楽しい話題はみんなに紹介して一緒に楽しみましょう!
ということで、笑い話や楽しい話、感心したこと、教えて下さい。(^_^)

Last Update 1999.03.28


*** 本当にあった笑い話(^_^;) ***


<外野のヤジにご用心(^^;>


 私が高校2年くらいの時(現在21)、友達と二人で学校帰りにゲームセン
 ターで遊んでいました。
 私も友人も格闘ゲームが好きで、その日もスト2や、キングオブファイターズ
 等を一生懸命やってました(^^;
 
 小一時間遊んでいると小腹が減ってきたので、近くのお店でフライドポテトを
 買うことにしました。
 友達はゲームに夢中になっていたので、
 「ちょっとポテト買ってくるわ」と、声を掛けて外へと出ていきました。
 その店のおばさんとはちょっとした知り合いで、ポテトを揚げてもらいながら
 他愛もない話しに花を咲かせ、5,6分で友人の元へと戻りました。
 
 友人は未だにゲームをプレイしていたので、彼の横の椅子(2P側)に腰を掛
 けながら、
 「ほら、お前の分も買ってきたよ、食いなよ」
 と、ポテトをゲームの筐体に置き、私は自分のポテトをもしゃもしゃと食べな
 がら彼のプレイを見ていました。
 
 「あ、何してるんだよぉ〜、あそこは大キックだろぉ〜!」
 「あ!バカなんでそこで超必殺技を使わないんだよ!」
 「あ〜あ、だから言ったろ、間合いを取れって!」
 と、ポテトをパクパク食べながら隣の友人に文句を言っていました。
 そうこうしてるうちに私のポテトは無くなり、紙の容器をクシャクシャにしな
 がら、ふと、奮闘中の友人の顔を見ると・・・

 まったく知らない人だったんです・・・

 私は顔中の血が引いていくのを感じました。そしてすぐさま引いていった血が
 再び顔に集まり、青から赤へとカメレオンにも負けない変色をしていた事だと
 思います。
 
 その全く知らない赤の他人は”怯えたような”顔で私の方を見ていました。
 それはそうでしょう。見ず知らずの人間が、親切にもポテトを買って来てくれ
 て、さらにピッタリ横に座りながらゲームのアドバイスをしてくれるのです。
 多分その”知らない人”はどっかの高校生が絡んできたと思ったに違い有りま
 せん。ドキドキものだったでしょう。ですがドキドキものだったのは私も同じ
 です。
 
 私はすぐさま立ち上がり、友人の分のポテトを手に取り、そそくさと”本当の
 友人”の元へと逃げていきました。

 この出来事だけは忘れようにも忘れられません(^^;
 きっと死ぬときにも、走馬燈の1シーンとして、出てくる事でしょう(^^;;


 ※コメント:うすうす「もしや?」と思ったものの、
  こういうこともあるんですね。(^^;しかし、お互い内心はドキドキもの、
  という構図にこみ上げてくるものがありますね。(笑)
  今後も期待してますよ!!(^_^)


<ところでアレは・・・?>

オレは子供の頃は女の子に間違われる事が多々あり、これもそんな話のひとつで
す。確か中2くらいの頃だったと思いますが、昼間家に一人で居る時、でっかい
黒いカバンを担いだ行商のおばさんがやってきました。

このおばさんが応対に出たオレの事を女の子だと思ってしまったらしいんですね。
というのも、話を聞いてみると、おばさんは女物の下着類を売ってると言うので
す。さんざんしゃべっているのに、まるっきりオレの事を女だと思い込んでいて、
まあ、その時はまだ声変わりしてなかったのかも知れません。

で、「ちょっと見るだけでも」とか言ってしきりにカバンを開けようとする。
「オレは男です」と今更言うのもタイミングを逃してしまった感じで、ひたすら
「いいですいいです」と断り続けるしかありませんでした。「じゃあ」なんつっ
ていい気になってパンツやブラを見ている所へ家族が帰って来たらマズイですか
ら。あと、途中でおばさんが気が付いたりとかもコワイしな。

