1時間前に広告の契約が取れました。
ごほうびに大好きなイタリアンハンバーグランチをゆっくり食っているところです。
新規のお客様ではなく、お付き合いのあるお客様です。
半年前にPRした案件です。
その時は「検討して連絡する」とお客様はおっしゃっていました。
あれから、連絡がなかったので「無理かな・・」と思っていました。
興味があれば、すぐに連絡をくれるお客様だったので・・。
昨日、ふとそのお客様のことを思い出して訪問することにしました。
「お客様が喜ぶ情報」がみつかったから。
いざ、出発したら車が渋滞していてお客様のところに到着するまで45分もかかり、お昼休みの時間になってしまいました。
どうしよう・・今、ドアをノックすれば一応お話は聞いてくれるだろう・・。
でも食事を切り上げて話しを聞いてもらうのは心苦しい。
やっぱり、昼休みはゆっくりしたいだろう・・
でも、せっかく来たんだから半年前にPRした案件をもう一度話したい・・。
そのためには30分くらいは必要だ。
今日はやめようかな・・
1分、考えた。
そして、昨日は訪問するのをやめた。
そして今日の午前中に訪問した。
まずは、「お客様が喜ぶ情報」を提供した。
お客様「おー、ありがとう。」
そして半年前の案件を再度、PRした。
お客様「うーん、そうだねえ・・」
私「やりましょう!!」
お客様「うん!そうだね。やろう!」
私「はい、承知しました!それではこの契約書に横版と印をお願いします」
お客様「はいはい。」ペコッと判を押す。
私「どうもありがとうございました。」
お客様「いつもありがとうございます。またよろしく願いします」
私「いえいえ、こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします」
*この案件は昨日、訪問していたらたぶん決まらなかったと思います。
お客様の状況と自分の気持ちにズレがあるときはうまくいかないことが多いですから。
くるまで45分もかかったという労力を重視して、折角来たのだからとりあえず話だけしようという気持ちで訪問しなくてよかったと思います。
経済学でいう「サンクコスト」というやつです。
*サンクコストとは、労力を費やしたのだからという理由で、無理だと思っていても進んでしまうことです。