番号

疑問/説明

1.

最低限の開業資金は？

必要な資金をいくつかに分類して考えて見ましょう。
(1) 初期投資
　　〇土地・店舗などに必要な資金
　　〇厨房設備・調理道具・食器などに必要な資金
　　〇資格・許可手続きなどに必要な資金
　　〇オープン前に揃える食材などの資金
　　〇その他予備費
(2) 運転資金
　　〇食材の仕入に必要な資金
　　〇水道光熱費・電気代など固定的な資金
　　〇パート代など人件費
　　〇家賃地代など
(3) 生活費
　　最初から利益が出て生活費が捻出できれば良いのですが、当面の生活費も見込んでおく必要があります。

今現在手持ちの設備などがあるとすれば、不足している部分をどの様にして揃えるかが必要資金となります。勿論そろえようとするものによってピンからキリまであります。全て新品を揃えようとすれば資金も沢山必要ですが、ご自分で拘りたい部分だけお金を掛けそうでない部分は中古品、代替品などで済ませる方法も有ります。又食器などはメニューの追加と伴に揃えてゆく方法が良いでしょう。

2.

融資を受けられる先は？

借用できる可能性が高いのは「国民金融公庫」です。勿論、銀行でも信用金庫でも可能ですが、初めて行う商売と言うことを伝え融資してくれるかと言えば非常に厳しい現実を知らされると思います。
親兄弟、親戚、友人などから借用する場合返済などについてキチンと文書にして残せるなら良いかもしれません。

3.

国民金融公庫とは？

毎年融資条件などが改正される可能性があり、その都度調べる必要がありますが、新規開業に対して設備資金と運転資金の約半分を上限として融資してくれる制度があります。詳しくは国民金融公庫へ直接出向いて担当の方から説明を受け資料を読むことを薦めます。