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群馬伝統?の方言「上州弁」をご紹介します。
まだまだあると思います。
思いついたらメールください。
そして、県外の方はたんと笑ってくんない。(^_^;)
            (since 1997.3.27)

Last Update 1999.5.18

太字は私が独断と偏見で選んだ楽しい?方言です。(^_^;)
みなさん、投稿 ありがとうございます!

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かんからちん

がらんどー

だんだんつ

空き缶

(中が空っぽのこと・状態)

だんだんと、徐々に

※私が久々に思い出したものです。

かんからちん めっかったから、カンケリやるんべー」
(空き缶見つかったから、カンケリ(遊びの名称)しようよ)

「あすこのクジラの像はおもてんべなー」
「だけどさー中はがらんどーだんべな?」

だんだんつ、よくなるんべー」
(徐々に良くなっていくでしょう)

※先日、上野の博物館?のところで思わず口をついて出てきた言葉でした。懐かしくてひとり薄笑いしてました。(きもちわりー奴だ(笑))

たぁぁくら、はじくな! 馬鹿な事を言っているんじゃないよ!

※以前「おーか」「はしっけえ」を投稿してくださった、Yuji Matsuiさんより。

A「おめぇ、昨日の夜どしたん?」
B「んん?家にいたよ」
A「なに?なに、たぁぁくら、はじくな!!電話してもでなかったじゃ、ねえか」

<掛け声編>
じゅみょうながし
いっせーのせ

<じゃんけん編>
じゃんけんぽっくりげたひよりげたばこを、いっぽんすったらなにがでた

ちすかっきゅ
ちっかっきゅ

<その他>
ゆるっかい
いごい
めっこめし
おむらす


コマを回すときの掛け声
一斉に何かするときの掛け声


長いです。(^^;
アイコの場合は「なにがでた」をくり返します。

「ちっかぽい」の亜流っぽいです。アイコの場合は「きゅ」を繰り返します。


緩い
固い?
芯のある、炊きが甘い飯
蒸す

※前橋の常連、天王並木さんより。

しかしまあ、じゃんけんの長い掛け声はどこで手を出したらいいんでしょうね。(笑)

まあ、なんだいね

町人やぶり

(会話の切り出し文句?)

(ゲームの名称)

※高崎の田舎教師さんより。

How do you do? みたいなもので、年輩の人がよく使いますね。
ちなみに、「なんだいね」は、
「こんなに涼しいんに、冷やし中華ってのも なんだいね。」
(〜冷やし中華では ふさわしくありませんね)
というように、「ふさわしくない」とか「問題がある」といった意味があるようです。(投稿より)

それから、「町人やぶり」は、

地面に4つのますをかいて、1ますに一人が入り、バレーボール(あるい はテニス)まがいのゲームをする。王、王子、町人、乞食と序列があり、さらに「戦争」「平和」などどモード(笑)の切り替えがある。

ということだそうです。高崎方面の方、補足ありますか?
(私はまるで初耳でした...(^^;)

〜びゃあ、〜しびゃあ

ばくる

こんたあ

〜しましょう

交換する

あなた・君・お前

※片品村のTAMさんより。詳しい解説付きでありがとうございます。(^_^)

「けえるびゃあ!」
(帰りましょう!)
「はあァこええきょん、よしにしびゃあで」
(もう疲れたから、やめましょうよ)

TAMさん解説:
語尾の(で)は、他の人に自分の意志を促す、或いは
同意を求めるときにつけます。
自分の意志がハッキリと決まっているときは(で)をつけずに
強く言い放ちます。

「おめえのバイクとおれのクルマ、ちっとのま、ばくるびゃあ」
(君のバイクとぼくのクルマ、少しの間、交換しましょう)

TAMさん解説:
私はこの「ばくるびゃあ」を初めて聞いたときに「バックル・ベアー」とだと思いこみ、(何かのブランド名か?或いはごっつい熊の形をしたベルトのバックルか・・・?)としばらく悩んだという、甘酸っぱい思い出があり。

「こんたあ、どこでい?」
(あなたのお家はどちらでしょうか?)