おばさんはなかなか帰ってくれず、色々と話しかけてきて、そのうち、「ねえ、
‥‥もうあるんでしょう?」と聞いてきたのにはちょっと何と言っていいのやら、
「ええっ?」とか言ってごまかしたんじゃないかな、覚えてないけど多分。

その後なんとか、カバンを開ける事もなく、おばさんに帰ってもらいました。
もちろん、いまだにありません。
                                JUN1


※コメント:うぅぅこのこみ上げてくる笑いは、、、さすがJUN1さんだ!
 何はともあれ、今もなくて良かったです。(笑)


<嗚呼、定期券>

4年前、深谷から池袋の会社に通っていたある朝のこと。

会社のドアを開けて、何を思ったのか、
受付に向かって、定期券を見せていました。
一瞬の間があったのち、
まわりは大爆笑。

「そんなに一ヶ月3万を超える定期を見せたいのか?」
「しかも、見せたってことは自動改札じゃないだろ?」
「お前んとこの駅にはドアがあるんか」
その他もろもろ、さんざん言われました。
それからしばらくは、
「今日は定期は・・・(笑)」と言われるし・・・

でも、みなさん、朝会社にきて定期見せる人がいたら、
爆笑しちゃいますよね、まったく(苦笑)
                    (以上)

前にいた会社での最大の失敗がこれです。
今は錦糸町の会社に勤めています。
(さらに定期代が上がってます(笑))

※コメント:こりゃおかしい。くっくっく・・・(あ、失礼!)
  でも、私もちょっと似たような経験が、、、
  レジでクレジット一括でお願いします、といいながら、ビデオレンタルのカードを出しました。
  いやーあんときゃあ赤面しました。(笑)


<社長の送迎>

 会社で社長が東京に出張に行くときです。

 社長 「誰か、高崎駅まで送ってって」
 社内 「。。。。。」
 
 ひさえ「わたしが行きましょうか?」と立ち上がる。
 社長 「おー、たすかるよ。じゃあ頼むね!」

 二人で駐車場へ。
 えっ。。。車が無い。。。どーして。。。あっ!

 ひさえ「すみません、今日、自転車で来たんでした」
 社長 「。。。」返す言葉なし

 健康のために、自転車通勤をはじめて、3日目の出来事でした。

<スキーショップにて>

 数年前、新しいスキーの板を購入しました。
 受け取りに行った日の事です。

 店員、控えの用紙を見て探しながら
 店員 「えーと、板は。。。。。これですね」
 ひさえ「そうです」
 店員 「えーと、ブーツは。。。」
 ひさえ「あっ、ブーツは買ってません」

 店員探し続ける

 ひさえ「あの。。ブーツは買ってません」

 店員探し続ける

 ひさえ「ブーツは買ってません!!」ちょっと大声で

 店員 「これですね」とブーツを出す。
 ひさえ「。。。。そうです。。。」

 ビンディングを調整する為にブーツを預けていたのでした。
 恥ずかしかったです。

 
 ※コメント:思わず爆笑でした。(^_^;)また、ボケたらお願いしますね。
  なお、ひさえさんへの励まし?メールはここ

<あゝ無情!>

私はうどんが好きだ。
だからたまに、猛烈にうどんが食べたくなる。
 
と、いうことである日、私は猛烈にうどんが食べたくなった。
しかしうどんを食べる機会に恵まれない。
そんなこんなで、数日後の日曜日、うどんを食べたい気持ちが極限まで成長した。
そこで、ちょっと遠いけど、うどんのおいしいお店まで自転車を漕いで行きました。
普通に行けば自転車で約40分の道のり。
 
途中、近道をしようと細い道に入ったら、迷ってしまった。(^^;
んで、辿り着いたのは午後2時40分。
入り口には無常にも「準備中」の札。(;_;)
 
で、2日後再びそのお店へ行きました。
しかし、入り口には無常にも「定休日」の札。(T_T)
 
で、さらに2日後みたたびそのお店へ。
ところが、入り口には無常にも「臨時休業」の札。(~_~#)
 
誰か、俺においしいうどんを食わせてくれ〜!

