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ケアンズ・オーストラリア・GTフィッシング2000六月

オーストラリア釣行記GT(ジャイアント・トレバリー)

天候が気にかかったので、ケアンズに着いてから、ボートの手配をした。釣り師は僕と息子のふたり。デッカーは、キムとジムとジェイソンの3人。本物のフィッシャーマン達だ。ケアンズのアウターリーフの風速は通常でも、20ノットのこと。

この日は、午後から30〜35ノットの風が予報されていた。スキッパーのキム・アンダーソン (日本のトローラーにも、GTフィッシャーマンにも最も有名なキャプテン) は、僕と息子のために、波の中でもナブラが見つけられるように、港のクルーザーの中で一番背の高い New Moon III を手配してくれた。
彼は”午前中にGTを釣り上げなければ、今日はチャンスがない。”と言い放った。
2.5メートルを超える波に揺られるデッキから、120グラムのポッパーを80メートル以上投げ、波の高さを計算しながら、なるべく大きなスプラッシュ音を作りつづけるのは至難の業だ。
キャスティング方法

パラオでは、リーフエッジとナブラ打ちのコンビネーションで、ポイントからポイントまでの待ち時間が少ないが、ケアンズでの釣りは、ポイントまでの移動時間が30分位と結構永い。
今日最初のアタリ。大事に引き寄せる。真下に20メートルくらい潜られた。久しぶりのGTに感激するも、重い! 
8キロ弱の小さなGT。でもパラオの20キロオーバーよりも疲れた。オーストラリアのGTの馬力のせいか?それとも、年のせいか?釣果は午前中に2匹のGT。午後に入ってからいろいろなサカナが釣れた。GT以外はみんなサカナ。

ロッド:フィッシャーマン・ジャイアント86
リール:ステラ10000H
システム:
  バリバス・アバニ60LB+リーダー130LB
ポッパー:ザウルス・トビポップ

オーストラリアの海では、ジャイアント86は柔らかすぎた。

ほかにも8種類30個のポッパーを持参したが、キャプテン・キムはトビポップしか使わせてくれなかった。

波の静かな島影で、ランチの後の底物釣り。裕太の釣った、コーラルトラウト。ケアンズで食用として、最も人気のある高級魚。
裕太とコアラ。
釣りの合間にWild Worldで骨休め。コアラがちょっと恐がってる。

フィッシャーマン0とその息子の足
グリーンアイランドにて
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