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【訓練】
早いもので9月も今日で終わり、久しぶりに「うどん」を打ってみた。
あれからそれ程経っていないのに延す手順を一部忘れてしまった。
蕎麦については、一週間に何回かは打っているので忘れることは無いが、
情けない話である。
夕方、冷凍庫に入っている海老を解凍し仕込み後揚げてみた。
残念ながらあまり美味くない、解凍の仕方が悪かったのか、揚げ方が悪かったのか
海老の大きさが大きすぎたのか、原因は判らないがお店では使えそうもない。
2001.9.29(土)
【機器】
富士工業所から「丼レンジ」と「フライヤー」が届いた。
かなり重い、大工の棟梁と電気屋さんにお願いして保管場所へ移動した。
開封してみると、「丼レンジ」にも電気が必要であった。
確かコンセントは用意していなかったと思うので、もし間に合えばコンセントの
配線工事をお願いしなければならない。【器】
随分前に30個の片口小鉢をお願いしてあった益子共販センターから留守電に
メッセージを戴いた。 こちらから送った見本と同じものは出来そうもないという
伝言であった。
なんということだ、数ヶ月前に依頼したものが今になって出来ないという返事とは・・・。
もう一度、合羽橋などで一から探しなおさねばならない。【看板】
入り口の門に掲げる木の看板がサンプルとして届いた。
杉の板である。そこに「おおの」の文字を彫りこんで暖簾と一緒に掲げるつもりである。
文字を入れ、磨いてみればそれなりに見られると思うが、相方の色よい返事が貰えない。
欅の自然木を探してくれるとの事であるが、高崎市内の看板屋に依頼することも
考えておくつもりである。【融資】
国民生活金融公庫から封書が届いた。
融資OKの連絡書と手続きの書類一式である。
早速、印鑑証明、引き落とし承認、契約書作成、印紙貼付などを行う。
友人からも心配して貰ったが、これで一安心である。【工事】
いよいよ床工事が始まった。
小上がり・打ち場も板が張られ、デザイン画から実物に具体化されてきた。
2001.9.28(金)
【機器】
鰹節削り器(藤井麺機製)が届いた。
重さが60KG、二人でやっと持てる重さである。取り敢えず玄関内に設置。
試しに削ってみる。新品であることもあり、見事なうす削りが出来てくる。
良い香り、早いスピード、替え刃は高いが4枚必要なのに何故か2枚の予備。
交換は自分で出来そう。保守は東京から来てもらえる。
2001.9.27(木)
【打ち合わせ】
工事が進むにつれて、デザインを担当してくれた「i川氏」との打ち合わせが
頻繁に必要になってきた。
やはりデザイナーがイメージしたものを作る人に伝えるのは非常に難しいなと感じる。
色、設備、デザインを具体化する技術、施行方法、部材の確認などなど全ての部分で
具体的な意思を正確に伝え、作業を依頼するがデザイナーの思惑通りには進まない
部分が出てきてしまうようだ。
工事は、今後の保守も含め心配事が起こらないようにデザインとの調整を図り、
各種専門家に具体的な指示を出す。
電気、壁塗り、配管など直接意思を伝えることも大切な事、工事担当者と直接会って
部材の使用方法、効果の狙いなどを話す。
デザインしたものを他人に具現化してもらうことの大変さが良く理解できた。
お昼頃から打ち合わせを始め、夜8時過ぎまで掛かった。
打ち合わせの中で不明部分も発生し、次回までの宿題と成ったり、急遽設計を
変更したりとお互いの情報確認がここでも重要になってくる。
声、図面、メモ、経緯などが共有情報になっていると、後戻りが少なくなってくるのではと
感じた一日であった。【応援】
蕎麦のメーリングリストに所属する仲間が体調を崩し蕎麦打ちの応援を求めている。
何とか調整できそうなので、自分の訓練にもなると思い応援することにした。
9月29日(土)全部で300人前ほど打つとの事。
勿論数名で打つのだが、打った後の茹でなどもお手伝いする必要があると思っている。【器】
ずうっと以前依頼していた片口小鉢の見本が宅配便で届いた。
早速開封してみたら、お願いしたものと相当に違っていた。
直ぐ電話して、依頼した基の器と届けられた見本の両方を送り返すので、再作成して
くれるよう依頼した。
それにしても随分と後回しにされたものである。
結果的に作成が間に合わない場合も考えられる。
その場合には、別途に探して購入せねばならない。
ここでも依頼する側の考えを伝える難しさを味わっている。
2001.9.26(水)
【勉強会】
艸堂(そうどう)勉強会の例会にゲスト参加してきた。