※コメント:いやー、私もうどん類は大好きなので、その無念さとくと伝わって参りました。
 さて、その後そのお店はどうなりましたか?(^_^;)
 じゅげむさんのホームページはここ。

・機長のアナウンス

 オーストラリアの帰りの機内でのこと、機長からのアナウンスで「ただいま
  ××の上空で、定刻通り×時頃には成田に到着します。なお上空には少し熊が
  発生してしますので・・・」クマ?と機内は爆笑!窓際の人は、外を見て「ど
  こだ、どこだ?」と大騒ぎ。もちろん、雲(クモ)の言い間違い。(^_^;)

 ※ちなみに、筆者はシンガポールの帰り、機内食用のエレベーターが故障して
  食事が出なかったことがあります。(ビールばかり飲んでいた(^_^;))
  気の利いた?機長は、成田到着時、「希望者にはコックピットをお見せします」
  との出血大サービス!もちろん、しっかりコックピットに座って操縦舵を
  握ってきました。(^_^)ラッキー!

・とっさのブレーキ!(友人の場合)

 入社して間もなく、彼女が車の運転に少し慣れた頃。ちょっととろい(^_^;)
 彼女は、脇から出てきた自転車に驚き、急ブレーキ!
  
 ところが、高校時代の3年間、自転車で通っていたものだから(?)、とっさに
 車のハンドルを思い切り「ぎゅ!」

 気が付くとワイパーとウィンカーがせわしく動いていたとか・・・。(爆)
 (もちろん事故はおこしてないよ。(^_^;))

 ※おそらく、フロント・ウィンドゥには汗(ウオッシャー液)がタラ〜っと...

・大物の素質?(会社の人の場合)

 末っ子の息子(2才位)を自転車の後ろに乗せて走行中、よそ見をしていて
  側溝に落ちてしまったとか。そこには田植え時期でもあり水がたくさん流れていた。
  「あっ!子供は大丈夫か?」と後ろを見ると、ニコニコしながら水の中で、
  大好きな水鉄砲に「チュ〜」と川の水を入れていたとか。
  この時、こいつは将来、大物になると思ったとか?
 しかし、その子のその後は知らない。(^_^;)

・で、当の本人は?(大手電機メーカーのOL)

   所長秘書が休暇で私が秘書代行をしていた5月の少し暑い日、急に副社長が
    来所することになり、日頃の秘書を見習い、本社の副社長秘書に飲み物の好み
    をTELで確認。「冷たいもの以外ならなんでも」との言葉に、昼食後にお
    茶、3時にコーヒーと出し、その後工場視察を終えた時、次はお茶と準備をし
    ていたところ、所長から「冷たいものを」と急に言われた。
   ゲストルームにジュースを取りに行くと、今日に限り暑さのせいかジュース
  が品切れ。
    「どうしょう・・・」とその時、良い考えがひらめいた!
    
     職場で行った花見の残りのジュースが課の冷蔵庫にあったのを思いだし、階
    段を駆け下り、冷蔵庫からグレープフルーツジュースを手に、副社長以下に出
    して、「ホッ」と一安心。席に戻る時、何気なくジュースのボトルを見ると、
    「(焼酎)1:2(サワー)」と書かれている・・・。(^_^;)

     その後、課内の冷蔵庫の奥からよく確認し、オレンジジュースを改めて入れ
    直し、「先程は炭酸がきつく、失礼しました」と言って持って行くと、全員
    コップは空だった。(爆)

