群馬の方言(その2)

えれえ

わっきゃない

とても

簡単な

※沼田市出身で山形県在住の生形さんより。

えれえ、おいやげねーやいなー」
(とてもかわいそうだね)

「そんなん、わっきゃーねんべーんに」
(そんなの簡単でしょう)

※北部地方の方言ということですが、 東毛でも十分通用します。(^^; 用例も併せていただき、ありがとうございました。

ちがーがな
ちがんべな
ちがんべや

おもっきし
おもっきしゃ

うちゃる
ぶちゃる

まっさか


違うでしょ
 

思いきり
 

捨てる
 

本当に(?)、すごく(?)

※再度登場の天王並木(前橋)さんより。 いつもありがとうございます!

ちがーがな!」・・・これはFM群馬の 「メチャリク」で、思いっきり力を込めて使っていたそうです。
※私は現役で使ってます。(^^;  他に「そーじゃねんべな」なんてゆー場合も。なお、「おもっきし」はよくぞ 気付いてくれました!ってところですね。これも私の標準語。(笑)

仕事場にて、通りがかりのおばぁちゃん、
まっさか、いいもんができんね」
※確かに、これはなんと訳せばいいのでしょう?
「なっから」とも通じるものがありますね。

<上州人は「め」がお好き?編>

めっかる
めっける
めーねー

おめー

見つかる
見つける
見えない

おまえ、あなた

※常連の長谷川さんより。今後も期待しています!

「腹へったんでラーメン屋めっけてんだけんど、ぜーんぜんめっかんねんさー」
「おめー、ラーメン食いてーんか?」
「なんでもいーけど看板めーねーなー」

※う〜む、確かに「め」は多い気がしますね。 もしかして、「い段」が「え段」になってしまうのかな〜? (でも、ウチの親父、ハエのことハイってゆーなー(笑))

こんめ
どどめ
しびびん
くわぜ
くわぜんぼ
ざんま
おこさま
ずー
ゆすらうめの実
桑の実
からすのえんどうの実
桑の枝
 〃
大きな竹のざる?

繭を作る直前の蚕

※その昔、家が養蚕農家だったSHINさん。

※これらを知っているとものすごく親近感が湧いてしまうだろうな。 ちなみに「しびびん」はさやえんどうを細く小さくしたような草の実で、種を取って縁を切り草笛にして 遊びました。今でも田圃の畦などに生えているのを見掛けます。誰か正式名を教えて!(^_^;
→天王並木さんが「からすのえんどう」では?と教えて下さい ました。ありがとうございます!
※なお、前橋では「しびびー」、新治村では「しびび」と言っていたようです。

<活用変だね編>
もさない
もします
もす
もすとき

しない
します
しる
しるとき
しれば

<地名のアクセントが変だよ編>
 おた(太田)


 えばし(前橋)

 か
た さき(高崎)

<北毛の方言?>
すえる
かう
のめし
なっぱ
わくさ
まっと
きびっちい
かさっぺた
おこる
ほとびる
いざる

めごい
わにる
はっとばす
ちっけっと


燃やさない
燃やします
燃やす
燃やすとき

しない
します
する
するとき
すれば

(こちらが地元の発音だと思う・・・)

 おた

 えばし

 かさき


(食べ物が)腐る
(鍵を)かける
ものぐさ
白菜・小松菜等の野菜
左利き
ミドリカメムシ
もっと
窮屈だ
かさぶた
(炎症が)ひどくなる
(炎症が)治まる
赤ちゃんがひざをずりずりして歩くこと
かわいい
人見知りする
ぶっとばす(^^;
じゃんけんのかけ声

※新治村出身の長谷川さんより。 再度たくさんの投稿、ありがとうございます。

かさっぺたをはがしたら、おこっちゃったよ。」
(かさぶたを剥がしたら、ひどくなってしまいました)
ほとびるまで我慢しなさいっ!!」
(治るまで(剥がすのを)我慢しなさい)

