スケジュール

開業相談
ここでは開業までのスケジュールについて
考えて見ましょう。

番号

疑問/説明

1.

先ず何から始めたらよいか?

「商い(あきない=飽きない)」と言うくらいですから、永く続けることが大切と考えます。自分で提供するサービス(そば)を『誰に食べて貰いたいのか?』 このことをじっくりと考える必要があります。当然のことながら、手持ちの資金、共同経営者など幾つかの条件もあると思いますが、色んな切り口で来店してもらいたいお客様を固めることが必要だと思います。
そこが決まれば、その為の店舗規模、立地、メニューの種類、価格、器、内装など様々なことが具体的に成ってきます。 

2.

概略の作業と優先順位は?

上記で述べたように「基本」を固めてください。
その後で開店の予定日を決めて以下の事項についてスケジュール表を作ってゆきます。

【1】時間の必要なもの・事を優先して行います(例えば、資格の取得、資金の手当て、認可手続き、場所の検索、技術の向上訓練などが考えられます)。勿論一つを片付けたら次のこと、ではなく並行して行わねば成りません。

【2】更に場所や店舗が固まったら(賃貸契約をしたら)、規模、内装、配置などを決めてゆきます。当然これらを業者に依頼して完成させなければなりませんので、業者の選定・相談・契約・履行と進めてゆきます。
配置にあわせて備え付けの機器(冷蔵庫、製氷機、茹で釜、フライヤー、ガスレンジなど)は早めに手当てします。
メニューも将来ここまでやりたいものとスタート時点のものの両方をイメージしておきます。何故なら器の購入、格納場所などに影響するからです。当然作るための厨房内機器にも影響します。天ぷらをメニューに入れるならフライヤー又は天ぷら鍋が必要に成ります。

【3】小物、例えば箸袋などに自分のお店専用の名入れを行うなら印刷の手配が必要です。お金の精算を行う「レジスター」などにお店の名称を印字するならその手配も必要です。又食器などは気に入ったものを一回で買い揃えることは難しいと思いますので何回かに分けて購入します。当然スタートした後でも補充も含めて購入します。電話番号などは印刷前に確定します。

【4】開店直前にはプレオープン、お世話になった方や知人・友人などを招いて実地訓練を行います。そこで得られた不足なもの、具合の悪いものは本番オープンまでに訂正、追加購入、差し替えなどを行います。

 

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