不動産営業マンの仕事とは?年収、コツとは!?

不動産営業マンの仕事とは

私は他業種から転職し不動産営業マンとして働きはじめて10年になりますが、この仕事の内容は一般的にイメージされるものとほぼ同等です。

店舗に来店してくださったお客様が探している物件を提示し、現地に案内して内見に付き合い、そして契約を結ぶというものです。

お客様は就職や転勤、進学によってこの地域に引っ越す予定がある方が多く、物件に求める条件はそれぞれ異なっています。

とにかく家賃が安いことを求める方もいれば、駅に近く通勤通学に便利な物件を探している人もいます。

お客様のニーズに合った物件を提案できるかが不動産営業マンとしての腕の見せ所で、そのためにも手持ちの物件は数多く確保しておかなければなりません。

案内する物件は賃貸マンションがほとんどですが、なかにはマンションを住宅ではなくオフィスとして使いたいというお客様もいるため手持ちの物件を確保するために大家さんに交渉してオフィス利用を認めてもらうことも仕事の一つです。

不動産営業マンの年収

不動産営業マンの年収は基本的に高いです。
しかし、基本給はそれほどでもなく歩合給が収入の高い割合を占めているため、営業の実力があればあるだけ稼ぐことが出来る職業だと言えます。

私の場合、これまでに稼いだ年収は約500万円から約1200万円と幅が広くなっています。

これは、多くのお客様に物件を締結して頂くことで得られる歩合給の影響によるもので、多く稼げた年はマンションの仲介販売を手がけていた年でした。

現在は会社の方針で仲介販売を行わなくなったため年収も下がっていますが、仕事が減ってプライベートを充実させられているため不満はありません。

ちなみに、不動産会社は残業代に期待しないほうが無難です。大手の場合はきっちりと残業代が出ますが、中小企業の場合はサービス残業が常態化していることがあり支払われない場合もあります。

しかし、残業を強制されることもないため私は仕事を効率的に済ませることを心がけて残業をすることは滅多にありませんでした。

不動産営業のコツ

不動産営業を10年続けてきて私が掴んだコツは、手持ちの物件を増やしてどんなお客様にも対応できるようにすることです。

基本的に不動産会社で案内できる物件は全ての営業マンが共有しています。
しかし、ファイルされている物件があるというだけではお客様にすぐに案内できないのです。

どんな物件があるかを頭に入れておき、お客様の要望を聞いた段階ですぐに該当する物件を紹介することが手持ちの物件を増やすということです。

お客様は複数の不動産会社にコンタクトを取っていることが多いため、後日紹介するということになるとその間に他の不動産会社の物件に決めてしまうことがあるのです。

また、不動産営業をしていると内見などでいい感触を得ていても成約しなかったり、紹介販売において土壇場になって契約が反故になるということは日常茶飯事です。

慣れないうちはそういったことがあるとモチベーションが下がってしまいますが、メンタルを磨いて深く考えずに次の案件に向かうことも営業のコツだと言えます。

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