替可能です。サービスはメニュー固定であるため、すべてのコンテキストメニュープラグインの代替とはなりません。
上記アクションのアーカイブ内にはサービス用ワークフローのサンプルが入っています (フォルダ Sample Workflows > Snow Leopard > for Services)。
以下、Get File Path.action とサービス用ワークフローのサンプル「Copy POSIX Path」を例にして説明します。Get File Path.action はすでにインストール済みとします。
サンプルワークフロー: Copy POSIX Pathインストール方法
- ワークフロー「Copy POSIX Path」をダブルクリックして Automator で開きます。
- Automator の ファイル > 別名で保存 を選びます。
- 必要なら名前をたとえば、「パスをコピー」に変えて「保存」ボタンをクリックします。
ホーム > ライブラリ > Services フォルダ (無ければ自動的に作成されます) にワークフロー「Copy POSIX Path」(名前を変えていればその名前) が保存されます。
Finder で項目を選択して、サービスメニューまたはコンテキストメニューから「Copy POSIX Path」(名前を変えていればその名前) を選べば、その項目のパスがクリップボードにコピーされます。
アンインストール方法
- ワークフロー「Copy POSIX Path」(または変更した名前) を ホーム > ライブラリ > Services フォルダから削除します。
サービスの使用/不使用を変更する方法
サービス項目がサービスメニューおよびコンテキストメニューに表示されるかされないかを設定できます。使用頻度の少ない項目は表示されないようにしておくとサービスの使い勝手がよくなります。
- システム環境設定を開き、キーボード > キーボードショートカット の サービス をクリックします。
- サービスの一覧から使用する項目のみチェックボックスをオンにします。
サンプルワークフローをカスタマイズする方法
ワークフロー「Copy POSIX Path」は項目のフルパスを POSIX 形式でクリップボードにコピーします。Get File Path.action には、いろいろな設定があります。たとえば、~ を使用した短縮したパスをコピーするワークフローにするには:
- Services フォルダにある「Copy POSIX Path」ワークフローを開きます。
- 「ファイルパスを取得」アクションの「短縮した POSIX パス」をチェックします。
- ファイル > 保存 を選びます。
- ワークフローを閉じます。
実行時にアクションの設定を変更する方法
実行時にアクションを表示して設定を変更することが可能です。実行時にアクションが表示されたら設定を変更後「続ける」をクリックします。ただし、ここで変更した設定は保存されません。
- Services フォルダにある「Copy POSIX Path」ワークフローを開きます。
- 「ファイルパスを取得」アクション下部にある「オプション」をクリックして「ワークフロー実行時にこのアクションを表示」をチェックします。
- ファイル > 保存 を選びます。
- ワークフローを閉じます。