毎月開催されるお蕎麦屋さんの勉強会で、既に20年以上続いていると聞いた。
今回は蕎麦を茹でる時の湯温を「97℃」にすると美味しい蕎麦が茹で上がるという
タイトルで「ユゲノン」という茹で釜を見学・試食してきた。
残念ながら、100℃で茹でたものと差異は認められなかったが、新しい研究と
製品に触れる機会は有りがたい。
その後、布恒更科(大森)さんで蕎麦会席をご馳走になり散会した。
2001.9.25(火)
【連携】
以前にも書いたが、大勢で一つの仕事を進めるには船頭がしっかりしないと
漕ぎ手は混乱してしまう。扇の要は非常に大切。
目配り、手配、指示、連絡、まさに「報連相」が出来ないといくら腕の良い職人でも
その腕が死んでしまう。勿体無い話しである。
残念ながら現在の店舗工事にその懸念がある。
是非、もう一度工程表と作業関係者の関係をしっかりと頭に入れて適切な指示を
お願いしたいものである。
2001.9.23(日)〜24(月)
【懇親】
蕎麦メーリングリストのメンバーと戸隠で懇親会を行った。
24〜25名位の蕎麦好きな家族が集まり、顔合わせと情報交換を行った。
当初、我々夫婦二人で出席予定であったが、都合により私一人の参加となった。
コテージを借り、蕎麦打ち道具を持ち込んで各人が蕎麦を打ち、小麦粉の割合による
味の変化を当てたり、お互いの蕎麦に対する取り組みを話し合ったり、飲みながら
食べながら深夜1時過ぎまで懇親させてもらった。
我々の蕎麦屋開業も皆さんから応援していただき感謝している。
開店の暁には是非ご来店いただき、評価をしていただきたい。
2001.9.22(土)
【工事】
天井が貼られた。
一括の感想で「圧迫感を受けるので、この高さではまずいのでは」とクレーム。
一般的な住宅の高さよりも15cm位は高くなっているが、自分のイメージと
合わなかったのか、急遽工事責任者に来てもらい変更可能か確認。
5cmまでは上げることが出来るとの話しであった。
もし変更を依頼する場合、デザインとの兼ね合いがあるのでデザインの責任者に
了解をとり、その後依頼せねばならない。
30分くらい色々と話をしてもらい最後は個人の感性と仕上がりの雰囲気を
考えている筈との結論で現状どおり進行することとした。
工事責任者の方には大変お騒がせして恐縮でした。
具体的に成ればなるほどイメージの食い違いが出てくるのは仕方ないのであろう。
2001.9.21(金)
【機器】
鰹節削り器を注文した。
一茶庵の教室で使用していたものと同じものを依頼した。
一般的には使用されないものなので、非常に高い。
しかし、それに見合う味が出ることが確認できており楽しみである。
出来れば、今月末から来月初旬頃までに到着すれば自宅でも試して見られそう。【工事】
相変わらず夜遅くまで内作工事をやっていただいている。
手間仕事なので、手際の良い職人さんが作業してもかなりな時間が掛かる。
厨房と客室とのカウンター、天井、などが骨格を現してくると思ったイメージと
異なる場面も出てくるが、デザイナーと現場責任者が頻繁に連絡を取るように
してくれているようなので、じっと見守ることにしたい。【電柱の支柱】
午後2時、東電から現場確認に来たいという連絡が入り待っていた。
状況を話すと電柱そのものの位置を変えて対処したいと言うことになった。
隣家との調整があるので、何とも言えないが敷地の支柱が無くなれば、私としては
非常に助かる。
東電から設計図を作り、隣家と交渉してくれるらしい。【追加見積もり】
電柱から電線を引き込むにあたり、地下ケーブルで引き込むと外観がすっきりする
との事で、見積もりをお願いした。
「スッキリポール」と言う柱を立てて、その中に電線を通し地下60cmのトンネルで店舗まで
持ってくる。消費税込みで230千円、大蔵大臣から許可が下りた。
2001.9.20(木)
【庭木】
庭木の移動を行う予定でいるが、その事前準備と言うこてとで植木屋さんが
きてくれた。
移動すべき木の根元を掘り、布を巻き縄で縛っておく。
実に手際よく作業を進めてゆく、穴を掘ったり根を切ったりと言う作業をチェーンソーで
行う。勿論、刃は強固なものを使っている。
建物の作業が終わる頃に植え替える。それまでは庭の片隅においておく。【電柱の支柱】
我が家の庭に東京電力の電柱の支柱が立てられている。
予定では、そこを駐車場にするため電話で支柱の移動をお願いした。
数日で現場検証をして、可能の可否と予定を教えてくれるとのこと。
2001.9.19(水)
【工事】
朝早く大きなトラックが浄化槽本体を持ち込んだ。
でかい!?