「この子、いざるんですよ。」(ずり歩きするんです)
めごいね−!!」(かわいいね)
「それにこの子はわにないし、いい子だね−!!」
(人見知りしないし・・・)

※もす(燃やす)・・・使いますねー。 私は未だに現役で使っています。さらに「つん」を頭につけて、「つんもす」 と言います。「それ、はーいらねーから、 つんもしちゃーべー」(それはもう要らないから、 燃やしましょう)なんてね。

 それから地名のアクセント。よくぞ気付いてくれました!ずっと何か変だとは思っていたけど、その通り。ただし、この場合、どちらが方言なのでしょうね?地元での発音が標準語とゆーことにしないとヘンな気がします。なお、後ろに「市」が付くとイントネーションが変わりますよね。ちなみに、我が境町の「境」も、大阪の堺と同じように発音されますが、地元では
 か
さ い ...というイントネーションになります。

 えーと、北毛だけでは?ということですが、半分近くは東毛でも使っています。(西毛ではどうでしょうか?)特に「なっぱ」なんて標準語だと思っていました。(^^;

あいさっこ
かわりばんてっこ
まま
そこんちらへん
おん〜

交互に
土手
そのあたりに
接頭語(強調)

※前橋の天王並木さんより。どうもありがとうございます。

「そんなもん、そこんちらへんに、おんぶちゃっとけ!」
(そんなもの、そのあたりに捨てなさい!)
#「おん」は「ぶちゃる」を強調する意味でつけるそうです。他の用例が見つからないということですが、何かありますかね?>どなたか

※なるほど、狭い範囲で微妙に言い方が違うものなのですね。私らのところは「あいだっこ」でした。なお、「かわりばんてっこ」とも語尾の形は共通ですね。「〜っこ」・・・なんだか群馬にしてはかわいい方言だなあと思いました。(^_^)

※追加分、どうもありがとうございます。「まま」は「土手」と同じイントネーション(ママと逆ですね)だそうです。そして、新潟出身のお母さんによれば、寺泊の方では「ままかけ」と言っていたとのこと。いろいろ勉強になります。(^_^)

おった
ねちらく
おしゃぁるく
せっちょう
うむ
うんでる
〜くんない
〜りー
へぇーる

てっこはっこ
やっとこせ

(鍵を)かう

〜がん
(大間々方面?)

げー
かるいさわ

落ちた
ねごと、ふざけたこと
出歩く
疲れる、面倒なこと
ぬかる
ぬかるんでいる
〜下さい
〜してみて
入る

うすばかげろうの幼虫
セミの幼虫

(鍵を)かける

〜ね(なんと説明すればいいのやら...)

強く
軽井沢(かるいざわ)

※富岡出身で現在は小田原市在住の田中さんより。ありがとうございます。

「鉛筆おったよ」(鉛筆落ちたよ) #折れてないと言われる(^^;
「夜遅くまでおしゃぁるってねーで、...」(出歩かないで)
「道がうんでいる」(道がぬかるんでいる)
「寄ってくんない」(寄って下さい)
 
#主に目上の人に使うので敬語なのだろうか?
「食べりー」(食べてみて)
「かてりー」(仲間にいれて)
#男は使わない
「ポチャにへぇーるか」(風呂に入るか)
 
#方言ではないと思うのですが、父方ではお風呂の事をポチャと呼びます。父は一ノ宮、母は隣の七日市ですが、母方は誰も使いません。
「あんとき川に行ったがん?」(あの時川に行ったよね?)
こんな感じかなあ?「〜したがね」の変化だと思いますが・・・
げーにぶったんべー」(強く殴りましたね)(^^;

※たくさんの方言を用例付きでありがとうございました。
 なお「ポチャ」ですが、娘が小さい頃良く使っていました。でも、誰が最初に言い出したのかは不明。カミさん方の両親なら前橋、うちの親父なら境町です。(^^;
 それから、「鍵をかう」は小田原でも使っているそうですね。語源は引き戸に斜めにセットする棒から来ているのではないかと察しましたが、真相はいかに?

