営業マンとツキ

営業マンとツキ


俺ってツイテいないなあ・・と思う時があります。

 

車を運転してお客様のところに行くとき、普段なら30分くらいで到着するのに、信号にひっかかりまくり。

約束の時間に間に合わせるために近道をしたらなんと工事中!

 

こういう状況になると

 

「なんてこったい!」

 

という気持ちになります。


今日、お気に入りのランチを食べようとお店に入って席に着いたら、私の左側4つ離れた席に昔、取引をしていた経営者が座っていた。

 

「嫌だな・・」と思った私はすぐに席を立って、「また後で来ます」と店員さんに伝えて外に出た。

 

しかし、「別に俺が逃げる必要ないじゃん」と思い直して店に戻った。

 

その嫌な人とは以前、20年間くらいお付き合いをしていた取引先の社長である。

年は私より10歳上。

 

なぜそんなに長く取引していたのに、嫌になったかというと


「私を本当に信用してくれなかったから」。

 

お付き合いをして20年たったころ、大きな仕事を一緒にすることになった。

が最後の最後になって話がこじれた。

 

理由は「あなたに任せられないから」とのこと。

 

カチンときた私は「私を信用できないのですか?」とストレートに聞いた。

 

その人は「うん、信用できない」。

 

自分に落ち度があったのか冷静に考えてみたが思いつかない。

 

そこでまた聞いた。

 

「どうして信用していただけないのでしょうか・・」

 

その人は

 

「あなたとはレベルが違うから」

 

私は理解できなかったが、どうやら「この若造が」というスタンスで付き合ってくれていたらしい。

 

それ以来、その人とは会っていなかった。

 

私が店に戻ったらラッキーなことにその社長はすぐ店を出た。追いかけて行って挨拶する気はない。

 

そして飯を食い始めたら、とっても素敵なお客さまが入ってきた。

 

わたしはうれしくなってお話をさせてもらった。

さらに、別のお客様も入ってきた。

このひとも大好きな人である。

 

お二人とも私のことをとても大事にしてくれる。

 

お二人とお話しするとモチベーションあがりまくり!

 

今日はとってもツイテいる!

 

店に戻ってきて良かった。

 

ツキはちょっとしたタイミングでやってくるんだね。

 

ツイテいるときに仕事をすると契約できる確率が上がるよ!