自分は悪くないのに何故、クレームに??
自分の行動が相手(お客様)にとってどう思われるか。
紹介をしてくれるお客様は営業マンにとってとてもありがたい。
そんなお客様を大事にしたい。
接待をする必要はないけど(私は接待が嫌いなので)、他のお客様よりも大切にしたい。
この大切にするという事は、「お客様のことを考えて何が喜んでもらえるかという事を考える時間を増やすということ」です。
以前、紹介をたくさんくれるお客様が居ました。
紹介をくれるのに、すしもおごってくれる。
私のことを高評価して頂いてくれたみたいで仲も良かったのです。
そのお客様からまた紹介されてB社と契約を結ぶことが出来ました。
そしてB社の仕事を進めはじめてから3日後、
紹介を頂いたお客様にお礼を言いに訪問しました。
私「先日はどうもありがとうございました。おかげさまでB社と契約できました。」
お客様「それは良かったですね、それでいつからB社の仕事を始めるのですか?」
私「もう進めています」
お客様「あっ、そうですか」
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2日後、夜10時ごろ私の携帯が鳴った。
紹介してくれたお客様からだ。
お客様「夜遅くにすみません、今、電話大丈夫でしょうか」
私「はい、大丈夫です」
お客様「あなたとのお仕事は終了させてください。それでは・・」
私「ちょ、ちょっと待ってください。どうしたのですか」
お客様「ですから、もうあなたとお取り引きしたくないのです」
私「えっ?どういうことですか」
お客様「あなたの自分の胸に聞いてみればおわかり頂けると思います」
私「・・・・・・・・・」
お客様「それでは。」
私「ちょっと待ってください!解りません・・何が原因か教えてください!」
お客様「・・・・・いいんです。もう。」
私「お願いします。わかりません。教えてください」
お客様「・・・そうですか。じゃあ、言いますけど。」
私「はい、お願いします」
お客様「あなたは、私に報告する前に、もう仕事を進めたのですね」
私「?あっ、はい」
お客様「それって、私が軽く見られているのですよ!」
私「いえいえ、決してお客様のことを軽く見ているわけではありません」
お客様「いえ、もう結構です。それでは失礼いたします。ガチャ・・」
私「・」
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納得できない私は翌日、お客様のところへ行きました。
事後報告だったことを反省し、お客様を大切にしていることも伝えました。
お客様はニコニコ笑っていました。
お客様の事務所を出てから思いました。
「もう無理だな」
会っているときの感触でそう思ったのです。
それからお客様からの連絡は一切ありません。
こちらから何度か訪問しましたが、反応が以前と違いました。
他人行儀です。
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後でわかったことですが、紹介してくれたB社はお客様のライバルだったそうです。
じゃあ、なぜ紹介してくれたのか?・・・
私は悪くないじゃん・・と思いつつ冷静になって考えると大きな過ちを2つしていました。
同じ過ちを2度としないように心がけています。
あなたはもう気づきましたよね。
私がやってしまった2つの過ち・・