4トン積みトラックの荷台一杯に積まれたファイバーグラス製のタンクは9トン、
既に掘られた大穴の底部にコンクリートが打たれている。。
ショベルカーで吊り上げてその上に置き、周りを6本の柱で支え動かない様に
してある。
土を埋め戻した後、大量の水を流し込み隙間が出来ないようにするのも技術なのであろう。
いずれにしても、大きな工事の一つが終わった。
2001.9.18(火)
【融資】
国民生活金融公庫から指定された時刻に高崎支店を訪問。
午後4時と言う約束であったが、担当者が外出していて帰路についているが
渋滞で遅れているとのこと。暫く待たされる。
15分遅れで面談開始。 担当の方は未だ若いが主任さん。
事業の内容、成功の度合い、採算、返済期間、目論見顧客、予定資金、手持ち資金等々
約1時間ほど質問された。内容的には、特別な問題点も無く上司への申請レポートを作成し
来週の前半には、可否の連絡が出来るとのことであった。
仮にオーケーになると、2週間程度で私の講座に振り込まれる。
それにしても腰が低く、実直なサラリーマンと言う感じであったが、返済に問題がないという
確信は、どの辺りから推察するのであろうか?
信用保証協会又は自分の担保を提供することにより、リスクは小さいと思われるので
案外最低条件が整っていれば、人間を見ることはなさそうである。
準備して欲しいという資料で「建物の建築確認書」が不足しているので、後日FAXして
欲しいとのこと。
2001.9.17(月)
【打ち合わせ】
建物の内作に入り、詳細な部分で打ち合わせが必要になってきた。
デザインに責任を持つ「i川」さんと工事責任者、厨房工事責任者、配線工事責任者、
外回り工事責任者などが集まって打ち合わせを行った。
やはり工事を分担する大勢の方たちの意思疎通はとても大切なことで、この部分が
「こうだろう」と言う思惑の基に進められると、連結したときに大きな狂いになってしまう。
面倒でも全体を管理する立場の人のリーダーシップがものをいいそうである。
午後2時頃から夜8時過ぎまで続けられたが、明確になってきたことも沢山ある。
その後、横浜まで戻り明日一茶庵の講師を務める「i川」さんと食事をともにした、
明日の講義に差し支えなければ良いと思うほど遅くまでお付き合い戴き、結局
新幹線の最終に乗っていただく事になってしまった。
色々とご苦労もあるでしょうが、是非元気を出して前向きに取り組んでいただきたいと思います。【工事】
朝7時頃、大型トラックにショベルカーを積んで我が家の庭に下ろしていった。
予定通り、合併浄化槽の埋め込み工事が始まった。
幅3m、奥行き5m、深さ3mの穴を掘ってそこに埋め込む。
当然掘った後の土砂が沢山出るので、庭の低い部分と隣家の庭の低い部分に
均してもらった。それにしても、大型ダンプ4〜5台分出るとの話し。
2〜3日で工事が終わるとのこと、今年の4月から正式に合併浄化槽の義務付けが
決められたとのことである。
工事に立ち会った方も、業界の理不尽さ、税金の使途などについて嘆いていた。
何はともあれ、掘削工事は進められ、大きな穴が掘られ大量の土砂が回りに積まれた。
【融資】
午前中に国民金融公庫の主任さんがお見えに成り、面談の日時を知らせてくれた。
明日夕方4時から高崎市内の事務所で面談したい、ついては面談に必要な書類を
持参して欲しい、とメモ用紙を置いていった。
2001.9.16(日)
【メニュー】
大まかな部分でメニューは決めてあるが、詳細については未だ決めていない部分が
沢山ある。
メニューの数、表現方法、器、仕込み手順、仕入先、仕入数量、規格等々。
開店まで2ヶ月となった。少しずつ気持ちの焦りが出てきている感じだ。
やらねばならないこと、スケジュールを一覧表にして消しこみをしてゆきたい。
2001.9.15(土)
【食器】
沢渡温泉に行った帰り道、先日お邪魔した「南蛮焼き」の窯元に寄った。
蕎麦猪口を頼みたいと思っていたが、価格的に難しそうだったので「ぐい飲み」と
