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市況

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概要・詳細

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組合の沿革

　明治37年頃、市街地寄居町の僅かな場所で青果市場を開設した記録があり、その後、大正5年に坂下町に建物を借受けて移転し、渋川共同魚菜市場と称して魚類の取扱も始めた、当時の買受人は30数名での開始となりました。
　第二次大戦の激化により世は統制経済化に入り、統制組合として食糧の配給業務を行い皆、厳しさを味わうこととなりました。
　戦後の、統制撤廃後、再び魚菜市場の業務を開始して緩やかに発展し、上昇の道を辿りました。
　昭和25年、協同組合法の制定により、協同組合渋川魚菜市場と改組して登記を行い、昭和30年代後半から流通革命、高度経済成長に伴い、取扱高が急上昇し、買受人の車両が急増して、駐車場を持たない市場のため、組合周辺の道路は連日混雑を極め、交通マヒの状態が続きました。
　昭和44年県当局の指導する市場整備の一環として、現在地に移転、昭和51年に増設し、取扱量・扱い高ともに順調に上昇しました。
　平成5年度をピークに経済の停滞に合わせ、流通の多様化、大型店の進出により組合員小売店の販売不振に加え、組合員の高齢化、後継者難等の問題が、現状の大変、難しい問題と成っています。

卸売市場の機能役割

　・集荷、分荷機能　全国各地から多種大量の生鮮品を集め、小売業者などのニーズに応じてスピーディーに効率的に分荷する機能
　・価格形成機能　　需要と供給を反映した生鮮品の価格を決定する透明性の高い価格決定の機能
　・代金決済機能　　生鮮品の販売代金を確実にスピーディーに出荷者へ支払う機能
　・市場の役割　　　消費者のニーズに対応し、食の安全・安心と生鮮食料品の流通拠点として重要な役割を果たしております。

市場取引内容

(買受人は卸売業者に許可を受けた者　出荷者は何方でも受付けます)
　買受人　　営業日
　　　　　　　　営業カレンダー営業日午前8時にセリ売り開始
　　　　　　　買上代金決済
　　　　　　　　月曜日から土曜日までの買上額を翌週の水曜日までに入金
　　　　　　　　但し、水曜日が休場の場合は木曜日
　出荷者　　営業日(荷受日)
　　　　　　　　営業カレンダー休場日の前日以外に荷受けを受付けます
　　　　　　　　但し、休場日が連休の場合は連休最終日に荷受けします。
　　　　　　　販売代金決済
　　　　　　　土曜日・休場日以外の午前8時より午後3時の間で、販売日、翌日に荷受票提出により、会計窓口で現金支払い致します。

委託販売手数料率

野菜およびその加工品	8.5%
果実およびその加工品	7%
生鮮水産物およびその加工品	6%
上記以外の物品	10%

奨励金

　完納奨励金　
　指定した期日までに買上請求額の入金があった場合にその請求金額に対し1000分10を買受人にお支払いします
但し、経営状況に応じて支払割合の下降又は支払わない場合が有ります

出荷奨励金
　出荷奨励金の支払いの取り決めが有る、出荷団体で出荷総額が300万円以上である場合、総出荷額の1000分の10に相当する金額を出荷団体にお支払いします