2001.2.27(火)

【建物】
たまたま縁有って知り合った人から紹介された地元の建築屋さんが
現地を見せて欲しいと来てくれた。
具体的な話は、設計が進んでから相談せねば成らないと思っていたが
大雑把なスケジュールについて、確認出来た。
建築確認、設計者との相談、施主との合意等々、お店のイメージを
固め正式にお願いするまでは、まだまだ時間が掛かりそうである。

【技術】
21、22日と辛汁を作って比較をしてみた。
今回のテストは、返しを一定にして辛汁の｢出汁｣について
幾つかを変えてみた。
一つは、出汁に｢宗田鰹、鯖節」の混合厚削りを使用。
もう一つは、｢本かつお節」のみを使用。
同じ量で、煮出し、返しの配合、湯煎を行い結果を見た。
鯖を使った方は、汁が濁り雑味が多いと感じた。
辛汁でなく、甘汁として使用したら良いかも知れない。
かつお節の方は、すっきりとして汁も澄んでいた。
辛汁としては、昆布＋かつお節のみと決めよう。

【土地】
朝一番で役場を訪問、担当者に確認する。
担当者の話では、現況が地続きで庭として使用しているのであれば
特別に農業委員会の許可を得なくても、｢雑種地目」に転用可能との
話である。
早速、必要書類を準備して手渡した。
後日、現地視察に訪れて許可になるとの話であった。

【仕入】
役場の担当者の話では、現在箕郷町でも空いている田んぼに
蕎麦を栽培して貰おうと、種を無償で配布しているとの事であった。
出来たら、出来た実を使って｢箕郷蕎麦｣とでもして販売して
貰えれば有難いとの事。
どうなるか判らないが、とんだ所で商売の話に結びつくかも知れない。
 

【土地】
自宅の庭が「地目：畑｣に成っている。
これでは建物が立たないので、役場に地目変更の方法について
教えてもらいに出向く。 残念ながら、担当者が不在のため
明日一番で再度訪問する事にした。

【平面図】
案５、６をフリーハンドで作ってみる。
どれもいまいちである。
 

【土地】
柏木沢の土地について、売り主との金額検討が今週の
木曜日になるとの電話連絡であった。
しかし、紹介して貰った土地は隣家の庭で養豚をやっており
飲食店を開くには適さないと言う事で断った。

【土地】
全体の計画について、話し合う。
特に土地購入については、大きな資金が必要となり
何処からか借用しなければ成らない。
当然、返済の必要があり経営を圧迫する事は必死である。
自宅の庭を活用する事について、再検討をする。
課題も沢山あるが、メリットの方が相当に大きい事が理解出来たようだ。

【土地】
親戚の叔父から紹介して貰った土地の検分に出かける。
４ヶ所くらいを見たが、内３ヶ所は魅力的な土地であった。
特に１ヶ所は、広さと価格が魅力的である。
出来れば、此処に決めようかと考えている。
勿論、女房も賛成である。

【技術】
出汁巻き卵焼きに挑戦、見事失敗。
購入済みの出汁巻き卵焼き器を初めて使用、油がなじまず
上手く返せず失敗であった。食べてみたら、そこそこ美味しかった。
しかし、半熟感と言い硬さはイメージしていたものとかなり違った。
最初から上手く出来たらプロの仕事には成らない。
又折りを見て挑戦してみる。

【土地】
新たな土地の情報が入る。
19日（月）に、売り主との交渉に出かけるとの事である。
こちらの希望範囲で価格交渉をしてもらえるとの話であった。

親戚の叔父から、別の土地を紹介してくれるとの事。
現在進めている場所と比較して希望に近い方を検討する事で話す。
幾つか現地を案内して貰ったが、帯に短したすきに長しであった。
継続して幾つか探してくれるとの事、期待してみる。
 

【間取り図】
店舗の平面図第３案、第４案を作成。
小部屋の扱いで、若干悩む。予備の部屋としたいが、我々の着替えを
したり、休憩場として使う事を主体に考えたい。
そのためには、広さ・設備・位置などが変わってきそうである。

【試食会】
グルメ仲間に集まってもらい、私の打った蕎麦を賞味して貰った。
特に汁については、これから良いものを発見し、その味を継続出来る
方法を習得せねばならない。
蕎麦そのものは、概ね評価して貰ったと思うが、人によって好みが
分かれるので偏りすぎないようにしたい。
大切な事は、提供しようとしている粗挽き蕎麦と相性の良い汁を見つけたい
と言う事である。
 

【卵焼き器購入】
高崎市問屋町に有る調理道具専門店にて、卵焼き器を購入。
サイズが幾つか有る。 大きいものは、幅が３２ｃｍから小さいものは
１０ｃｍ位まで様々である。私が購入したのは、幅２４ｃｍ。
丁度２人前が一度に出来るものである。何回か油を敷いて、卵焼き器に
油を染み込ませないと上手く仕上がらないとのことである。