「湯飲み茶碗」を発注してきた。
これは中々お目にかかれない焼き物かと思う。【工事】
今日も一日留守にしていたが着々と進めていただいた。
勝手口のサッシがはめ込まれ、内部の目立たない部分の作業が進められていた。
全体の工期が遅れてスタートしたため、日が暮れてからも電気をつけて作業を
行ってもらっている。感謝。
2001.9.14(金)
【食器】
合羽橋で購入して送ってもらった食器が2軒とも届きました。
早いものです。早速梱包を解いて確認しましたが、すべて無事でした。
店舗で見たときと感じが違っていますが、むしろ自宅で見たほうが良い器に
見えました。【業者の接触】
道沿いに看板が立ち、いろんな人が見てくれている感じです。
いろんな業者の方も積極的に接触してきます。
私にとっては、業界の常識、しきたり、専門知識などを教えていただく良い機会です。
自分ひとりで全てのことに精通できません。
出来る限り専門家の方の知恵をお借りして、目的に向かってゆきたいと考えています。
その時に大切なことは、長いお付き合いをさせてもらいたいと言うことです。
その為には、付き合う人を信用する。信用してもらう。
その人が信用できれば、その人の扱っている品物も信用できます。
こちらも信用して貰える様、真摯にお話ししたいと思っています。
2001.9.13(木)
【水道】
上水道については、既存の口径(13mm)では水量不足のため少し大きめの
口径(20mm)に切り替えたいと考えている。
役場の水道課に確認してきた。
本管から引き込まれているのは、25mmなので3軒くらいは問題なく分岐できる。
現在2軒で使用しているので、我が家の分と含めて20mmの口径にしても何等
問題は無い。
口径の変更に伴い加入金が必要で、20mm(200,000円)との事。
ただし、以前の口径の加入金は戻される(75,000円)ので、その差額金125,000円を
支払えばよいとの事。
工事そのものは、指定業者に依頼し、1〜2時間で終わるそうです。【健康診断】
昨日、東京合羽橋へ買い物に出かけた折、お昼頃から夕方7時頃まで頭が痛くて
たまりませんでした。今まで経験したことの無い痛みです。
脳梗塞の方を身の回りに沢山見ていたので心配になり、脳外科の専門病院へ
診察をしてもらいに行きました。
CTスキャンをして医師に診断してもらったところ、特別に異常も無く原因不明との話し。
頭が痛くなるのは、いろんな原因があって急に痛くなるのは要注意だそうです。
脳血管の状況を見るには、「MRI」で調べると判るとの話しなので、調べてもらう
ことにしました。
しかし、その機械の予約が一杯で来月18日でないと調べられないとのこと。
予約だけして帰宅しました。何も無くて安心しました。
保険診療なので、4千円強で検査をしてもらえました。
2001.9.12(水)
【器】
器の購入をしてきた。
合羽橋の食器屋を軒並み覗き込み、狙っていた食器の半分くらいは
購入できた。
掛けそば、かも南蛮、天ぷらそばの各どんぶり、焼き味噌の皿、薬味皿を
それぞれ購入してきた。
又、蕎麦猪口、出し巻き卵焼き用の皿をサンプルとして購入した。
これは、在庫が無かったこともあり別途注文することにした。
かなり沢山購入してきた積もりであったが、まだまだ不足している。
もう一度くらいは出向かねば成らないと思っている
米国の貿易センタービルへの旅客機の追突、テロ事件については衝撃を受けた。
信じられない出来事である。これから犠牲者の数も明らかになってくると思うが
冥福を祈りたい。【工事】
一日留守にしていたが、帰宅してみると建物内部の床下にコンクリートが
打たれていた。
台風15号の影響で遅れていた工事も、これで順調に進んで欲しいものである。
2001.9.11(火)
【工事】
台風15号のお陰で今日は工事中断。
風雨の影響を考えて家の周りにネットを張ってくれた。
昨晩は強い風でどうなるかと思っていたが、どうにか無事に収まった。