こわい
めかご
ぼけりんご

 ど
ぶ う


 びん

きない(きねー)

体の具合が悪い
ものもらい
古くなってぱさぱさになったりんご

 どう(葡萄)

 びん(花瓶)

来ない

※渋川女子校OGで新宿区在住の裕子さんより。ありがとうございます。

※群馬を離れて7年ということですが、最近、上毛かるたのHPを発見してうるうるしたとか。(^^;
うーむ、心はまだ群馬にあるのでしょうか。

 なお、「こわい」は新潟出身の母が「疲れた」という意味で使うのと語源が同じような気がします。

しれー
くれー
あけー
あえー(^^; 等

きびしょ
ばばっちい

白い
黒い
赤い
青い

急須
汚い

※最近好調?のSHINさんより。

「しれー茶碗でよかんべ?」(白い茶碗でいいでしょ?)
「きびしょどこいったん?」(急須はどこ?)

※食後にめずらしく私がお茶を入れようと、カミさんに所在を聞いたら笑われました。くそー

〜だいねー 〜だよね

※前橋出身のYoshinobu Ozawaさんより。いろいろとご指摘もいただき、どうもありがとうございます。

「あいつちょっと生意気だいねー。」(あの人少し生意気ね)

※「〜だんべ」と並んで代表的な語尾でしょうか。

かわりばんてんこ 交替で

※2度目の登場、Kumiko Sakuraiさんより。ありがとうございます。

※ブランコで遊ぶ時などに使ったということですが、失礼ながら、笑ってしまいました。(^_^;)私らは「かわりばんこ」とか・・・(あ!思い出した!)

かりばんつっこ
かりばんこっつ?
交替で

※ということで境町のSHINさんより。(^^;

「喧嘩ンなるから かりばんつっこに遊びな」
(喧嘩になるから 交替で遊んでね)

※いや〜、なんかすんげー恥ずかしいですね。(^^ゞ

ずでー

ほきる

おおきに

たいへん、たくさん

伸びる、育つ

大げさに

※群馬郡倉淵村出身で現在はカナダのバンクーバーにお住まいの村上さんより。このページも海を渡ったのですね。(^_^)

「ずでーはえーなー」(とてもはやいね)
「ずでーいっぺえあるなあ」(ずいぶん沢山あるね)

「今年は稲が良くほきたなあ」

「今日釣った魚は(両手を広げて)こんなに大きかったよ」
「やっ、おおきに」(おおげさだなあ)

※最後の「おおきに」は京都方面では「ありがとう」になりますが、村上さんのお母さん(利根郡新治村出身)がよく使っていた方言だということです。どなたか新治村の方、この方言が今も使われているかご連絡いただけないでしょうか?

こまこま セミの幼虫

※藤岡市出身の川辺さんより。ありがとうございます。

※かわいいですね!(^_^) はて?私は子どもの頃何て呼んでいたんだろう・・・?(セミの幼虫ってどんな形してたっけか?)

なっから ずいぶんと、とても

※先出の高崎在住、あきひこさんより。東京出身の奥さんとの会話。

妻「灰皿きれいにするね」
僕「ありがとう」

妻「ずいぶん吸ったねぇ」
僕「うん・・・」

妻「じゃぶじゃぶ」
僕「なっからきたないでしょ」

妻「へっ?」
僕「なっからきたないでしょ、って言ってるの」

妻「中側は汚いにきまってるよ」(聞き間違いかな?)
僕「へっ?」

僕・妻「・・・・・・・・・」←この沈黙がなんとも(^^;