     その後、職場では爆笑となり、上長は「気の利いた社員だと思ったのでは?」
    また、他の何人かでサワーの試飲をし、「これを飲み干したのは、そうとうだ・・・」
    とか、色々な飲み物と割って、「カルピスウォーターと割るとなかなかだぞ」
  とか、暫くみんなに馬鹿にされ続けました。(;_;) 

 ※以上は、筆者の妹のmasuda ayumiでした。
  


・まずい歯磨き粉  ある朝、親父が、「この歯磨きはまじーなー」と言いながらまずそうな顔をして出てきた。  洗面所にあったのは、思春期を迎えた妹が買ってきたビオレ(洗顔石鹸)のチューブだった。 ・良薬は口に苦し  その昔、近所の人からシンガポールの土産に「タイガーバーム」をいただいた。とにかく  やけど、虫刺され、筋肉痛等、何にでも効くという評判だった。次の日、親父がまたまた  まずそうな顔をして一言。「この薬はまじーなー」なんと、親父は歯肉炎で痛めていた  「歯肉」に塗ったのだった。(ひえ〜) ・身に覚えのない電話  妻が長女を出産後、1ヶ月ほど里帰りをしていた。ある日、部屋の電話から「もしもし」と  声が聞こえるのだ。出てみると妻であった。「どうしたん?」と言うと、不思議そうに、  「こっちが聴きたいよ!」と言う。しばらくけんか腰の会話が続いた。というのも、誰も  電話をかけていないのに妻の家に電話がかかってきたというからだ。  そこへ猫が伸びをしながら現れた。そう、猫が犯人だったのだ。しかし、面白いのはそれか  らだった。たまたま来ていた親戚の人がビックリして、「その猫は天才だぁ!」と大騒ぎ。  なんの事はない、「オンフック」「ワンタッチダイヤル」(もしくは「リダイヤル」)を  偶然にも踏んでしまっただけなのだが(それでも凄いとは思うが)、親戚の人は、猫が  「0・2・7・2・・・・」と全て正確に押したと思ったのだ!!  ※だいたい、猫がどのようなポーズで10桁も押したとおもったのでしょうね。(^_^;)足を揃えて電話   器の前にちょこんと座り、前足だけで押したと思ったのでしょうか。それとも、4本足を巧にフルに   使ってステップしたと思ったのかな。想像するとまたおかしいんです。(^_^)

みなさんの体験した笑い話をここに送ってください。


<雑想のコーナー>


 長女が留守番をしているとき、近所のおばさんからケーキをひとついただいた。
彼女の妹は祖母と出かけている。長女は夕食前で空腹であったはずだ‥‥。
 バブルは崩壊し、資本主義の在り方に様々な疑問が出始めた。これまで経済成長
には不可欠であった、消費は美徳、競争は善という時代は、近い将来過去のものと
なるだろう。
 ここにひとつ、実に興味深い報告がある。アメリカの学者が面白い実験をした。
十一、二歳の少年を二チームに分け、キャンプ場で三週間別々の小屋に住まわせた。
この間、野球やフットボールなどの競争的ゲームをやらせ、勝った方に賞を出した。
 やがて彼らは相手チームのメンバーを罵倒、侮辱し合うようになったという。両
チームの融和が成ったのは、トロッコを丘の上に運び上げたり、給配水工事などの
協同、協働作業だったそうだ。
 今更言うまでもないことだが、人間の能力は平等ではない。任意の尺度で比較す
れば当然優劣、得手不得手は存在する。
 肝心なのは、金子みすゞの詩「私と小鳥とすずと」の「みんなちがってみんない
い」を実感することであり、人に喜ばれることの喜びを知ることではないだろうか。
 さて、先ほどのケーキはどうなったか。
 長女は妹が帰ってくるのを待って、半分づつ分けて食べたのだ。うんと誉めてあ
げた。しかし、何故そうしたのか、そこが知りたい。
 「一人で食べたら妹がかわいそう」と答えたかも知れない。だが、私の望むほん
とうの答えは、「二人で食べた方がおいしいから・・・・」。そういう子供に育って欲
しいと心から願うし、自分もそういう人間になりたい。