しかし今日は静岡、茨城に上陸し風も強くなってきた。
何とか無事に過ぎ去って欲しいものである。
私の我が儘で、小上がりの高さを調整して貰える様依頼した。
設計でも30cmとなっており、他の店舗もそのくらいの高さと言うことなので
それ程違和感は持っていなかったのだが、自宅の玄関の高さが30cmあり
2段の階段にして上がりやすくしてあることから、お客様も同じように2段で
上がり下がりが出来るようになった方が楽に違いないと思える。
そこで、デザイナーの「i川さん」に相談することにした。
→ 相談の結果、当初の計画通り30cmの高さに決めた。
2001.9.10(月)
【工事】
屋根の先端の処理は「i川氏」に確認したところ、依頼した形とは何故か違っていた。
違ったことは止むを得ないが、デザインした責任者が感知していないことは少々問題がありそう。
当初の図面では、打ち場の高さは「FL+100」となっていた。
しかし、基礎工事が終わった段階では、何故か「FL+300」となっていた。
情報共有に課題がありそうで、今後の進捗に懸念を感ずる。
「作るのは1回、使うのは無限」
少々面倒でも使い勝手の良いと思われる工事を期待したい。今日も台風15号の影響で風雨の中で、i野組の方たちが土間のコンクリート工事を行っている。
有りがたい光景である。
2001.9.9(日)
【工事】
玄関周りの屋根が一部できた。
屋根の先端が地所をはみ出してしまうことが判ったので、先端をぎざぎざにして完成させた。
やはり見た目は少し変。
しかし、ここまできたら止むを得ない。このままの形で仕上げてもらう。
2001.9.8(土)
【工事】
工事が進むにつれて詳細部分を決めてゆかねば成らない。
今日は厨房の床について。
元々は、ドライフロアで作業をする積もりであったが、いろんな店舗を見学して
居るうちに水を流せるウェットフロアにすることにした。
その床材も、見積もり時点ではノンスリップのタイル張りで行うように成っていた。
しかし、タイルの目地の汚れなどについて掃除が大変との話しや、他の店の方からの
情報でタイルは疲れるとの話しなど、聞いているうちに「カラクリート(どうもカラーのコンクリート
と言うような意味合いか?)」で行うことに決定した。
一回で仕上げる方法と二回で仕上げる方法があるとの事だが、色合いの点で二回仕上げが
よろしいと言うことになった。
又、細かいことであるが「小上がりの高さ」について、当初の計画では30cmとなっていたが
実際に30cmの高さに足を上げてみると、結構高く上げないと上がれないことが判った。
そこで、もし可能であれば25cmの高低差で小上がりを仕上げてくれるようお願いした。
2001.9.7(金)
【仕入れ】
前橋市にある卸売り市場に出掛け仕入先を見学に行った。
築地と同じように、仲卸の方が直接せりを出来る場所には素人である我々は
入れず、その周りにある仲卸さんの営業する一般向け店舗で購入できることが
判った。
たまたま、そこを歩いていたら、なんと以前何回かお酒を飲みに行っていた
マスターに偶然出会った。
何でも、ここに仕入れに来ているとの話し。
渡りに船と、海老、野菜、乾物、調理道具のそれぞれ社長さんを紹介して戴いた。
全く一元の者が、いきなりそこで買い物をしてもルールが判らず、相手にして
貰えない可能性もある。
本当に有り難く感謝である。
冷凍海老を一パックとわさびを試用品として持ち帰った。又、亀節は後日届けて
貰えると約束して来た。
その後、市場の蕎麦屋で蕎麦までご馳走になってしまった。
もう30年以上ここで仕入れているとの事で、「たっちゃん」と呼ばれて
親しまれている様子、今後も色々と教えて戴きたいこの道の先輩である。
2001.9.6(木)
【融資】
昨日準備した資料一式を持って「財団法人群馬県生活衛生同業組合連合会」を
訪問した。
生憎、担当者が在席しておらず別の方が対応してくれた。
その方の話では、こう言う処では必ずハンコウが必要になるが、持っていますか?