※「なっから」の後が標準語になっているところがアンバランスでいいですね。(笑) 私なら「なーっからきたねーんべ?」になってしまいますね。(^^ゞ

いいかなんぺ
ちっとんべえ
いいかげんな
少しばかり

※高崎出身で現在新潟在住の柴田さんより。

柴田さんは現在、学生で新潟にいらっしゃるとのことですが、新潟の方言もけっこうすごいでしょうね。(私の母が新潟県出身なのでちっとんべえ知ってます(^^;)

おーかぁ

はしっけえ

たくさん、いっぱい
あんまり

素早い、油断ならない、抜け目無い

※高崎出身の竹内さんより。yuji matsuiさん、投稿ありがとうございます。

「おめぇら、おーかぁ、馬鹿なことをしてると 警察につかまるど!」
「なにぃぃ!!もうやったんか、まったく、はしっけえ奴だなぁ」

なるほど。もしかしたら、前者の方言は否定文に使われることが多いのかもしれませんね。「おーかぁ・・・ない」という風に。すると「あんまり」と訳すのが正しいのかな?

はーけるんきゃ もう帰るのですか?

※高崎のあきひこさんより。

はー・・・もうという意味
けーるん・・・帰るという意味
きゃ・・・疑問をあらわす助詞

実は私もよく使っている方言の一つでして、あまり分割したくない方言でもありますね。(^^; しかも、「きゃ」の品詞を教えて下さりありがとうございました。(^_^)

やっとこさ
こさえる
こんだ
ちったー
やっと、どうにか
作る
今度
少しは

※境町のSHINさんより。(^^;

「やっとこさ こさえたんだと」(やっと出来たんだって)
「こんだちったーよかんべ」(今度は少しはいいでしょ?

たまには私も投稿しないと・・・(^^;

まじっぺぇ
えっれえ
どどめ

しょっぺえなし
じゅくげ
ろくすっぽ

きのーな
ひょーぐる
おおかん
あぶせえ
せど
ぶっかく
ぶっける
めけ
ちんどろちげえ
わくさ
てっこばっこ
はげたろう
かっくい
ちょちょばこ
まぶしい
すごい、とても
桑の実

キザ・生意気
いっぱし・一人前
ろくに・満足に
昨日
小便する(男)
大通り
危ない
家の裏道
かく、折る
ころぶ
竹で編んだカゴ
血まみれ
かめむし
うすばかげろうの幼虫
いらがの幼虫
尺取虫
蝶々

※箕郷町の武井さんより。たくさんの方言情報ありがとうございます!
「おてんとさんがまじっぺえのお!」(太陽が眩しいねえ)
「えっれえ、よいじゃあね」(とっても、つらい)
理屈をこねた息子に親父が一言「このしょっぺえなしがっ、じゅくげな事べえゆったって、ろくすっぽ仕事もできねえくせに!」
「おっめえ、きのーな おおかんでひょーぐってたんべえ」
(あなた、昨日、大通りで(勢い良く)立ち小便していたでしょう)(^^;
「おらあ あぶせえってゆったんに、めけいっぺえとうなすしょったもんだから、せどでぶっけって 顔中ちんどろちげえなって、おまけに足の骨ぶっかいたんだと」
※「わくさ」は井森美幸さんが全国区にしてくれたとか...
※「てっこばっこ」は蟻地獄の主
※「はげたろう」は柿の木にいるいやーな毛虫のこと

いやあ、強烈な例文とともによくもこれだけ取り上げて下さいましたね!ちなみに、「はげたろう」って下記に出てくる「あまんじゃく」のことかなあと思いました。緑色の小さい毛虫のことじゃないですか?

