ランドローバーの故郷を訪ねて・Vol.4

Billing '98

さあ、いよいよランドローバー病に感染した者達の集いです。

「Billing '98」参加と、「シェイクスピア」生誕の地探訪。

7月18日(土):
*1:「Billing '98」の「Billing」は地名です。しかし、ここで言う「Billing '98」とは、
Land Rover Owner International誌が主催する、年に1度のLand Roverに魅せられた者たち
が集う祭典のことです。

Freelander CAMEL spec Billing会場に着くやいなや、我々は会場の外れにある特設
オフオードコースにて試乗体験すべく、Billingのメイン広場
を横断した。
「わき目もふれず、まっしぐらに・・」なんて言っても全然
説得力ないでしょうね・・・。
時間はタップリあるけど、その「試乗体験」には時間があり
ませんでした。
何故なら、前日の工場見学時に「明日は11時までに会場へ
来てくれたら、VIPとしてお乗せいたしましょう!」といった
約束を、ランドローバーのスタッフと交わしたらしい。
11時丁度に特設オフロードコースに到着!
沢山の人(英国の方々)が待つなか、極東から来た外国人VIP
(我々のことです)は、コソコソと裏手に回り込みこの車に
乗り込んだ・・・ウーム、国際非難が・・。
Miss.CAMEL? この車は、キャメルトロフィーという過酷な「国際遊びの達人
競技会」に、今年から採用された車両。
世界を舞台に遊び回るには、オフロード車であっても「少し?」
手を加えないと駄目なのでしょう。
しかし、その車を操るこの「美人のお姉さん」はいったい何者な
のだろうか?
日本を代表するオフロード走者が同乗し、その感想は・・・・
「このお姉さん、運転上手いよ!結構、やるよ!!」
もしかすると「ミス・国際遊びの達人」なのだろうか?
(「しまった、こっちに乗るべきだった!」と後悔した・・)
Experience 「特設オフロード同乗体験」を待つ人々。
彼等を抜いて同乗した時は、背中に刺さるもの(視線)が痛かった。
(すまぬ、すまぬ・・)
「おい!このヤロー!!ちゃんと並べ!!」といった罵声は・・
きっと(そんなの言われても分からん)無かったと思う。
慣れない「VIP待遇」に戸惑うひとときであった。
Series ONE Club さあ、いよいよ「Billing '98」のメイン会場です。
早速、THE LAND ROVER SERIES ONE CLUB を見つけた。
ここにある車、全部が50年近く前のもので、もちろん自走できる。
自分の年齢より歳とった車というのも、なんだか威厳がある!?
この車のオーナー達も、やはり車と同じにように歳とっていた。
こうなると「意地で乗っている」というよりも、この車が本当に
好きなんだなあ・・思えた。素敵な関係だ・・。
Oh! I want.. 雑誌に載っているのを発見した時は「これ欲しい!!」と真剣に
思った。一応、息子を持つものとして、正当な理由はあったのだ
が、値段を見てビックリ!!
格安の実写が買えそうな値段なのである。

そして、ようやく実物を見る事ができた!!
何度、この「工作キット」を買おうとしたことか・・・。
しかし、我が息子には勿体無いので止めた。
自分の孫のために?楽しみを残しておこう・・。
Shakespeare's Birthplace シェイクスピア生誕の地Stratford-upon-Avonを観光した。
残念ながら中を見学する時間とお金が無かったので、詳しくは
分からないが、おそらくこの家が生家なのであろう・・。
シェイクスピアは、今から400年以上も前に生まれたのだから
この家の作りからして、彼は裕福な家庭に生まれたのだろう。
ボーっと見ていたら、後ろの方から笛とマンドリン?の音が聞こ
えて来た・・・。
Street Musician 音が聞こえないのは残念であるが、心地よい音色であった。
地方にしては珍しいくらい観光客(自分もそうであるが)が多く
結構、良い稼ぎとなるのであろう・・しかし、彼等の目はとても
奇麗だった。
こっちも自然と体が動いてしまう・・。

あまり関係ないが、右端の青年が(若かりし頃の)友人に似て
いた。

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