蕎麦教室の実例  (こんな感じです)

何回か実施しましたが、概ねこんな感じになります。


番号

日時

場 所

人数

内 容

会費

1999.6.19(土)11:00〜15:00

前橋市「TEPCO・前橋」

生徒7名、先生2名

二八蕎麦の打ち方実技、試食

1,000円

1999.7.25(日)11:00〜15:00

生徒7名、先生3名

田舎蕎麦の打ち方実技、試食

1999.7.31(土)10:00〜14:00

富岡市プロヴァンス

生徒12名、先生2名

二八蕎麦の打ち方、汁の作り方

3,500円

1999.8.22(日)11:00〜16:00

高崎中央公民館

生徒7名、先生2名

変わり蕎麦の打ち方実技、試食
かえしの作り方

1,000円

1999.9.19(日)11:00〜16:00

渋川市金島公民館

生徒4名、先生2名

飛び入り試食者3名

出汁の取り方、色々な蕎麦の試食

1,000円

1999.10.24(日)11:00〜16:00

高崎中央公民館

生徒14名、先生3名

試食者1名

新蕎麦による生粉打ち(そば粉100%)
出汁の取り方

1,000円

2000.2.6(日)9:30〜14:00

高崎市塚沢小学校

生徒(父親と子供)50名
先生3名

親子による二八蕎麦打ち、試食

500円


1999.6.19(土)

1999.7.25(日)

前回と同じように、今回打つ予定の「田舎蕎麦」について若干の説明を行う。
今回は、前橋の「大島さん」と「角田さん」が先生として助っ人に来ていただきました。
早速両先生による模範演技を行い、それぞれの手際の良さに感心しきりでした。
お二人が完成されると、次はいよいよ生徒の皆さんの実技です。
前回二八蕎麦打ちを経験されていたため、結構順調に進みました。
今回使用したそば粉は「田舎S」と言って結構難しい粉だったのですが、
それぞれが水回し、捏ね、括り、延し、畳み、切りと順調に進み、切りでは
前回よりもずっと細く均等に出来ました。
少し練習をしてきたのかも知れません。
全員が打ち終わった後、例によってお互いの蕎麦を茹で、食べ比べをしました。

1999.7.31(土)

ふとしたことから、「蕎麦教室の講師」を依頼されました。
富岡市岩染と言うところにある「富岡プロヴァンス」が今回の会場です。
朝9時ちょっと過ぎに指定された場所に伺うと、主催者の方が居られ、会場の
設営を行った。
今回の講師は、私と臼田君。生徒は10名と伺っていたが、2名追加で合計12名。

4頁ほどの資料を渡し。最初に予定、蕎麦打ちの基礎知識講義、講師による
模範演技、生徒さんによる実技(今回は交代で5人ずつ)、汁の作り方講義、
最後に各自が茹でを行い試食をした。
皆さん、思った以上に美味く仕上がり満足いただけたものと思う。
蕎麦打ち道具は、仲間のものを拝借したが、揃えるのはなかなか苦労しそうである。
朝10時にスタートした蕎麦教室も終わってみれば、予定の2時をとっくに
超過して3時頃まで掛かったが、皆さん満足していただけたと思います。

1999.8.22(日) 快晴

連続蕎麦教室の第3回目は、会場を高崎市の「中央公民館」に移して行いました。
今回は、様々な香り、色を楽しめる「変わり蕎麦」に挑戦です。
今回予定していた「臼田講師」が都合で来られなくなり、私が最初に模範演技を
行いました。
素材は、「ブドウジュース」を選びました。
打っている最中に、粘りが出ず途中で水と割粉を増量して、やっと何とか出来ました。

皆さんに打って貰う量も、最初の配分量を変更して割粉を増やしました。
一番打ちにくい時期なので、更科粉250gと割粉70〜80gとして行いました。
素材は、それぞれ選択して貰い「抹茶」「柚子」「笹パウダー」「スギナパウダー」
「紅花パウダー」を使用しました。
途中で、私がお手伝いした部分もありましたが、流石に3回目なので見事に仕上がりました。
お湯を沸かし、それぞれが茹でたものを少しずつ食べ、香りと色の違いを楽しみました。
普通の蕎麦とは違う食感に皆さん驚かれたようでした。

試食が終わった後、「かえし」を作ってもらいました。
醤油を色々と取りそろえ、本みりん、砂糖は同じものを使いました。
出来上がったものは、各自用意してあった入れ物に入れ自宅で熟成するという
事にしました。
次回の出汁作りに持ち寄って「かえし」の違いによる汁の差を楽しみたいと思っています。