 んちょう

 んちょう(県庁)
※群馬TVを見ていて気付いたというyasuaki oguraさんより。
在京ラジオの交通情報などを聞いているとよくわかるそうです。なるほど、言われてみれば、こう使っていますね。(つまり、群馬TVのアナも知らずに使っている訳だ(^^;)
カマドンマ
しっけむし
カマドウマ
シケムシ?(ダンゴ虫みたいな...なんつーのあれ?)
※前橋出身で東京都在住のMizuhoさんより。
このページで「タンマ」とか「血が死ぬ」が方言だと気付いたということ。(^^ゞお役に立てて光栄です。
ところで、「シケムシ」の正式名はなんて言うのでしょうね。できれば写真などあるといいですが・・・
おつくべ
はがむ
めぇっかた
わっきゃない
正座
はにかむ(人見知り)
前の方
全然大丈夫の意
※千葉県出身でK社群馬支店に転勤してきた小倉さんより。
職場の優秀な?群馬県民が見つけて下さったとのこと。なお、ご本人の今後の課題は「上毛かるた」とのこと。いいですねー(^_^)
★ちなみに私が子どもの頃は「・・・力合わせる170万」でした。(県人口のことです。現在は200万らしい...)
にー におい ※群馬に帰省中?の黒魔術師さんより。
「あんまりすげぇにーなんで、はなをおっぱさんでかけってきたんさね。そしたらこけてさー。ほんっとにあんときゃぁたいへんだったんだべよ〜」
(あまりにもすごいにおいなので、鼻をつまんで走って来たのですよ。そうしたら転んでしまいましてね。本当にあのときはたいへんな思いをしました)
うわ〜これまた強烈な用例(^_^;)どうもありがとうございました。確かに、近所の人がごく普通に使っておりました。(^^ゞ
はーて かざはな ※高崎市在住の平野静雄さんからの情報。
箕郷方面で使われているとのこと。うーむ、私の地区からは遠いのでとても新鮮でした。情報ありがとうございます。
だー バカだなぁ
アホらしい
※甘楽町出身のYuji Matsuiさんより。
「ダーな事 言ってんじゃねぇ」
(バカなことを言わないで!)
久々に強烈な方言(^_^;)どうもありがとうございました。
だーれだとっ? (誰だと思う?) ※元伊勢崎市民のMasahiro Oohataさんより。
懐かしい!後ろからそっと目隠しをして声色(こわいろ)を使って友人にやりましたよね。Oohataさんは、学生時代に住んでいた千葉でこれをやって笑われたそうですが、方言だとは思ってもみなかったですね。どうもありがとうございました。
(こたつに)
つっとたつ
こたつにあたる ※yukoさんより。主に富岡甘楽町付近との情報。
「まあ、こたつにつっとたってくんねぇ。」
(まあ、こたつにあたって下さい。)
不思議な?方言ですね。(^_^;)ほんとに群馬と言えどもずいぶんと違うもんです。(笑)情報ありがとうございました。m(__)m
〜しやっせ
間っこ
〜(だ)がね
血が死ぬ
〜け?
かさっぺた
〜しなさい
間(空間)
〜でしょう
血豆が出来る
〜なの?(館林方面?)
かさぶた
※太田市出身の森山さんより。ありがとうございます!
いやー、盲点を突かれた感じです。(笑) 太字が多いのは私が普段から使っている証拠です。(^^ゞとくに「あいだっこ」というのはカワイイですね。ムフフ・・・
その後、太高OBということで勝手に盛り上がりましたが、ほんとに世間は狭いですね。(^_^;)
イ・
  チ・ゴ
  チ・ゴ
イ・
※東京都出身伊勢崎市在住のいいじまなおきさんより。
方言としては文字として書き表すわけにはきませんが、群馬独特のイントネーションの違いをご指摘いただきました。ありがとうございます。
同様にして、「半袖」の発音は違うようですね。群馬だと
「は↓んそで」となりますが、標準語なら「は↑んそで」。
いっぺえ
さんざ
しつっけえ
よしゃーいんに
さんざっぱら
たことこいて
いっぱちん
いっぱい
たくさん
しつこい
よせばいいのに
いっぱい
たわごと言って
一発
※前橋市出身在住のnagaiさんより。ありがとうございます。
「奴は腹がいっぺえで、はーさんざ飲んだから、いらねーつってんに、うちのバーサンしつっけえからどんどん酒勧めやがってよー、よしゃーいんに、無理して飲ましたらクセのわりーやつで、さんざっぱら、たことこいて寝ちまったんさ。だけどあのまんま車運転さしてかいらしたら、いっぱちんで、お巡りに捕まってたぞな、どーせ。」
強烈な例文までありがとうございました。(^_^) 例文の「奴」が本人でないことをお祈りいたします。(爆)
いっける
いにきりいっぺえ
うでっこき
おっこくる
おっちゃっち
こんぎ
ちっとんべ
つっぺる
つんもす

