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今回使用したGTキャスティング用リール | |||
↑今回の釣行で主に使ったツワモノ達 |
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GTフィッシングに必要なリールの最低条件は、ドラグ性能、巻き上げの速さ、タフネス、そして、大金を叩いても買いたくさせる悪魔的魅力。僕はリールに刀剣や銃器に似た何かを感じる。武器が持っている独特の魅力だと思う。強いものは美しい。 リールに限らずGTF用のタックルは高価なのが難点。だからこそ、慎重に選んで、好きになったものを買う。好きであれば、大事に使うし、何より、GTFがもっと楽しくなる。結局は安い買い物ということになる。僕の経験から、ケチると後で後悔することになる。 GT釣りにペンのリールを使う人を見かけるが、インフィニットアンチリバース機能なしで、GTポッピングに使えば一回の釣行でまず壊れる。 (※ペンリールは、底釣り用に設計されたもので、激しいポンピング用に設計されていないといいう意味で、品質の善し悪しを意味するものではありません。)ポッピングには、巻き取りの際の遊びは、禁物 |
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シマノ SHIMANO:95ステラ10000H 改造版 |
シマノ SHIMANO:95ステラ10000H 改造版 97年の最初のGT釣行から愛用している。仕様はPだが、最初の実釣後、パワーギヤをメーカーでハイギヤに変更してもらった。未だ、まったく問題無し。現在ハヤリのリールはちょっと重過ぎる。飛距離を伸ばそうと、スプールを大きくして重くなってしまったんだろうが、キャスターのスイングスピードを少々犠牲にしてしまったように思う。口径は小さくても、軽量ならスイングスピードが出せるので、飛距離も出るから、相殺すれば、どちらの飛距離もあまり変わらない。(重量とスイングスピードの関係については異論のある人もいると思うが、ここでの条件は、フルスイングで振り切れている場合。振り切っていない人、場合が殆ど。)このリールが僕の一番のお気に入りで、2年に一度はオーバーホールしている。 欠点は、錆びに弱いこと。そして、ステラのウリでもある回転の良さが仇になって、フルスイングするとにベール返りを起こしてしまうこと。特に、パワーグリップを装着すると、グリップの重みでハンドルが廻ってしまい、ベールが返り易くなってしまうので、パワーグリップの着用後はキャスティング時のノブの位置には注意が必要。 |
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シマノ SHIMANO:ステラSW10000HG |
シマノ SHIMANO:ステラSW10000HG 今まで悩まされ続けた、ベールのオートリターンシステムを廃止してベール返りが無くなった。GTキャスティングゲームの場合は、ベールはマニュアルリターンが安全。ポッパーを引く場合はあまり高速の必要もないが、ペンシルの場合は高速リーリングができないと魚がのらない。同機種にPGもあるが、GTキャスティングをメインにする場合は、HGがおすすめ。ポッパーがサメに追いかけられた時は、HGで逃げ切る。見るからに最終兵器の威圧感がある。 ※新品は使用する前に、ネジの締めなおしをしておいた方がいい。 ■ギヤ比:6.0/1■実用ドラグ力:176.4N/18Kg■最大ドラグ力:294.0N/30Kg■自重:本体775g・ハンドル組130g(T型B)・120g(丸型C)■ボールベアリング:15■ローラーベアリング:1■糸巻量:PE3号ー550m・4号ー400m・5号ー300m・6号ー250m・8号ー170m |
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ダイワ DAIWA:ソルティガZ6000GT |
ダイワ DAIWA:ソルティガZ6000GT 今、一番話題のソルティガZ6000GTを2003年の3月中旬、パラオ釣行で試してみる。名称もTD−Xから最終のZへ、また、GTの名前を末尾に付けGTFに特化した。ダイワファン待望のそのリールの性能を、実際のGTを掛けてみて、このページで紹介します。もう少々お待ちください。ハンドル1回転当り128.3cmとX6000HiAのリーリングスピードを受け継いだ。パラオの釣りは通常、ポッパー一辺倒だが、今回はペンシルを投げて高速スピードの威力と巻き取り感を試してみたい。前評判だと総合力でステラを超えたということ。見て触った感じは確かにそれを予感させる。 ■ギヤ比:6.2/1■最大ドラグ力:30Kg■自重:815g■ボールベアリング:14■ローラーベアリング:1■糸巻量:PE3号ー300m・8号ー200m |
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ダイワ DAIWA:ソルティガZ6000 |
船の揺れが苦手で、ジギングはしていないが、ジギング向き。GTポッピングに次回使ってみようと思う。後で、報告します。 | ||
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今回使用した小物用リール | |||
SHIMANO ステラSW8000PG |
チームダイワ トーナメントZ 4500iT |
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小物釣りといっても、南の海では、釣師が魚種を選ぶわけにはいかない。いつ飛びついてくるかわからない7、8kgのコモノ?にも耐えられるリールとラインが必要。そうでないと、無駄にルアーをサンゴ礁の海に葬ることになる。少々、リールサイズが大きすぎると思うかもしれないが、南海のサカナは侮れない。また、このサイズを携行すると、メインリールの故障の際のバックアップとして使えるから便利。実釣では、このサイズのリールで20kgくらいのGTなら問題ない。 |