メニュー

開業相談
ここではメニューについて
考えて見ましょう。  

番号

疑問/説明

1.

メニューを作るときの留意点は?

 当然、他店と勝負できるメニューを取り揃えることが必要ですが、これだけは自信が有る、又他では食べられないものなどの核になるメニューを一番に設定して、内容も割安に感ずる看板メニューを作るべきです。
同じ名称でも自分で食べてみて食べやすいとか、美味しさを感じる器、食材、薬味などを工夫して他店と差をつけるのも良いことです。食材のムダを少なくするため、回転を高めて新鮮な食材を使える様に、幾つかのメニューで共用するなどの工夫も必要です。
一年中提供する定番メニューと季節ごとに提供する限定メニューなども考えておくと変化が出てお客様に飽きられません。

2.

最初に設定するメニューの数は?

運用が慣れるまでは少ないほうが無難です。
メインのメニューを3〜4点に絞って早く提供できることを心がけるほうが良いと思います。食材のムダも防げます。
慣れてきたら徐々にメニュー数を増やしてゆけば、お客様の嗜好に合わせたメニュー開発の展開が出来るかも知れません。

3.

メニュー表はどの様に?

お客様から見て自分の食べたいものが早く見つかることが大切です。
探すときに必要な要素は、
(1) 価格
(2) ボリューム
(3) 性質(温かい・冷たい、油っこい・さっぱり、等など)
(4) 栄養価、使用材料
などです。これらが判りやすいように記述されていれば助かると思います。

お店側からすれば食べて戴きたいものを目立つようにすること。
お薦めを判るようにするとか、売れ筋を示すとか、今月・今週の限定メニューなどを
写真などで印象付けることが大切です。
文字の大きさ、色使いなども大切な要素です。しかし度が過ぎるとチャラチャラして見難くなる恐れもあります。
一覧表示にするか、ページをめくって探せるようにするかは優劣が付けられません。

年配の方をお迎えする場合には、大きい文字で表現しておくことも案外重要です。
サイドメニューが多かったり、追加で注文するものが多い場合には、常にお客様のテーブルに置いておく事が必要なので邪魔にならない大きさを工夫する必要があります。又、注文したものが出るまでに待っていただく間の時間つぶしにメニュー表を活用しても良いかもしれません。
お客様が席に座ったときにお茶、お絞りなどと一緒にお渡しする場合には多少大きくても良いかと思います。

 

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