てつらんこ
てんずけ
てんご
でんぼ
ひっぺがす

はたきつかる
上に乗せる
思いっきりたくさん
いっぱい、たくさん
押しやる
ジャンケン(桐生?)
片足ケンケンのこと
少しだけ
池や川にはまる
燃やす
お手々繋いでのこと
いきなり
いたずら

はがす
思いきり強くぶつかる
※太田市出身、新田町在住の金子さんより。たんとありがとうごぜえます。
「いにきりいっぺえゲンコツくれてやったい」
「そんなにうでっこきメンコよそっちゃあ、終わっちゃあど」
「あぶねえから、そっちにおっこくっとけ」
「しょうがねえなあ、ちっとんべくれてやるよ」
「そらあ、はあ、いらねえから、つんもしちゃあべえ」
「てんずけそんなことしちゃだめだ」
「いつまでもてんごしてちゃあだめだど」
「あのやろう、でんぼべえこいてやがる」(笑)
「トクホンひっぺがしてくれや」
「あわてて行って、はたきつかんなよ」
いや〜楽しませていただきました。(^_^)しかし、なんでまた「嘘」が「でんぼ」になったんでしょうねえ。(^_^;)
そうなん そうですか ※これまた先出の金子さんより。以下は、これを方言と気付いたときのエピソードとのこと。
・・・数年前、木崎小にいたとき、静岡の沼津市出身の人がこんなことを言いました。「こっちは恐ろしい名前のお菓子があるんですね。」「なんていうんですか?」「”そうなんむすめ”っていうんですよ。」
その人は『遭難娘』(家出娘みたいなもんですよね)と解釈したようです。そのとき『そうなん』というのは、北関東南部の方言ということを知ったのでした。
ところで、このお菓子、実際に新田町木崎のカインズホームの隣の「西間堂」というお菓子屋さんで売っているそうです。
ふんばぐ
ひんぐるしけーる
いくじ・いくにん
便所コオロギ
あまんじゃく
はがす
裏返す
何時・何人
カマドウマ
?電気虫?
※伊勢崎在住の川村さんより。ありがとうございます。日頃は女子社員に仕事を頼んでおいて「はーできたん!?」と言って笑われているとか。仲間がいて嬉しいです。(^^;)
「ふとんをふんばいじまったから、腹が冷えたんだんべー」(布団をはいでしまったので、お腹が冷えたのでは?)
それにしても、境町と隣接しているハズなのに、「ひんぐるしけーる」は初耳ですね。(それにしてもスンゴい方言だ(爆))
それと、あまんじゃくは正式にはなんていう虫なのでしょうね。緑色の小さな毛虫?で、ビリッと来ましたね。
なお、便所コオロギはやはり他にも言い方があったような気がしますが、やはり思い出せません。(^^ゞ
いきあったん 偶然出会う
(ばったり会う?)
※薮塚本町出身で北海道在住の安藤隆史さんより。余りにも日常的に使っているので方言だとは気付きませんでした。(^^ゞ
「昨日、桐生で中曽根さんに行きあったんよー」
※ちなみに、奥さんの淳代さんのホームページはここ。「バーチャル出産」凄いです!
こぐなる
えんと(する)
しゃがむ
すわる(幼児語)
※大阪出身、新田郡尾島町在住の永田さんより。また、教えて下さった三洋ハイテクノロジーの高橋さん、ありがとうございました!
やはり、他県出身者の方が、敏感なのでしょうかね。
しけむし (どんなんだっけ?) ※高崎の霜ちゃんより。ありがとう!
他にも「便所コオロギ」と呼んだとのこと。続報も期待してます。
きりっつ カマドウマ ※黒保根村出身の小林さんより。
亡くなったおばあちゃんが言っていたとのこと。ありがとうございます!
おこんじょ
おつくべ
はいのう
おっぺす
めっぱ
意地悪
静座
ミヤマクワガタ
押す
ものもらい
※吉井町の金澤さんより。ありがとうございます。
「ずっとおつくべかいてたら、足がしびれちゃった(長い間静座をしていたので、足がしびれてしまった)」なるほど。(^^;
「おつくべ」「はいのう」「めっぱ」は全く聴いたことがありませんねー。今度、吉井の友人に使って反応を試してみることにします。(^_^;)
かけりっこ
ふっこし
徒競走
かざはな
※群馬ボードのベンさんより。
運動会で思い出しましたか?実にこれはその通り!良く考えると(^_^;)立派な?方言ですねー。そして、おかしい...クックック
どんでく(ぐ) 走っていく ※広瀬 功さんより。ありがとうございます。
「とんでげば間に合うだんべ」(走れば間に合うでしょう)
かくし
ちだらまっか
まがりまっつぐ
てねげー
でんきんばしら