【島広市場】
前橋市にある業者用スーパーとでも言う店でかつお節、宗田節、
日高昆布を仕入れてきた。
一般のスーパーでは、小さい単位で販売しているが、ここでは
大きな単位でしか販売していない。
かつお節は、１ｋｇ単位。 昆布も１kg単位である。
品物の種類は、幅広く取り揃えてあるので仕入に使えそうである。

2001.2.11(日)

【「出汁巻き卵焼き」の焼きかたを教えてもらう】
蕎麦仲間のＭ氏の奥様が、経験×年の出汁巻き卵焼き名人と
言う事で、図々しくもお宅にお邪魔して模範演技と実技を
お願いした。
流石に、経験は伊達ではなかった。見事な腕前を披露して頂いた。
私も模範演技に習いやらせて戴いたが、結構コツが必要なようだ。
出汁の作り方、銅製の四角い卵焼き器(これ、結構重いです)、
油の引きかた、玉子の溶きかた、一回で入れる量の加減、
返しかた、焼き加減等々一回の実技だけでは習得が難しい。
やはり、道具を揃えて訓練を積む必要がある。
上手く行けば、メニューに加えられるかも知れない。

【センター・テーブルの見積もり】
以前お願いして有った「センター・テーブル｣の見積書が届いた。
長さ２．７ｍ、幅１．５ｍ、高さ０．７ｍ、これで\790,000円。
納期は、約2ヶ月との事。
やはりこの位はするのであろう。
 

注文しておいた濃度計（ＡＴＡＧＯ製）が到着。
早速、先日作っておいた辛汁を計ってみる。
「１５」、これがどの程度の汁かは、今後の課題。
いずれにしても、美味しいと感じた汁の濃度を記憶しておく事が肝要。

店舗の平面図、第２案を作成。
フリーハンドで作成したので、正確性に欠ける。
方眼用紙に正確に纏める必要がありそう。
 

今日は、前橋へ出かけた帰りに別の不動産屋に寄る。
偶然にも、社長さんが｢丁度今電話しようと思っていたんです｣と
全く新しい情報をくれた。
柏木沢の土地で、我々の考えているコンセプトにぴったりではないかとの
事である。
早速現地を案内してもらう。環境は、良い。
未だ、現地の測量確認、境界線等調査しなければ成らない部分が
有るので、調査が済み次第売り主と相談のうえ、連絡を貰う事にした。

昨日、不動産屋から電話を貰う。
柏木沢の土地について、道路の幅、分割方法など売り主と相談して
こちらの都合を聞いてくれるとの話。
午後、不動産屋を訪問し内容を確認した。
金額的にも若干の譲歩をしてくれた。
別の物件で魅力的な処が有ると話したところ、更に譲歩をしてくれそうな
気配を見せた。

独白）どちらの土地も甲乙つけがたい。
        柏木沢は、県道沿いであるが、１００坪で１３,０００千円。
        矢原は、狭い道路を通らなければ行けないが、日当たり良好、
        価格は、２００坪で１０,０００千円。
        未だに悩んでいる。
 

家具屋巡りをする。
座卓、センターテーブルを探しに行くが、大きなものなので展示してない。
係の人に尋ねるが、店によって対応が異なり、その店の従業員教育を
目の当たりに見させて貰った。
他山の石としなければ。
センターテーブルは特別注文と成りそうであるが、見積もりを取ってもらう事で
お願いしてきた。
一週間ほどで回答を貰える事に。
不思議な事に三店とも飛騨高山から仕入れている様子。

新聞の折り込み広告で、格安物件を発見。
早速電話で場所を確認。
午後、不動産屋を訪問し物件の内容を確認、現地視察を行ってきた。
評価は上々、畑地に成っているので地目変換が必要な事、
進入口が少し狭い、舗装をしなければ難しい、水道を２５ｍ以上引き込み要等
課題も沢山あるが、価格の安さなどから可能性の高い土地である。

頼んであった不動産屋から「先日紹介した物件が駄目になった｣との話。
別の物件について、調べてもらう事にした。

犬の散歩をしていて新しい土地を発見、鉄道建設公団の持ち物である。
早速、掲示してある電話番号に連絡。
詳しい資料を送付して貰えるとのこと、住所を連絡して資料を待つことに。
汁の濃度を測れる｢濃度計」をメーカーに電話して資料と振り込み用紙を
送ってもらう事にした。
汁の出来具合、特に返しとの配合比を確認するのに必要と判断。
 

計画が殆ど進まない内に一ヶ月が経過してしまった。
今月は、何とか｢店の名前｣を決め、出来れば｢店の場所｣を確定したい。
又、概略の平面図を作り、設計事務所に相談したい。