と聞かれた。 残念ながら所持していないと答えると、部分的な訂正箇所等が
発生した場合、当人の筆跡鑑定まではやらないので出来たらハンコウを持って
来所して欲しいとの事であった。
担当者不在と言うこともあったので、自宅まで取りに戻り再訪問したら今度は
担当者も在席していた。
早速、別室で話しを聞かせていただいた。
何故このような面倒くさい手続きを必要とするのか?
生活衛生同業組合と国民生活金融公庫との役割分担などを教えていただいた。
従前、群馬県知事の推薦書が必要であったが、生活衛生同業組合の理事長宛の
推薦依頼書で良くなったので、書き直して再提出した。
結局、国の金を融資するので、生活衛生同業組合で「書類が揃っているか否か」の
チェックを、国民生活金融公庫では「返済が可能な貸付」であるかどうかのチェックを
行うとの事。
昨日準備した「登記簿謄本」は提出不要であった。
約1時間ほど担当者の方と世間話をして書類を受け取ってもらった。【工事】
ここ数日静かだったが、工事が再開された。
今日は各種の官を通しておくため、工事担当ごとに上水道、排水、ガスなどの
位置を現場で確認して工事を行っている。
やはり図面では判らなかった部分が出てきて幾つかの変更をお願いした。
又、どちらの業者も担当していない部分が判明したので、追加見積もりをお願いした。
これからも発生するかも知れない。予備費が増えると資金手当てが難しい。
屋根の工事も再開した。
2001.9.5(水)
【融資】
国民金融公庫の融資を受けたいため、以前預かってあった申し込み用紙に
必要事項を記入した。
「融資申込書」
「群馬県知事宛の推薦書交付願い」
「新規・独立開業計画書」
以上が必須書類、その他に
「保健所で照合確認を行った店舗の平面図」
「工事見積書または請負契約書の写し」
「機械・器具・備品などの見積書の写し」
等が必要となる。
記入方法については、見本が付いているので比較的判りやすいと感じた。
記入後、早速電話にて申し込み手続きについて確認したところ、先ずは
必要書類を持ち込み、窓口で面談日を決めてもらうようだ。
早速、届けに行って来る。
窓口で確認すると、書類が不足しているようだ。
融資を受けるに当たり、連帯保証人か担保が必要であるとの事。
幸い現在住んでいる家と土地があるので、そちらを担保にして融資を受けたいと
伝えたら、土地・建物の登記簿謄本が必要だと言うので、早速法務局まで出向き
登記簿謄本を取った。土地・建物それぞれで2千円。
申し込みの資料を届ける先が「群馬県生活衛生同業組合連合会」。
場所の地図を戴き、明日資料一式を届けることにした。
そこで受理されたものが高崎市の国民金融公庫に郵送され、それから面談と言う
手筈になりそう。兎に角勉強。
2001.9.4(火)
【売り込み】
昨日、郵便受けに名刺が置いてあった。
厨房機器、料理道具などの販売会社とあったので、工事中の看板を見て
売り込みに来たのかと思われる。
今朝電話があり寄らして貰いたいとのこと、午前中にお寄り戴き、状況について
幾つか話をさせて頂いた。
前橋市の市場内にも店舗があり、そちらに色々と展示してあるので是非見て欲しい
との事であった。
肉・野菜などの仕入れについても知りたいので、後日市場を訪問させて戴く事にした。
2001.9.3(月)
【器】
沢渡病院への帰り道で「窯元」を発見。
ちょこっと寄ってみる。
吾妻郡東村にある「南蛮焼きの陶乃家」と言う陶芸教室。
陶器は普段使うものを中心に作っているらしく、手に持った感触、重さ、見た目とも
何か親しみを感じた。
これで猪口を作ったら良い感じの物ができそうである。
後日、一日陶芸教室に申し込んで、この土で作品を作ってみたい。
2001.9.1(土)
【工事】
朝から大工さんが入り、内部の工事を着々と進めている。
屋根も一部がのり始めた。
日一日と形が整ってきて、遠くから見ても目立つようになって来た。