1995.11.15

※なお、この文章は群馬県の保育園関係の機関誌「保育群馬96.1」に掲載されました。
(一部加筆修正してあります)


 中学生の時、この言葉に出会った。相手を思う気持ちが、鏡のごとく相手からも
思われるのだと、ずっと思っていた。
 しかし、最近閃いたのだ。
 もしや、人に抱く気持ちは自分自身に抱いている気持ちの生き写しなのではない
かと。つまり、他人の「嫌だな」と思う言動は、実は自分がまさに持っている言動
なのではないかと。
 そう考えたら、思い当たる節がどんどん出てきた。「あいつはなんとなく嫌だな
あ」と感じていることは、自分自身の中にも確かにあるのだ。つまり、そんなとき
こそ、本当の自分を知るよいチャンスなのではないだろうか。(1997.3)


 夢判断というのがある。おそらくフロイトの時代に誕生した精神分析の手法だと
思う。その中に、「嫌いな人物」という項目がある。
 その解釈では、夢の中の嫌いな人物は、全て自分の心の投影なのだそうだ。先の
「人は鏡」ではないが、「嫌いな」感情はまさに自分が自分自身に抱いている感情
なのだそうである。なるほど。(1997.3)



 小田原へ向かう帰りの車の中で睡眠時間を計算していた。同室の人のいびきの凄さも手伝って、どう多めに計算しても13時間位だろうか。初日にチーム内の誰かがここのOBから聞いたという「1泊5日」までは行かないが、確かに「2泊5日」くらいにはなりそうだ。
 まったく予期せずして最終日が徹夜明けとなり、睡魔は最高潮に達していた。もうろうとする意識の中でここでの5日間を振り返っていた。
 早朝から会場に駆けつけてホッとする間もなく、いきなり活動が始まった。前日に目を通したがなんだかよくわからないままF1という仕事に就かされた。そして、その夜に行われた上期の屈辱たる成績。疲労困憊。その晩から始まる仕組み調べ。しかし、既に赤字を計上し、後半に向けての模造紙も買えない状況であった。
 チームリーダーにすがりたいが、彼は何も説明してくれない。ただ、キャンパスリーダーが指示した通りにやれという。影でリーダーの不甲斐なさを嘆く声もあがる。
 しかし、ひとつの仕組みがわかった途端に夢中になった。現場へどんどん出かけろと言われた。不規則な天候のもと、合羽を着用して汗だくになって歩き回った。いくつもの「発見」と出会い、嬉しくなった。そこではじめて、リーダーの意図に少しづつ気付き始めたのだ。
 一番印象に残っているのは、仕組みの共有化を終えて対策に入った瞬間だ。もう下期F1開始まで1時間しかない。私はチームの逆転優勝に向けて胸が躍ったのだ。チームとの一体感を強く感じ熱くなった。そしていよいよ下期のスタートだ。Pプロセスでは予定通りに安価なコース情報を作ることができた。提出もエリア内では真っ先に終わった。一旦部屋に戻ると、仕組み調べの時に使用した大地図が目に入った。すかさず「ここにIPのプロットは止めましょう!」と張り紙した。正々堂々とやりたかったからである。
 結果として、私らを含めて2つのペアが、Dプロセスで時間ロスゼロのまま全ての金券を獲得し2コースを完全制覇した。もう1つのペアは通常はバスで下りる長い坂道を2往復半してまでがんばった。そして、最終ゴールでは最後のペアがゴールするのをワクワクしながら待った。
 その晩の盛り上がり様は、酒が入ったとはいえ、つい2日前に顔を合わせた仲間とは思えないほどのものであった。それまで話す時間もなかったために正体不明だったメンバーの年齢や職業などが少しづつわかっていった。ただ、チームリーダーが今夜は早く寝るようにと再三忠告したのが気になっていた。
