秋蕎麦栽培日記(1) 


これは、美味しい蕎麦が食べたくて、無謀にも蕎麦の自家栽培を始めた
三人の男たちの奮闘記です。
沢山の失敗もすると思いますが、皆さんからの激励とアドバイスを
期待しながら、日記として記します。
是非、ご覧下さい。
このプロジェクトに参加したのは、以下の三名です。
 
角田さん うどん作りを極め、いよいよ蕎麦に挑戦! 
土いじりは、全くの素人。
臼田さん アウトドアの達人。 
ランドローバーを友とし、家族思いの若者。
大野 蕎麦打ちにはまり込み、早3年。 
昨年、ちいじ垣での経験を生かせればと。


1998年8月5日
7月初めにに頼んで置いた「蕎麦の種・信濃1号」が、5kg届いた。
これで、奈良の仲野さんから戴いた分と合わせ、5.5kgが揃った。
相談の結果、種まきの日を、8月16日、日曜日と決定。


1998年8月16日(日)曇り
 
約束通り、朝8時に現地に集合。 
昨夜の雨で、土がしっかりと濡れている。 
長靴、軍手、タオルと、畑仕事の支度をして 
手順を確認する。 
約100坪の土地に、約5.5kgの種を撒く 
のであるが、作を真っ直ぐに切るために、 
ながーーい紐と作の間隔を計る棒を準備し、 
早速始まった。 
先ず、最初の位置決めをし、畑の両側に 
紐の繋がった棒を立て、その紐に添って、 
作を切って行く。 
次に、作の溝に種を蒔いて行き、上から 
少し土を被せる。 
作業は、これの繰り返しである。 
最初の予定では、2時間位で終わるかと 
思っていたが、終わって見れば、3時間弱 
掛かった。 

蒔くときの、種の量は100坪でおおよそ 
3.5kgと、予想していたが、5.5kg全てを 
蒔いてしまった。 
ちょっと、厚めに蒔きすぎたようである。

 
 


1998年8月19日(水)
 
早朝、時間があったので、畑を見に行く。 
未だ、芽は出ていないだろうと思って 
いたら、出ています。 
小さな芽が! 
畑一面に、揃って出ていました。 
やりました。
 


1998年8月21日(金)

今日も、早朝の視察です。
今朝は、見事な双葉が出ていました。
畑一面、薄黄緑の双葉がしっかりと天を仰いでおります。



1998年8月25日(火)
早朝視察してきました。
畑の中でも、日照時間の長い所は、既に10cm位まで伸びております。
一方、多少日陰に成る部分は、5cmくらいとやや伸びていません。
多少差が付いてきました。
 

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