TAMさん解説:
上記の用例は年上の者(特に老人)が年下の者に対して使った場合です。友達の家に遊びに行ったときなどに、そこの家のお爺ちゃんとかお婆ちゃんによく言われたものでした。さすがに現在はお年寄りの方達位しか使う人はいなくなりました。個人的にはとても好きな言葉なので、絶えてほしくないと思っています。
「こんたあ」の活用としては、下記のようになります。
単数形:「こんたあ」(あなた・君・お前)。
複数形:「こんたあら」(あなた達・君達・お前ら)。
呼ぶ対称を第3者に紹介する場合は、
単数形:「こんてえ が」(この人が・こいつが)。
複数形:「こんてえら が」(この人達が・こいつらが)。

ちょちょら おっちょこちょい

※深谷市のひろさん。ありがとうございます!

「あいつはちょちょらだから・・・」

実は私も見かけによらず(爆)ちょちょらな方でして、時々大ボケしております。(^^;

おらーち
めっかたんち、めっかた
あんじゃーねー
ひだりっこぎ

「アブラオンケンさまか」

私の家
前方の家、前の方
だいじょうぶ
左利き

※めっぱができたときの念仏

※高崎出身の大学生、平井さんより。

なになに、おばあさんが倉淵村出身でお母さんが群馬町ですか。
私の家の方でも「おらほ〜」という言葉がありまして(後述)、非常に郷愁をおぼえた次第です。(笑)

それから、奇妙な(失笑)念仏も教えていただき、どうもありがとうございました。(^^;

おらほ〜 私(私たち)の方

※境町のSHINさん(平井さんのお陰で思い出した!)

(隣組対抗ソフトボール大会にて・・・)
「おらほ〜は、年寄りべえでちっとも打てねえ」
(私たちのチームは、年寄りばかりなので、少しも打てません)

まぐそ
ばば
ヘイタイ
カブトムシの雌
クワガタの雌
ミヤマクワガタ

※三重県出身の西口さんより。

なるほど。おばあちゃんから教わったとのことですが、はて?クワガタの雌って私は見覚えがないんですけど・・・

ちなみに、カブトムシの雌は「ブタ」って呼んでましたね。で、オスが「シカ」で、クワガタは「ワニ」でした。そうそう、小さいカブトムシ(きっと種類が違うんだろな)のメスは「コブタ」って呼んでました。やっぱヘンですよね。(笑)

〜だいやいね〜

ぶっくらーす
かっくらーす

〜だね

(げんこつで殴る)
(   〃   )

※自称「伊勢崎原人」の松本さん。

子供さんの方言の授業をきっかけにいろいろと投稿してくださいました。4年生でしたっけ?我が家の娘の時は、このページをプリントアウトして持たせました。(でも、一部18禁のページがあるので、それは省きましたが(笑))

せいせとする

しょうぎ

ばばんご

すっきりする、気持ちいい

そばやうどんをあげるザル

おたまじゃくし

※板倉町在住のKUMIさんより。

そういえば、ショウギで思い出しましたが、親が昔、養蚕やってた時に桑の葉を入れていた大きなザルのことを「ザンマ」と呼んでいました。これには肩紐がついていて、背負えるようになっていたんです。

ある日、お袋が畑でウサギを捕まえてきて、とりあえずこのザンマをかぶせてあったのが印象的です。なお、このウサギは白黒の種類だったので、野生ではなくどこかのペットが逃げたものと思われます。(どうでもいい話題になってしまいました(^^;)

うんまける

しりっぱね

いからっぺ

ひっかじく

こぼす

ふくらはぎにつく泥はね

いいかげんなこと

ひっかく

※桐生市出身在住のOBOさん!

「お弁当、うんまかっちゃった!!!」
そーですよね!ビックリマーク3つ付ける気持ちよくわかります。(笑)

その他、「生協」と「山田」のイントネーションの違いをご指摘いただきました。m(__)mぺこ

まだまだ続きます。次のページへ


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