 さて、4日目は座学であった。どの内容も実に興味深く、キャンパスリーダーの講義にのめり込んだ。特に、話が教育の現状に及ぶと、自分の子どもたちを思い気を病んだ。また、上長の「熱い想い」が見事に職場を、人を変えていった事例を聞かされ、幾度となく目頭が熱くなった。
 いよいよ、最後の夜を迎えた。案の定、寝られる状況にはなかった。私は与えられた質問のテーマが本質的なことに迫っていることを感じていた。言われるとおり、印象に残った瞬間を思い出していた。どれもが、自分の中の意外性への目覚めとそれに伴う感情の動きだったように思う。
 集まったものを分類していった。「体験」「発見」「感動」「やる気」と大きく4つに分けることができた。これをさらにまとめなければならない。誰かが「気付き→感動→やる気」とつながっているのではないか!と叫んだ。確かにそうだ、これしかない!と思った。
 それからは、最後の発表に向けての準備が始まった。既に朝の4時を過ぎていた。私たちは意表を突いて立体的なオブジェクトを作ることで意気投合した。サービスセンターで段ボールをもらい、蚊取り線香の渦巻き状にハサミを入れた。先の3つを模造紙を丸めた柱で表現し、それらを経由しながら人間として成長(上昇)していくイメージを表現した。5時を過ぎて一通り完成した。発表役も決めて、一度リハーサルしようということになった。これが終われば、せめて最後の温泉に入れるかなあと思った。
 リハーサルを始めたまさにその瞬間、前夜「人と組織の会」の評価委員ということで紹介された人が部屋に入ってきた。リハーサルが始まったところだと言うと、いきなり怒ったようにはき捨てて出ていった。「そんなリハーサルなんか止めちまえ!誰も聞きたくはねえ。そんなことのために今の時間があるわけじゃねーんだ!」
 怒る気持ちよりも先に「ハッ!」とした。しばらくチーム内は沈黙した。私が言い出した。「もっと煮詰められるんじゃないだろうか?」
 それからのミーティングはものすごく内容の濃いものになった。一人一人がここでの体験から得たものを語り合った。そして、食事開始の7時になっても答えは見えなかった。みんな朝食を諦めることにした。そして、最後に出た意見に皆が納得した。ここでの体験は「人としての自分の発見」だったのではないだろうか、ということで。
 時は既に8時の発表15分前であった。とりあえず、模造紙1枚に大きく書いた。発表役は私が買って出た。まるで自信はなかったが、大勢の前での貴重な体験を得られるチャンスだと思ったからだ。番が回ってきた。言いたいことの半分も言えなかった。
 ホッとしたら一気に睡魔が襲ってきた。他の人の発表が終わるまでの時間はまさに睡魔との戦いだった。
 最後にキャンパスリーダーからの講評があった。私たちの発表が取り上げられた。一旦まとまったものからさらに一歩奥深い所へ到達し「うれしかった」と言ってくれた。その一言で私は報われた気がした。目頭が熱くなった。
 最後のパーティを終え、小田原で新幹線に乗り込んだ。列車が動き出すと何故だか急に泣きたくなった。あれよあれよの間に涙が溢れてきた。拭うまもなくぽたぽた落ちた。ビックリした。泣きながら「なんで俺は泣いているんだろう?」と考えた。
 それは、
 辛かった研修を無事にやり遂げた安堵感かも知れない。最後まで真剣に取り組んだ自分自身に対するねぎらいだったのかも知れない。でも、私は今まで自分が「見限っていた」自分以上の何かを持っている、ということに気付いた(新たな可能性を見いだした)喜びだったように思えるのだ。
 今、再びいつもの仕事に戻っている。この体験を無にしないよう、ひとつひとつの体験を反芻しながら自分の血肉にしていきたい。

地球環境本棚音楽日本酒群馬の方言/落書き/bookmark


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