蕎麦打ちの材料 


蕎麦打ちと言っても、打つ蕎麦によって少しずつ材料が異なります。
此処では、「生粉(そば粉100%)」「二八蕎麦」「変わり蕎麦」等について説明します。
概ね4人前の蕎麦切りを作る為に必要な材料です。


 
名  称
説 明
生粉
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二八
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変わり蕎麦
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備 考   
蕎麦粉
蕎麦粉には、様々な名称があります。
挽き方により「ロール挽き」「石臼挽き」。
蕎麦粒の挽く部分により「御膳粉」「花粉(打ち粉)」「更科粉」「一番粉」「二番粉」「三番粉」「末粉」等があります。
又、栽培された場所により「国内産」「外国産」があり、価格は国内産の方が外国産の2倍程度します。 
一般的には、ブレンドした「並粉」を500グラム 一般的には、ブレンドした「並粉」を400グラム 「更科粉」を400グラム そば粉は、とてもデリケートです。
製粉したときから劣化が始まります。保管は冷蔵庫で。
割粉
(繋ぎ)
強力粉、中力粉などの小麦粉を使用します。卵、布海苔、山芋なども使います。 入れません 強力粉(又は中力粉)100グラム 強力粉(又は中力粉)100グラム  
打ち粉
製粉所に依頼すると購入出来ます。 
無ければ、蕎麦粉を使います。 
打ち粉、又はそば粉適宜 打ち粉、又はそば粉適宜 打ち粉、又はそば粉適宜 蕎麦粉に打ち込まれますので、良いものの方が良い。 
水道の水で充分です。ミネラルウォーターでも可です。  熱湯(湯捏ねの場合)、又は水250cc 水200〜240cc 熱湯250cc  
その他
水に卵を混ぜる場合も有ります。 
変わり蕎麦を作る場合は、抹茶などの粉末を使います。 
卵水を使う場合もあります 卵水を使う場合もあります 目安として抹茶(15g)、柚子(40g)等   


かえし(生返し、本返しなどがあります)
        好みで配分を工夫して戴くとオリジナルの返しが作れます。
              返しは、作ったあと最低でも1週間は寝かせてから使って下さい。
材料名 必要量などの説明 備考
醤油  300cc  普段家庭で使っている醤油で充分です。 
凝る人は、本膳、そば膳などを。
減塩醤油を使う場合は、砂糖を少なめに。
味醂  50cc  本みりんを使用。みりん風味などは使わない事。 
砂糖  40g程度  こだわるなら黒砂糖等を。 

本返しの作り方は、ここをクリックして下さい。



だし汁(辛汁、甘汁とでは、返しとの配分が異なります)
材料名 必要量などの説明 備考
鰹節、宗田節  80g  出来れば、かつお節は削りたてが望ましい。  
昆布  2×10cm程度のものを、3〜4枚  今までの中では、利尻昆布が良かった。  
水  1200cc  水道水で充分ですが、軟水が好ましい。 

辛汁(付けて食べる汁)の作り方は、ここをクリック。
甘汁(温かい掛け汁)の作り方は、こちらをクリック。


因みに私が利用している蕎麦粉は、

「古川製粉所」の「石上」「上赤」「田舎S」「更科」
長野県「倉科製粉所」の「あずみ野」「スーパーあずみ野」
北海道「三剣製粉所」の「石臼挽き」

などです。


ここのそば粉は旨いと言う情報が有りましたら、
是非教えて下さい。→ メール(ohno@mail.wind.ne.jp)
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