1999.9.19(日) 曇り

連続蕎麦教室の第4回目です。
今回は、会場が準備できなかったため渋川市にある「金島公民館ふれあいセンター」を
拝借して行いました。
前回作成した「かえし」を各自が自宅で熟成させ持ち寄りました。
最初に、出汁の取り方について説明と実演を行い、個別に計量してあった「水」「昆布」
「鰹厚削り」を使用して各人がそれぞれ出汁を作りました。
時間が少なかったため、30〜40分の煮出し時間を若干短縮し出汁をとった後、
ガーゼを重ねて濾しました。
以外に、同じ材料を使っているにもかかわらず色の濃さなどが違っていました。
そのご、「かえし」を混合し各自の舌にあった濃さの辛汁を作って冷ましておきました。

その間に、田舎蕎麦、変わり蕎麦(エビパウダー使用)、挽きたて生粉打ち蕎麦を
打ち、順番に茹でて各人の作った辛汁で食べました。
湯煎作業を行う前なので、若干の円やかさに欠けますが、それぞれが今までにない
納得をして味わいました。
終わり頃に、試食者が飛び入りで参加しそれぞれの蕎麦を楽しんで貰いました。
最後に、会場の後片づけを行い散会としました。

1999.10.24(日) 快晴

連続蕎麦教室の第5回、最終回です。
今回は、初参加の方も多く総勢で18名になりました。
新蕎麦という言葉に誘われたのでしょうか?
川崎市から駆けつけてくれた3名の方、遠いところを大変お疲れさまでした。
今回初めて蕎麦を打つ方も数名居りましたが、いきなり生粉打ち(そば粉100%)とは
良い度胸です。

最初に、私と臼田師匠が模範演技をしまして、その後2班に分かれて実技を行いました。
始める前にくどいくらい「水回しが一番大切、手抜きをしないように!」と言う言葉が
効いたのか皆さん一生懸命に水回しを行いました。
効果絶大です。
とても始めて蕎麦打ちをしたとは思えない程、キチンと繋がりました。
素晴らしいの一言です。

全員が、切り終わったところでそれぞれの打った蕎麦を各自が茹でて、皆さんに
試食をして貰いました。
やはりご自分で打たれた蕎麦が一番美味い。
でも、皆さん全員が新蕎麦の味と香りを堪能していただけました。

これで、5回連続の蕎麦教室は一旦終わります。
参加して下さった方々、大変有り難うございました。
これからは、各自の工夫と味を追求していただき、蕎麦の旨さを満喫して下さい。


2000.2.6(日) 快晴

会社の同僚から依頼された蕎麦教室、なんでも小学校のPTAの仲間が
子供との触れ合いをしたいので、蕎麦打ちを一緒にやることによって
一体感を味わいたい、との話だったので、それは是非お役に立ちたい。

と、会社の蕎麦仲間2名を先生に誘って24組の親子に蕎麦打ちを教える
と言うか、一緒に楽しむ蕎麦教室を開催しました。
人数が多いので、蕎麦打ち道具は仲間から借り集め、6組が揃いました。
そこで、6班に分かれてもらい、それぞれ別々に進行することにしました。

当日8時半に集合し、道具の設定と材料の分配等手はずを整えました。
9時半、先ず、主催者の挨拶。
ついで、我々講師の紹介、今日の蕎麦打ちの段取りと道具、手順、注意事項の
説明の後、講師3名による模範演技。
続いて、6組の親子が水回し、それが終わると延し工程に入ります。
次の6組の親子が空いた捏ね鉢を使って水回しを開始します。
最初の組が延しを終わると、切りの工程に入ります。
まな板は、別の場所に設営して有ったので、2組めが水回しから延しに入ります。

こうして、順番に工程毎に進めていったお陰で、思った以上にはかどりました。
最後には、自分で打った蕎麦を茹でて食べると、「美味しい」の連発です。
やはり自分で打った蕎麦が最高なんですね。
50人以上の人達が一緒に蕎麦を打つなんてのは、初めての経験でしたが
親子が仲良く楽しめたのは何よりでした。
こんな素晴らしい企画に参加出来て嬉しい限りです。

追伸:子供たちが感想文を書いてくれました。
思った以上の嬉しい感想がかかれており、嬉しさもひとしおでした。


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