くかぁ
ポケット
血みどろ
蛇行した道を道なりに
手ぬぐい
電柱
母親

※新田町木崎の遊牧家族さん&お父さんより。
 ありがとうごぜえますだ(^_^;)

特に「でんきんばしら」には懐かしく、郷愁をおぼえました。

いぃやんばい
ふんごくる
〜みちょー
おごと(おぉごと)
いいあんばい
蹴る
〜みたい
つらい
※南牧村出身、横須賀市在住の斎藤和男さんより。感謝!
(こたつの中などで)「人をふんごくんじゃねーよ」(蹴らないでね)、「へー!うそみちょ〜」(嘘みたいですね)←これ思い出したら笑いがとまらん!ククク...(^_^;)
「最近、朝起きるのがおごとに(つらく)なってきた」
ぼっと 偶然にも(?) 「ぼっとだからごめんね」(※わざとじゃなくて、たまたま偶然だから・・・)※ぼおっと、とは全く別なんですね。ウチの親は「ぼっとかすると(もしかしたら)〜」とよく使っています。(^_^;) ※kumiko sakuraiさんより。ありがとう!
ぶちゃる
おんまける
こわい
すえる
ふんどばぐ

しゃいなし
とびっくら
捨てる
こぼす
硬い(固い)
いたむ(腐る)
布団を勢いよくはぐ
気取る、調子づく?
かけっこ

「はいくおきねーと、ふとんふんどばぐよ!」(早く起きないと、布団をはがすわよ。)リンドバーグじゃないよ。(笑)

「おめは、はしっけーんだから、とびっくらもなからはえーんだんべや?」(きみはすばしっこいから、かけっこも速いだろう?) ※heroさんとheroさんの同僚の方より。ありがとうございます!(伊香保方面でしょうか?)

※質・量、そして例文にセンスの良さを感じました。今後もよろしくお願いいたします。(^_^)

へった

まあせんげーる

〜っつんで

ひっくり返る

〜ので、という理由で

※富士見村出身の樺ちゃんより。ありがとうございます。「ひづりぃ」を知っていたというのも頼もしい!(^_^;)

(水たまりに入ってしまい...)「ちみてーと思ったら、靴のへったにあなんぼこが開いてんさー」(冷たいと思ったら、靴のに穴が開いていたのよ)

一方の「まあせんげーる」はお母さんが使っていたとのこと。これは初耳。

「俺がデブだって言ったっつんで(言ったというので)怒っていやがる。」

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